40 / 241
第二章
第40話 開拓村のお手伝い
しおりを挟む
団栗の木の騒動はひとまずおさまり、木のまわりに芝生を植えて、この広場を石畳で綺麗に整備しちゃおうって事になり、僕も手伝う事になりました。
「ライ君ここの石板を広場へ運んで貰いたいんだか頼めるかい?」
村の中を開拓するリーダーさんが、石切場に連れてきてくれて、平らに加工した石を指差し依頼をして来ました。
「はい。大丈夫ですよ♪ 収納を使えば簡単ですから」
「うんうん♪ 頼もしいね。普通なら一人で五枚ほど担げばいっぱいいっぱいになるんだけどね。あの広場全部だから、沢山運んでくれると助かるよ」
「じゃあ運んでしまいますね」
「まあ、加工が追い付いていないから今日中に完成は出来ないんだけどな。じゃあ俺は加工する者達に知らせてくるよ」
リーダーさんはそう言って、他の作業者に指示をするため離れていきました。
結構沢山ある様に見えるのですが、足りないんですねぇ~、それによく見ると結構デコボコですね~、土魔法で滑らかに出来るかなぁ~、ほいっと!
一枚を試しにやってみたのですが、ピカピカです♪ むふふ♪
「ライ、それって滑って転げない? 雨なんか降ったらみんな怪我しそうよ」
「あっ! そ、そうだよね、滑り止めが必要だよね、ほいっと!」
顔が映るくらいの物から、石の質感に戻って、今度は触るとざらざらの手触り、これなら雨が降っても大丈夫そうになりました。
「こんな感じはどうかな?」
テラの意見を聞くため、よいしょっと持ち上げると、テラは石板に飛び乗り感触を確かめているようです。
「うんうん♪ 上出来ね。じゃあさっさと運んじゃいましょう!」
「うん♪ ほいっと!」
その場にあった加工済みの石板を全部収納してしまって、ついでに加工前の岩の大きい塊も土魔法で同じ形に加工して収納してしまいましょう♪
いつの間にか、加工をする人達を連れて戻ってきていたリーダーさん達は、無くなっていく大きい岩が削られ、さらに加工されて消えるのと、僕を交互に見ていますが首から下は微動もしません。
大きな岩をいくつか加工したところで、リーダーさん達は首も動かなくなりました。
「あはは、リーダーさん達が固まっちゃったね」
「そのようね。まあ、放っといて広場にいきましょう。今ので足りなかったらまた来なくちゃいけないんだから」
「うん♪ じゃあ行こう!」
そして広場に到着して、ここを担当している人に場所を教えて貰い、やり方聴きながらなら置いていきます。
「最初はこのロープに合わせて並べていくんだ、そうすれば木を八角形に囲う様にある程度土の部分を残せるだろ? そこには芝を植えるんだ」
なるほどです。石畳にしちゃうとお水が土に染み込むのが少なくなっちゃいますもんね。
「はい」
「でだ、置く前にこの木槌で俺が平らになるよう叩いていくから叩いた後に並べてくれるかい」
ふむふむ、それも僕がやっちゃえますね。
「あの、その叩くのもやっちゃえますよ。こうやるのですよね? ほいっと!」
何枚か置けるくらい地均ししてみます。
「こんな感じですよね?」
「ほお、どれどれ、ふん!」
ズン!
重い木槌を持ち上げ打ち落とす。
「おお! へこまないぞ! これなら文句無しだが土魔法だろう? 魔力は大丈夫なのか?」
「はい♪ 全然余裕がありますよ♪ 僕が地均ししながら敷いていきますので、おじさんは芝をやって来て貰っても大丈夫です♪」
「うむ、では頼もうか。もし分からないところがあれば呼んでくれ」
「はい♪」
おじさんは木の根元にある大量に置かれた芝をやりに行きました。
んじゃ~僕は木を囲ったロープの外側をやっていきましょう♪
地均し~石板~地均し~と順調にロープ際をぐるりと一周並べていきますが角の所でどうしても隙間が開きます。
「ねえライ、この広場丸いのよね。すると放射状って分かる?」
「ん~、なんとなく? こう真ん中から広がっていく感じだよね?」
「そうそう。だからそのままの石板を並べるだけじゃ隙間が空くの分かる?」
ん~、そっかそういう事だよね。
「空いちゃうね、大きい三角みたいな形に」
「正解。だから置いていく時ってこういう風に半分ずつぐらいずらして置いていくんだけど、三角の部分は残っちゃうよね?」
うんうんと僕は頷きます。
「ならその空いた隙間の形に石板を加工しちゃうの。そうすれば隙間無く置けるでしょ」
「うんうん。でも半分ずつずらしながらだから、こうぐるぐる木のまわりをまわりながら置いていけば良いんだね♪ そうだよね♪」
「うんうん♪ 少し効率は悪くなるけど、仕上がった時、それはもう綺麗に仕上がるわよ♪」
「よ~し♪ やっちゃいましょう!」
十周位したところで在庫がなくなり、石切場にダッシュ!
大岩をさっきの五倍ほど収納して広場に戻り敷き詰めていきます。
少し飽きてきたので、一か所♡の形の石板を少し色の違う石板で作り敷き詰めていきます。
またムルムル形の石板や、どんぐりを乗せたテラ形、ゴブリン村長形の石板、を作っているとテラに止められ、断念。
ちぇっ、結構上手く出来たのに······。
それからもう一回石切場に大岩を取りに行き、広場の石畳は完成しました。
途中テラがお昼寝しちゃったので、さっき作った石板と、どんぐり形の石板を沢山作り嵌め込んでおきました♪
「よし♪ 広場完成~♪」
「ふあぁぁ~、ん? 終わったの?」
「うん♪ 完璧だよ、ほら見てよ♪」
テラはムルムルベッドの上で体をお越し、広場を見渡しながらうんうんと頷いています、
「良いじゃない。上出来よ♪ じゃあここのリーダーさんと村長さんに報告しなきゃね」
「うん。リーダーさんは~、あっ、あそこだね~」
リーダーさんは、芝生を、荷馬車から荷下ろししていたのでそこに向かいます。
近付いてきた僕に気付き声をかけてくれました。
「おお! ライ君。もしや広場の石畳が完成したのかな!」
「はい。ちゃんと出来たと思いますので見て貰えますか?」
「うんうん♪ いや~早いね♪ 土魔法俺も覚えようかな。あはは。よし見てまわろうか」
「お願いします♪」
ぐるりと一周しながら見ていくのですが、最初にどんぐり形を見つけ、次に♡形を見つけて大絶賛。
「良いじゃないかどんぐり形や♡形も。俺達では考え付かなかったよ。この広場の名はどんぐり広場って名になるかもな。あはは♪」
「ライ、私が寝ている間にどんぐり形のを作ったのね······まあ、喜んでくれているから良いとしましょう」
そして、やっぱり見付かってしまいました。
「ねえライ······ムルムルと私、それにゴブリン村長はダメって言ったでしょ!」
「あはは♪ でも良くできてるでしょ?」
傑作だと思うんだけど。
「ふむふむ、これはこれで良いとしましょう」
でしょでしょ♪
「え? 良いの? ずっと残っちゃうよね! 私もムルムルもゴブリン村長······は良いとして!」
「あはは。この木を育てた方の姿ですからこれはこれでこの村のシンボルみたいなものですよ」
「はぁぁ、まあ、怒られないなら良いか?」
「うんうん、テラはこの木の育ての親なんだからね♪ よし、後は何かやることありますか?」
「後はそうですね、この広場から伸びる大通りにこの石畳を敷く事かなあ」
ん~と、まだまだ大岩は収納されてますし、道は真っ直ぐだけだから簡単ですね♪
「分かりました! では、一番最初は僕達が入門したあっちの門からですか?」
「そうだな西門が今は一番使うからそこに続く通りをやって貰えると助かる。頼めるかい?」
「はい♪ ではやっちゃいますね♪」
広場から、馬車が片側二台走れるほどの通りですが、真っ直ぐですから一気に敷き詰めていきます。
門が目と鼻の先になった時、村長さんがどこかで観たことあるお兄さん達ともめているのが見えました。
「ライ、気絶させちゃいなよ」
「なんでここにいるのか聞きたい気もするけど」
そんな事を言っている内に見付かったようです。
「あっ! テメエ! こんなとこにいやがったのか!」
「ライ君ここの石板を広場へ運んで貰いたいんだか頼めるかい?」
村の中を開拓するリーダーさんが、石切場に連れてきてくれて、平らに加工した石を指差し依頼をして来ました。
「はい。大丈夫ですよ♪ 収納を使えば簡単ですから」
「うんうん♪ 頼もしいね。普通なら一人で五枚ほど担げばいっぱいいっぱいになるんだけどね。あの広場全部だから、沢山運んでくれると助かるよ」
「じゃあ運んでしまいますね」
「まあ、加工が追い付いていないから今日中に完成は出来ないんだけどな。じゃあ俺は加工する者達に知らせてくるよ」
リーダーさんはそう言って、他の作業者に指示をするため離れていきました。
結構沢山ある様に見えるのですが、足りないんですねぇ~、それによく見ると結構デコボコですね~、土魔法で滑らかに出来るかなぁ~、ほいっと!
一枚を試しにやってみたのですが、ピカピカです♪ むふふ♪
「ライ、それって滑って転げない? 雨なんか降ったらみんな怪我しそうよ」
「あっ! そ、そうだよね、滑り止めが必要だよね、ほいっと!」
顔が映るくらいの物から、石の質感に戻って、今度は触るとざらざらの手触り、これなら雨が降っても大丈夫そうになりました。
「こんな感じはどうかな?」
テラの意見を聞くため、よいしょっと持ち上げると、テラは石板に飛び乗り感触を確かめているようです。
「うんうん♪ 上出来ね。じゃあさっさと運んじゃいましょう!」
「うん♪ ほいっと!」
その場にあった加工済みの石板を全部収納してしまって、ついでに加工前の岩の大きい塊も土魔法で同じ形に加工して収納してしまいましょう♪
いつの間にか、加工をする人達を連れて戻ってきていたリーダーさん達は、無くなっていく大きい岩が削られ、さらに加工されて消えるのと、僕を交互に見ていますが首から下は微動もしません。
大きな岩をいくつか加工したところで、リーダーさん達は首も動かなくなりました。
「あはは、リーダーさん達が固まっちゃったね」
「そのようね。まあ、放っといて広場にいきましょう。今ので足りなかったらまた来なくちゃいけないんだから」
「うん♪ じゃあ行こう!」
そして広場に到着して、ここを担当している人に場所を教えて貰い、やり方聴きながらなら置いていきます。
「最初はこのロープに合わせて並べていくんだ、そうすれば木を八角形に囲う様にある程度土の部分を残せるだろ? そこには芝を植えるんだ」
なるほどです。石畳にしちゃうとお水が土に染み込むのが少なくなっちゃいますもんね。
「はい」
「でだ、置く前にこの木槌で俺が平らになるよう叩いていくから叩いた後に並べてくれるかい」
ふむふむ、それも僕がやっちゃえますね。
「あの、その叩くのもやっちゃえますよ。こうやるのですよね? ほいっと!」
何枚か置けるくらい地均ししてみます。
「こんな感じですよね?」
「ほお、どれどれ、ふん!」
ズン!
重い木槌を持ち上げ打ち落とす。
「おお! へこまないぞ! これなら文句無しだが土魔法だろう? 魔力は大丈夫なのか?」
「はい♪ 全然余裕がありますよ♪ 僕が地均ししながら敷いていきますので、おじさんは芝をやって来て貰っても大丈夫です♪」
「うむ、では頼もうか。もし分からないところがあれば呼んでくれ」
「はい♪」
おじさんは木の根元にある大量に置かれた芝をやりに行きました。
んじゃ~僕は木を囲ったロープの外側をやっていきましょう♪
地均し~石板~地均し~と順調にロープ際をぐるりと一周並べていきますが角の所でどうしても隙間が開きます。
「ねえライ、この広場丸いのよね。すると放射状って分かる?」
「ん~、なんとなく? こう真ん中から広がっていく感じだよね?」
「そうそう。だからそのままの石板を並べるだけじゃ隙間が空くの分かる?」
ん~、そっかそういう事だよね。
「空いちゃうね、大きい三角みたいな形に」
「正解。だから置いていく時ってこういう風に半分ずつぐらいずらして置いていくんだけど、三角の部分は残っちゃうよね?」
うんうんと僕は頷きます。
「ならその空いた隙間の形に石板を加工しちゃうの。そうすれば隙間無く置けるでしょ」
「うんうん。でも半分ずつずらしながらだから、こうぐるぐる木のまわりをまわりながら置いていけば良いんだね♪ そうだよね♪」
「うんうん♪ 少し効率は悪くなるけど、仕上がった時、それはもう綺麗に仕上がるわよ♪」
「よ~し♪ やっちゃいましょう!」
十周位したところで在庫がなくなり、石切場にダッシュ!
大岩をさっきの五倍ほど収納して広場に戻り敷き詰めていきます。
少し飽きてきたので、一か所♡の形の石板を少し色の違う石板で作り敷き詰めていきます。
またムルムル形の石板や、どんぐりを乗せたテラ形、ゴブリン村長形の石板、を作っているとテラに止められ、断念。
ちぇっ、結構上手く出来たのに······。
それからもう一回石切場に大岩を取りに行き、広場の石畳は完成しました。
途中テラがお昼寝しちゃったので、さっき作った石板と、どんぐり形の石板を沢山作り嵌め込んでおきました♪
「よし♪ 広場完成~♪」
「ふあぁぁ~、ん? 終わったの?」
「うん♪ 完璧だよ、ほら見てよ♪」
テラはムルムルベッドの上で体をお越し、広場を見渡しながらうんうんと頷いています、
「良いじゃない。上出来よ♪ じゃあここのリーダーさんと村長さんに報告しなきゃね」
「うん。リーダーさんは~、あっ、あそこだね~」
リーダーさんは、芝生を、荷馬車から荷下ろししていたのでそこに向かいます。
近付いてきた僕に気付き声をかけてくれました。
「おお! ライ君。もしや広場の石畳が完成したのかな!」
「はい。ちゃんと出来たと思いますので見て貰えますか?」
「うんうん♪ いや~早いね♪ 土魔法俺も覚えようかな。あはは。よし見てまわろうか」
「お願いします♪」
ぐるりと一周しながら見ていくのですが、最初にどんぐり形を見つけ、次に♡形を見つけて大絶賛。
「良いじゃないかどんぐり形や♡形も。俺達では考え付かなかったよ。この広場の名はどんぐり広場って名になるかもな。あはは♪」
「ライ、私が寝ている間にどんぐり形のを作ったのね······まあ、喜んでくれているから良いとしましょう」
そして、やっぱり見付かってしまいました。
「ねえライ······ムルムルと私、それにゴブリン村長はダメって言ったでしょ!」
「あはは♪ でも良くできてるでしょ?」
傑作だと思うんだけど。
「ふむふむ、これはこれで良いとしましょう」
でしょでしょ♪
「え? 良いの? ずっと残っちゃうよね! 私もムルムルもゴブリン村長······は良いとして!」
「あはは。この木を育てた方の姿ですからこれはこれでこの村のシンボルみたいなものですよ」
「はぁぁ、まあ、怒られないなら良いか?」
「うんうん、テラはこの木の育ての親なんだからね♪ よし、後は何かやることありますか?」
「後はそうですね、この広場から伸びる大通りにこの石畳を敷く事かなあ」
ん~と、まだまだ大岩は収納されてますし、道は真っ直ぐだけだから簡単ですね♪
「分かりました! では、一番最初は僕達が入門したあっちの門からですか?」
「そうだな西門が今は一番使うからそこに続く通りをやって貰えると助かる。頼めるかい?」
「はい♪ ではやっちゃいますね♪」
広場から、馬車が片側二台走れるほどの通りですが、真っ直ぐですから一気に敷き詰めていきます。
門が目と鼻の先になった時、村長さんがどこかで観たことあるお兄さん達ともめているのが見えました。
「ライ、気絶させちゃいなよ」
「なんでここにいるのか聞きたい気もするけど」
そんな事を言っている内に見付かったようです。
「あっ! テメエ! こんなとこにいやがったのか!」
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる