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8 ちょっとだけ予想外だったこと
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確か・・・冬休みは始まったばかり。
だから寝坊してもいいんだ~わ~い・・・・なんて思ってごろんとしたら固いものにぶつかって、それは声を出すもので・・・。
何?
一気に目が覚めた。
当然目を覚ましたのは私だけじゃなくて。
「きゃあ。」って言ったのはびっくりしたから。
油断した、完全に忘れてた。
自分の部屋のつもりで良く寝て、起きそうになったけどまた寝ようと思ったから。
「青野君・・・・。」いたの?と言いそうになってしまう。
ここは青野君の部屋。私こそお邪魔してます。
「ごめんね。ちょっと寝ぼけて寝返りうちすぎたの。」
「うん、びっくりして目が覚めた。」
ゴロンと転がりながら思いっきり両手を万歳してました。
急いで両手を布団の中にしまわないと、かなりギリギリまでお布団がズレていたから。
「おはよう・・・青野君、よく眠れた?」
「うん、ぐっすり、殴られるまで夢も見ず。」
「殴った?今の?ぶつかっただけだよね。」
「両手万歳したんだね、下からアッパーみたいに顎の先をかすめたみたいだけど。」
顎の先をさするようにしている。
「ごめん。そんなに勢い無かったよね。」
素人のアッパーなんて・・・
青くはなってないし。顎を近くで見る。大丈夫・・・暗くて分からないけど。
「冗談。大丈夫だよ。」
「ねえ、今日は何する?どこ行く?」
そう言いながら足をのせてくる。
ん?
もしかして本当に体力ある方?
スキーが上手って事しかまだ聞いてない。
目を丸くして見上げた。
「あの・・・いつも・・・こう?」
「・・・・・何だろう?変?」
上から見ろして心配そうな顔になる。
「えっと、体力があるんだなあって思って。」
「だってうれしくて、まだまだ二日目だし。ギリギリで我慢した夜もあったし。」
それはこの間の事。
「ちょっと取りあえず・・・おさまるまで・・・嫌じゃなかったら・・・。変かな?」
「大丈夫・・・かも。」
腰を合わせるようにしてしがみついたら熱い手で頬を触れられた。
青野君の頬に手をやる。
顔の肌は誰でもひんやりしてるのか、熱くなりそうな体の中でも冷たい場所。
でもキスをされると顔もどんどん熱くなる。
休みは寝坊が鉄則なのに。まだ早いのに。
この後寝るとは思うけど、なんだか損したような気がするんです。
・・・・けっして嫌ではないですが。
結局もうひと眠り。
「リカ」
名前を呼ばれて目が覚める。
やっぱり体力があるみたいで、すっかり服を着てしゃっきり目が覚めていた青野君。
「青野君、いつの間に起きたの?」
リカと呼ばれたけど、私の方はすっかり呼び名が戻っていた。
「30分くらい前。良く寝てたから、そのまま起こさなかったんだけど。」
「ねえ、青野君、この間ここで過ごした時、私の事変だって思った?ちょっと思ってたのと違うとか。」
「う~ん、特には・・・だってあの時はいろいろ感情の波もあっただろうから。何をされても本気には出来ないし。」
「本気に出来ない?」
「あ、えっと・・・・その・・・もし抱き合ったとしても・・・・ほら寂しかったんだろうなあとしか思えないから。だから絶対手を出さないって決めてたし。だから先に抱かないって宣言したんだけど。」
ベッドに顎をつけて優しく肩を撫でながらそう言ってくれた。
「僕は?」
頬に手を当たられて聞かれた。
「僕はどう?何か変わってる?イメージと違う?」
「・・・・ちょっと思ったより男っぽい、かな?」
「褒めてる?」
嬉しそうに言うからうなずくしかない。
「うれしい、どこが?」
まあそう来るか。
「えっと結構強引に私を押し流す。何度も。」
「それはこの部屋限定の話?」
「う・・・ん、まあそう。」
「あの、嫌だったら断っていいし。ごめん。」
「大丈夫。嫌じゃないよ。」
ついかぶせるように否定して言った。
ちょっと驚いて目を開いて膝立ちになり見下ろされた。
だからって何で一緒に横になるの?
キスをして布団に入ってきた。
私は裸なのに、しっかり普通に服着てるじゃない。
ゴワゴワして邪魔。
脱いで。
どうして自分も青野君の服の裾をひっぱり出してるのか分からないけど。
とうとうベッドの脇に立って脱ぎだした青野君。
下着一枚で潜り込んできたのを許さなくて残りの一枚も私が剥いだ。
狭いベッドでゴロゴロするほどもないけど。
抱えられて、上になって見下ろす。
腰を掴まれて・・・確実に当てられる。
なんで、そんなに熱くなってるの・・・・・・。
「青野君、欲しい・・・・・。」
自分からキスをして耳元でお願いする。
腰を掴まれて動かされる。
息が荒くなり、キスが出来ない。
胸に手をついて自分でも動く。
胸に手を当てられて包まれる。
「アオ・・・・・。」
指先で胸の先端を挟まれて揺らされる。
自分も腰を揺らして快感を加える。
「アオ・・・・お願い。して・・・・。」
ぐるりと位置を入れかえて準備をしたアオとつながる。
やっと自分が満足するのが分かった。
胸の先を咥えられながら腰を動かす。
やっぱり優しい・・・だけじゃない。
うっすらとした接点だけじゃわからないこともある。
少しずつ分かりたい。
だってまだまだ知らない事ばかりだし。
聞きたいことも思い出したいこともあったはずなのに。
なんだかどうでもいいやと思うくらい。
今は・・・・疲れてるから。
だから寝坊してもいいんだ~わ~い・・・・なんて思ってごろんとしたら固いものにぶつかって、それは声を出すもので・・・。
何?
一気に目が覚めた。
当然目を覚ましたのは私だけじゃなくて。
「きゃあ。」って言ったのはびっくりしたから。
油断した、完全に忘れてた。
自分の部屋のつもりで良く寝て、起きそうになったけどまた寝ようと思ったから。
「青野君・・・・。」いたの?と言いそうになってしまう。
ここは青野君の部屋。私こそお邪魔してます。
「ごめんね。ちょっと寝ぼけて寝返りうちすぎたの。」
「うん、びっくりして目が覚めた。」
ゴロンと転がりながら思いっきり両手を万歳してました。
急いで両手を布団の中にしまわないと、かなりギリギリまでお布団がズレていたから。
「おはよう・・・青野君、よく眠れた?」
「うん、ぐっすり、殴られるまで夢も見ず。」
「殴った?今の?ぶつかっただけだよね。」
「両手万歳したんだね、下からアッパーみたいに顎の先をかすめたみたいだけど。」
顎の先をさするようにしている。
「ごめん。そんなに勢い無かったよね。」
素人のアッパーなんて・・・
青くはなってないし。顎を近くで見る。大丈夫・・・暗くて分からないけど。
「冗談。大丈夫だよ。」
「ねえ、今日は何する?どこ行く?」
そう言いながら足をのせてくる。
ん?
もしかして本当に体力ある方?
スキーが上手って事しかまだ聞いてない。
目を丸くして見上げた。
「あの・・・いつも・・・こう?」
「・・・・・何だろう?変?」
上から見ろして心配そうな顔になる。
「えっと、体力があるんだなあって思って。」
「だってうれしくて、まだまだ二日目だし。ギリギリで我慢した夜もあったし。」
それはこの間の事。
「ちょっと取りあえず・・・おさまるまで・・・嫌じゃなかったら・・・。変かな?」
「大丈夫・・・かも。」
腰を合わせるようにしてしがみついたら熱い手で頬を触れられた。
青野君の頬に手をやる。
顔の肌は誰でもひんやりしてるのか、熱くなりそうな体の中でも冷たい場所。
でもキスをされると顔もどんどん熱くなる。
休みは寝坊が鉄則なのに。まだ早いのに。
この後寝るとは思うけど、なんだか損したような気がするんです。
・・・・けっして嫌ではないですが。
結局もうひと眠り。
「リカ」
名前を呼ばれて目が覚める。
やっぱり体力があるみたいで、すっかり服を着てしゃっきり目が覚めていた青野君。
「青野君、いつの間に起きたの?」
リカと呼ばれたけど、私の方はすっかり呼び名が戻っていた。
「30分くらい前。良く寝てたから、そのまま起こさなかったんだけど。」
「ねえ、青野君、この間ここで過ごした時、私の事変だって思った?ちょっと思ってたのと違うとか。」
「う~ん、特には・・・だってあの時はいろいろ感情の波もあっただろうから。何をされても本気には出来ないし。」
「本気に出来ない?」
「あ、えっと・・・・その・・・もし抱き合ったとしても・・・・ほら寂しかったんだろうなあとしか思えないから。だから絶対手を出さないって決めてたし。だから先に抱かないって宣言したんだけど。」
ベッドに顎をつけて優しく肩を撫でながらそう言ってくれた。
「僕は?」
頬に手を当たられて聞かれた。
「僕はどう?何か変わってる?イメージと違う?」
「・・・・ちょっと思ったより男っぽい、かな?」
「褒めてる?」
嬉しそうに言うからうなずくしかない。
「うれしい、どこが?」
まあそう来るか。
「えっと結構強引に私を押し流す。何度も。」
「それはこの部屋限定の話?」
「う・・・ん、まあそう。」
「あの、嫌だったら断っていいし。ごめん。」
「大丈夫。嫌じゃないよ。」
ついかぶせるように否定して言った。
ちょっと驚いて目を開いて膝立ちになり見下ろされた。
だからって何で一緒に横になるの?
キスをして布団に入ってきた。
私は裸なのに、しっかり普通に服着てるじゃない。
ゴワゴワして邪魔。
脱いで。
どうして自分も青野君の服の裾をひっぱり出してるのか分からないけど。
とうとうベッドの脇に立って脱ぎだした青野君。
下着一枚で潜り込んできたのを許さなくて残りの一枚も私が剥いだ。
狭いベッドでゴロゴロするほどもないけど。
抱えられて、上になって見下ろす。
腰を掴まれて・・・確実に当てられる。
なんで、そんなに熱くなってるの・・・・・・。
「青野君、欲しい・・・・・。」
自分からキスをして耳元でお願いする。
腰を掴まれて動かされる。
息が荒くなり、キスが出来ない。
胸に手をついて自分でも動く。
胸に手を当てられて包まれる。
「アオ・・・・・。」
指先で胸の先端を挟まれて揺らされる。
自分も腰を揺らして快感を加える。
「アオ・・・・お願い。して・・・・。」
ぐるりと位置を入れかえて準備をしたアオとつながる。
やっと自分が満足するのが分かった。
胸の先を咥えられながら腰を動かす。
やっぱり優しい・・・だけじゃない。
うっすらとした接点だけじゃわからないこともある。
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だってまだまだ知らない事ばかりだし。
聞きたいことも思い出したいこともあったはずなのに。
なんだかどうでもいいやと思うくらい。
今は・・・・疲れてるから。
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