超能力者の異世界生活

ココてる

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リョウ、自分を調べる

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あの後、俺はクラリサと合流して「洞窟には何もいなかった」と伝えた。

クラリサは最初は驚いていたけど、途中からは落ち着いていた。

多分俺が何か隠していることがわかったんだろう。

それはともかく、神託の続きを果たすべく近くの町に情報収集をしに行くとするか。

「すまん、ちょっとトイレしてくるよ。」

「わかったわ、急いでないからゆっくりしておいで。」

クラリサは気を使ってくれるのか、見透かされてるのかわからない返事をしてくれた。

まあ、気を使ってくれたと考えとこう。

さて、これで一人になったわけだが、、、

「お呼びでしょうか?リョウ。」

俺の心を読んだのか、美香が俺について来てくれた。

「ああ、さっきの話の中でわからないことがあったんだ。」

「解析系の超能力のことですか。あの時に教えて差し上げても良かったのですが、風雅がいましたから。」

「それは助かった。正直風雅はとっつきにくいんだよな。なんか弱点を見せたらガツガツ言われそうな気がするんだよ。」

風雅とは少ししか話していないが、話した感じでいうと
“ノリが軽くていつもふわふわしている”
というか何かに真面目に取り組むことはないような奴だ。

村にもそういう奴(大人)がいたが、両親にあまり関わらないほうがいいと言われたことを覚えている。

「そうですね、、、風雅ならありえます。それでですね、解析系の超能力のことですが内容は超能力者の基本的なステータスと超能力者の超能力の内容を調べるという感じです。」

美香の中では俺の風雅への評価はあまり大事ではないらしい。

「それで、と、、すてーたす、ってのはなんなんだ?聞いたことない単語だけどなんかの暗号か?」

「いえ、ステータスとは違う世界の単語でしてその者の身体的能力や精神的能力ーーー超能力ではないーーーをわかりやすくしたものを指す単語なんです。」

なるほど、要するにそいつの強さがわかるものということか。

「さすがリョウですね、頭の回転が早い。」

「ありがとう、それでその解析系の超能力の使い方は普通にやればいいのか?」

これが一番大切だ。

美香の説明だと超能力は戦闘系と生産系、希少レア系の3つに分けられる。

さっき美香からもらった超能力がそうだったように、多分希少レア系の超能力は超能力の使い方が少し違う。

どちらかというと魔法のそれと似ているのだ。

使った時の影響を想像する。

そうして初めて超能力が使われる。

これが正しければ解析系の超能力を使うには解析した後の影響を想像しなければいけない。

自分を解析しているところを想像するなんて正直俺にはできそうにない。

「心配ありません。解析系の超能力は希少レア系の中のさらに希少レア系で、超能力のイメージをするだけで超能力を使える超能力なんです。」

「そうか、希少レアのさらに希少レアか。わかった、やってみよう。」

解析系の超能力は超能力をイメージするだけ。

解析系の超能力のことだけを考える。

そうすると、まるで昔のことを思い出したかのようにスラスラと解析結果がわかった。

まとめてみるとこんな感じだ。

    人間 レベル 71

    超能力の内容

・超能力者のステータスと超能力の内容を調べる

・生物(霊、アンデットを含む)の感情を操る

・超能力者に決闘を申し込み、決闘に勝つことで超能力を奪うことができる

・超能力を媒体として自分の守護精霊を作ることができる

「こんな感じなんだけど、美香は何か検討つくものあるか?」

「最後の超能力はおそらくマリネス様からの贈り物の1つだと思います。私たちを生み出したそれにとても似ていますから。」

「え?贈り物の1つってことは贈り物って他にもあるのか?」

「はい。おそらく他にも複数個あると思いますよ。」

本当ですか。

てっきり1つかと思ってたけど、、、

「マリネスと約束しちゃったから、贈り物は有効活用しないといけないな。町に着いたらマリネスからの贈り物がどれなのか調べてみるか。」
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