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第一章︰転生
第12話
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異世界物といえば何気ない人が凄い人だったりするもんだ。
ソニューという人物。
・・・王女だった。
ソフィさんというエルフの偉い人に連れられて謁見の間にまできたが、
ソニンは立っているのにおれは跪いている。というより俺のこれ土下座じゃない?
御付きの者はこうしろと周りに強制された。
主人だと認識されたソニンはオロオロしているが何もできず。
・・・この体勢のままはきついんだが・・・トイレいきたいしな。
そのままの体勢でモジモジしていると、5分ほどで皆が姿勢を正した。
となると、やっと王女の登場か。ソニンの知り合いだからエルフなんだろうけど・・・
「おいコラ、お前は顔を上げるな。」
よく分からない絶賛デブってる奴に頭をスパァン!と叩かれた。
ちょっと酷くないでしょうか?
足音がして前の玉座にゆっくりと座る音がする。
「よく来て下さいましたソニン。そして御付きの方。」
の・・・能登!?
「御付きの方、顔をあげてください。」
(びっくりした。能登にクリソツなヴォイスが出てくるとは・・・)
ゆっくりと顔を上げる。
王女は見た目的には30代前半ぐらいで凄い妖艶な美人だ。
俺の辞書の言葉を使うと"即○○ボンバー。"
「ではお話を聞きましょうか。」
ソニンを気遣ってかエルフの言葉で喋ってくる。
だが周りは理解している様子。さすがに側近は理解しているんだろう。
ソニンが話し始める。
隣の里から襲撃を受けたこと、親が捕らえられていること、
里の宝である宝石を持って着の身着のままここまできたこと
そして・・・
俺達に助けられたこと。
・・・チラッとデブのほうをみる。デブの顔色が悪くなってる。
当たり前だよなぁ?
「そうですか・・・大変でしたね。よくここまで来ました。
それで・・・私に会いにきただけではないでしょうソニン?」
優しい笑みで問いかけてくる。俺のうんこ色の心が浄化されそうだ。
「は、はい!私達の英雄であるソニュー様に紛争の仲裁をお願いしたく。
ソニュー様の言葉さえあれば・・・」
「なるほど、どの規模の紛争なのですか?」
「コチラ側だけで既に2000人ほど死者が出ております。」
ファッ!?
里っていってたし紛争だからせいぜい百人規模の戦いかと思っていたが、
とんでもねぇ規模じゃねぇか!紛争じゃなくて全面戦争レベル。
「それはまた・・・なんとかしてあげたいですね。
ですが私の言葉ぐらいでその規模の戦いが終息するのですか?」
「必ず!ソニュー様の言葉を聞かないものはおりません!」
初めてソニンの強い意志の篭った言葉を聞いた。
「分かりました。ですがまずは父・・・王にお伺いをたてないと。」
「ま、待ってくださいソニュー様!あなたは王女なのですよ!?
しかも!全実権を持って統治されておられる!そう簡単には・・・!」
宰相っぽい人が焦ってる。
そらそうだろ。一国の王女が紛争に自ら出向くとかあり得ない。
「私が直接聞いてきます。私が不在の間は父が統治すればよいはずです。
優秀な宰相である貴方もいますしね。問題ないでしょう?」
「いや、しかし王は・・・うーん」
「聞いてきます。」
「ソニュー様が直接だと情で動く可能性が!シエン様のもとへは私が行きます!」
俺の頭をスパァン!と叩きやがったデブが名乗り出て返事を待たずに出て行った。
(シエン・・・?)
「あの・・・ソニューさん。」
「様をつけろ!」
「細かいことはいいじゃないですか。はい、なんでしょう?」
あぁ・・・微笑みが癒される。
「シエン・・・様ってコネクターの?」
「えぇそうです。シエンは私の父です。」
頭がおいつかねぇ・・・ここまで近縁だらけだとあらすじがあることを疑うぞ・・・
王のもとに行ったデブが凄い疲れた顔で戻ってきた。
「王はお許しになられた・・・」
「お前!ちゃんとソニュー様の統治の素晴らしさを伝えたのか!」
「伝えましたよ!存分に!私達の仕事が増えるだけですから!」
宰相とデブが言い合っている。
「問題はないようですね?」
声のトーンを変えずに王女さんがデブに話しかける。
「あ・・・はい。王はソニュー様が紛争中のエルフの里に向かうと伝えた所、
大変お喜びになられて・・・はい。」
危険な場所に行かせるのに喜ぶってどんな親だよ。
「そうですか。あの人は昔から変わりませんね。」
「シン、父を助けてあげてくださいね。」
王女さんは立ち上がると宰相に向かって変わらない笑みで言う。
「・・・はい。」
宰相であるシンという人が力なく答える。苦労人なんだろうなぁ。
「あの・・・それで・・・姫様お伝えにくいのですが・・・」
「もうアルキメデス。姫はやめてくださいっていってるでしょ?」
んで、あのデブはアルキメデスっていうのかよ。名前負けしすぎだろ。
「・・・ソニュー様、それで王は・・・ソニュー様一人でいけと。
助けを求めてきたエルフとその仲間の同行程度なら許すと・・・」
一瞬笑みがなくなった王女さんだが、すぐにいつもの微笑みに戻る。
「そうですか。そこもあの人らしいですね。」
周りでは王は何を考えいるんだとか、あの王だしとかそんな言葉が飛び交っている。
俺もそう思う。
戦場に自ら行くという王女もそうだが、一人で行かせようとする王もぶっ飛んでる。
「さて・・・」
王女さんはソニンのほうに向き直る。
「ソニン、もう今日は日が暮れます。明日の明朝出発でよいですか?」
「は、はい!ありがとうございます!ソニュー様!」
「はい。ではまた明日。」
王女さんが去っていき、それに続きやれやれといった感じで周りの側近も去っていく。
「・・・ん?俺も行くの?」
「え?イレーさんも来てくれるんですよね?」
巻き込まれた模様。
ソニューという人物。
・・・王女だった。
ソフィさんというエルフの偉い人に連れられて謁見の間にまできたが、
ソニンは立っているのにおれは跪いている。というより俺のこれ土下座じゃない?
御付きの者はこうしろと周りに強制された。
主人だと認識されたソニンはオロオロしているが何もできず。
・・・この体勢のままはきついんだが・・・トイレいきたいしな。
そのままの体勢でモジモジしていると、5分ほどで皆が姿勢を正した。
となると、やっと王女の登場か。ソニンの知り合いだからエルフなんだろうけど・・・
「おいコラ、お前は顔を上げるな。」
よく分からない絶賛デブってる奴に頭をスパァン!と叩かれた。
ちょっと酷くないでしょうか?
足音がして前の玉座にゆっくりと座る音がする。
「よく来て下さいましたソニン。そして御付きの方。」
の・・・能登!?
「御付きの方、顔をあげてください。」
(びっくりした。能登にクリソツなヴォイスが出てくるとは・・・)
ゆっくりと顔を上げる。
王女は見た目的には30代前半ぐらいで凄い妖艶な美人だ。
俺の辞書の言葉を使うと"即○○ボンバー。"
「ではお話を聞きましょうか。」
ソニンを気遣ってかエルフの言葉で喋ってくる。
だが周りは理解している様子。さすがに側近は理解しているんだろう。
ソニンが話し始める。
隣の里から襲撃を受けたこと、親が捕らえられていること、
里の宝である宝石を持って着の身着のままここまできたこと
そして・・・
俺達に助けられたこと。
・・・チラッとデブのほうをみる。デブの顔色が悪くなってる。
当たり前だよなぁ?
「そうですか・・・大変でしたね。よくここまで来ました。
それで・・・私に会いにきただけではないでしょうソニン?」
優しい笑みで問いかけてくる。俺のうんこ色の心が浄化されそうだ。
「は、はい!私達の英雄であるソニュー様に紛争の仲裁をお願いしたく。
ソニュー様の言葉さえあれば・・・」
「なるほど、どの規模の紛争なのですか?」
「コチラ側だけで既に2000人ほど死者が出ております。」
ファッ!?
里っていってたし紛争だからせいぜい百人規模の戦いかと思っていたが、
とんでもねぇ規模じゃねぇか!紛争じゃなくて全面戦争レベル。
「それはまた・・・なんとかしてあげたいですね。
ですが私の言葉ぐらいでその規模の戦いが終息するのですか?」
「必ず!ソニュー様の言葉を聞かないものはおりません!」
初めてソニンの強い意志の篭った言葉を聞いた。
「分かりました。ですがまずは父・・・王にお伺いをたてないと。」
「ま、待ってくださいソニュー様!あなたは王女なのですよ!?
しかも!全実権を持って統治されておられる!そう簡単には・・・!」
宰相っぽい人が焦ってる。
そらそうだろ。一国の王女が紛争に自ら出向くとかあり得ない。
「私が直接聞いてきます。私が不在の間は父が統治すればよいはずです。
優秀な宰相である貴方もいますしね。問題ないでしょう?」
「いや、しかし王は・・・うーん」
「聞いてきます。」
「ソニュー様が直接だと情で動く可能性が!シエン様のもとへは私が行きます!」
俺の頭をスパァン!と叩きやがったデブが名乗り出て返事を待たずに出て行った。
(シエン・・・?)
「あの・・・ソニューさん。」
「様をつけろ!」
「細かいことはいいじゃないですか。はい、なんでしょう?」
あぁ・・・微笑みが癒される。
「シエン・・・様ってコネクターの?」
「えぇそうです。シエンは私の父です。」
頭がおいつかねぇ・・・ここまで近縁だらけだとあらすじがあることを疑うぞ・・・
王のもとに行ったデブが凄い疲れた顔で戻ってきた。
「王はお許しになられた・・・」
「お前!ちゃんとソニュー様の統治の素晴らしさを伝えたのか!」
「伝えましたよ!存分に!私達の仕事が増えるだけですから!」
宰相とデブが言い合っている。
「問題はないようですね?」
声のトーンを変えずに王女さんがデブに話しかける。
「あ・・・はい。王はソニュー様が紛争中のエルフの里に向かうと伝えた所、
大変お喜びになられて・・・はい。」
危険な場所に行かせるのに喜ぶってどんな親だよ。
「そうですか。あの人は昔から変わりませんね。」
「シン、父を助けてあげてくださいね。」
王女さんは立ち上がると宰相に向かって変わらない笑みで言う。
「・・・はい。」
宰相であるシンという人が力なく答える。苦労人なんだろうなぁ。
「あの・・・それで・・・姫様お伝えにくいのですが・・・」
「もうアルキメデス。姫はやめてくださいっていってるでしょ?」
んで、あのデブはアルキメデスっていうのかよ。名前負けしすぎだろ。
「・・・ソニュー様、それで王は・・・ソニュー様一人でいけと。
助けを求めてきたエルフとその仲間の同行程度なら許すと・・・」
一瞬笑みがなくなった王女さんだが、すぐにいつもの微笑みに戻る。
「そうですか。そこもあの人らしいですね。」
周りでは王は何を考えいるんだとか、あの王だしとかそんな言葉が飛び交っている。
俺もそう思う。
戦場に自ら行くという王女もそうだが、一人で行かせようとする王もぶっ飛んでる。
「さて・・・」
王女さんはソニンのほうに向き直る。
「ソニン、もう今日は日が暮れます。明日の明朝出発でよいですか?」
「は、はい!ありがとうございます!ソニュー様!」
「はい。ではまた明日。」
王女さんが去っていき、それに続きやれやれといった感じで周りの側近も去っていく。
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「え?イレーさんも来てくれるんですよね?」
巻き込まれた模様。
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