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darefumi

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Chapter1 Guns and mirrors

8 賞金首

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2階は洋服売り場になっていた。背後から歓声と銃の音が聞こえる。警官たちが追ってきているようだ。僕はマネキンと洋服の間をすり抜けながら走って逃げる。弾は僕の隣に立っているマネキンの頭部を撃ち抜いていく。射撃訓練なら100点だろう。マネキンの次は僕の頭か。思わずゾッとする。動きを止めないようにジグザグに逃げていく。

洋服売り場を抜けると手すりの先に階段があった。下には噴水の広場がある。その奥に入り口がある。あれが西口だろう。階段を降りて下の階に移動しようとしたとき、下の階から声が聞こえた。警官が下からも追ってきているようだ。
「これはまずいな、囲まれてる」。
2階の警官たちもこちらに迫ってきている。僕は奥の壁の方に向かった。僕は止むを得ず壁に設置してあるエレベーターに乗り込むと、一階のボタンを押してドアを閉めた。

一階に着くと大勢の警官たちがエレベーターの入り口に集まってくることだろう。僕は銃を構えて深呼吸をした。
「頼む、気付かないでくれよ!」。
エレベーターが一階に着いた。ドアが開く。警官たちが集まってきた。警官たちはエレベータの中を確認し、急いで二階へ上がっていった。そう、僕はエレベータに乗っていないことになっている。
ミラーを使ったトリックだ。エレベーターの斜め45度にミラーを設置し、その後ろに隠れていた。僕は警官がいなくなったのを確認してミラーを解除し、西口へと向かった。


西口は大きなストリートに面している。ここに何があるのだろう?
ブーー、大きなクラクションを鳴らして、通りの向こうから大型バスが近づいてきた。
「早く乗って!」。彼女の顔は見たことがある。確か2課の楓さん、楓美子さんだ。ゲーム内では金髪のショートなのか。黒革のジャケットにショートパンツ、足には蛇とスカルのタトゥーが入っている。会社のおとなしいOLの姿からは想像もつかない、派手な出で立ちだ。
僕はバスに乗り込むと、バスは勢いよく走り出した。「牧田に言われて君を助けにきた」。そうか、牧田が助けを出してくれたのか。それにしても、バスを運転する彼女の姿は生き生きとしている。「これからどこへ向かうんだ?」「これから西の方角にある砂漠の油田に向かう、今回の終結ポイントがちょうどその辺りよ。牧田たちもそこに向かってるわ」。そうか、砂漠まではここから30kmぐらいか。30分間あれば着くだろうな。それにしても何でそんな派手な格好をしているのだろう。ジャケットから胸の谷間がちらりとのぞいている。知らなかった、こんなに大きかったなんて。目のやり場に困るな。

バスは街を抜けてしばらく草原を走行し、暫くすると砂漠が見えてきた。どうやら追手は来ていないようである。僕は後部座席に腰をかけてピザを食べた。ポテトにブロッコリー、ホワイトクリームとジェノベーゼソースのかかった肉厚のピザだ。ピザを食べて水を飲む。体力が回復したようだ。バスの窓から砂漠の風景が流れていく。いくつもの砂丘が通り過ぎていく。バスはしばらく走った後、遠くに湯気の上がる煙突が見えてきた。油田だ。

僕はバスの屋上に上がり、双眼鏡で油田を観察した。油田の中に人の気配がある。よく見ると、十字架に人が縛られている。あれは、牧田と橅本だ。周りに黒い服を着た連中が囲っている。しまった、これは罠だ!

僕はバスの運転席に向かうと、目の前にはトラックやバイクがバリケードを築いていた。トラックの影に隠れて銃を構えている者たちがいる。彼らはおそらく賞金稼ぎの連中だ。スーパーで襲ってきた奴らだろう。よく見ると既にバスは敵に囲まれている。彼らは一斉に銃を撃ってきた。
前輪のタイヤがパンクしたようだ。バスは制御を失い、砂漠に乗り上げてしまった。そしてバスは完全に動かなくなった。構わず一斉射撃が命じられた。数秒の射撃が続いたのち、バスから大きな爆発音がした。バスは大きな炎を上げて炎上し、白い煙が砂漠の真ん中に一筋高く昇っていった。
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