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第十二章:スイートアンドビター
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カフェをでて、二人は小さな店がたくさん並ぶアーケード商店街にやってきた。休日となるとここは人が溢れかえっていて、まっすぐに歩けないほど。そろそろ鑓水は集まってくる視線にも慣れてきた。となりにいる波折だけをみていた。
「……!」
波折が何かに気付いたようにぱちりとまばたく。鑓水がその視線を追ってみれば、その先には男女のカップル。手をつないで、楽しそうに歩いている。よくよくみてみれば、このアーケード商店街はカップルも多くいて、手を繋いだり腕を組んだりとしている人たちが多かった。
「……波折?」
「女の子、羨ましい」
「え?」
「手を繋ぎたいときに繋げるから。俺も今、すごく慧太と手を繋ぎたいのに」
「……いいじゃん、繋ごう」
「……慧太! こっちきて」
「えっ?」
波折が鑓水の腕を掴んで、どこかへ引っ張ってゆく。ごちゃごちゃとした小さな路地に入り、人気のないところまでやってきた。
「波折?」
波折が壁に手をついて、鑓水を閉じ込める。そしてじっと至近距離で鑓水の顔をみつめては、切なげに笑ったのだ。
「ご、ごめんね。我慢しようと思っていたんだけど、ああいうのみてたら羨ましくなっちゃって……」
「ん、どうした。甘える?」
「うん……甘えていい?」
「いいよ。ほら……」
鑓水が腕を広げると、波折がぎゅっと抱きついてきた。なんだ、あんなすました顔をして焦れていたのかよ、と鑓水は苦笑する。やっぱりこいつはかわいい。
「慧太……あの、外だからあんまりできないと思うけど……」
「ん?」
「……俺のこと、オンナにして」
波折が物欲しそうな顔で鑓水を見つめる。ぞくっとした。今の今まで翻弄されっぱなしだった波折にそういうことを言われると、ほんとうにめちゃくちゃにしてオンナにしてやりたくなる。しかし、ここは人気のない場所とはいえ外だ。鑓水はぐっと衝動をおさえ、ふう、と息を吐くとポケットのなかのローターのスイッチをいれてやる。
「あっ……」
ぴくんっ、と波折が震える。鑓水はさらに手を波折の腰に滑らせていき、下着に手をかけるとぐっと上に引っ張り上げた。面積の小さな布がぐいっと股間に食い込んで、波折はかくん、と腰を揺らす。
「あっ……あふっ……」
「これ、どんな気分でつけていたの?」
「……あんっ……けいたの、オンナになった気分で……つけてた……あぁっ……」
「あんな済ました顔していたくせに……心はメスだったのかよ」
「はぅっ……おれっ……けいたの前だとメスになっちゃう……」
「はは、やらしい」
ぐい、ぐい、と下着を引っ張られて波折はゆらゆらと腰を揺らす。そしてもう一方の鑓水の手が薄いブラジャーの上から乳首をくるくると円を描くようになでれば、波折はふるふると唇を震わせて悦んだ。本当にメスみたいな表情だ。自分をイジメる鑓水にマゾヒズムあふれる視線を送り、もっとして、と訴える。
「けい……た……」
はあ、と吐息を吐いて波折は甘い声をあげる。尻肉がぴくぴく、ぴくぴく、と震えているから、中イキをしているのかもしれない。ローターを強にしてやれば、「あぁんっ……!」と鳴く。
「けいた……さっき……うれしかった……」
「ん?」
「みんなのまえで、……手を繋ごうって、いってくれたこと……あっ……」
「なんで。俺は俺のしたいことを言っただけだよ」
「……うん。けいた……だいすき……」
鑓水が唇を奪うと、波折がぽろぽろと涙をこぼした。鑓水にしがみつき、腰をくねらせながら必死にそのキスを受け入れる。愛おしい。波折は「完璧な人でなくてはならない」という刷り込みから人目をどうしても気にしてしまうから、男同士である自分たちは人前で手を繋いではいけないと思っている。でも、本当は手を繋ぎたいのだ。女の子に憧れてしまうほどに。
「けいたっ……おれ、……けいたのオンナだよ……」
「ああ……おまえの身体、オンナだ。おまえは俺のオンナだよ」
「あぁあっ……けいたぁっ……」
ブラジャーをずりあげてない胸を揉み、お尻を鷲掴みにてもみくちゃにしてやる。そんなことをされたら本当にオンナになっている気分になってしまうのだろう、波折はとろんといやらしい顔をして喘いでいた。
しばらく、そうやって波折をオンナにしてやっていた。でも、こうしてエッチをするのもいいけれど、もっと波折を喜ばせてあげたかった。エッチをしてオンナって思い込ませるんじゃなくて、本当に波折のしたいと思っていることをやってあげたかった。
「……!」
波折が何かに気付いたようにぱちりとまばたく。鑓水がその視線を追ってみれば、その先には男女のカップル。手をつないで、楽しそうに歩いている。よくよくみてみれば、このアーケード商店街はカップルも多くいて、手を繋いだり腕を組んだりとしている人たちが多かった。
「……波折?」
「女の子、羨ましい」
「え?」
「手を繋ぎたいときに繋げるから。俺も今、すごく慧太と手を繋ぎたいのに」
「……いいじゃん、繋ごう」
「……慧太! こっちきて」
「えっ?」
波折が鑓水の腕を掴んで、どこかへ引っ張ってゆく。ごちゃごちゃとした小さな路地に入り、人気のないところまでやってきた。
「波折?」
波折が壁に手をついて、鑓水を閉じ込める。そしてじっと至近距離で鑓水の顔をみつめては、切なげに笑ったのだ。
「ご、ごめんね。我慢しようと思っていたんだけど、ああいうのみてたら羨ましくなっちゃって……」
「ん、どうした。甘える?」
「うん……甘えていい?」
「いいよ。ほら……」
鑓水が腕を広げると、波折がぎゅっと抱きついてきた。なんだ、あんなすました顔をして焦れていたのかよ、と鑓水は苦笑する。やっぱりこいつはかわいい。
「慧太……あの、外だからあんまりできないと思うけど……」
「ん?」
「……俺のこと、オンナにして」
波折が物欲しそうな顔で鑓水を見つめる。ぞくっとした。今の今まで翻弄されっぱなしだった波折にそういうことを言われると、ほんとうにめちゃくちゃにしてオンナにしてやりたくなる。しかし、ここは人気のない場所とはいえ外だ。鑓水はぐっと衝動をおさえ、ふう、と息を吐くとポケットのなかのローターのスイッチをいれてやる。
「あっ……」
ぴくんっ、と波折が震える。鑓水はさらに手を波折の腰に滑らせていき、下着に手をかけるとぐっと上に引っ張り上げた。面積の小さな布がぐいっと股間に食い込んで、波折はかくん、と腰を揺らす。
「あっ……あふっ……」
「これ、どんな気分でつけていたの?」
「……あんっ……けいたの、オンナになった気分で……つけてた……あぁっ……」
「あんな済ました顔していたくせに……心はメスだったのかよ」
「はぅっ……おれっ……けいたの前だとメスになっちゃう……」
「はは、やらしい」
ぐい、ぐい、と下着を引っ張られて波折はゆらゆらと腰を揺らす。そしてもう一方の鑓水の手が薄いブラジャーの上から乳首をくるくると円を描くようになでれば、波折はふるふると唇を震わせて悦んだ。本当にメスみたいな表情だ。自分をイジメる鑓水にマゾヒズムあふれる視線を送り、もっとして、と訴える。
「けい……た……」
はあ、と吐息を吐いて波折は甘い声をあげる。尻肉がぴくぴく、ぴくぴく、と震えているから、中イキをしているのかもしれない。ローターを強にしてやれば、「あぁんっ……!」と鳴く。
「けいた……さっき……うれしかった……」
「ん?」
「みんなのまえで、……手を繋ごうって、いってくれたこと……あっ……」
「なんで。俺は俺のしたいことを言っただけだよ」
「……うん。けいた……だいすき……」
鑓水が唇を奪うと、波折がぽろぽろと涙をこぼした。鑓水にしがみつき、腰をくねらせながら必死にそのキスを受け入れる。愛おしい。波折は「完璧な人でなくてはならない」という刷り込みから人目をどうしても気にしてしまうから、男同士である自分たちは人前で手を繋いではいけないと思っている。でも、本当は手を繋ぎたいのだ。女の子に憧れてしまうほどに。
「けいたっ……おれ、……けいたのオンナだよ……」
「ああ……おまえの身体、オンナだ。おまえは俺のオンナだよ」
「あぁあっ……けいたぁっ……」
ブラジャーをずりあげてない胸を揉み、お尻を鷲掴みにてもみくちゃにしてやる。そんなことをされたら本当にオンナになっている気分になってしまうのだろう、波折はとろんといやらしい顔をして喘いでいた。
しばらく、そうやって波折をオンナにしてやっていた。でも、こうしてエッチをするのもいいけれど、もっと波折を喜ばせてあげたかった。エッチをしてオンナって思い込ませるんじゃなくて、本当に波折のしたいと思っていることをやってあげたかった。
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