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幸せな日々
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『おめでとう、花穂』
翌日。
笹本の言葉通り、コンペでチェレスタが選ばれると、織江がすぐさま電話をかけてきた。
「ありがとうございます、織江さん」
『いやー、もうね。今回ばかりは悔しいよりも嬉しい! 充もそう言ってるの。気分は高校球児よ。ありがとう、友よ!』
「ふふっ、なんですか? それ。織江さん、私たちよりテンション高いですね」
『だってあんなアイデア見せられたら、純粋に素晴らしい! って思うじゃない。絶対に充と行くからね、アンティークジュエリー展。楽しみにしてる』
「ありがとうございます。ご期待を裏切らないよう、がんばります。私も織江さんたちの結婚パーティー、楽しみにしてますね」
ちょうど1ヶ月後に、織江と笹本の結婚パーティーが開かれることになり、花穂はもちろん大地や大森と参加することになっていた。
『ありがとう! 私も花穂に会えるの、楽しみにしてるからね』
「はい」
電話を切ると、早くも待ちきれなくなる。
(なに着ていこうかな。あ、大地さんにも聞いてみようっと)
わくわくしながら仕事に戻り、定時になると花穂は大地のマンションに向かった。
◇
(あ、帰って来た!)
22時になり、夕食を作り終えた花穂はカチャッと玄関のドアが開く音がして、大地を出迎えに行く。
「お帰りなさい! って、ええ? どうしたの?」
「ただいま、花穂」
そう言って大地は、手にしていたピンクのバラの花束を差し出した。
「あの、えっと、これはなに?」
「バラ」
「それは分かります! そうじゃなくて、なぜこれを?」
「コンペのお祝い」
「え? それなら私も大地さんになにか……」
「いいからさっさと受け取れ!」
急にいつもの口調で言われ、はい!と花穂は受け取る。
「わあ、綺麗。いい香り」
花穂はバラに顔を寄せてうっとりと呟いた。
「ありがとう、大地さん」
「どういたしまして。コンペに勝てたのは花穂がいてくれたからだ。それに俺をスランプから救ってくれた」
「ううん、私の方こそ。デザイナーとして仕事ができるのも、今こうして幸せでいられるのも、全部あなたのおかげです。ありがとう、大地さん」
「花穂……」
大地は切なげな表情を浮かべると、優しく花穂にキスをする。
「俺、花なんか贈ったの、花穂が初めてだ」
「そうなの?」
「ああ。そんなガラじゃなかったのにな。自分でも驚いてる。花屋の前を通りかかったら、無性に花穂に贈りたくなった」
「嬉しい。私もお花をもらったの、初めてなの」
「そうなのか? なんか俺も嬉しい。花穂と一緒なら、この先も楽しいことがたくさん待ってる気がする」
花穂はキョトンとしたあと、花束で顔を隠して、ふふっと笑い出す。
「なんだよ?」
「だって、大地さんが妙にロマンチックなこと言うんだもん」
「俺だってこんなこと言うタイプじゃなかった。花穂のせいだぞ?」
「ええ? どういうこと?」
思わず顔を上げると、ふいに大地が熱く唇を奪った。
「んんっ」
花束を手にしていては押し返すこともできず、花穂は大地の強引なキスを懸命に受け止める。
ようやく身体が離れると、花穂は目を潤ませながら、はあ……と吐息をついた。
「花穂こそ、こんなに色っぽいとは知らなかった」
「えっ、あの。私、別に色っぽくなんか……」
「こんなにトロンとした目で俺を見つめてるのに? 頬は赤く染まって、唇も濡れてる」
「そ、それは大地さんが……」
すると大地は、花穂の唇を親指でなぞり、耳元でささやいた。
「俺が花穂を色っぽくさせてる? それは光栄だな。もっともっと、どこまでも乱れさせたい。俺にだけ、見せて」
花穂はもはや息をするのも忘れ、なにも考えられなくなる。
大地は花穂の頬に手を添えて、耳元にチュッとキスをした。
ピクンと花穂の身体が震える。
「可愛い、花穂」
「大地さん、だめ。あの、ここ、玄関だし」
花穂は必死で身をよじった。
「せっかくのお花が潰れちゃうから。ね?」
「そんなに可愛くお願いされたら断れないな。残念だけど、続きはあとにするか」
「そうですね。続きはWebで」
「ぶっ! ご冗談を。続きはベッドで……」
「わー、ほら、夕食! お祝いのごちそうなの。乾杯しましょ」
あ、逃げたな!という大地の声を聞きながら、花穂は急いでリビングに向かった。
◇
「大地さん」
寝室のベッドに並んで横になり、花穂は大地の胸に寄り添いながら顔を上げた。
「ん、なに?」
大地は右腕で花穂を抱き、左手でスルスルと花穂の髪をときながら優しく微笑む。
(大地さん、私の髪を触るの好きだなー。それにとろけそうなほど優しい顔してる)
ぽーっと見とれていると、大地が真顔になった。
「おい、言いかけてやめるな」
「え? なにを?」
「なにをって、花穂が話しかけてきたんだろ!?」
「あ、そうだった。ふふっ。だって大地さんの顔を見たら、見とれちゃったんだもん」
「なっ……」
大地はピタリと手を止めると、いきなり身体を起こして花穂に覆い被さった。
「ちょ、大地さん!」
指と指を絡められ、気持ちをぶつけるような大地のキスが降り注ぐ。
「んっ、大地さん……」
花穂はなんとか言葉を繋いだ。
「待って、もう、だめ……」
「花穂が煽ってるんだぞ」
「そんな、ちがっ……」
「じゃあ、先に話を聞く。なに?」
ようやく身体が離れて、花穂はホッと息をつく。
「あのね、織江さんの結婚パーティー、なにを着て行くの?」
「ん? 俺が? そんなの決めてない」
「そうなんだ。男の人ってスーツだもんね」
「ああ。花穂は?」
「うーん、どうしようかと思ってて。良さそうなの持ってないの」
「じゃあ今度一緒に買いに行くか」
「え、いいの? 嬉しい! お買い物デートだね」
笑いかけると、大地は真顔のままだった。
「大地さん? どうかした?」
「花穂、話はそれだけ?」
「うん、そうだけど」
「なら、おしゃべりは終わりだ」
そう言うと、またしても大地は花穂に口づける。
だんだん深くなるキスに、花穂はもう溺れるしかなかった。
◇
「花穂、これ着てみて」
その週末。
大地と花穂は、早速ショッピングモールに出かけた。
春らしい色合いのワンピースが並ぶ店で、大地がすみれ色のパーティードレスを手に取る。
「これ? 私には可愛すぎないかな」
「花穂の可愛さにはまだ足りない」
「そうですよね。私、可愛げないし」
「は? 逆だ」
「え? なにが?」
「あー、もう。いいから着て来い!」
「……変なの」
「変じゃない!」
なんで日本語が通じないんだ、とぶつぶつ呟く大地に首ををひねり、花穂はフィッティングルームへ向かう。
「わあ、可愛い」
軽やかに揺れるオーガンジーの袖と、アシンメトリーで足が綺麗に見えるスカート。
胸元はVの字にプリーツを寄せ、ふわりとウエストで絞ってある。
(こんな雰囲気の服、着たことないよ。変じゃない?)
身体をひねりながら、うーんと考え込んでいると、「サイズはいかがですか?」とカーテン越しにスタッフに声をかけられた。
「あ、大丈夫です」
「では失礼しますね」
カーテンを開けたスタッフが「まあ! 素敵ですね」と微笑む。
「お連れ様にも見ていただきましょう」
「え、あの……」
スタッフはそそくさとその場を離れ、大地を案内しながら戻って来た。
「こちらです。どうぞ」
促されて大地が花穂に歩み寄る。
と、次の瞬間驚いたように目を見開いた。
「花穂……」
「大地さん、あの。やっぱり似合わない?」
おずおずと視線を上げると、大地はしばらく固まってから花穂の手を取った。
「綺麗だ。誰にも見せたくないくらい。俺だけがひとり占めしたい」
耳元でささやかれ、花穂は真っ赤になる。
「花穂。まだまだたくさん、色んな花穂を見せて。可愛い花穂も、綺麗な花穂も、全部俺だけのものにしたい」
「ちょ、あの、こんなところで、そんなこと……」
抱き寄せようとする大地を、花穂は必死に押し返す。
「それに大地さん、そんなキャラじゃなかったでしょう?」
「花穂が言わせるんだから仕方ない」
「いえ、あの、もう、着替えますから!」
シャッとカーテンを閉めると,スタッフが大地に「いかがでしたか?」と尋ねる声がした。
「最高でした。買います」
即答する大地の声がして、花穂はまた頬を赤らめた。
翌日。
笹本の言葉通り、コンペでチェレスタが選ばれると、織江がすぐさま電話をかけてきた。
「ありがとうございます、織江さん」
『いやー、もうね。今回ばかりは悔しいよりも嬉しい! 充もそう言ってるの。気分は高校球児よ。ありがとう、友よ!』
「ふふっ、なんですか? それ。織江さん、私たちよりテンション高いですね」
『だってあんなアイデア見せられたら、純粋に素晴らしい! って思うじゃない。絶対に充と行くからね、アンティークジュエリー展。楽しみにしてる』
「ありがとうございます。ご期待を裏切らないよう、がんばります。私も織江さんたちの結婚パーティー、楽しみにしてますね」
ちょうど1ヶ月後に、織江と笹本の結婚パーティーが開かれることになり、花穂はもちろん大地や大森と参加することになっていた。
『ありがとう! 私も花穂に会えるの、楽しみにしてるからね』
「はい」
電話を切ると、早くも待ちきれなくなる。
(なに着ていこうかな。あ、大地さんにも聞いてみようっと)
わくわくしながら仕事に戻り、定時になると花穂は大地のマンションに向かった。
◇
(あ、帰って来た!)
22時になり、夕食を作り終えた花穂はカチャッと玄関のドアが開く音がして、大地を出迎えに行く。
「お帰りなさい! って、ええ? どうしたの?」
「ただいま、花穂」
そう言って大地は、手にしていたピンクのバラの花束を差し出した。
「あの、えっと、これはなに?」
「バラ」
「それは分かります! そうじゃなくて、なぜこれを?」
「コンペのお祝い」
「え? それなら私も大地さんになにか……」
「いいからさっさと受け取れ!」
急にいつもの口調で言われ、はい!と花穂は受け取る。
「わあ、綺麗。いい香り」
花穂はバラに顔を寄せてうっとりと呟いた。
「ありがとう、大地さん」
「どういたしまして。コンペに勝てたのは花穂がいてくれたからだ。それに俺をスランプから救ってくれた」
「ううん、私の方こそ。デザイナーとして仕事ができるのも、今こうして幸せでいられるのも、全部あなたのおかげです。ありがとう、大地さん」
「花穂……」
大地は切なげな表情を浮かべると、優しく花穂にキスをする。
「俺、花なんか贈ったの、花穂が初めてだ」
「そうなの?」
「ああ。そんなガラじゃなかったのにな。自分でも驚いてる。花屋の前を通りかかったら、無性に花穂に贈りたくなった」
「嬉しい。私もお花をもらったの、初めてなの」
「そうなのか? なんか俺も嬉しい。花穂と一緒なら、この先も楽しいことがたくさん待ってる気がする」
花穂はキョトンとしたあと、花束で顔を隠して、ふふっと笑い出す。
「なんだよ?」
「だって、大地さんが妙にロマンチックなこと言うんだもん」
「俺だってこんなこと言うタイプじゃなかった。花穂のせいだぞ?」
「ええ? どういうこと?」
思わず顔を上げると、ふいに大地が熱く唇を奪った。
「んんっ」
花束を手にしていては押し返すこともできず、花穂は大地の強引なキスを懸命に受け止める。
ようやく身体が離れると、花穂は目を潤ませながら、はあ……と吐息をついた。
「花穂こそ、こんなに色っぽいとは知らなかった」
「えっ、あの。私、別に色っぽくなんか……」
「こんなにトロンとした目で俺を見つめてるのに? 頬は赤く染まって、唇も濡れてる」
「そ、それは大地さんが……」
すると大地は、花穂の唇を親指でなぞり、耳元でささやいた。
「俺が花穂を色っぽくさせてる? それは光栄だな。もっともっと、どこまでも乱れさせたい。俺にだけ、見せて」
花穂はもはや息をするのも忘れ、なにも考えられなくなる。
大地は花穂の頬に手を添えて、耳元にチュッとキスをした。
ピクンと花穂の身体が震える。
「可愛い、花穂」
「大地さん、だめ。あの、ここ、玄関だし」
花穂は必死で身をよじった。
「せっかくのお花が潰れちゃうから。ね?」
「そんなに可愛くお願いされたら断れないな。残念だけど、続きはあとにするか」
「そうですね。続きはWebで」
「ぶっ! ご冗談を。続きはベッドで……」
「わー、ほら、夕食! お祝いのごちそうなの。乾杯しましょ」
あ、逃げたな!という大地の声を聞きながら、花穂は急いでリビングに向かった。
◇
「大地さん」
寝室のベッドに並んで横になり、花穂は大地の胸に寄り添いながら顔を上げた。
「ん、なに?」
大地は右腕で花穂を抱き、左手でスルスルと花穂の髪をときながら優しく微笑む。
(大地さん、私の髪を触るの好きだなー。それにとろけそうなほど優しい顔してる)
ぽーっと見とれていると、大地が真顔になった。
「おい、言いかけてやめるな」
「え? なにを?」
「なにをって、花穂が話しかけてきたんだろ!?」
「あ、そうだった。ふふっ。だって大地さんの顔を見たら、見とれちゃったんだもん」
「なっ……」
大地はピタリと手を止めると、いきなり身体を起こして花穂に覆い被さった。
「ちょ、大地さん!」
指と指を絡められ、気持ちをぶつけるような大地のキスが降り注ぐ。
「んっ、大地さん……」
花穂はなんとか言葉を繋いだ。
「待って、もう、だめ……」
「花穂が煽ってるんだぞ」
「そんな、ちがっ……」
「じゃあ、先に話を聞く。なに?」
ようやく身体が離れて、花穂はホッと息をつく。
「あのね、織江さんの結婚パーティー、なにを着て行くの?」
「ん? 俺が? そんなの決めてない」
「そうなんだ。男の人ってスーツだもんね」
「ああ。花穂は?」
「うーん、どうしようかと思ってて。良さそうなの持ってないの」
「じゃあ今度一緒に買いに行くか」
「え、いいの? 嬉しい! お買い物デートだね」
笑いかけると、大地は真顔のままだった。
「大地さん? どうかした?」
「花穂、話はそれだけ?」
「うん、そうだけど」
「なら、おしゃべりは終わりだ」
そう言うと、またしても大地は花穂に口づける。
だんだん深くなるキスに、花穂はもう溺れるしかなかった。
◇
「花穂、これ着てみて」
その週末。
大地と花穂は、早速ショッピングモールに出かけた。
春らしい色合いのワンピースが並ぶ店で、大地がすみれ色のパーティードレスを手に取る。
「これ? 私には可愛すぎないかな」
「花穂の可愛さにはまだ足りない」
「そうですよね。私、可愛げないし」
「は? 逆だ」
「え? なにが?」
「あー、もう。いいから着て来い!」
「……変なの」
「変じゃない!」
なんで日本語が通じないんだ、とぶつぶつ呟く大地に首ををひねり、花穂はフィッティングルームへ向かう。
「わあ、可愛い」
軽やかに揺れるオーガンジーの袖と、アシンメトリーで足が綺麗に見えるスカート。
胸元はVの字にプリーツを寄せ、ふわりとウエストで絞ってある。
(こんな雰囲気の服、着たことないよ。変じゃない?)
身体をひねりながら、うーんと考え込んでいると、「サイズはいかがですか?」とカーテン越しにスタッフに声をかけられた。
「あ、大丈夫です」
「では失礼しますね」
カーテンを開けたスタッフが「まあ! 素敵ですね」と微笑む。
「お連れ様にも見ていただきましょう」
「え、あの……」
スタッフはそそくさとその場を離れ、大地を案内しながら戻って来た。
「こちらです。どうぞ」
促されて大地が花穂に歩み寄る。
と、次の瞬間驚いたように目を見開いた。
「花穂……」
「大地さん、あの。やっぱり似合わない?」
おずおずと視線を上げると、大地はしばらく固まってから花穂の手を取った。
「綺麗だ。誰にも見せたくないくらい。俺だけがひとり占めしたい」
耳元でささやかれ、花穂は真っ赤になる。
「花穂。まだまだたくさん、色んな花穂を見せて。可愛い花穂も、綺麗な花穂も、全部俺だけのものにしたい」
「ちょ、あの、こんなところで、そんなこと……」
抱き寄せようとする大地を、花穂は必死に押し返す。
「それに大地さん、そんなキャラじゃなかったでしょう?」
「花穂が言わせるんだから仕方ない」
「いえ、あの、もう、着替えますから!」
シャッとカーテンを閉めると,スタッフが大地に「いかがでしたか?」と尋ねる声がした。
「最高でした。買います」
即答する大地の声がして、花穂はまた頬を赤らめた。
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