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本編
こずえの変化
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「先生。何かあったの?
元気がないよ。」
静也はこずえの表情に精彩がないのを見て心配そうに尋ねる。
静也は今日もこずえとの性の営みにワクワクしていたのだが、こずえが浮かない顔をしている事から体調でも悪いのかと心配になったのだ。
静也はオシャレな柄のスポーツ用Tシャツに太もも丈のハーフパンツに白いハイソックス。
ハイソックスフェチの静也はこずえとの情事には好んでハイソックスを履いてくる。
ただ今日はこずえの元気がないようなら、こずえを休ませる為にこのまま帰るか?もしくはこずえの体調があまりに悪ければ看病の為に宿泊してもいいと思っていた。
静也にとって愛するこずえが他の何よりも大切な事なのだ。
「ううん…大丈夫よ。
静也、心配かけてごめんね。
体調は別になんともないわ。
ただやっと教師にも慣れて来て疲れも出てきたのかしら?
うん…静也の言う通り今日は休もうかな…
静也、ごめんね。せっかく来てくれたのに。」
「いいよ。僕は先生の体調が何より大事だから。
うん。じゃあ今日は帰ります。」
静也はやや寂しそうな表情で玄関に行きスニーカーを履く。そして扉のノブに手をかけ帰ろうとするが、そこにこずえが声をかけた。
「待って…静也。」
帰ろうとする静也に駆け寄るこずえ。
こずえは静也を後ろから強く抱きしめる。
「あっ…せっ…先生…」
「ごめんなさい!静也。
いつか静也にも話すから何も心配しないで…
…お願い…静也…帰る前に…私にキスをして。」
こずえの態度に戸惑いながらも静也はこずえに向き直り唇を近づけて熱いキスを交わしていく。
こずえも静也に舌を絡ませながら互いの体温を感じていく。
こずえの頬には何故か美しい涙が両の瞳から溢れていた。
「せっ…先生…泣いてるの?」
「うん…静也とキスしたら込み上げて来ちゃって。
ごめんね。
じゃあ今日はもうお休み『微笑』」
静也はこずえのマンションを出たあと外からこずえの部屋をずっと眺めていた。
こずえ先生の様子は確かにおかしい。
何かがこずえ先生に起こっている。
静也は外からこずえの住居を黙って見つめている。
そんな静也を離れたワンボックスの中から眺めている男。
宏明だった。
ーなんだ?あの坊やは?
高校生くらいだろうが、こずえの教え子だろうか?
しかし随分とマジな顔でこずえの部屋を眺めているが!
まさか…こずえ…あのガキと出来てるんじゃ無いだろうな!
いやっ!あり得る。
あれだけ兄貴に性的調教を受けたこずえの身体が男無しで耐えられる訳がない『笑』
そうか!こずえはあの坊やと!
面白くなって来やがった!
奴隷調教は一人より複数の方が面白いからな!
それにあのガキは利用できそうだ。
凄いイケメンだしな。身体の肉の付き具合もスポーツでもやっているのか、理想的体型だ。
またハイソックス好きなのか?白ハイソックスが良く似合ってて可愛い。
ああ…いい手があったぜ!由真の奴はショタ好きで可愛らしい美少年をマゾ調教するのが大好きだったな!
俺がこずえを調教して、由真にあのガキを調教させたら!
クククククク…!
◈宏明は仲間の男性専門の奴隷調教師の浅野由真にLINEを送る。
ワンボックス内に用意してあった一眼レフのデジカメに望遠レンズを取り付け、ロングで静也の写真を撮る。
そしてその写真をスマホに取り込み、由真のパソコンに送信した。
そして10分後。
由真から宏明に返信が。
「ホホホ!可愛らしい牡猫ちゃんじゃない。
なにこんな美少年を調教しろって言うの?
いいわね!私の好みだわ!
ハイソックスを履いている足がとってもきれいで、縄で縛りあげたら良く映えそう!
いいわ!宏明。あなたに手を貸すわ。
ただしこの牡猫を私のペットにする事!
それが絶対条件よ『笑』」
宏明はLINEを読みながら、微笑んで返信を送る。
◈もちろん。『笑』
仰せのままに!
ーーーーー
翌日、静也はこずえのマンションの見えるカフェからこずえの部屋を見張っていた。
学校はサボり。
こずえが病欠で学校には来てなかったから、体調不良で早退してこずえのマンションに来ていた。
ただこずえにどんな顔をすれば良いのか分からず、とりあえずマンション前のカフェで時間を潰していたのだ。
一旦は家に帰り、制服を脱いで私服に着替える。
私服はワーカーマンのスポーツ用Tシャツに膝上までのショートパンツ。
赤ライン入りの白いハイソックスに青スニーカー。
上着にパーカーを羽織っている。
そこに宏明の運転する銀のワンボックスがマンションの駐車場に。
見慣れない車だなと静也は思った。
そして宏明は車から降りるとスマホでどこかに電話を掛ける。
そしてマンションの駐車場で煙草をくゆらしていると、そこにはなんとこずえが出てきた。
こずえはよそ行きのオシャレな姿で化粧も施していた。
そして宏明に対して厳しい表情で何かを語るとそのままワンボックスに乗り込み二人でどこかに出掛けていった。
なっ…なんだよ…あいつ…こずえ先生をどこに連れて行くつもりだよ…
◈慌ててカフェから飛び出す静也。
店の前に置いてあったロードバイクに跨ると、ヘルメットを被り、こずえの乗り込んだワンボックスの方向へ向かう。
車に追いつけるか分からないが、ロードバイクで静也の足なら30キロ以上は出せる。
ただし大きな道を走られてしまったらどうにもならないだろう!
しかし今は追うしかない。
☆愛するこずえを追う為にも❗️
元気がないよ。」
静也はこずえの表情に精彩がないのを見て心配そうに尋ねる。
静也は今日もこずえとの性の営みにワクワクしていたのだが、こずえが浮かない顔をしている事から体調でも悪いのかと心配になったのだ。
静也はオシャレな柄のスポーツ用Tシャツに太もも丈のハーフパンツに白いハイソックス。
ハイソックスフェチの静也はこずえとの情事には好んでハイソックスを履いてくる。
ただ今日はこずえの元気がないようなら、こずえを休ませる為にこのまま帰るか?もしくはこずえの体調があまりに悪ければ看病の為に宿泊してもいいと思っていた。
静也にとって愛するこずえが他の何よりも大切な事なのだ。
「ううん…大丈夫よ。
静也、心配かけてごめんね。
体調は別になんともないわ。
ただやっと教師にも慣れて来て疲れも出てきたのかしら?
うん…静也の言う通り今日は休もうかな…
静也、ごめんね。せっかく来てくれたのに。」
「いいよ。僕は先生の体調が何より大事だから。
うん。じゃあ今日は帰ります。」
静也はやや寂しそうな表情で玄関に行きスニーカーを履く。そして扉のノブに手をかけ帰ろうとするが、そこにこずえが声をかけた。
「待って…静也。」
帰ろうとする静也に駆け寄るこずえ。
こずえは静也を後ろから強く抱きしめる。
「あっ…せっ…先生…」
「ごめんなさい!静也。
いつか静也にも話すから何も心配しないで…
…お願い…静也…帰る前に…私にキスをして。」
こずえの態度に戸惑いながらも静也はこずえに向き直り唇を近づけて熱いキスを交わしていく。
こずえも静也に舌を絡ませながら互いの体温を感じていく。
こずえの頬には何故か美しい涙が両の瞳から溢れていた。
「せっ…先生…泣いてるの?」
「うん…静也とキスしたら込み上げて来ちゃって。
ごめんね。
じゃあ今日はもうお休み『微笑』」
静也はこずえのマンションを出たあと外からこずえの部屋をずっと眺めていた。
こずえ先生の様子は確かにおかしい。
何かがこずえ先生に起こっている。
静也は外からこずえの住居を黙って見つめている。
そんな静也を離れたワンボックスの中から眺めている男。
宏明だった。
ーなんだ?あの坊やは?
高校生くらいだろうが、こずえの教え子だろうか?
しかし随分とマジな顔でこずえの部屋を眺めているが!
まさか…こずえ…あのガキと出来てるんじゃ無いだろうな!
いやっ!あり得る。
あれだけ兄貴に性的調教を受けたこずえの身体が男無しで耐えられる訳がない『笑』
そうか!こずえはあの坊やと!
面白くなって来やがった!
奴隷調教は一人より複数の方が面白いからな!
それにあのガキは利用できそうだ。
凄いイケメンだしな。身体の肉の付き具合もスポーツでもやっているのか、理想的体型だ。
またハイソックス好きなのか?白ハイソックスが良く似合ってて可愛い。
ああ…いい手があったぜ!由真の奴はショタ好きで可愛らしい美少年をマゾ調教するのが大好きだったな!
俺がこずえを調教して、由真にあのガキを調教させたら!
クククククク…!
◈宏明は仲間の男性専門の奴隷調教師の浅野由真にLINEを送る。
ワンボックス内に用意してあった一眼レフのデジカメに望遠レンズを取り付け、ロングで静也の写真を撮る。
そしてその写真をスマホに取り込み、由真のパソコンに送信した。
そして10分後。
由真から宏明に返信が。
「ホホホ!可愛らしい牡猫ちゃんじゃない。
なにこんな美少年を調教しろって言うの?
いいわね!私の好みだわ!
ハイソックスを履いている足がとってもきれいで、縄で縛りあげたら良く映えそう!
いいわ!宏明。あなたに手を貸すわ。
ただしこの牡猫を私のペットにする事!
それが絶対条件よ『笑』」
宏明はLINEを読みながら、微笑んで返信を送る。
◈もちろん。『笑』
仰せのままに!
ーーーーー
翌日、静也はこずえのマンションの見えるカフェからこずえの部屋を見張っていた。
学校はサボり。
こずえが病欠で学校には来てなかったから、体調不良で早退してこずえのマンションに来ていた。
ただこずえにどんな顔をすれば良いのか分からず、とりあえずマンション前のカフェで時間を潰していたのだ。
一旦は家に帰り、制服を脱いで私服に着替える。
私服はワーカーマンのスポーツ用Tシャツに膝上までのショートパンツ。
赤ライン入りの白いハイソックスに青スニーカー。
上着にパーカーを羽織っている。
そこに宏明の運転する銀のワンボックスがマンションの駐車場に。
見慣れない車だなと静也は思った。
そして宏明は車から降りるとスマホでどこかに電話を掛ける。
そしてマンションの駐車場で煙草をくゆらしていると、そこにはなんとこずえが出てきた。
こずえはよそ行きのオシャレな姿で化粧も施していた。
そして宏明に対して厳しい表情で何かを語るとそのままワンボックスに乗り込み二人でどこかに出掛けていった。
なっ…なんだよ…あいつ…こずえ先生をどこに連れて行くつもりだよ…
◈慌ててカフェから飛び出す静也。
店の前に置いてあったロードバイクに跨ると、ヘルメットを被り、こずえの乗り込んだワンボックスの方向へ向かう。
車に追いつけるか分からないが、ロードバイクで静也の足なら30キロ以上は出せる。
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