36 / 149
第一章
第36話 対決開始
しおりを挟む
角から覗いて見えた扉の奥に、プリムの言ってたリチウムと家令ってのがいるはず。
だが、通ってきた通路の先には階段があり、一階へ下りれるようだ。
(とりあえず寝かせておく? せっかくこの屋敷の中に騒がれないで入れたんだもん、この二人と一階の人くらいなら眠らせるの簡単だよ?)
アンラは屋敷の中にもいるモヤモヤを捕まえて回っている。
俺とプリムが慎重に覗き見てんのに自分は見えないのを良い事に普通に曲がり角にも進んでいく。
はぁ、まあ良いけどよ、ってかそうなんか? んじゃ眠らせて縛っとくか。アンラ頼――っ!
「何をしている。貴様は屋敷に入るなと言っておいただろう。それに見たことのない小僧は……いや、あの教会にいた奴だな」
なっ! 後ろだと! 全然気付かなかったぞ!
後ろを向くと、腕を組んだデップリとした男、教会で見たオッサンが立っていた。
(うっそー! コイツ気配を分けてるじゃん! ケント気を付けなさい、中々強いわよ!)
アンラも驚いて振り向き、力が入ったのかモヤモヤが握り潰され浄化されていった。
「はわわ、えと、えっと――」
俺の横にいたプリムは手をパタパタさせ、オロオロと俺の顔とリチウムの顔を見比べている。
それを見たリチウムも俺とプリムの顔を見た後、舌打ちをして何か納得したような顔になり喋り始めた。
「チッ、誰が通したんだまったく。プリム、持ち物を取りに来たという事か……」
腕を組み、考えているようだが……。
「捨てる手間が省けるか……よし、さっさと屋根裏からゴミを持って去るがよい。余計なところはうろうろするでないぞ。そしてもうこの屋敷には入る事は許さん」
そう言い俺達の横を通り過ぎ、そこにいたもう一人の!
(むー、コイツもね……それにこの気配はどっかで……って考えてもしかたないっか、面倒だし眠り!)
えっ! マジか、もう一人もいやがったのかよ! ってかお前今やるかっ!
ドサッ、ドサッとリチウムと家令は倒れ込み、寝息をたてている。
倒れたと同時に先にある扉の向こうの気配が消えた。
「ほへ! 倒れちゃいましたよ! 流石です!」
「お前な、やるなら――」
突然の事に肩の力が入っていたんだが、あっけない結末に、スッと力が抜けた――が!
『後ろに剣を突き出して下さい!』
クロセルの念話で一気に覚醒しながら、後ろも見ずに、言われた通り真後ろに剣を突き出した。
微かな手応えが伝わるが避けられたようだ。
そして真後ろにあった気配は無くなり、少し離れたところにまた気配が二つ現れた。
「その容姿は……とんだネズミだったようだな。貴様があの者達を……だが無詠唱で眠りか」
寝てたはずだ、それにでっぷりとした脇腹のところに刺した痕跡がある、それがなぜなんでもないように立っている……。
「だが引っ掛かる物言いだったな。小僧とプリムの他にスライムとそれは猫か······」
ちっ、妙だな……血も出てねえし、完全に刺さっていてもおかしくない位置なんだが……。
アンラは見えてねえみたいだが……ちょっと待て! 今はソラーレもクローセも外に出てねえ、見えてねえのにいるのが分かんのかよ……。
『気配を感じる能力、それも中々強力な能力を持っていそうですね。アンラの事は気付いていないようですが』
(そ~簡単に私は見付からないよ~。でも、ん~、面倒だなぁ)
アンラ、すまねえが協力してくれ。
(は~い仕方ないなぁ)
そんな事を言いながらアンラは爪を伸ばして臨戦態勢に入る。
『ケント、振り向かないで下さい、目の前にいるように見えますが、この二人、今はまた背後にいます、』
くそっ、なんだよそれ、見えてる物が信じらんねえな……。
「そのようですね。しかし魔法に今の動きでは、やつらでも待ち伏せされては捕らえられるのも納得できますね。それにあなたが攻撃を受けるとは」
白髪に白ひげで、ひょろひょろの爺さんは髭をなで、目を細めながら俺の事を見てくる。
だが、見えているのは嘘で、本物は後ろにいるんかよ。
(ふ~ん。耐性の魔道具と幻影かな?)
アンラは無造作に動きだし、後ろの二人に近付いていく。
「それにその姿の変え方は私と似てるわね」
なっ! 爺さんが女になったぞ!
『――アンラの予想通りかも知れません……っ! 来ます!』
「――!」
ギィン! 目の前の女が動いたと思ったら攻撃は後ろからではなく横から来た――。
「ギルマス。ここは一旦引く方が良さそうですね」
さらにギギンと数撃、色んな方向から攻撃が来るがなんとか防ぐ。
「チッ、そのようだな。幻影を使って倒せない者がいるとは」
(やっぱりね~、ケント、コイツらもうここ二階にはいないよ~)
「表向きの地位を捨てるのは損害だが、仕方がないようだ、腹立たしい」
どういう事だよ! ちゃんと見えて喋ってんぞ!
「くっ!」
二人の俺に向かってくるが攻撃は、とどまることはなく、違う方向から攻撃が次々と来る。
身をひねり避け、クロセルで受け流す。
それも座り込んでしまったプリムにまで攻撃が飛んでくるため、なんとか防ぐがどんどん追い詰められてる。
「ぐあっ!」
どんどん手数が増えて、服を切り裂くように、かする攻撃が増えてくる。
そして、ついに背中に浅くない衝撃と共に受けちまった。
「こ、こりゃ、マズっ!」
すると、その背中から急激に痺れ出す。
(ありゃ~、な~にやられてるのよ~。仕方ないなぁ。ぬぬぬっ! 見付けた! ほいっと、ぴょ~ん!)
アンラはあきれ顔で俺達の回りをぐるりと回りながら伸ばした爪でリチウムと家令だった女を切り裂いた。
そしてすぐに俺とプリムの襟首を持ち浮き上がると、階段の方へ一気に飛ぶ。
そして俺達をおろすと、ニヤリと笑い――。
(真下におもいっきり! まだ幻影は解けてないよ!)
くそっ、しつこい! 負けっか!
痺れが広がってきてるがクロセルを大きく振りかぶって、足元に向けておもいっきり叩きつけた。
「どおりゃぁぁぁぁー!」
「や、やめろ! そこは!」
ドガッと石畳が砕け、叩きつけた場所から四方八方に、ピシッと床にヒビが広がっていく。
「何て事を! 貴様ぁぁぁぁー!」
「な、なんだよこれは!」
ひび割れた床から立ち上るモヤモヤ、いや、いつもの薄くて、向こう側が透けて見えるような物じゃなく、ドロドロと真っ黒な泥のようなものが染み出してきた。
だが、通ってきた通路の先には階段があり、一階へ下りれるようだ。
(とりあえず寝かせておく? せっかくこの屋敷の中に騒がれないで入れたんだもん、この二人と一階の人くらいなら眠らせるの簡単だよ?)
アンラは屋敷の中にもいるモヤモヤを捕まえて回っている。
俺とプリムが慎重に覗き見てんのに自分は見えないのを良い事に普通に曲がり角にも進んでいく。
はぁ、まあ良いけどよ、ってかそうなんか? んじゃ眠らせて縛っとくか。アンラ頼――っ!
「何をしている。貴様は屋敷に入るなと言っておいただろう。それに見たことのない小僧は……いや、あの教会にいた奴だな」
なっ! 後ろだと! 全然気付かなかったぞ!
後ろを向くと、腕を組んだデップリとした男、教会で見たオッサンが立っていた。
(うっそー! コイツ気配を分けてるじゃん! ケント気を付けなさい、中々強いわよ!)
アンラも驚いて振り向き、力が入ったのかモヤモヤが握り潰され浄化されていった。
「はわわ、えと、えっと――」
俺の横にいたプリムは手をパタパタさせ、オロオロと俺の顔とリチウムの顔を見比べている。
それを見たリチウムも俺とプリムの顔を見た後、舌打ちをして何か納得したような顔になり喋り始めた。
「チッ、誰が通したんだまったく。プリム、持ち物を取りに来たという事か……」
腕を組み、考えているようだが……。
「捨てる手間が省けるか……よし、さっさと屋根裏からゴミを持って去るがよい。余計なところはうろうろするでないぞ。そしてもうこの屋敷には入る事は許さん」
そう言い俺達の横を通り過ぎ、そこにいたもう一人の!
(むー、コイツもね……それにこの気配はどっかで……って考えてもしかたないっか、面倒だし眠り!)
えっ! マジか、もう一人もいやがったのかよ! ってかお前今やるかっ!
ドサッ、ドサッとリチウムと家令は倒れ込み、寝息をたてている。
倒れたと同時に先にある扉の向こうの気配が消えた。
「ほへ! 倒れちゃいましたよ! 流石です!」
「お前な、やるなら――」
突然の事に肩の力が入っていたんだが、あっけない結末に、スッと力が抜けた――が!
『後ろに剣を突き出して下さい!』
クロセルの念話で一気に覚醒しながら、後ろも見ずに、言われた通り真後ろに剣を突き出した。
微かな手応えが伝わるが避けられたようだ。
そして真後ろにあった気配は無くなり、少し離れたところにまた気配が二つ現れた。
「その容姿は……とんだネズミだったようだな。貴様があの者達を……だが無詠唱で眠りか」
寝てたはずだ、それにでっぷりとした脇腹のところに刺した痕跡がある、それがなぜなんでもないように立っている……。
「だが引っ掛かる物言いだったな。小僧とプリムの他にスライムとそれは猫か······」
ちっ、妙だな……血も出てねえし、完全に刺さっていてもおかしくない位置なんだが……。
アンラは見えてねえみたいだが……ちょっと待て! 今はソラーレもクローセも外に出てねえ、見えてねえのにいるのが分かんのかよ……。
『気配を感じる能力、それも中々強力な能力を持っていそうですね。アンラの事は気付いていないようですが』
(そ~簡単に私は見付からないよ~。でも、ん~、面倒だなぁ)
アンラ、すまねえが協力してくれ。
(は~い仕方ないなぁ)
そんな事を言いながらアンラは爪を伸ばして臨戦態勢に入る。
『ケント、振り向かないで下さい、目の前にいるように見えますが、この二人、今はまた背後にいます、』
くそっ、なんだよそれ、見えてる物が信じらんねえな……。
「そのようですね。しかし魔法に今の動きでは、やつらでも待ち伏せされては捕らえられるのも納得できますね。それにあなたが攻撃を受けるとは」
白髪に白ひげで、ひょろひょろの爺さんは髭をなで、目を細めながら俺の事を見てくる。
だが、見えているのは嘘で、本物は後ろにいるんかよ。
(ふ~ん。耐性の魔道具と幻影かな?)
アンラは無造作に動きだし、後ろの二人に近付いていく。
「それにその姿の変え方は私と似てるわね」
なっ! 爺さんが女になったぞ!
『――アンラの予想通りかも知れません……っ! 来ます!』
「――!」
ギィン! 目の前の女が動いたと思ったら攻撃は後ろからではなく横から来た――。
「ギルマス。ここは一旦引く方が良さそうですね」
さらにギギンと数撃、色んな方向から攻撃が来るがなんとか防ぐ。
「チッ、そのようだな。幻影を使って倒せない者がいるとは」
(やっぱりね~、ケント、コイツらもうここ二階にはいないよ~)
「表向きの地位を捨てるのは損害だが、仕方がないようだ、腹立たしい」
どういう事だよ! ちゃんと見えて喋ってんぞ!
「くっ!」
二人の俺に向かってくるが攻撃は、とどまることはなく、違う方向から攻撃が次々と来る。
身をひねり避け、クロセルで受け流す。
それも座り込んでしまったプリムにまで攻撃が飛んでくるため、なんとか防ぐがどんどん追い詰められてる。
「ぐあっ!」
どんどん手数が増えて、服を切り裂くように、かする攻撃が増えてくる。
そして、ついに背中に浅くない衝撃と共に受けちまった。
「こ、こりゃ、マズっ!」
すると、その背中から急激に痺れ出す。
(ありゃ~、な~にやられてるのよ~。仕方ないなぁ。ぬぬぬっ! 見付けた! ほいっと、ぴょ~ん!)
アンラはあきれ顔で俺達の回りをぐるりと回りながら伸ばした爪でリチウムと家令だった女を切り裂いた。
そしてすぐに俺とプリムの襟首を持ち浮き上がると、階段の方へ一気に飛ぶ。
そして俺達をおろすと、ニヤリと笑い――。
(真下におもいっきり! まだ幻影は解けてないよ!)
くそっ、しつこい! 負けっか!
痺れが広がってきてるがクロセルを大きく振りかぶって、足元に向けておもいっきり叩きつけた。
「どおりゃぁぁぁぁー!」
「や、やめろ! そこは!」
ドガッと石畳が砕け、叩きつけた場所から四方八方に、ピシッと床にヒビが広がっていく。
「何て事を! 貴様ぁぁぁぁー!」
「な、なんだよこれは!」
ひび割れた床から立ち上るモヤモヤ、いや、いつもの薄くて、向こう側が透けて見えるような物じゃなく、ドロドロと真っ黒な泥のようなものが染み出してきた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる