女装人間2

女装小説家すみれ

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6.女性と男性の両方を兼ね備えた存在

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その男は話し始めた。

「私は、あなたのように女性と男性の両方を兼ね備えた存在にひどく欲情いたします。
自分ではホモと思っていませんでした。
しかし、あなたのように女性のようで、しかし男性の筋肉を持った体に大変、興奮するのです。
あなたを見て以来、私は男性の体にも興味を持ち始めました。
ただ、見た目が男性では駄目なのです。かといって、完全に女性でもだめです。
女性でもあり、男性である按配がいいのです」

男はズボンを下ろすと、ナイロン製のパンストを穿いている。
ペニスは激しく勃起して、すでに我慢汁でキラキラ反射している。

男の告白は続きます。

「・・・ですから、まだ筋肉のある女性のほうが興奮します。女子バレーの選手など好みです。
大柄の女性などもいいですね。跪いて、ご奉仕したい気持ちになります。
ただ、女性には肝心のペ○スがございません。

あなた様の筋肉を愛しみながら、私は果てたい。
あなた様の隆々としたペ○スを崇めながら私は果てたい。
そんな妄想の中で、最近、何度も射精させていただいております。
もう、普通の女性では勃起いたしません」

沈黙が流れた。
男は、依然としてペニスを激しく勃起させているので嘘はついていないことが分かる。

私はゆっくりと男をの前に立ちはだかり、男の望む私の体を見せつける。

「あぁ 女王様。な、なんて素敵なおみ足。そして、筋肉なのでしょうか」

「嗅いでよろしい」

許可を出すと男は鼻息を荒くしながら、私の右くるぶし辺りを豚のように下品に嗅ぐ。
私は男の頭が私のスカートの中にすっぽりと入るように座り、男の顔を私の股間に押し付けながら言った。

「そのまま死にたい?」

男は「きえぇぇぇ」という奇声を上げた。
同時にドピュピュという奴隷らしい下品な音をだしながら逝ったのだった。
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