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第四章・新しい生活
25・私の過去
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私は誰かと暮らしていたのかしら…結婚はしていた?何よりも子供は…
夫との子を産み、共に育てていたのかも。だけど最初はエリックのことをどう扱っていいのか分からなかったもの…きっと子供はいなかったように思う。だけど結婚は…分からない!夫と呼べる人がいたのかも知れないわね…
──だけどそれなら、何故探しにこないの?私は夫から愛されてはいなかったのだろうか…
そんなことを考えて、突如押し黙ってしまう私。それに気付いたアレックスは、心配そうに見つめてきて…
「ララ、どうした?どこか痛いのか…無理をしては駄目だ!」
そう優しく気遣って「熱があるんじゃないのか?」と、その大きな手を額に押し当ててくる。そんな行動をしてくるアレックスにはビックリしてしまって…顔が真っ赤になる。
──わっ、恥ずかしい!でも本当に優しい人だわ…
そんな自分の気持ちを隠そうと、微笑みながら「何でもないの!大丈夫よ」と伝える。すると安心したように笑い返してくれるアレックス。そんな笑顔を見ていたら、何故か心がズキリと痛む。そして…
──私はこの人に、こんなにも甘えていいのかしら?
いつ記憶が戻るのかも分からない。そして、もし戻ったとしてもここを去ることになるかも知れないわ。それなのにこんなにお世話になって、まるで本当の家族のように扱ってくれる。どうしたらいいの?
そう感じながらも、凄く居心地の良い辺境伯家。可愛いエリックに、親切な老夫婦。そして身分の高い方だというのに誰よりも優しいアレックス…
出来ればずっとここにいたい!いつまでも…いつまでも。
+++++
ある日の午後、アレックスに呼び出された。今日はずっと執務室で仕事をするのだと聞いていたけど…それなのに?とちょっとだけ訝しく思う。だけど用事もないのに呼ばれることはないだろうと、遠慮がちに執務室の扉を叩いた。
「アレックス様、ララです。入ってもよろしいでしょうか?」
すると扉の向こうから、入ってくれ!と声が聞こえる。それに安心して開けると…ハッと息を呑んだ!
執務室の正面には、大きな机が置かれている。そして窓を背にして出入りが見渡せる向きに座っているアレックスが見える。窓からは暖かな陽射しが降りそそいでいて、髪を照らして黒から明るい色に変化させている。そして忙しなくペンを走らせる音が響き、それからゆっくり私と視線を合わせてきて…
それを見つめていたら、既視感があることに気付く。同じような場面を見たことがあるような気がするけど…だけどもっと眩しい光だったように思う。もしかして髪色のせい?それに瞳が…まるで海のようだった!?
「ララ…どうかしたのか?」
そう心配するアレックスの声に、ハッと我に返る。それから再び目を閉じてみるけど…もう何も浮かぶことはない。待って!思い出せそうなのに…喉まで出掛かっているんだけど。
そんな私の行動をじっと見ていたアレックスは、サッと立ち上がり真顔で私の方へと向かって来る。それにえっ…?と驚きの声を上げて…
「ぼうっとしてごめんなさい!机に向かうあなたを見ていたら、何かを思い出しそうだったの。誰かが同じように私を見つめていて…」
それにアレックスは苦しげに表情を崩す。それから眉間に深々と皺を寄せて…
「無理に思い出そうとしなくていい!少しずつでいいんだから」
そんな意外な剣幕に驚いて、戸惑いを隠せないでいると…アレックスが私をそっと抱き寄せる。その途端に心臓がドクンと跳ねる!
「な、何を?」
驚いて、そんな素っ頓狂な声を上げてしまう。逞しくて大きな胸…それに太く引き締まった腕が私をぐっと抱き締めている。始めは遠慮がちに、だんだんと強くなりお互いの息づかいまで感じられて…
私は困惑しつつも、嬉しさを感じてしまって。不器用なアレックス…それなのに勇気を出してくれた?そしてこの人が持つ温もりは、とっても心地よい。だけどいいの?私は誰とも知れぬ女…
「旦那様、お茶を…ワッ!」
そんな私達の後ろから、ボードウィンのものと思われる叫び声が聞こえてくる。それに我に返った私達はサッと離れて…
目の前のボードウィンは、しまった!といった顔をしている。それに私とアレックスは挙動不審になって…それから咳払いをしたアレックスは、素知らぬ顔で机の方にと戻る。
「さあララ、こっちに!」
満面の笑みを浮かべたボードウィンからそう言われて、落ち着かない動作でソファに座る。その後からスーザンも現れて、ここに呼ばれたのは私だけじゃないことを知った。何も知らないスーザンは、私達の様子がおかしいことに不思議そうにして…
「ここに集まってもらったのは、エリックの誕生日のことだ。もうすぐエリックは六歳になる。それで誕生会を開こうと思うんだが…どうだろう?」
「まあ!エリックの?素敵ね」
喜ぶエリックの顔…それを想像すると、思わず微笑んでしまう。六歳になるのね…それを一緒に祝うことが出来るなんて幸せ!
それからパーティーの内容やプレゼントのことなどを話し合い始める。そしてそれに向けてまずは買い物に行くことを決める。私は怪我をしたあの日から、まだ辺境伯家の土地から一度も出たことはない。それに少しだけ不安になるけど、皆んなが一緒だから大丈夫!そう思って楽しみになる。だけど…
まさかそんな日に、私の心には嵐のような風が吹き荒れる。しっかりと自分を保っていなければ、あっという間に飛ばされてしまうだろう。そんな人に出逢ってしまった…あなたは誰なの?
夫との子を産み、共に育てていたのかも。だけど最初はエリックのことをどう扱っていいのか分からなかったもの…きっと子供はいなかったように思う。だけど結婚は…分からない!夫と呼べる人がいたのかも知れないわね…
──だけどそれなら、何故探しにこないの?私は夫から愛されてはいなかったのだろうか…
そんなことを考えて、突如押し黙ってしまう私。それに気付いたアレックスは、心配そうに見つめてきて…
「ララ、どうした?どこか痛いのか…無理をしては駄目だ!」
そう優しく気遣って「熱があるんじゃないのか?」と、その大きな手を額に押し当ててくる。そんな行動をしてくるアレックスにはビックリしてしまって…顔が真っ赤になる。
──わっ、恥ずかしい!でも本当に優しい人だわ…
そんな自分の気持ちを隠そうと、微笑みながら「何でもないの!大丈夫よ」と伝える。すると安心したように笑い返してくれるアレックス。そんな笑顔を見ていたら、何故か心がズキリと痛む。そして…
──私はこの人に、こんなにも甘えていいのかしら?
いつ記憶が戻るのかも分からない。そして、もし戻ったとしてもここを去ることになるかも知れないわ。それなのにこんなにお世話になって、まるで本当の家族のように扱ってくれる。どうしたらいいの?
そう感じながらも、凄く居心地の良い辺境伯家。可愛いエリックに、親切な老夫婦。そして身分の高い方だというのに誰よりも優しいアレックス…
出来ればずっとここにいたい!いつまでも…いつまでも。
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ある日の午後、アレックスに呼び出された。今日はずっと執務室で仕事をするのだと聞いていたけど…それなのに?とちょっとだけ訝しく思う。だけど用事もないのに呼ばれることはないだろうと、遠慮がちに執務室の扉を叩いた。
「アレックス様、ララです。入ってもよろしいでしょうか?」
すると扉の向こうから、入ってくれ!と声が聞こえる。それに安心して開けると…ハッと息を呑んだ!
執務室の正面には、大きな机が置かれている。そして窓を背にして出入りが見渡せる向きに座っているアレックスが見える。窓からは暖かな陽射しが降りそそいでいて、髪を照らして黒から明るい色に変化させている。そして忙しなくペンを走らせる音が響き、それからゆっくり私と視線を合わせてきて…
それを見つめていたら、既視感があることに気付く。同じような場面を見たことがあるような気がするけど…だけどもっと眩しい光だったように思う。もしかして髪色のせい?それに瞳が…まるで海のようだった!?
「ララ…どうかしたのか?」
そう心配するアレックスの声に、ハッと我に返る。それから再び目を閉じてみるけど…もう何も浮かぶことはない。待って!思い出せそうなのに…喉まで出掛かっているんだけど。
そんな私の行動をじっと見ていたアレックスは、サッと立ち上がり真顔で私の方へと向かって来る。それにえっ…?と驚きの声を上げて…
「ぼうっとしてごめんなさい!机に向かうあなたを見ていたら、何かを思い出しそうだったの。誰かが同じように私を見つめていて…」
それにアレックスは苦しげに表情を崩す。それから眉間に深々と皺を寄せて…
「無理に思い出そうとしなくていい!少しずつでいいんだから」
そんな意外な剣幕に驚いて、戸惑いを隠せないでいると…アレックスが私をそっと抱き寄せる。その途端に心臓がドクンと跳ねる!
「な、何を?」
驚いて、そんな素っ頓狂な声を上げてしまう。逞しくて大きな胸…それに太く引き締まった腕が私をぐっと抱き締めている。始めは遠慮がちに、だんだんと強くなりお互いの息づかいまで感じられて…
私は困惑しつつも、嬉しさを感じてしまって。不器用なアレックス…それなのに勇気を出してくれた?そしてこの人が持つ温もりは、とっても心地よい。だけどいいの?私は誰とも知れぬ女…
「旦那様、お茶を…ワッ!」
そんな私達の後ろから、ボードウィンのものと思われる叫び声が聞こえてくる。それに我に返った私達はサッと離れて…
目の前のボードウィンは、しまった!といった顔をしている。それに私とアレックスは挙動不審になって…それから咳払いをしたアレックスは、素知らぬ顔で机の方にと戻る。
「さあララ、こっちに!」
満面の笑みを浮かべたボードウィンからそう言われて、落ち着かない動作でソファに座る。その後からスーザンも現れて、ここに呼ばれたのは私だけじゃないことを知った。何も知らないスーザンは、私達の様子がおかしいことに不思議そうにして…
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「まあ!エリックの?素敵ね」
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それからパーティーの内容やプレゼントのことなどを話し合い始める。そしてそれに向けてまずは買い物に行くことを決める。私は怪我をしたあの日から、まだ辺境伯家の土地から一度も出たことはない。それに少しだけ不安になるけど、皆んなが一緒だから大丈夫!そう思って楽しみになる。だけど…
まさかそんな日に、私の心には嵐のような風が吹き荒れる。しっかりと自分を保っていなければ、あっという間に飛ばされてしまうだろう。そんな人に出逢ってしまった…あなたは誰なの?
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