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第十二章:スイートアンドビター
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「なんでそこまで楽しそうなの?」
「わかんない、楽しい」
「そっかー、よかったな」
「溢れてくるっていうか」
「何が?」
波折が起き上がって鑓水を見下ろす。窓から差し込んでくる紅い光に照らされて、波折の瞳がきらきらと緋色に輝く。すごく、綺麗だった。赤に濡れた波折の顔がほころんで、ふわ、と柔らかく微笑まれる。
「慧太。大好き」
「……っ」
夕焼けは、なぜか心をセンチメンタルにさせる。波折の微笑みに酷い切なさを覚えて、鑓水は泣きそうになった。 二人で、しばらくキスをしていた。舌を絡めて、お互いの熱を溶け合わせる。あまりにも気持ちよくて、ずっとそうしていた。深い温もりの中にじわじわと沈んでゆく、そんな幸福感。
「慧太……ちょっと、オモチャのスイッチいれて」
「ん? エッチしたくなった?」
「そうじゃないけど……いや、エッチはしたいけど、そうじゃなくて……エッチな気分になりながら慧太に抱きしめられたい」
「エッチしたいのと何が違うんだよ」
「違うんだって、慧太、とにかく慧太にぎゅってされながら気持ちよくなりたい」
「んー、おっけー。わかったわかった。あんまりアンアン言うなよ、俺がヤりたくなる」
淫乱ちゃんの考えることはよくわからない。まあ、あらかた快楽と幸せな気分というのが波折の中で結びついているのだろうと納得して、鑓水はローターのスイッチをいれてやった。
「あっ……」
波折がきゅ、と目を閉じて甘い声をこぼす。はふ、と息を吐いて、鑓水の胸にくたりと頬を寄せて乗っかった。
「んっ……あっ……」
ぴくん、ぴくん、と波折が震える。微振動がじわじわとなかから広がっていく感覚に、むずむずと鑓水の上で可愛く身じろいでいた。波折が自分の上でもがいているのをみて、鑓水はもっともっと彼を甘やかしたくなってくる。両手で波折の髪をくしゃくしゃと撫でて、ぎゅっと抱きしめてやった。
「わかんない、楽しい」
「そっかー、よかったな」
「溢れてくるっていうか」
「何が?」
波折が起き上がって鑓水を見下ろす。窓から差し込んでくる紅い光に照らされて、波折の瞳がきらきらと緋色に輝く。すごく、綺麗だった。赤に濡れた波折の顔がほころんで、ふわ、と柔らかく微笑まれる。
「慧太。大好き」
「……っ」
夕焼けは、なぜか心をセンチメンタルにさせる。波折の微笑みに酷い切なさを覚えて、鑓水は泣きそうになった。 二人で、しばらくキスをしていた。舌を絡めて、お互いの熱を溶け合わせる。あまりにも気持ちよくて、ずっとそうしていた。深い温もりの中にじわじわと沈んでゆく、そんな幸福感。
「慧太……ちょっと、オモチャのスイッチいれて」
「ん? エッチしたくなった?」
「そうじゃないけど……いや、エッチはしたいけど、そうじゃなくて……エッチな気分になりながら慧太に抱きしめられたい」
「エッチしたいのと何が違うんだよ」
「違うんだって、慧太、とにかく慧太にぎゅってされながら気持ちよくなりたい」
「んー、おっけー。わかったわかった。あんまりアンアン言うなよ、俺がヤりたくなる」
淫乱ちゃんの考えることはよくわからない。まあ、あらかた快楽と幸せな気分というのが波折の中で結びついているのだろうと納得して、鑓水はローターのスイッチをいれてやった。
「あっ……」
波折がきゅ、と目を閉じて甘い声をこぼす。はふ、と息を吐いて、鑓水の胸にくたりと頬を寄せて乗っかった。
「んっ……あっ……」
ぴくん、ぴくん、と波折が震える。微振動がじわじわとなかから広がっていく感覚に、むずむずと鑓水の上で可愛く身じろいでいた。波折が自分の上でもがいているのをみて、鑓水はもっともっと彼を甘やかしたくなってくる。両手で波折の髪をくしゃくしゃと撫でて、ぎゅっと抱きしめてやった。
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