18 / 29
18 大人に憧れるふりをする子供
しおりを挟む
全部ばれてる。
だから何も考えないで向かい合ってもいい。
自分からきちんと返事をした。
きちんと・・・というほどすんなりとはいかなかったし、結局宇佐美さんの事情も聞いた。
少しショックだったかもしれない。
そんな人がついこの間までいたことに、それなのにあっさり別れたと言う宇佐美さんに、そしてがっかりしてる自分の心に、一方で喜んでしまってる自分の心にも。
結局いろんなタイミングが重なったと、そんな出会いだったと思おう。
そう思って見上げてた。
きっと部屋だったら抱きついてたかも。
春斗だったら公園でも抱きついてたかも。
でも距離は保たれたまま。
宇佐美さんはまっすぐ見たままで。
ゆっくり首が動いてこっちを見られて視線が合う前に急いでそらした。
明らかに変なタイミングだった。
責められるように言われ、その後心配された。
「ちょっとした混乱です。」
しばらく前を向いたまま、心を落ち着ける。
宇佐美さんの手が頭を撫でてくれた。
一瞬縮んだ首がゆっくりと伸びて、でも前を向いたまま。
頭からいなくなった後、手をつながれた。
さすがにびっくりして顔を見た。
意地悪じゃない優しい笑顔があった。
思わず私も笑顔になるしかなくて。
「やっぱり宇佐美さんで良かったです。あの時に向かいの席にいてくれたのが。優しく声をかけて話をしてくれたのが、宇佐美さんで良かったです。」
「小愛ちゃん、僕も連休は楽しく過ごしたいんだ。相手は変わったかもしれないけど、僕と楽しもうよ。GW。」
「宇佐美さんは、一人でいたい派ではないんですか?」
「違うよ。なんで?一緒に楽しみたい派だよ。」
「じゃあ、誘います。一緒に・・・・」
あの計画書は・・・・どうなんだろう?
「いいよ、行きたいところに付き合う、楽しんで誘われるから。」
まさかあの計画書がまた役に立つとは思ってなかった。
ちょっとだけ見直した方がいいのだろうか?
春斗と一緒に楽しもうと思ってたのに。
ほら、もう思い出しても少しもチクリと来ない。
本当にバイバイ、春斗。
「宇佐美さん、行きたいところあったら教えてください。」
スッキリして笑顔も自然に出るってもんです。
ジッと見られた。
手が頬に触れた。暖かい手のひらに、自分の頬が暖められて。
でもすぐに手は外された。
親指が唇に軽く触れて、なぞられた。
「今日は忙しいね。脱いだり、着たり。」
視線を外されながらそう言われた。
ここは公園で、週末を過ごす親子がいて。
だから距離がある二人。
その距離を今もどかしいと感じた自分。
先に立ち上がった宇佐美さんに手を引かれて私も立ち上がった。
ふたりでベンチから立ち上がっても、声もなく動きもなく。
「今日は出かけるの?まっすぐ帰るの?」
そう聞かれた。
「出かけます。」
そう答えてしまった。
帰るとは言いたくなかっただけなのに。
「じゃあ、駅まで送るよ。」
そう言われて、手をつないだまま歩きだした。
やっと少しだけ近い距離にいようと決めた二人。
今日はそれを伝えに来た私。
ハッピーエンドで今日が終わるのに。
ほとんど引きずられてる気分。
途中後ろを向かれて、聞かれた。
「どうした?」
顔をあげたら・・・・・すごく困った顔をされた。
明らかに困った顔。
すぐに下を向いて、少し歩くスピードを上げた。
佐久間さんはスタイルばっちりの彼女がいて、多分綺麗な大人の人で。
同期の宇佐美さんだって結婚したいって決めた人がいたくらいに大人で。
卓さんは小学校の頃から知り合いで、子供仲間だったから、今でも遠慮なくて・・・・。
忘れてしまいそうだけど、皆大人。
自分だって大人女子でもいいはずなのに、まだまだ足りない大人感。
そう言われてて。
本当に二年目も始まったばかりで新人一年目と変わりない扱いで。
やっぱりまだまだ子供だった。
言いたいことが言えなくて、言わないのに分かってくれないと拗ねるような態度をとって。
それでも心配して聞いてくれる。
そんな優しささえイライラしてむくれて。
全然ダメだから。
困った顔をされただけですごく傷ついてるのに。
知らない。あそこのオヤジと同じような深い付き合いじゃないから、まだ。
そんなにポンポンと言いたい事は言えない。
結局そのまま駅まで来た。
「途中まで送ろうか?もう少し一緒にいる?」
顔は見れない。きっと困ってる。
首を振って答えた。
「出かけてきます。」
「そうか・・・・・。」
「はい。」
つないだ手をゆっくりほどいて、手を振って別れた。
そのまま適当に来た電車に乗って適当な駅で降りて、適当なカフェに入った。
携帯のメッセージのやり取りを見る。
今日もらったのは少しの時間。
返事するための時間。
それでもランチをして、ベンチで過ごして。
ちゃんと返事できたから。よし。いい。満足。良かった。
自分に言い聞かせてお終いにした。
手を付けてないコーヒーをもって外に出た。
知らない駅の知らない通り。
パン屋さんとお豆腐屋さんがあった。
パンを買い、お豆腐屋さんではお惣菜を買った。
大豆の五目煮、卯の花、厚揚げ、杏仁豆腐。
夕飯を買ったので帰ろう。
この路線は春斗の路線だった。
それでも降りたことなかった駅。
なかなかおいしい夕飯をゲットできた。
満足満足、呟くように言って部屋に戻った。
『未希、なんとなくうまくいったよ。』
そう送ったらすぐに返事が来た。
『そう?良かった。デート中?』
『ううん、部屋、一人。』
その後電話がかかってきた。
『良かったじゃない。何となくって何?』
「ねえ、卓さんって大人って思える?」
『難しい。子供じゃないけど、ちょい上の兄貴くらい。なんとなく頼りないし。』
「いつになったら大人になれるんだろう。」
『若いんだから、いいじゃない。その内甘えられなくなるんだよ。』
「うん、でもそっちのおじさんたちの中じゃあ、いつまでも若いうちに入るよ。」
『オジサンたちだって、奥さんに言わせたら手のかかる子供だって。哲也だって時々そうだし・・・・って変な意味じゃないよ。』
「なんで言い訳するの?逆に変だよ。ねえ、髪の毛切ったんだ、バッサリ。大人女子にしてもらったのに、誰にもそうは言われなくて、はっきりう~んって言われた。」
『新しい人に?』
新しい人・・・古い人・・・・春斗。
「そう。」
『いいじゃない。無理しないの。子供扱いでもいいじゃない、でも、女性の方が大人だと思うけどね。そんな事も話してみれば、子ども扱いされたくなかったらそう言えばいいし。』
そんな事じゃないかも。
自分がもっと大人になりたい、横にいて釣り合うようなって思っただけ。
困らせるだけの子供っぽいことはやめようと思っただけ・・・のつもり。
「そうだね。」
『もう、せっかくいい日なんでしょう?もっと明るく、楽しく。話をしなさい、私じゃなくて新しい人と。なんて人?』
「宇佐美さん。」
『下の名前は?』
「・・・・・知らない。」
『そんな事あるの?』
「だって自己紹介が宇佐美ですってそれだけだったから。友達もそう呼んでたし、困らなかったから。」
『じゃあ、とりあえず名前を教えてもらえば?』
「うん・・・・そうだよね。」
『面白い二人だね。先が楽しみ。何て名前っぽい?』
「そんなの分からない。普通の名前だと思うよ。よくあるような名前。」
『そりゃあ、小愛に比べたらね。楽しみにしてる。何だろう?今度卓さんに聞いてみようかな?バレたらやばい?』
「もちろん。それはやめて。」
『卓さんにばらしたら教えて、こっちで盛り上がるから。』
「分かった。」
そう言って電話は終わりにした。
名前・・・・・。宇佐美さん、私が知ってるって思ってるのかな?
一度も聞いてない。
今更みたいな感じだけど。
これで連絡が取れる・・・・。
そう言い訳するかのように携帯を持ったまま。
それでもなかなか出来ない。
連絡も来ない。
薄情なふたりの第一日目は・・・・やっぱり難しい。
だから何も考えないで向かい合ってもいい。
自分からきちんと返事をした。
きちんと・・・というほどすんなりとはいかなかったし、結局宇佐美さんの事情も聞いた。
少しショックだったかもしれない。
そんな人がついこの間までいたことに、それなのにあっさり別れたと言う宇佐美さんに、そしてがっかりしてる自分の心に、一方で喜んでしまってる自分の心にも。
結局いろんなタイミングが重なったと、そんな出会いだったと思おう。
そう思って見上げてた。
きっと部屋だったら抱きついてたかも。
春斗だったら公園でも抱きついてたかも。
でも距離は保たれたまま。
宇佐美さんはまっすぐ見たままで。
ゆっくり首が動いてこっちを見られて視線が合う前に急いでそらした。
明らかに変なタイミングだった。
責められるように言われ、その後心配された。
「ちょっとした混乱です。」
しばらく前を向いたまま、心を落ち着ける。
宇佐美さんの手が頭を撫でてくれた。
一瞬縮んだ首がゆっくりと伸びて、でも前を向いたまま。
頭からいなくなった後、手をつながれた。
さすがにびっくりして顔を見た。
意地悪じゃない優しい笑顔があった。
思わず私も笑顔になるしかなくて。
「やっぱり宇佐美さんで良かったです。あの時に向かいの席にいてくれたのが。優しく声をかけて話をしてくれたのが、宇佐美さんで良かったです。」
「小愛ちゃん、僕も連休は楽しく過ごしたいんだ。相手は変わったかもしれないけど、僕と楽しもうよ。GW。」
「宇佐美さんは、一人でいたい派ではないんですか?」
「違うよ。なんで?一緒に楽しみたい派だよ。」
「じゃあ、誘います。一緒に・・・・」
あの計画書は・・・・どうなんだろう?
「いいよ、行きたいところに付き合う、楽しんで誘われるから。」
まさかあの計画書がまた役に立つとは思ってなかった。
ちょっとだけ見直した方がいいのだろうか?
春斗と一緒に楽しもうと思ってたのに。
ほら、もう思い出しても少しもチクリと来ない。
本当にバイバイ、春斗。
「宇佐美さん、行きたいところあったら教えてください。」
スッキリして笑顔も自然に出るってもんです。
ジッと見られた。
手が頬に触れた。暖かい手のひらに、自分の頬が暖められて。
でもすぐに手は外された。
親指が唇に軽く触れて、なぞられた。
「今日は忙しいね。脱いだり、着たり。」
視線を外されながらそう言われた。
ここは公園で、週末を過ごす親子がいて。
だから距離がある二人。
その距離を今もどかしいと感じた自分。
先に立ち上がった宇佐美さんに手を引かれて私も立ち上がった。
ふたりでベンチから立ち上がっても、声もなく動きもなく。
「今日は出かけるの?まっすぐ帰るの?」
そう聞かれた。
「出かけます。」
そう答えてしまった。
帰るとは言いたくなかっただけなのに。
「じゃあ、駅まで送るよ。」
そう言われて、手をつないだまま歩きだした。
やっと少しだけ近い距離にいようと決めた二人。
今日はそれを伝えに来た私。
ハッピーエンドで今日が終わるのに。
ほとんど引きずられてる気分。
途中後ろを向かれて、聞かれた。
「どうした?」
顔をあげたら・・・・・すごく困った顔をされた。
明らかに困った顔。
すぐに下を向いて、少し歩くスピードを上げた。
佐久間さんはスタイルばっちりの彼女がいて、多分綺麗な大人の人で。
同期の宇佐美さんだって結婚したいって決めた人がいたくらいに大人で。
卓さんは小学校の頃から知り合いで、子供仲間だったから、今でも遠慮なくて・・・・。
忘れてしまいそうだけど、皆大人。
自分だって大人女子でもいいはずなのに、まだまだ足りない大人感。
そう言われてて。
本当に二年目も始まったばかりで新人一年目と変わりない扱いで。
やっぱりまだまだ子供だった。
言いたいことが言えなくて、言わないのに分かってくれないと拗ねるような態度をとって。
それでも心配して聞いてくれる。
そんな優しささえイライラしてむくれて。
全然ダメだから。
困った顔をされただけですごく傷ついてるのに。
知らない。あそこのオヤジと同じような深い付き合いじゃないから、まだ。
そんなにポンポンと言いたい事は言えない。
結局そのまま駅まで来た。
「途中まで送ろうか?もう少し一緒にいる?」
顔は見れない。きっと困ってる。
首を振って答えた。
「出かけてきます。」
「そうか・・・・・。」
「はい。」
つないだ手をゆっくりほどいて、手を振って別れた。
そのまま適当に来た電車に乗って適当な駅で降りて、適当なカフェに入った。
携帯のメッセージのやり取りを見る。
今日もらったのは少しの時間。
返事するための時間。
それでもランチをして、ベンチで過ごして。
ちゃんと返事できたから。よし。いい。満足。良かった。
自分に言い聞かせてお終いにした。
手を付けてないコーヒーをもって外に出た。
知らない駅の知らない通り。
パン屋さんとお豆腐屋さんがあった。
パンを買い、お豆腐屋さんではお惣菜を買った。
大豆の五目煮、卯の花、厚揚げ、杏仁豆腐。
夕飯を買ったので帰ろう。
この路線は春斗の路線だった。
それでも降りたことなかった駅。
なかなかおいしい夕飯をゲットできた。
満足満足、呟くように言って部屋に戻った。
『未希、なんとなくうまくいったよ。』
そう送ったらすぐに返事が来た。
『そう?良かった。デート中?』
『ううん、部屋、一人。』
その後電話がかかってきた。
『良かったじゃない。何となくって何?』
「ねえ、卓さんって大人って思える?」
『難しい。子供じゃないけど、ちょい上の兄貴くらい。なんとなく頼りないし。』
「いつになったら大人になれるんだろう。」
『若いんだから、いいじゃない。その内甘えられなくなるんだよ。』
「うん、でもそっちのおじさんたちの中じゃあ、いつまでも若いうちに入るよ。」
『オジサンたちだって、奥さんに言わせたら手のかかる子供だって。哲也だって時々そうだし・・・・って変な意味じゃないよ。』
「なんで言い訳するの?逆に変だよ。ねえ、髪の毛切ったんだ、バッサリ。大人女子にしてもらったのに、誰にもそうは言われなくて、はっきりう~んって言われた。」
『新しい人に?』
新しい人・・・古い人・・・・春斗。
「そう。」
『いいじゃない。無理しないの。子供扱いでもいいじゃない、でも、女性の方が大人だと思うけどね。そんな事も話してみれば、子ども扱いされたくなかったらそう言えばいいし。』
そんな事じゃないかも。
自分がもっと大人になりたい、横にいて釣り合うようなって思っただけ。
困らせるだけの子供っぽいことはやめようと思っただけ・・・のつもり。
「そうだね。」
『もう、せっかくいい日なんでしょう?もっと明るく、楽しく。話をしなさい、私じゃなくて新しい人と。なんて人?』
「宇佐美さん。」
『下の名前は?』
「・・・・・知らない。」
『そんな事あるの?』
「だって自己紹介が宇佐美ですってそれだけだったから。友達もそう呼んでたし、困らなかったから。」
『じゃあ、とりあえず名前を教えてもらえば?』
「うん・・・・そうだよね。」
『面白い二人だね。先が楽しみ。何て名前っぽい?』
「そんなの分からない。普通の名前だと思うよ。よくあるような名前。」
『そりゃあ、小愛に比べたらね。楽しみにしてる。何だろう?今度卓さんに聞いてみようかな?バレたらやばい?』
「もちろん。それはやめて。」
『卓さんにばらしたら教えて、こっちで盛り上がるから。』
「分かった。」
そう言って電話は終わりにした。
名前・・・・・。宇佐美さん、私が知ってるって思ってるのかな?
一度も聞いてない。
今更みたいな感じだけど。
これで連絡が取れる・・・・。
そう言い訳するかのように携帯を持ったまま。
それでもなかなか出来ない。
連絡も来ない。
薄情なふたりの第一日目は・・・・やっぱり難しい。
0
あなたにおすすめの小説
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
敏腕SEの優しすぎる独占愛
春咲さゆ
恋愛
仕事も恋愛も、兎に角どん底の毎日だった。
あの日、あの雨の夜、貴方に出逢うまでは。
「終わらせてくれたら良かったのに」
人生のどん底にいた、26歳OL。
木崎 茉莉 ~kisaki matsuri~
×
「泣いたらいいよ。傍にいるから」
雨の日に現れた、30歳システムエンジニア。
藤堂 柊真 ~Todo Syuma~
雨の夜の出会いがもたらした
最高の溺愛ストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
婚活に疲れたアラサーOLの私、癒やし的存在の弟分(高校生)に「もう待てない」と外堀を埋められています ~10年分の執着は、甘すぎて重すぎる~
ダルい
恋愛
「29歳? 子供産むならもっと若い子がよかったな」
中堅企業で働く早川結衣(29)は、婚活市場における年齢の壁と、デリカシーのない男たちにすり減らされる日々を送っていた。
そんな結衣の唯一の癒やしは、マンションの隣に住む幼馴染の高校生・瀬戸湊(16)。
両親が共働きの彼に代わって、幼い頃はお世話をしてあげていた……はずが、いつの間にか立場は逆転。
手料理を振る舞われ、愚痴を聞かれ、マッサージまでされる始末。「湊がお嫁さんならいいのに」なんて冗談を言っていたけれど。
「今の結衣姉が一番綺麗だよ。……早く、誰も手出しできない『おばさん』になってくれればいいのに」
可愛い弟分だと思っていた彼が、時折見せる『オス』の顔。
16歳の高校生と、もうすぐ30歳のアラサー。
13歳差の常識と理性に抗いながら、生意気な年下男子に外堀を埋められていく、甘くて重い現状維持(ラブストーリー)。
「俺が大人になるまで、誰とも結婚しないで」
癒やされたいすべての女性に贈る、最強の年下幼馴染による溺愛包囲網、開始。
【完結済】25億で極道に売られた女。姐になります!
satomi
恋愛
昼夜問わずに働く18才の主人公南ユキ。
働けども働けどもその収入は両親に搾取されるだけ…。睡眠時間だって2時間程度しかないのに、それでもまだ働き口を増やせと言う両親。
早朝のバイトで頭は朦朧としていたけれど、そんな時にうちにやってきたのは白虎商事CEOの白川大雄さん。ポーンっと25億で私を買っていった。
そんな大雄さん、白虎商事のCEOとは別に白虎組組長の顔を持っていて、私に『姐』になれとのこと。
大丈夫なのかなぁ?
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる