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第二章
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赤ん坊顔負けに泣いたため、リディアの瞼は酷い惨状だった。
(終いには子供みたいにルークに手を引かれて部屋に帰って来たし)
恥ずかしかった。
なので今夜の夕食はルークとは別室で取った。
(ルークの奴、私が泣いたことをすぐに忘れてくれればいいのだけど)
何しろ涙どころか鼻水まで出てしまったのだ。
赤っ恥である。
リディアは溜め息を吐いて自室を見回す。
次期女王の伴侶候補者とやらの自画像が部屋の隅に積み上げられている。即位が決まってから、後見人を自称する人間達がリディアにせっせと送りつけてくるのだ。
「兄上達も婚約者がいたし当然のことなのだろうが……」
呟くリディアの顔は、大袈裟なまでに顰められた。
(どうも面白くない!)
兄達はまだ十にならないうちから決められた婚約者を持っていた。別にそれが羨ましい訳ではないが、それでも今まで放ったらかしにしておいて、王位を戴くとなったら手の平を返したようなこの扱い。
リディアは何だかとても不満だった。
(今まで会ったことも無い人間を「後見人」に? 名前も知らない人間と「永久の友情」だと? どいつもこいつも図々しい!)
歯噛みして机の上の手紙の山を床に払い落とす。
幼い時、彼女はこの虚飾城に追いやられた。
数人の護衛と共に、王都イルガイアから辺境の田舎道を行く馬車での旅路は、子供ながらに言い知れぬ絶望を感じた。
馬車の中で、彼女は何度も訴えた。
帰りたい。いい子にしているから、父上や母上、兄上達のいるところへ帰りたい。
オウイなんて欲しくない。何でも言う事きくから。私を王都へ帰して!
しかし隣に座って彼女を見下ろしていた男は、難しい顔で首を横に振った。
国王のご命令です。リディア王女の存在は、彼の方にとって大変苦しい事態を引き起こすことになる。貴方が父君や母君、兄君を想うのであらば、わがままを言ってはなりません。耐えるのです。それが王家の血を引いた者の務めなのですから。
言われ、少女は泣きながら口を閉ざした。
虚飾城は遠く、道のりは長く寒かった。馬車の窓には板戸が嵌められ外を覗くことすら出来なかったため、一層郷愁が募った。しかしリディアはもう、帰りたいと口にすることはなくなっていた。
どんなに願っても叶えられる事は無いのだと、幼心に悟ったのだった。
虚飾城に辿り着き、初めて城の外観を見た時は絶句した。なんと悪趣味な城だ、こんな所に自分は一生閉じ込められるのか、と悲しくなったものだった。しかしそこで働く人々は数こそ少ないものの皆、優しかった。
王都からの長旅はお辛かったでしょうね、と労ってくれた門番の兵士達。
暖かい湯に浸かったら、暖かいスープをお持ちしましょうね、と微笑んでくれた女中達。
言わば国王に疎んじられた将来性の無い子供に、虚飾城の人間達は信じられないほど親切にしてくれたのだった。
リディアは嬉しかった。だからすぐにここでの暮らしに馴染んだ。けれども夜、一人きりで与えられた広い部屋で寝るのだけはどうしても慣れなかった。
城は無為に広く、働く人は少なく、そこここを静寂が蔓延っていたため、寂しかった。
(ああ、でもラーラがいてくれたから……)
明るい笑顔の侍女を思い出し、微笑む。
暗闇への恐怖と人恋しさに声を殺して泣いていると、ラーラはいつもやってきた。
大声で泣きながら名前を呼ばわったことは一度としてないのに、何故かラーラはリディアが泣くのを察知してやってくるのだった。そして困ったように微笑みながら言うのだ。
姫様、あまり涙を流すと干乾びますわよ?
蜂蜜を入れたホットミルクを手渡しながら、彼女はリディアが泣き止むまで髪を撫でてくれた。そして落ち着いたらリディアをベッドに入れて、眠りにつくまで傍にいた。
おやすみなさい、姫様。また明日――。
けれども彼女は、どこの誰とも分からない輩に殺されてしまった。
知らせを受けたリディアは泣いた。それこそ先程の涙など序の口と言っていいほどの荒れようだった。
誰だ! ラーラを殺したのは誰だぁっ! 女二人しか居ない家に押し入って殺し尽くすとは卑怯者め! 見つけ出して殺してやる!
怒りに駆られたリディアは泣き喚きながら王都を目指した。しかしラーラの敵討ちは実行に移されることはなかった。兵士達はリディアが城を出ると速やかに連れ戻し、女中達はリディアが嘆き始めるとすぐに城下の町に触れを出したので。
何度も出奔し、見つかって城に送り届けられて、出奔して見つかって、を繰返しているうちに悲しみも癒え、リディアは敵討ちのための出奔をしなくなったのだった。
王女は幼い頃の行動を思い出して苦笑する。
(たった一度とはいえ、私とルークと二人だけで隣町まで行けたことがあったな。馬車は足がつくから、なんてことまで考えて森を徒歩で抜けたんだっけ。よくもまあ、無事だったよな)
ちょっとした冒険談だ。
しかしリディアは思い出した自分の記憶の中に、何か引っかかりを覚え首を傾げた。
(待てよ。徒歩を主張したのはルークだったような気が……。馬車で行こうと言った私を止めて……そして私達は城を出て二日後に見つかったのだ。けれども何故、あんな広大な森の中で見つかったのだ? 私達は決して街道を行ったわけではなかったのに)
そこでやっと気付いた。
何だか大声で笑い出したい気分だ。
馬車を使えば確かに捕まりやすかっただろうが、王都ほど人に溢れた街の中に紛れ込んだならば一概にそうは言えない。むしろ都会で行方知れずになれる確率のほうが高かったはずだ。けれどもルークは最もらしい理由を付けて止めた。肉食の獣がいない森の中のほうが街よりも安全だと踏んだのだろう。
森に入った後も、おそらくは追って来る者たちのために目印を付けていたはずだ。そうでなければ城から追いかけてきた少数の兵士だけで、広い森の中で小さな子供を見つけられるはずもなかったのだから。
彼はリディアの横で彼女と一緒に敵討ちの算段をしながら、兵士達の追跡を補助していたのだ。
もしもその時にルークの行動を知ったなら、当時のリディアは腹を立て、裏切り者と彼を罵っただろう。しかし今のリディアはそれほどに幼くはない。
リディアは今、感謝にも似た気持ちで微笑んでいた。
(あの時の私は、ラーラのために何かしたかったんだ。結局敵討ちは出来なかったけれど、それでも私は見つかるまで、ラーラを殺した憎い人間に復讐することを誓った、暗殺者になれた。私はそれだけでも救われていた)
リディアは城の中で嘆き悲しむだけの子供ではいたくなかったのだ――もう二度と。
自分が考えた事に、再び何か腑に落ちないものを感じ、リディアは眉をひそめた。
「何だ? 何か忘れているような気がするのだけれど……思い出せない」
リディアは苛立たしげに腕を組み、自室の中をぐるぐる歩き回り始めた。
(何故私はもう二度と、と考えたのだ? 二度と……と言う事は、前にも何かあった?)
天井を睨みながら歩いていたリディアは、不意に何かに足を取られてつんのめった。
たたらを踏んで転ぶのだけは踏みとどまったが、積み上げられていた見合い用の絵の山が崩れてしまった。
「まったく! 邪魔くさい!」
考え事を遮られた腹いせに、乱暴に婚約者候補の自画像を積み上げると、その手が止まった。
(婚約者。近いような、遠いような。けれども思い出せない)
「何なんだ一体!」
途方に暮れて天を仰いだリディアの視界に、何かが掠めた。見ると、壁に掛けられた家族達の姿絵がある。
豊かな黒髪を背中に流した、第二王妃であるリディアの母と、金髪碧眼の第一王妃。その二人に挟まれるようにして立って居るのは、金色の獅子を思わせる風貌の父カリム王。今は病気で痩せ細っていると聞くが、絵の中の国王は若く、逞しい。三人の足元には三人の少年達。二人は金髪。一人は黒髪。言わずもがな、リディアの兄達だ。
(ああ、そうだった)
リディアは思い出した。
「ラーラが王都に行く前に、第二王子の兄上が亡くなられたんだ」
(終いには子供みたいにルークに手を引かれて部屋に帰って来たし)
恥ずかしかった。
なので今夜の夕食はルークとは別室で取った。
(ルークの奴、私が泣いたことをすぐに忘れてくれればいいのだけど)
何しろ涙どころか鼻水まで出てしまったのだ。
赤っ恥である。
リディアは溜め息を吐いて自室を見回す。
次期女王の伴侶候補者とやらの自画像が部屋の隅に積み上げられている。即位が決まってから、後見人を自称する人間達がリディアにせっせと送りつけてくるのだ。
「兄上達も婚約者がいたし当然のことなのだろうが……」
呟くリディアの顔は、大袈裟なまでに顰められた。
(どうも面白くない!)
兄達はまだ十にならないうちから決められた婚約者を持っていた。別にそれが羨ましい訳ではないが、それでも今まで放ったらかしにしておいて、王位を戴くとなったら手の平を返したようなこの扱い。
リディアは何だかとても不満だった。
(今まで会ったことも無い人間を「後見人」に? 名前も知らない人間と「永久の友情」だと? どいつもこいつも図々しい!)
歯噛みして机の上の手紙の山を床に払い落とす。
幼い時、彼女はこの虚飾城に追いやられた。
数人の護衛と共に、王都イルガイアから辺境の田舎道を行く馬車での旅路は、子供ながらに言い知れぬ絶望を感じた。
馬車の中で、彼女は何度も訴えた。
帰りたい。いい子にしているから、父上や母上、兄上達のいるところへ帰りたい。
オウイなんて欲しくない。何でも言う事きくから。私を王都へ帰して!
しかし隣に座って彼女を見下ろしていた男は、難しい顔で首を横に振った。
国王のご命令です。リディア王女の存在は、彼の方にとって大変苦しい事態を引き起こすことになる。貴方が父君や母君、兄君を想うのであらば、わがままを言ってはなりません。耐えるのです。それが王家の血を引いた者の務めなのですから。
言われ、少女は泣きながら口を閉ざした。
虚飾城は遠く、道のりは長く寒かった。馬車の窓には板戸が嵌められ外を覗くことすら出来なかったため、一層郷愁が募った。しかしリディアはもう、帰りたいと口にすることはなくなっていた。
どんなに願っても叶えられる事は無いのだと、幼心に悟ったのだった。
虚飾城に辿り着き、初めて城の外観を見た時は絶句した。なんと悪趣味な城だ、こんな所に自分は一生閉じ込められるのか、と悲しくなったものだった。しかしそこで働く人々は数こそ少ないものの皆、優しかった。
王都からの長旅はお辛かったでしょうね、と労ってくれた門番の兵士達。
暖かい湯に浸かったら、暖かいスープをお持ちしましょうね、と微笑んでくれた女中達。
言わば国王に疎んじられた将来性の無い子供に、虚飾城の人間達は信じられないほど親切にしてくれたのだった。
リディアは嬉しかった。だからすぐにここでの暮らしに馴染んだ。けれども夜、一人きりで与えられた広い部屋で寝るのだけはどうしても慣れなかった。
城は無為に広く、働く人は少なく、そこここを静寂が蔓延っていたため、寂しかった。
(ああ、でもラーラがいてくれたから……)
明るい笑顔の侍女を思い出し、微笑む。
暗闇への恐怖と人恋しさに声を殺して泣いていると、ラーラはいつもやってきた。
大声で泣きながら名前を呼ばわったことは一度としてないのに、何故かラーラはリディアが泣くのを察知してやってくるのだった。そして困ったように微笑みながら言うのだ。
姫様、あまり涙を流すと干乾びますわよ?
蜂蜜を入れたホットミルクを手渡しながら、彼女はリディアが泣き止むまで髪を撫でてくれた。そして落ち着いたらリディアをベッドに入れて、眠りにつくまで傍にいた。
おやすみなさい、姫様。また明日――。
けれども彼女は、どこの誰とも分からない輩に殺されてしまった。
知らせを受けたリディアは泣いた。それこそ先程の涙など序の口と言っていいほどの荒れようだった。
誰だ! ラーラを殺したのは誰だぁっ! 女二人しか居ない家に押し入って殺し尽くすとは卑怯者め! 見つけ出して殺してやる!
怒りに駆られたリディアは泣き喚きながら王都を目指した。しかしラーラの敵討ちは実行に移されることはなかった。兵士達はリディアが城を出ると速やかに連れ戻し、女中達はリディアが嘆き始めるとすぐに城下の町に触れを出したので。
何度も出奔し、見つかって城に送り届けられて、出奔して見つかって、を繰返しているうちに悲しみも癒え、リディアは敵討ちのための出奔をしなくなったのだった。
王女は幼い頃の行動を思い出して苦笑する。
(たった一度とはいえ、私とルークと二人だけで隣町まで行けたことがあったな。馬車は足がつくから、なんてことまで考えて森を徒歩で抜けたんだっけ。よくもまあ、無事だったよな)
ちょっとした冒険談だ。
しかしリディアは思い出した自分の記憶の中に、何か引っかかりを覚え首を傾げた。
(待てよ。徒歩を主張したのはルークだったような気が……。馬車で行こうと言った私を止めて……そして私達は城を出て二日後に見つかったのだ。けれども何故、あんな広大な森の中で見つかったのだ? 私達は決して街道を行ったわけではなかったのに)
そこでやっと気付いた。
何だか大声で笑い出したい気分だ。
馬車を使えば確かに捕まりやすかっただろうが、王都ほど人に溢れた街の中に紛れ込んだならば一概にそうは言えない。むしろ都会で行方知れずになれる確率のほうが高かったはずだ。けれどもルークは最もらしい理由を付けて止めた。肉食の獣がいない森の中のほうが街よりも安全だと踏んだのだろう。
森に入った後も、おそらくは追って来る者たちのために目印を付けていたはずだ。そうでなければ城から追いかけてきた少数の兵士だけで、広い森の中で小さな子供を見つけられるはずもなかったのだから。
彼はリディアの横で彼女と一緒に敵討ちの算段をしながら、兵士達の追跡を補助していたのだ。
もしもその時にルークの行動を知ったなら、当時のリディアは腹を立て、裏切り者と彼を罵っただろう。しかし今のリディアはそれほどに幼くはない。
リディアは今、感謝にも似た気持ちで微笑んでいた。
(あの時の私は、ラーラのために何かしたかったんだ。結局敵討ちは出来なかったけれど、それでも私は見つかるまで、ラーラを殺した憎い人間に復讐することを誓った、暗殺者になれた。私はそれだけでも救われていた)
リディアは城の中で嘆き悲しむだけの子供ではいたくなかったのだ――もう二度と。
自分が考えた事に、再び何か腑に落ちないものを感じ、リディアは眉をひそめた。
「何だ? 何か忘れているような気がするのだけれど……思い出せない」
リディアは苛立たしげに腕を組み、自室の中をぐるぐる歩き回り始めた。
(何故私はもう二度と、と考えたのだ? 二度と……と言う事は、前にも何かあった?)
天井を睨みながら歩いていたリディアは、不意に何かに足を取られてつんのめった。
たたらを踏んで転ぶのだけは踏みとどまったが、積み上げられていた見合い用の絵の山が崩れてしまった。
「まったく! 邪魔くさい!」
考え事を遮られた腹いせに、乱暴に婚約者候補の自画像を積み上げると、その手が止まった。
(婚約者。近いような、遠いような。けれども思い出せない)
「何なんだ一体!」
途方に暮れて天を仰いだリディアの視界に、何かが掠めた。見ると、壁に掛けられた家族達の姿絵がある。
豊かな黒髪を背中に流した、第二王妃であるリディアの母と、金髪碧眼の第一王妃。その二人に挟まれるようにして立って居るのは、金色の獅子を思わせる風貌の父カリム王。今は病気で痩せ細っていると聞くが、絵の中の国王は若く、逞しい。三人の足元には三人の少年達。二人は金髪。一人は黒髪。言わずもがな、リディアの兄達だ。
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