赤いサカストの美少年❤️晶

龍賀ツルギ

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⚽その一

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「ふざけんなよ!島内。
なんだよ!これ!」

星蘭高校サッカー部のエース。
2年生でセンターフォワードの三杉晶『アキラ』はサッカー部の顧問室に呼び出された。
今年より顧問として雇われた、島内真人に叱責されて、カッとなり絡んだ晶は真人に殴りかかるが、真人に軽くいなされ、武術で気絶させられた。
気を入れられて、眼を覚ました時には、赤いサッカーソックスだけの裸で緊縛されていた。
サッカーソックスは折り返しに白いラインが入ったもの。
上着にスパッツ、スパイクは脱がされている。
サッカー部顧問室には、顧問の島内真人が休む為の簡易ベッドが置いてあり、晶はベッドの端のスチール棒に四肢に縄尻を繋がれたX字型緊縛されている。
晶はベッド上で激しく暴れるが、縄は麻縄で頑丈であり、しっかりと結んであるので、晶が暴れるくらいではとても緩まない。

晶は精悍な美少年。
髪は栗色でやや長め、背は175センチ、筋肉はしっかりとついた典型的アスリート体型。瞳はやや細めで鼻は高く、口元には意志の強さが感じる。
左手首だけにオシャレなリストバンドをしている。
肌はアスリートっぽく日焼けを程よくしていた。
中学までサッカーと並行しながら空手も学んでいて、中学ではやや不良少年で喧嘩も強かった。
晶はサウスポーでシュートは左足で決めていて、アマチュアサッカー雑誌にも取り上げられた事もあるが、黄金の左足とも書かれた事もあった。
ただ晶には致命的な欠陥が。
晶はジュニアの頃からチームの中心で常にチヤホヤされており、チームの勝利より、自分のプレーをが大事でありミスしたチームメイトがいてもただ叱責するのみ。
かなり我儘な性格で、チーム内でも浮いている存在だ。
もっともチーム内でも、晶に意見出来る者は誰もおらず、晶もたかを括っていたのだが!

「はぁ…はぁ…ふざけんな。島内。これはなんのつもりだよ。
なあ…冗談にしては酷すぎるんじゃねえのか?」

晶は真人に悪態をついた。
ただでさえ喧嘩に負けた事がない晶は、気絶させられた事に動揺しながらも、激しく真人を罵る。だが真人も眉毛をピクリとも動かさずに全く動揺もしない。
黙って冷たいウーロン茶を飲んでいる。
真人は年齢27歳。
身長180以上あり、短く黒い髪を品良く七三に分けている。
眼光鋭く、鼻梁高く、肩幅も広い典型的な大人のイケメン。
実は空手も柔道も段持ちで、大学時代は武闘大学生5人相手に勝った事さえあり、あまりの強さから本職の極道にスカウトされた事さえあったくらい。
ただ高校大学と一流サッカー選手でもあり、プロも考えたが、アキレス腱をやってしまい、プロは諦めて、指導者としてアマチュアサッカーに携わる事にしたのだ。
だが真人にも、自嘲するべき欠点が。
真人はゲイのサディストであり、美少年を弄んで楽しむ性癖があったのだ。
真人が高校サッカー部を仕事にしたのはそれ故だった。
あまり褒められたものではないが…

真人はコーヒーを飲み終わると、ゆっくりとベッドに縛られている晶の元に行き、ベッドに腰を下ろした。
そして晶の美しい顔に手をやり、頬を撫でながら、優しく囁いた。

「晶。お前は美しい少年だな。
今まで俺は数多くの少年を相手としてきたが、お前ほどの美貌の美少年は初めてだよ。『陶酔』」

真人の目を見た晶の背筋に言いようがない悪寒が走った。
美少年でやや不良っぽい晶は、複数の彼女がいて、性的飢餓感を感じた事は無かった。
ただそれは自分が中心で気にいった女と遊ぶだけで、自分が遊ばれた事は決して無かったのだ。
ましてや縛られて、同性の年上のサッカー部の監督に弄ばれる事になるなんて。
あまりの恥辱に舌でも噛んで、死にたくなるほどだ。

「やめろよ!この変態監督。てめえこんな事して恥ずかしくねえのか?
悪いが俺にはてめえみたいな変な趣味はねえんだよ!
さっさと縄を解きやがれ!」

悪態をつきまくり、真人を挑発する晶。
しかし真人は全く動ぜずに髪をかき上げると、晶の身体に舌を触れさせていった。
ビクン!晶の身体が跳ねる。
真人は晶の乳首に舌を這わせていったのだ。もちろん晶にはどうする事も出来ない。
赤いサッカーソックスを履いた足をばたつかせようとするが、ソックスを履いた足首はしっかりと麻縄で緊縛されていて、全く動かせない。
もちろん手首も縄で緊縛されているので、晶が抵抗しても、ギシッギシッと音をたてるだけだ。
同性から身体を嬲られる初めての体験から、晶は耐え難い羞恥心に襲われて、両の瞳から羞恥の哀泣が溢れる。

「かっ…監督…やめて…くれよ…俺には…男と寝る趣味なんかねえんだよ…頼むよ…監督!
気持ち悪いんだよ…」

乳首を同性に愛撫されて、また真人の舌裁きが絶妙さに、晶はたまらなくなる。
実際に乳首が気持ちいいのだ…
なっ…なんだよ…これっ…
やっ!やめろよ…
やめて…くれよ…

クチュペロニチャ!
淫らな音を立てながら、真人の愛撫は続く。
晶はその不気味な感覚に抗らう様に、縄よ千切れろとばかりに身体をよじらせる。
さすがに真人も責めにくくなり、思わずにカッとした真人は、晶の頬を平手打ちした。

パン!パン!パン!パン!

晶の頬が夕焼けのように赤く染まる。
そして真人は片手で晶の首に手を掛けて、強い力で締め上げた。

「晶。おとなしくしろよ。
あまり抵抗すると、いっそお前の睾丸を握り潰すぞ!
そうされたいか!」

真人は晶の至近距離に自らの顔を近づけて、晶を恫喝した。
真人の鋭い視線に晶は震え上がる。
今までこのような形で恫喝された経験は初めてなのだ。
生意気ではあるが、まだ16歳の高校2年生に過ぎない。
晶は抵抗を止める。この際さっさと言いなりになり、後で高校でも警察にでも告発する事にしたのだ。
晶の内心を知ってか知らずか?
真人はまた晶に優しく、少年の美しい肉体に淫らな責めを再開していく。

「はぁ…はぁ…何?これっ?」

真人は晶のたくましい太腿を擽るように、左掌を使い指の一本一本をまるで晶にとってはまるで、イソギンチャクが太腿を擽る様な奇妙な官能に襲われる。
そして耳元には巧みに息を吹きかけて、舌を使い晶の性感帯を刺激する。
右の掌は晶の逞しい乳首を淫眉に擦り責め、今まで同性経験の無い晶を狼狽させた。
同性に性感を責められて、感じてしまう屈辱。
晶は奥歯をキリキリ噛み鳴らして、必死に襲い来る官能ね嵐を振り払おうとした。
いやだ!いやだよ!
俺は男に責められて、感じるなんて…いやだ!
俺は…ゲイなんかじゃ…ないんだ…
ああっ…涙が止まらない…

「そんなに身体を固くするな!
お前もたっぷりと楽しむ気持ちになったらどうだ?
さて、次はお前の…ペニスを責めて見るか。」

真人が晶の股間に手をやると、フフフフフフ!と淫乱な笑いを浮かべて晶を見た。
激しい息使いの晶は、何故か真人が笑ったのかが分からなかったが、その後に衝撃を受ける事になる。

「なあ…晶。お前のムスコ。
激しく勃起して、割れ目から淫らな汁が溢れているぞ。
恥ずかしい男の子だな。お前は。」

「う…嘘!そんな!嘘つくなよ…男と寝てチンコを立てる訳がねえよ…俺はゲイじゃない!」

「いや。お前は俺とおんなじ、ゲイなんだよ。
今まで自覚して無かっただけさ。俺は実はお前にはゲイの資質が有るって分かってたのさ。」

「ふっ…ふざけないで…いい加減な事を言わない…で。」

「ふざけてないし、いい加減じゃない。俺には同質の仲間が分かる嗅覚がある。
そして今、お前を責めていて、もうひとつお前の性癖に気がついたぜ!」

「も…もうひとつの…性癖って…
なんなんだよ…?」

晶は戦慄を覚えた。実は晶には幼少時より、妙な願望があったのだ。
それは縛られたい願望。
幼少時はあまり気にならなかったが、小学校高学年になる時、自分の縛られたい願望は他人には無いことに気づいた。
その願望を振り払う為に、あえて空手を学び強い自分を作り上げる事でその癖は強引に押し殺したのだ。だからサッカー部でも学校のクラスの中でもあえて生意気に振る舞い、中学生に上がってからはその願望は完全に心の中に封印したと思っていた。
しかし今、真人にその封印を解かれたら、晶自身がどうなってしまうのか、見当もつかない。

◈ああっ…俺はどうなるんだ?
どうなっちまうんだよお❓
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