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それでもやっぱり終わらなかった。
あと一冊と少し。
先輩達は先に帰った。
一時間くらい経った頃、とりあえず自分はほぼ終わりの頃だった。
林がやってきた。浩美も一緒だった。
当然話は丸ごと全部伝わったのだろう。
もはや隠せるわけもない。
書類を保存して仕事を終わりにした。
本日のノルマ終了。
「亜弓、大丈夫?またやばい奴釣り上げたらしいじゃない。噂にはちらりと聞いたことあるけど。」
「・・・浩美、知ってるの?」
「うっすらと、なんとなく。うちにもおかしいって思ってる子がいるらしいの。数人そんな事が続いたら疑うって。」
「何があったの?」
「気分悪くなって目が覚めたら、真横にいるんだって。『すごく縋りつかれたから、でも忘れていいよ。たまにはそんな相手が必要な時もあるから。』みたいな。『じゃあ、元気出してね。』ってサラリといなくなるらしいよ。連絡先もきちんと交換してなくて、深追いする子もいないらしい。だからゴタゴタしないし、本人も恥ずかしくて忘れることにするらしい。なんだかそんな話。」
電話番号と名字しか聞かれてないのも、そういうことだったのかと思う。
特別感はうっすらとしか演出しないでおけば、恥ずかしさを感じるし、失望されてるかもとか思うし、だから深追いしない。
「なんだか元気ない子とか、落ち込んだ子に声をかけるらしい。」
ああ、もう、顔がどんどん下を向いて行く。
恥ずかしい。
ただ、生理痛だっただけです。
そうでした。後は少しのストレスと。
「本当に佐々木に感謝だよな。危うく会社一の悪女が手玉に取られるところだったから。それは社としても恥ずかしい。何とかして逆襲したいところだけど、マジに危ない奴だとしたら余計な事はしないに限るな。」
林が言う。
「まだ仕事終わらないの?」
「終わったところ。」
「佐々木は?」
「うん、終わった。」
「何?毎日二人で仲良く残業してたの?」
「嫌がらせのように倉庫に行ってる間に、勝手に電気を消されて帰られてたけど。」
「それは知らなかったって言ったでしょう?嫌がらせってこっちも思ってたって。」
「そうだったかな?」
わざとらしい。
「ありがたく護衛役を頼まれて送ってやるよ。全部解決したらお礼をしてもらう。」
林が言うのを睨む。
「なによ、途中駅まででしょう、偉そうに。」
つい言い返した。
「あ~、嫌だねえ、人の親切が分からないなんて。わざわざ悪い評判に自分が近づいてどうするよ。」
そう言われた。
勝手に決められたのに。お願いしたわけじゃないのに。
でも、浩美も知っていた話。
壮大な嫌がらせということじゃないらしい。
信じよう。
「しばらくはそうした方がいいよ。でも証拠とかあるのかな?」
「なくても被害者が多すぎて、みんな同じ反応だったら、薬の入手先も割れるだろうし。会社としては辞めさせると思うよ。」
「最悪な物証が出てこないことを祈りたい。勇気を出した子たちが気の毒になるし。」
皆が沈黙した。
自分も・・・・・・、そんな最悪な気分になるところだった。
そこをタイミングよく助けられて、揶揄われて、救われた。
「ありがとう。」
そう言った。
「やっと人の心を取り戻せたらしい。ここは矯正施設か?」
やっぱり林が混ぜっかえしてきた。
それでいい。
そんな事でも少しは救われる。
皆で帰り支度をした。
同じ路線は林だけ。
電車の中で話をしてみた。
「金曜日佐々木さんが泊ったの?」
「ああ、ビックリした。重要な相談があるから会いたいって。」
「部屋にいたの?」
「ああ、丁度帰って来たところだったよ。」
「お前も本当に脇が甘いなあ。」
お前に言う権利があるかどうか慎重に考えたい!!
そう思って言い返さなかった。
「お、反省中?」
うっとうしいので無視。
「本当に感謝しろ。被害者に名前を連ねたら、嫌なことを根掘り葉掘り何度も聞かれるんだぞ。それこそ奴に余計な恨みを買うし。」
「分かってる。」
「なら、いい。」
「ご飯も食べないで仕事してるって?」
「だって終わらないのよ。それでも余分に一時間かかってるくらい。」
「心配してるよ。やつれたって。」
「浩美が?」
「佐々木だよ。」
なら、一言あればいいのに、と思った。
「佐々木さんもお昼はとってない。残業もしてる。」
「食には興味ないらしいから、別に苦痛じゃないタイプなんだよ。」
「知らないし。」
「食べろよ。」
「分かってる。明日から先輩と一緒にランチとるように誘われてる。」
「そうか。別にこっちも忙しくないよ。今のところのんびりだ。急いで帰ってこなくていいぞ。」
それはゆっくりやれってことだと思うことにした。
そう思ってあげよう、送ってくれたお礼だ。
林の駅が過ぎたのに降りなかった。
私の駅で一緒に降りて、そこで気がついたふりをした。
「部屋は近いか?大きい通りを通って帰れるか?」
「大丈夫。ありがとう。気を付けるから。」
「ああ、じゃあな。明日は佐々木の当番だから。」
そう言ってホームに戻って行った。
明るい、大きな通りを通って部屋に戻った。
お風呂を済ませてから浩美に電話をした。
『かかってくると思った。』
「誰に何を聞いたの?」
そう聞いた。
『さすがに林君も知らなかったらしいの、女子の間で有名かどうか、そう聞かれて、同じことを教えた。マジにびっくりしてたよ。』
「それで?」
『どうしたのって聞いたら、ランチの時に相談があるって言われて。もうドキドキ、何が起こったのか全然分からないし。いい予感はしないし。』
「そう。ごめんね。あの日飲み会断ったのに。多分一緒に行ったらすごく悪口を言ったと思う。酷く酔って、本当に酷いことを言ったと思う。」
『なんとなく聞いてた。頑張り過ぎだって、逆に心配してくれてたみたいだけど。』
そのことには何も言えない。
「でも、本当に今でも信じられない。すごく元気になるようなことを緩く言ってくれて、誘い方もサラリとしてて。すごくいい人だと思ったのに。」
『誰もがそう思ったから、今まで何度も同じことを繰り返してこれたんじゃないの?もう、忘れよう。』
「そうだね。ありがとう。しばらく林にも何も言い返せない。」
『それは普通でいいんじゃない?向こうだってそんなのつまらないと思ってるよ。全部終わったら四人で飲もうね。メンズの会計は亜弓が出してね。私は自分の分しか出さないよ。』
「分かりました。」
『じゃあ、ちゃんと食べて、あと少しだから・・・・・佐々木君と仲良くしてね。』
「普通です。」
そう答えた。
一緒に働いてる先輩達とも薄い関係しか作ってないのに、私とはもっと短い、たったの2週間くらいだし。
それでもちゃんとお昼は休みをとって、せっかく知り合いになれるなら先輩達とも話がしたい。
あと一冊と少し。
先輩達は先に帰った。
一時間くらい経った頃、とりあえず自分はほぼ終わりの頃だった。
林がやってきた。浩美も一緒だった。
当然話は丸ごと全部伝わったのだろう。
もはや隠せるわけもない。
書類を保存して仕事を終わりにした。
本日のノルマ終了。
「亜弓、大丈夫?またやばい奴釣り上げたらしいじゃない。噂にはちらりと聞いたことあるけど。」
「・・・浩美、知ってるの?」
「うっすらと、なんとなく。うちにもおかしいって思ってる子がいるらしいの。数人そんな事が続いたら疑うって。」
「何があったの?」
「気分悪くなって目が覚めたら、真横にいるんだって。『すごく縋りつかれたから、でも忘れていいよ。たまにはそんな相手が必要な時もあるから。』みたいな。『じゃあ、元気出してね。』ってサラリといなくなるらしいよ。連絡先もきちんと交換してなくて、深追いする子もいないらしい。だからゴタゴタしないし、本人も恥ずかしくて忘れることにするらしい。なんだかそんな話。」
電話番号と名字しか聞かれてないのも、そういうことだったのかと思う。
特別感はうっすらとしか演出しないでおけば、恥ずかしさを感じるし、失望されてるかもとか思うし、だから深追いしない。
「なんだか元気ない子とか、落ち込んだ子に声をかけるらしい。」
ああ、もう、顔がどんどん下を向いて行く。
恥ずかしい。
ただ、生理痛だっただけです。
そうでした。後は少しのストレスと。
「本当に佐々木に感謝だよな。危うく会社一の悪女が手玉に取られるところだったから。それは社としても恥ずかしい。何とかして逆襲したいところだけど、マジに危ない奴だとしたら余計な事はしないに限るな。」
林が言う。
「まだ仕事終わらないの?」
「終わったところ。」
「佐々木は?」
「うん、終わった。」
「何?毎日二人で仲良く残業してたの?」
「嫌がらせのように倉庫に行ってる間に、勝手に電気を消されて帰られてたけど。」
「それは知らなかったって言ったでしょう?嫌がらせってこっちも思ってたって。」
「そうだったかな?」
わざとらしい。
「ありがたく護衛役を頼まれて送ってやるよ。全部解決したらお礼をしてもらう。」
林が言うのを睨む。
「なによ、途中駅まででしょう、偉そうに。」
つい言い返した。
「あ~、嫌だねえ、人の親切が分からないなんて。わざわざ悪い評判に自分が近づいてどうするよ。」
そう言われた。
勝手に決められたのに。お願いしたわけじゃないのに。
でも、浩美も知っていた話。
壮大な嫌がらせということじゃないらしい。
信じよう。
「しばらくはそうした方がいいよ。でも証拠とかあるのかな?」
「なくても被害者が多すぎて、みんな同じ反応だったら、薬の入手先も割れるだろうし。会社としては辞めさせると思うよ。」
「最悪な物証が出てこないことを祈りたい。勇気を出した子たちが気の毒になるし。」
皆が沈黙した。
自分も・・・・・・、そんな最悪な気分になるところだった。
そこをタイミングよく助けられて、揶揄われて、救われた。
「ありがとう。」
そう言った。
「やっと人の心を取り戻せたらしい。ここは矯正施設か?」
やっぱり林が混ぜっかえしてきた。
それでいい。
そんな事でも少しは救われる。
皆で帰り支度をした。
同じ路線は林だけ。
電車の中で話をしてみた。
「金曜日佐々木さんが泊ったの?」
「ああ、ビックリした。重要な相談があるから会いたいって。」
「部屋にいたの?」
「ああ、丁度帰って来たところだったよ。」
「お前も本当に脇が甘いなあ。」
お前に言う権利があるかどうか慎重に考えたい!!
そう思って言い返さなかった。
「お、反省中?」
うっとうしいので無視。
「本当に感謝しろ。被害者に名前を連ねたら、嫌なことを根掘り葉掘り何度も聞かれるんだぞ。それこそ奴に余計な恨みを買うし。」
「分かってる。」
「なら、いい。」
「ご飯も食べないで仕事してるって?」
「だって終わらないのよ。それでも余分に一時間かかってるくらい。」
「心配してるよ。やつれたって。」
「浩美が?」
「佐々木だよ。」
なら、一言あればいいのに、と思った。
「佐々木さんもお昼はとってない。残業もしてる。」
「食には興味ないらしいから、別に苦痛じゃないタイプなんだよ。」
「知らないし。」
「食べろよ。」
「分かってる。明日から先輩と一緒にランチとるように誘われてる。」
「そうか。別にこっちも忙しくないよ。今のところのんびりだ。急いで帰ってこなくていいぞ。」
それはゆっくりやれってことだと思うことにした。
そう思ってあげよう、送ってくれたお礼だ。
林の駅が過ぎたのに降りなかった。
私の駅で一緒に降りて、そこで気がついたふりをした。
「部屋は近いか?大きい通りを通って帰れるか?」
「大丈夫。ありがとう。気を付けるから。」
「ああ、じゃあな。明日は佐々木の当番だから。」
そう言ってホームに戻って行った。
明るい、大きな通りを通って部屋に戻った。
お風呂を済ませてから浩美に電話をした。
『かかってくると思った。』
「誰に何を聞いたの?」
そう聞いた。
『さすがに林君も知らなかったらしいの、女子の間で有名かどうか、そう聞かれて、同じことを教えた。マジにびっくりしてたよ。』
「それで?」
『どうしたのって聞いたら、ランチの時に相談があるって言われて。もうドキドキ、何が起こったのか全然分からないし。いい予感はしないし。』
「そう。ごめんね。あの日飲み会断ったのに。多分一緒に行ったらすごく悪口を言ったと思う。酷く酔って、本当に酷いことを言ったと思う。」
『なんとなく聞いてた。頑張り過ぎだって、逆に心配してくれてたみたいだけど。』
そのことには何も言えない。
「でも、本当に今でも信じられない。すごく元気になるようなことを緩く言ってくれて、誘い方もサラリとしてて。すごくいい人だと思ったのに。」
『誰もがそう思ったから、今まで何度も同じことを繰り返してこれたんじゃないの?もう、忘れよう。』
「そうだね。ありがとう。しばらく林にも何も言い返せない。」
『それは普通でいいんじゃない?向こうだってそんなのつまらないと思ってるよ。全部終わったら四人で飲もうね。メンズの会計は亜弓が出してね。私は自分の分しか出さないよ。』
「分かりました。」
『じゃあ、ちゃんと食べて、あと少しだから・・・・・佐々木君と仲良くしてね。』
「普通です。」
そう答えた。
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