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37 なんでも暴露してしまう秘密の相棒。
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次の日。
当然相棒との『同伴出勤』はなく一人だった。
まだ特定はされてないらしい。浩美からの外野情報。
噂は静まり返ったまま。
今回は悪意むき出しのヒソヒソしたやり取りもなかったと思う。
しばらくは静かに生きていける。
ただ、私の卓上カレンダーには賭けの判定となる3ヶ月後の日に印がついてる。
頑張れと書かれた。
浩美が書いたものだ。
社内のゴシップが賭けになるなんて。
浩美が仕切ってるんじゃないかとすら思えてきた。
友達が少ないといろんな情報が私にまわってこない、そういうことなんだろう。
そして金曜日。
思った通りの反応が二人に見れた。
『それだけ?』
明らかにそう書いてるような気がする、浩美のその表情。
林はお酒を見つめてゆっくりと口に運ぶ。
浩美は気を取り直して反応してくれた。
「それは・・・すごい偶然。そんなに印象的だったんだ。」
そうは思ってないだろうけど・・・・・なんとかそう続けたんだろう。
「うん、本当にあそこ落ちた時は叫んだなあ。」
「でも、亜弓は名前・・・・聞いても思い出してなかったよね、数週間前までも」
「しょうがないって。あの時はこっちも緊張してたの。具体的にどう間違えられたかなんて知らなかったし。」
「林君のことも忘れてたくらいだから、しょうがないよ。」
コウヨーが言う。本人も気にしてないらしいからいいじゃない。
誰だって、そうだそうだ、と思うよね。
「それで、本当にそれが初めて?初恋?それまで何してたの?」
「浩美っ。」
何してたの?はないだろう。
さすがにデリケートな部分だ。
深く聞かないで欲しい。
答えるな!そう思って見たのに。
気を悪くした様子もなく。
「そうなんだよね。あんまりそんなチャンスがなかったのかな?覚えてる限りはそうだね。」
「はじめて・・・・・。」
さり気なく気にしないふりで食事をしてるのに、浩美の視線を感じ取ってしまう。
チラリと見る。
何ですか?
「ふ~ん。」
私に向かってそう言ったと思う。
コウヨー、何でそんなに答えるんだ。秘密保持でもいいし、個人情報でもいい。
断ってもいい、いっそ照れてくれればいい。
そう言えば最初の頃はそんな反応してたのに。
グイグイとお酒を飲んでる。
完全に連れて帰るパターンだろう。
せめてちゃんと歩いてほしい。
「あ、亜弓さん、来週は課の先輩達がお祝いしてくれるって。予約してくれるみたい。奢りかどうかは知らないけど。」
ニコニコと言う。
情報が洩れてないのは隣の二人とあの先輩達が漏らしてないからだろう。
偉い!
信頼できる!!
「分かった。詳しく決まったら教えて。」
「うん。遊びに来ればいいのにって言ってたよ。」
「何しに?」
「おしゃべりだよ。」
だから何を?
ノコノコと彼氏訪問なんてできないじゃない、するわけない!!
「鈴鹿を普通の会話で黙らせるなんて、どこにコツがあるのかさっぱり分からないが、相棒すごいな。」
「うん、普通過ぎる。」
「逆に普通すぎるのかな、とか」
「うん、レアキャラかも。」
わざとヒソヒソ話してる。
「佐々木は、噂は回ってきた?」
「うん、楽しそうに先輩達が仕入れてきた。やるなって褒められた。」
「・・・・・。」
この二人を黙らせるのもコウヨーだからでしょう。
かなり酔ってるとはいえ、最初の頃より喋るし。
相変わらずズレてるけどなんとかなってる。
人間関係それなりに学習していけばうまくいくものらしい。
器用だしね。
「飲み過ぎてるけど、ちゃんと歩いてね。」
「はい。」
うれしそうに笑いながらご機嫌だ。
さすがに初めてこんな感じを見た浩美は驚いていた。
「底が知れない・・・・。」つぶやいていた。
当然相棒との『同伴出勤』はなく一人だった。
まだ特定はされてないらしい。浩美からの外野情報。
噂は静まり返ったまま。
今回は悪意むき出しのヒソヒソしたやり取りもなかったと思う。
しばらくは静かに生きていける。
ただ、私の卓上カレンダーには賭けの判定となる3ヶ月後の日に印がついてる。
頑張れと書かれた。
浩美が書いたものだ。
社内のゴシップが賭けになるなんて。
浩美が仕切ってるんじゃないかとすら思えてきた。
友達が少ないといろんな情報が私にまわってこない、そういうことなんだろう。
そして金曜日。
思った通りの反応が二人に見れた。
『それだけ?』
明らかにそう書いてるような気がする、浩美のその表情。
林はお酒を見つめてゆっくりと口に運ぶ。
浩美は気を取り直して反応してくれた。
「それは・・・すごい偶然。そんなに印象的だったんだ。」
そうは思ってないだろうけど・・・・・なんとかそう続けたんだろう。
「うん、本当にあそこ落ちた時は叫んだなあ。」
「でも、亜弓は名前・・・・聞いても思い出してなかったよね、数週間前までも」
「しょうがないって。あの時はこっちも緊張してたの。具体的にどう間違えられたかなんて知らなかったし。」
「林君のことも忘れてたくらいだから、しょうがないよ。」
コウヨーが言う。本人も気にしてないらしいからいいじゃない。
誰だって、そうだそうだ、と思うよね。
「それで、本当にそれが初めて?初恋?それまで何してたの?」
「浩美っ。」
何してたの?はないだろう。
さすがにデリケートな部分だ。
深く聞かないで欲しい。
答えるな!そう思って見たのに。
気を悪くした様子もなく。
「そうなんだよね。あんまりそんなチャンスがなかったのかな?覚えてる限りはそうだね。」
「はじめて・・・・・。」
さり気なく気にしないふりで食事をしてるのに、浩美の視線を感じ取ってしまう。
チラリと見る。
何ですか?
「ふ~ん。」
私に向かってそう言ったと思う。
コウヨー、何でそんなに答えるんだ。秘密保持でもいいし、個人情報でもいい。
断ってもいい、いっそ照れてくれればいい。
そう言えば最初の頃はそんな反応してたのに。
グイグイとお酒を飲んでる。
完全に連れて帰るパターンだろう。
せめてちゃんと歩いてほしい。
「あ、亜弓さん、来週は課の先輩達がお祝いしてくれるって。予約してくれるみたい。奢りかどうかは知らないけど。」
ニコニコと言う。
情報が洩れてないのは隣の二人とあの先輩達が漏らしてないからだろう。
偉い!
信頼できる!!
「分かった。詳しく決まったら教えて。」
「うん。遊びに来ればいいのにって言ってたよ。」
「何しに?」
「おしゃべりだよ。」
だから何を?
ノコノコと彼氏訪問なんてできないじゃない、するわけない!!
「鈴鹿を普通の会話で黙らせるなんて、どこにコツがあるのかさっぱり分からないが、相棒すごいな。」
「うん、普通過ぎる。」
「逆に普通すぎるのかな、とか」
「うん、レアキャラかも。」
わざとヒソヒソ話してる。
「佐々木は、噂は回ってきた?」
「うん、楽しそうに先輩達が仕入れてきた。やるなって褒められた。」
「・・・・・。」
この二人を黙らせるのもコウヨーだからでしょう。
かなり酔ってるとはいえ、最初の頃より喋るし。
相変わらずズレてるけどなんとかなってる。
人間関係それなりに学習していけばうまくいくものらしい。
器用だしね。
「飲み過ぎてるけど、ちゃんと歩いてね。」
「はい。」
うれしそうに笑いながらご機嫌だ。
さすがに初めてこんな感じを見た浩美は驚いていた。
「底が知れない・・・・。」つぶやいていた。
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