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8 自分でも信じられない行動に出た征四郎。
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次の日、なんだか疲れた夢見だった気がする。
決していい目覚めではなかった。
お酒の飲み合わせがいけなかっただろうか?
珍しく外周りは朝一つのみ。
その予定のところ以外、昨日の会への参加のお礼はとりあえずメールで終わりにしたい。
直行していいから朝は少しゆっくりでいい。
それでも目覚めが悪いなりにいつもと同じくらいの時間に起きた。
近くのカフェで朝ごはんを済ませよう。
通勤電車を苦痛じゃないと思えるようになったら立派なサラリーマンだ。
雨の日は濡れた傘やバッグなどが煩わしいが、それなりに同じところに乗ってると
途中で降りる人の見当もつく。
そこで座れなくても、誰かが座ればちょっとだけ余裕が出来る。
荷物棚の棒に手を置いて眼を閉じる。
背が低くないだけでもいいか。
一応高い方だから、新鮮な空気の中でいれる。
昨日のエロオヤジなんかあっという間に埋没だろう。
そう思ったがそれを天国だと思って喜んでるかもしれない。
不審がられずにゆっくり女性に触れるから。
本当に女の敵だな・・・・・なんてデート途中に突然彼女を放り出した自分が言うセリフでもないが。
もう顔も思い出せない時点で、自分も女の敵だな。
反省したんだ。
やっぱりいい加減なことは止めよう。
無駄に人を傷つけていい訳はない。
背の高い彼女に睨まれた気がした。
絶対こんな男は許さないだろう。
だからあんな素直そうな男を選ぶんだろう。
・・・・どうでもいいが。
危うく目的の駅を過ぎるところだった。
今日は乗りかえての直行だった。
人が降りる後ろについて行き、乗りかえをして、同じように混んだ電車に揺られて少し。
朝のカフェには同じように仕事前に一杯と朝ごはんを済ませようとするサラリーマンがいる。人に会うのでヨーグルトとコーヒーという何とも言えない選択だが、席を見つけて落ち着く。
アポの時間になったら書類を渡して、ちょっとだけ確認作業を行い、終了。
会社に出社した。
途中このところのいつものように彼女の方を見てしまったら、バッチリ目が合った。
今日は彼女もいたらしい。
荷物を置いて、コーヒーをいれに行く。
後ろから着いてくる気配は感じていた。
ああ、一万円。財布にしまったんだった。
「恩田さん、昨日はいろいろとありがとうございました。きちんとお礼が言いたくて。本当にお世話になりました。染み抜きを借りていただいたおかげで随分薄くなって、クリーニングに出すことが出来ました。」
「綺麗に落ちそう?」
「はい、大丈夫だと思います。」
珍しくうれしそうな表情にも見える、ほんの少しだが。
もしかして人見知りか?
いや、営業だし、友達もいるし、やっぱり無駄なことはしない主義なんだろう。
じっと顔を見つめてしまっていた。
「あの、だから、お金も本当にちょっとしかかかりませんので、大丈夫です。あのお金は?」
「ああ、あの親父からお詫びの言葉と一緒に預かったんだ。」
眉間にしわが寄る。
分かりやすく信じてないと言ってるんだろう。
「少し一回目のセクハラも見てましたよとほのめかしたら、ちょっと慌てたみたい。」
思い出しておかしくなる。
結局器の小さい男なんだ。
彼女に比べても残念なくらい身長も小さかったが。
「でも、いりません。もらいたくないです。最低の来賓でした。」
少し冷静になったか、さすがにエロオヤジとは言い切らない。
「うん、トイレで散々罵ってたのが聞こえたよ。面白かった。」
そう言ったら分かりやすいほど動揺を見せて、その瞬間だけはその表情が崩れた。
冷静になる前に言葉を続けた。
「だったら、いっそ一緒に愚痴を言い合って飲んで使い切らない?」
あああ、何で今飲みに行こうと誘ったんだ、自分?
しばらくボッチでいいと言ったのは昨日なのに。
しかも社内の女子に・・・・。
彼女の表情が止まる。
「もし、用がなきゃ、金曜日だし、今日にでも。僕が持ってても扱いに困るし。」
あ、金曜日・・・彼氏がいるから・・・・、つい忘れてた自分。
「あ、でも金曜日だと・・・・用事あるよね。申し訳ない。あのお金どうしようか?」
視線は自分に向いてる気がする。
どういう奴なのか、判定中だろうか?
どういう顔をしていいのか、困るのだが。
ただ見透かされたくはない何か、隠したい何か。
「今日は外回りは無しですか?」
やっと、そう聞かれた。
「そうだね。一番で回って来たから、あとは内勤。」
「じゃあ、私は一度戻って来るので、仕事が終わったら、よろしくお願いします。」
何度目かのお辞儀をされた。
「お礼をさせてください。」
顔をあげてそう続けられた。
「じゃあ、仕事が終わったら、ぱあっと使い切ろうか?お酒は?」
「人並みには。」
「楽しみだな。じゃあ、夕方ね。」
そう言ってコーヒーを持ってその場を離れた。
今まで顔と髪型ばかり気にしてたけど、今日も隠されてるけど、背が高い分足も長くて、きれいだった昨日の細い腰のラインを思い出してしまう。
改めてスタイルがいいと思った。
背の高さを気にしてか、あまりヒールのある靴は履いてないらしい。
今もかなり低めだった。
昨日もそうだった。
それでも後ろ姿も抜群に綺麗だったのだ。
あれでヒールを履いたりしたら、もっときれいに見えるだろう。
本当にビックリしたくらいだった。
いや、そのことはいい。
今日の予定が出来た、さっき自分は楽しみだとも言った気がする。
なんだか変な気分だ。
社内の女子と二人きりなんて初めてで、新鮮な感じだ。
ただあくまでもお礼だ。
昨日のオヤジを肴に、食べて飲んで、一万円・・・・・足りるかな?
もし残るようならクリーニング代にしてもらえればいいし、遅くなったらタクシー代でもいいだろう。
そんなに飲む気なのか?
遅くなるのか?
盛り上がるのか?
席についてコーヒーを飲みながらメールをチェックして、仕事をはじめた。
まずは先日のお礼からだ。
ランチは夕方の予定を考えて軽めにした。
うどんをすすりこみ、満腹になった。
眠そうな午後も夕方の予定を思い浮かべて頑張れたかもしれない。
残業なんてする気もないし。
ただ仕事をしながらも、二人で会社を出るのも少し・・・・・と考えていた。
だから丁度彼女が一人で立ち上がるところを見かけた時に思いきった。
外勤に出るのかもしれないタイミング。
トイレに行くふりでエレベーターに向かった。
思った通り後ろに彼女がいる。
一緒に乗りこんで、他に誰もいないラッキーな空間で急いで話が出来た。
駅向こうのコーヒー屋で待ち合わせ。
結果、一階に降りたエレベーターで彼女に手を振り見送ると、そのまま降りもせずにエレベーターを上昇させた。
変に思う人もいない、誰もいない時間、本当にラッキーだった。
決していい目覚めではなかった。
お酒の飲み合わせがいけなかっただろうか?
珍しく外周りは朝一つのみ。
その予定のところ以外、昨日の会への参加のお礼はとりあえずメールで終わりにしたい。
直行していいから朝は少しゆっくりでいい。
それでも目覚めが悪いなりにいつもと同じくらいの時間に起きた。
近くのカフェで朝ごはんを済ませよう。
通勤電車を苦痛じゃないと思えるようになったら立派なサラリーマンだ。
雨の日は濡れた傘やバッグなどが煩わしいが、それなりに同じところに乗ってると
途中で降りる人の見当もつく。
そこで座れなくても、誰かが座ればちょっとだけ余裕が出来る。
荷物棚の棒に手を置いて眼を閉じる。
背が低くないだけでもいいか。
一応高い方だから、新鮮な空気の中でいれる。
昨日のエロオヤジなんかあっという間に埋没だろう。
そう思ったがそれを天国だと思って喜んでるかもしれない。
不審がられずにゆっくり女性に触れるから。
本当に女の敵だな・・・・・なんてデート途中に突然彼女を放り出した自分が言うセリフでもないが。
もう顔も思い出せない時点で、自分も女の敵だな。
反省したんだ。
やっぱりいい加減なことは止めよう。
無駄に人を傷つけていい訳はない。
背の高い彼女に睨まれた気がした。
絶対こんな男は許さないだろう。
だからあんな素直そうな男を選ぶんだろう。
・・・・どうでもいいが。
危うく目的の駅を過ぎるところだった。
今日は乗りかえての直行だった。
人が降りる後ろについて行き、乗りかえをして、同じように混んだ電車に揺られて少し。
朝のカフェには同じように仕事前に一杯と朝ごはんを済ませようとするサラリーマンがいる。人に会うのでヨーグルトとコーヒーという何とも言えない選択だが、席を見つけて落ち着く。
アポの時間になったら書類を渡して、ちょっとだけ確認作業を行い、終了。
会社に出社した。
途中このところのいつものように彼女の方を見てしまったら、バッチリ目が合った。
今日は彼女もいたらしい。
荷物を置いて、コーヒーをいれに行く。
後ろから着いてくる気配は感じていた。
ああ、一万円。財布にしまったんだった。
「恩田さん、昨日はいろいろとありがとうございました。きちんとお礼が言いたくて。本当にお世話になりました。染み抜きを借りていただいたおかげで随分薄くなって、クリーニングに出すことが出来ました。」
「綺麗に落ちそう?」
「はい、大丈夫だと思います。」
珍しくうれしそうな表情にも見える、ほんの少しだが。
もしかして人見知りか?
いや、営業だし、友達もいるし、やっぱり無駄なことはしない主義なんだろう。
じっと顔を見つめてしまっていた。
「あの、だから、お金も本当にちょっとしかかかりませんので、大丈夫です。あのお金は?」
「ああ、あの親父からお詫びの言葉と一緒に預かったんだ。」
眉間にしわが寄る。
分かりやすく信じてないと言ってるんだろう。
「少し一回目のセクハラも見てましたよとほのめかしたら、ちょっと慌てたみたい。」
思い出しておかしくなる。
結局器の小さい男なんだ。
彼女に比べても残念なくらい身長も小さかったが。
「でも、いりません。もらいたくないです。最低の来賓でした。」
少し冷静になったか、さすがにエロオヤジとは言い切らない。
「うん、トイレで散々罵ってたのが聞こえたよ。面白かった。」
そう言ったら分かりやすいほど動揺を見せて、その瞬間だけはその表情が崩れた。
冷静になる前に言葉を続けた。
「だったら、いっそ一緒に愚痴を言い合って飲んで使い切らない?」
あああ、何で今飲みに行こうと誘ったんだ、自分?
しばらくボッチでいいと言ったのは昨日なのに。
しかも社内の女子に・・・・。
彼女の表情が止まる。
「もし、用がなきゃ、金曜日だし、今日にでも。僕が持ってても扱いに困るし。」
あ、金曜日・・・彼氏がいるから・・・・、つい忘れてた自分。
「あ、でも金曜日だと・・・・用事あるよね。申し訳ない。あのお金どうしようか?」
視線は自分に向いてる気がする。
どういう奴なのか、判定中だろうか?
どういう顔をしていいのか、困るのだが。
ただ見透かされたくはない何か、隠したい何か。
「今日は外回りは無しですか?」
やっと、そう聞かれた。
「そうだね。一番で回って来たから、あとは内勤。」
「じゃあ、私は一度戻って来るので、仕事が終わったら、よろしくお願いします。」
何度目かのお辞儀をされた。
「お礼をさせてください。」
顔をあげてそう続けられた。
「じゃあ、仕事が終わったら、ぱあっと使い切ろうか?お酒は?」
「人並みには。」
「楽しみだな。じゃあ、夕方ね。」
そう言ってコーヒーを持ってその場を離れた。
今まで顔と髪型ばかり気にしてたけど、今日も隠されてるけど、背が高い分足も長くて、きれいだった昨日の細い腰のラインを思い出してしまう。
改めてスタイルがいいと思った。
背の高さを気にしてか、あまりヒールのある靴は履いてないらしい。
今もかなり低めだった。
昨日もそうだった。
それでも後ろ姿も抜群に綺麗だったのだ。
あれでヒールを履いたりしたら、もっときれいに見えるだろう。
本当にビックリしたくらいだった。
いや、そのことはいい。
今日の予定が出来た、さっき自分は楽しみだとも言った気がする。
なんだか変な気分だ。
社内の女子と二人きりなんて初めてで、新鮮な感じだ。
ただあくまでもお礼だ。
昨日のオヤジを肴に、食べて飲んで、一万円・・・・・足りるかな?
もし残るようならクリーニング代にしてもらえればいいし、遅くなったらタクシー代でもいいだろう。
そんなに飲む気なのか?
遅くなるのか?
盛り上がるのか?
席についてコーヒーを飲みながらメールをチェックして、仕事をはじめた。
まずは先日のお礼からだ。
ランチは夕方の予定を考えて軽めにした。
うどんをすすりこみ、満腹になった。
眠そうな午後も夕方の予定を思い浮かべて頑張れたかもしれない。
残業なんてする気もないし。
ただ仕事をしながらも、二人で会社を出るのも少し・・・・・と考えていた。
だから丁度彼女が一人で立ち上がるところを見かけた時に思いきった。
外勤に出るのかもしれないタイミング。
トイレに行くふりでエレベーターに向かった。
思った通り後ろに彼女がいる。
一緒に乗りこんで、他に誰もいないラッキーな空間で急いで話が出来た。
駅向こうのコーヒー屋で待ち合わせ。
結果、一階に降りたエレベーターで彼女に手を振り見送ると、そのまま降りもせずにエレベーターを上昇させた。
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