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11章

紹介

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BSSの披露が終わり…ついに新メンバー紹介となった。

一哉『玲香!そろそろ…時間だよな?』
玲香『そうだねー…セトリの順番で行くと…次は…』

観客席がざわつき始める。

明日香『緊張しますね…』
香奈『さて…誰から呼ぶ??』
玲香『すでに御披露目はしてるからね…』
一哉『まあ…最初は慣れてるあの人でしょ?』
七瀬『確かに…じゃあ呼びましょう』
玲香『年末…私達BSSにもアンダーメンバーが加入することが決まりました』
七瀬『そして…追加されたメンバーは6人』
香奈『私が発表をさせてもらいました。顔写真や名前は公開されてますが…皆さんの前に登場するのは始めてだと思います』
一哉『一部ネットでは…アンダーと正規メンバーの入れ替えがあるんじゃないか…瑠菜の元気がないんじゃないか…という噂が流れていましたが…その通りです』

観客席が…余計にざわつく。

七瀬『今年3月末までは…BSSメンバーはこの6人でした』
瑠菜『まだチャンスは…あります。ですが…私はアンダーに落ちることになってしまいました』
観客『えー!!』
観客『そ、そんな…』
一哉『しかし…この交代制は来年の3月までです…それまでに瑠菜が正規に戻っていれば…この6人で活動できます。しかし、その間にも俺や玲香…全員が入れ替えられる可能性もあります』
玲香『たとえ、そうなっても…不満に思ってもそれを彼女達にぶつけるのは…やめてあげてください』
一哉『俺達は…席を譲る気はありません』
香奈『それでも取られてしまったら…彼女達は、私達以上のパフォーマンスで皆さんを楽しませてくれます。更なる高みへつれてってくれます』
七瀬『誰が交代されてしまうか…来年のBSSに誰がいるかはわかりません…ですが…』
6人『絶対に皆さんを裏切る結果にはしません。だから…これから、1人ずつアンダーメンバーには登場してもらいますが…
温かく見守ってください…。そして、新規メンバーを加えたBSSとアンダーメンバーをよろしくお願いします』

俺達は…瑠菜のこともすべてをさらけ出して
深くお辞儀をした。

観客席は…そんな俺達を温かく拍手を送ってくれた。


一哉『それでは…一人ずつ登場してもらいます…』
玲香『まずは…瑠菜の後任から…登場してもらいます』
一哉『では…1人目 新規BSSメンバー。一堂瑠菜の現後任…堀静香!』

こうして…メンバーの紹介が始まった。
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