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第一章︰転生
第04話
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「じゃあ、落ち着いたところで、自己紹介でもしようか。」
人型の植物は結構気さくな感じで話しかけてくるのでありがたい。
狼のほうは・・・殺意はないけどなんか凄い睨まれてる。
「私はアルラウネのピリト。こっちはタヌキのラルフっていってね・・・」
は?
「ちょ、待てよ。(キムタク)」
「アルラウネって植物の亜人だよな」
「そうだよ。どうみたってほら!亜人じゃないか。」
人型とはいえ、目も鼻もなくて蔦が手代わりのどこがアルラウネだよ。
目や口がないバージョンの某サボテンのモンスターが一番近い形だぞ。
あの上半身裸の美少女形態はどうした。
「で・・・タヌキ?」
「そうタヌキ。」
「我らタヌキ一族は誇り高き森の狩猟者だぞ。」
おかしい。どうみたって狼にしか見えない。
なんとかウルフとかならしっくりくるけど、全長2mを超えるタヌキって・・・
そもそもタヌキって日本語だろ?神って日本人なのか?異世界だしあり得るけど。
「神より授かったこの種族名に対し、よからぬことを考えていないか?」
「いや、ちょっと思い当たるふしがあって。」
「思い当たる?お前は異なる世界から来たのだろう?」
「あーいや、俺の前の世界にも同じ種族がいたんだ。」
「「ほう、へぇ」」
なんか二匹の声のトーンが上がった。
「ねぇ、君の世界での私達の種族はどんな感じだったの?」
俺は一般的な女性型のアルラウネとタヌキ・・・化け狸をイメージする。
「そうだな、森の幻惑者と森のやっかい・・・森の呪術者かな」
「おい、呪術者って俺は狩猟者だぞ。」
「幻惑者かー幻惑するぐらいなら縛り上げるけどなー。」
(化け狸ってどう言い表せばいいんだ・・・キンタマでかいイメージしかないぞ)
「そうそう君の名前聞いてなかったね。教えてよ。」
最初にフルネームを教えるのはやめた方がいいとゲームで習った俺に隙はない。
「名前は・・・イレー。人間だ。」
「ニンゲン?あぁヒューマンね。」
「さっきから気になっていたが、ヒューマンて呼ばれているのか?」
「500年以上前はニンゲンて呼ばれてたみたいだね。
でもいつのまにかヒューマン族っていわれるようになったっぽい。」
(英語と日本語・・・?とりあえずそれは今気にしなくていいか...)
「ま!名前を知ったところでもう少しお話しようか。色々知りたいでしょ?」
「お願いします。」
そこから知った内容は異世界だった。
ドラゴン、妖精、亜人、神々の存在、人と魔物の抗争などなど・・・
(マジで異世界じゃん。これはキタだろ・・・!)
何がキタのかは自分でも分からないが期待に胸を躍らせる。
「なんか凄い嬉しそうだけど、この世界って弱肉強食だよ?
ドラゴンなんて交渉が難しい上に、気を悪くすると灰にされるからね。」
「なるほど。ドラゴンと交渉もするのか。」
「ドラゴンだけじゃないよ。各地の魔物ともね。それがコネクターの役割。」
「俺か。」
「お前は少し違う。危険すぎる。」
「もう少し言い方変えてあげなよ・・・」
「そういえば、さっきも堕ちるとかなんとかいってたけど何なんだ?」
「うーん、話をすると長くなるけど・・・」
「是非!」
この後聞いた話はファンタジーのそれであった。
ーーーー人間は被捕食者であり、劣等種だ。
知性は多少あるが、もっと知性がある種はいる。
力はなく、すぐに病気になる貧弱な生物。
弱いゆえに数を増やす。そんな生物。
慈悲深き神は人間に一つの特徴をと言葉を与えた。
人間は言葉を使い、交流を深めることが出来た。
しかし貧弱であることには変わらなかった。
ある少女が妖精に気に入られ、契約をした。
世界の理ともいえる力を持つのに言葉を持たない妖精は概念のようなもの。
妖精は代弁者を欲していた。
少女はその身を犠牲にして代弁者となった。
少女は働いた。
人類がもっと幸せになるように。世界がもっと平和であるように。
世界を荒らすドラゴンとも交渉を行った。
厄災の神にも慈悲を願った。
いつしか少女は種を繋ぐもの、コネクターと呼ばれ、種族を越えて崇められた。
同じ人間種の男がいた。
どこから来たのか分からない男はどこか浮世離れしていたが、
少女と同じように世界の声を聞けた。
いつしか男もコネクターと呼ばれるようになった。
少女は喜び、もっと世界を結ぶ者が増えるようにと弟子を取り鍛えた。
少女が成人を迎えた頃。
少女は殺された。
犯人は同じコネクターの男。
男は神の軍勢を率いており、邪神と成り果てていた。
男は言う「世界は私に使命を与え、その為に転生させたのだ。」
男は選定した種族以外を絶滅寸前にまで追い込んだ。
絶望に世界が染まる中、
少女の弟子達はその身を投げ打ち、
竜王、妖精、生き延びた亜人、魔獣達生けるもの全てに懇願をした。
始まる互いの殲滅戦争。
8年。
8年もの殲滅戦で世界が歪むほどの犠牲を払いながら戦争は終結する。
どちらの勝利でもなかった。
邪神は神々の妨害工作により倒すことは叶わず、封印に留まる。
邪神は封印間際に呪いを世界に放った。
「その邪神の呪いってのが俺?」
「そう。」
「なんだよそれ。でも俺は閻魔・・・あ~・・・神様に転生させてもらったんだ。」
「そう。呪いとしては"コネクターの能力を持った者が世界を浄化する"
なんだけど、実際ここ数百年はそんなこと起きてないんだ。」
「俺以外にもいたのか?」
「いたよ。三人しかいないと聞いてるけど堕ちることなく役割を全うしている。
だからコネクターは各地で保護してるし、ヒューマン族の地位もあがったんだ。」
「だがお前はそうとは限らん。警戒するにこしたことはない。」
「ラルフ・・・まぁ君も行く当てがないんだろ?少しここにいるといいよ。」
「すまん助かる。」
「俺はいつでもお前を噛み殺すことができることを忘れるなよ。」
「物騒なこと言わんでくれ。まだ何もわからないんだから。」
もし呪いがあったとしても巻き込まれないことを願うのみ。
これからどうするかはまだ分からないし、決められないけど、十分に気を付けて生きよう。
人型の植物は結構気さくな感じで話しかけてくるのでありがたい。
狼のほうは・・・殺意はないけどなんか凄い睨まれてる。
「私はアルラウネのピリト。こっちはタヌキのラルフっていってね・・・」
は?
「ちょ、待てよ。(キムタク)」
「アルラウネって植物の亜人だよな」
「そうだよ。どうみたってほら!亜人じゃないか。」
人型とはいえ、目も鼻もなくて蔦が手代わりのどこがアルラウネだよ。
目や口がないバージョンの某サボテンのモンスターが一番近い形だぞ。
あの上半身裸の美少女形態はどうした。
「で・・・タヌキ?」
「そうタヌキ。」
「我らタヌキ一族は誇り高き森の狩猟者だぞ。」
おかしい。どうみたって狼にしか見えない。
なんとかウルフとかならしっくりくるけど、全長2mを超えるタヌキって・・・
そもそもタヌキって日本語だろ?神って日本人なのか?異世界だしあり得るけど。
「神より授かったこの種族名に対し、よからぬことを考えていないか?」
「いや、ちょっと思い当たるふしがあって。」
「思い当たる?お前は異なる世界から来たのだろう?」
「あーいや、俺の前の世界にも同じ種族がいたんだ。」
「「ほう、へぇ」」
なんか二匹の声のトーンが上がった。
「ねぇ、君の世界での私達の種族はどんな感じだったの?」
俺は一般的な女性型のアルラウネとタヌキ・・・化け狸をイメージする。
「そうだな、森の幻惑者と森のやっかい・・・森の呪術者かな」
「おい、呪術者って俺は狩猟者だぞ。」
「幻惑者かー幻惑するぐらいなら縛り上げるけどなー。」
(化け狸ってどう言い表せばいいんだ・・・キンタマでかいイメージしかないぞ)
「そうそう君の名前聞いてなかったね。教えてよ。」
最初にフルネームを教えるのはやめた方がいいとゲームで習った俺に隙はない。
「名前は・・・イレー。人間だ。」
「ニンゲン?あぁヒューマンね。」
「さっきから気になっていたが、ヒューマンて呼ばれているのか?」
「500年以上前はニンゲンて呼ばれてたみたいだね。
でもいつのまにかヒューマン族っていわれるようになったっぽい。」
(英語と日本語・・・?とりあえずそれは今気にしなくていいか...)
「ま!名前を知ったところでもう少しお話しようか。色々知りたいでしょ?」
「お願いします。」
そこから知った内容は異世界だった。
ドラゴン、妖精、亜人、神々の存在、人と魔物の抗争などなど・・・
(マジで異世界じゃん。これはキタだろ・・・!)
何がキタのかは自分でも分からないが期待に胸を躍らせる。
「なんか凄い嬉しそうだけど、この世界って弱肉強食だよ?
ドラゴンなんて交渉が難しい上に、気を悪くすると灰にされるからね。」
「なるほど。ドラゴンと交渉もするのか。」
「ドラゴンだけじゃないよ。各地の魔物ともね。それがコネクターの役割。」
「俺か。」
「お前は少し違う。危険すぎる。」
「もう少し言い方変えてあげなよ・・・」
「そういえば、さっきも堕ちるとかなんとかいってたけど何なんだ?」
「うーん、話をすると長くなるけど・・・」
「是非!」
この後聞いた話はファンタジーのそれであった。
ーーーー人間は被捕食者であり、劣等種だ。
知性は多少あるが、もっと知性がある種はいる。
力はなく、すぐに病気になる貧弱な生物。
弱いゆえに数を増やす。そんな生物。
慈悲深き神は人間に一つの特徴をと言葉を与えた。
人間は言葉を使い、交流を深めることが出来た。
しかし貧弱であることには変わらなかった。
ある少女が妖精に気に入られ、契約をした。
世界の理ともいえる力を持つのに言葉を持たない妖精は概念のようなもの。
妖精は代弁者を欲していた。
少女はその身を犠牲にして代弁者となった。
少女は働いた。
人類がもっと幸せになるように。世界がもっと平和であるように。
世界を荒らすドラゴンとも交渉を行った。
厄災の神にも慈悲を願った。
いつしか少女は種を繋ぐもの、コネクターと呼ばれ、種族を越えて崇められた。
同じ人間種の男がいた。
どこから来たのか分からない男はどこか浮世離れしていたが、
少女と同じように世界の声を聞けた。
いつしか男もコネクターと呼ばれるようになった。
少女は喜び、もっと世界を結ぶ者が増えるようにと弟子を取り鍛えた。
少女が成人を迎えた頃。
少女は殺された。
犯人は同じコネクターの男。
男は神の軍勢を率いており、邪神と成り果てていた。
男は言う「世界は私に使命を与え、その為に転生させたのだ。」
男は選定した種族以外を絶滅寸前にまで追い込んだ。
絶望に世界が染まる中、
少女の弟子達はその身を投げ打ち、
竜王、妖精、生き延びた亜人、魔獣達生けるもの全てに懇願をした。
始まる互いの殲滅戦争。
8年。
8年もの殲滅戦で世界が歪むほどの犠牲を払いながら戦争は終結する。
どちらの勝利でもなかった。
邪神は神々の妨害工作により倒すことは叶わず、封印に留まる。
邪神は封印間際に呪いを世界に放った。
「その邪神の呪いってのが俺?」
「そう。」
「なんだよそれ。でも俺は閻魔・・・あ~・・・神様に転生させてもらったんだ。」
「そう。呪いとしては"コネクターの能力を持った者が世界を浄化する"
なんだけど、実際ここ数百年はそんなこと起きてないんだ。」
「俺以外にもいたのか?」
「いたよ。三人しかいないと聞いてるけど堕ちることなく役割を全うしている。
だからコネクターは各地で保護してるし、ヒューマン族の地位もあがったんだ。」
「だがお前はそうとは限らん。警戒するにこしたことはない。」
「ラルフ・・・まぁ君も行く当てがないんだろ?少しここにいるといいよ。」
「すまん助かる。」
「俺はいつでもお前を噛み殺すことができることを忘れるなよ。」
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