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HERO
4話 何者
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-茜の言葉を聞いて失望した明。何かを決心した明は,どこかへ電話し九条式典へ行くことになる。
その頃中村通商では大変なことになっていた-
中村通商 社長室にて
中通 秘書
「青臭い配達員の助言で本当に良いのでしょうか社長‼︎」
中通 社長
「それ以外ないわよ‼︎他にどんな手がある?」
中通 秘書
「3号は,とても画期的な計画‼︎できれば
今の地位を盤石にできる収益を叩く上今ならどう考えても可能です。」
中通 社長
「わかる。でも3号は注目されすぎた。
もっとインパクトがあるものではないと
もう今川には勝てないのよ‼︎」
中通 社長 心中
「-でも一体あの男は誰なの?理念書を知ると言うことは東天国際を知るものなの?それともただ聞いただけ?いずれにしろもう後戻りはできない..-」
慌ただしい様子で幹部主席が走って社長室の扉を開く。そしてその言葉を聞くと同時に社長は立ち上がる。
中通 主席幹部
「東天国際からの融資承諾が決定しました‼︎9号プロジェクトに5000億出資です‼︎嬉」
中通 秘書
「‼︎」
中通 社長
「なんですって‼︎嬉」
中通 主席幹部
「私も最初に疑いましたが本当です‼︎初の融資です!!」
中通 秘書
「やりましたね‼︎社長‼︎嬉」
中通 社長
「なんとかなったわね‼︎嬉
でも一つ大きな課題が残っている」
机を叩いて話す。
中通 社長
「すぐにあの男を調べて‼︎徹底的に‼︎もしかしたら東天国際に関係する人間かもしれない。でなくても我々を救ってくれた救世主よ‼︎何がなんでも探し出して‼︎」
中通 秘書
「了解!」
/その頃,配達員"明"は,九条家の式典が
始まろうとしていた/
アナウンス
-九条大祭典へようこそ 我が社の大切な皆様へ 盛大なセレモニーと我が社の繁栄の軌跡をどうぞご覧ください‼︎-
明は,それを聞くと大きな大ホールへ向かう。そしてそこには,豪華な披露宴になっていた。
-九条家 大ホール-
原家 男の子
「わぁ~凄い✨金ピカだ‼︎あ,あの人髪の毛が白い!笑」
原家 母
「コラ‼︎指を差さないの‼︎あの人は,この社長よ‼︎絶対ダメよ‼︎」
と言うと茜が男の子の方に近寄る
九条家 社長 茜
「坊や,あなたは何ができるの?」
と言いながら少し怖い顔をして話す
原家 男の子
「ママぁ~泣」
原家 母
「大変申し訳ありません。」
と言いながら膝まずく
九条家 社長
「披露宴前なのに機嫌を悪くしないでちょーだい」
「でも,私に指差すことがどう言うことか教えてあげないとね」
と言いながら少しニヤッと頬を上げる。
原家 母
「私が悪かったです。教えが足りませんでした。今回はどうかご慈悲を!!」
九条家 茜の父
「上下関係がこの世の全て‼︎教育もできない者がここにいていいのものか..茜」
と言いながら茜の父が話す
九条家 茜
「そうでございます。父上。誰かこのものを外へ出せ。」
子供が泣き叫ぶ中、
原家は申し訳なかったと言わんばかりに土下座をするが警備員が原家の母を引きずろうとした時,駆けつけた明がそれを止める。
明
「子供の戯言ではないか?」
「何故そこまで傲慢なのだ‼︎茜」
と言いながら警備員の手を退ける。
茜
「あなたは関係ないわよ‼︎ここは九条家
あなたはそこで見ていなさい‼︎」
と言いながら警備員に再度命令する。
と同時に、大きな声で東天国際の名が轟く
「東天国際 東北統括部門 統括責任者 "伊集院 光"の到着‼︎」
茜は,とっさに出迎えの準備をし何事もなかったかのように大ホールで用意をする命令を伝える。
いよいよ九条家大祭典が始まろうとしていた。
その頃中村通商では大変なことになっていた-
中村通商 社長室にて
中通 秘書
「青臭い配達員の助言で本当に良いのでしょうか社長‼︎」
中通 社長
「それ以外ないわよ‼︎他にどんな手がある?」
中通 秘書
「3号は,とても画期的な計画‼︎できれば
今の地位を盤石にできる収益を叩く上今ならどう考えても可能です。」
中通 社長
「わかる。でも3号は注目されすぎた。
もっとインパクトがあるものではないと
もう今川には勝てないのよ‼︎」
中通 社長 心中
「-でも一体あの男は誰なの?理念書を知ると言うことは東天国際を知るものなの?それともただ聞いただけ?いずれにしろもう後戻りはできない..-」
慌ただしい様子で幹部主席が走って社長室の扉を開く。そしてその言葉を聞くと同時に社長は立ち上がる。
中通 主席幹部
「東天国際からの融資承諾が決定しました‼︎9号プロジェクトに5000億出資です‼︎嬉」
中通 秘書
「‼︎」
中通 社長
「なんですって‼︎嬉」
中通 主席幹部
「私も最初に疑いましたが本当です‼︎初の融資です!!」
中通 秘書
「やりましたね‼︎社長‼︎嬉」
中通 社長
「なんとかなったわね‼︎嬉
でも一つ大きな課題が残っている」
机を叩いて話す。
中通 社長
「すぐにあの男を調べて‼︎徹底的に‼︎もしかしたら東天国際に関係する人間かもしれない。でなくても我々を救ってくれた救世主よ‼︎何がなんでも探し出して‼︎」
中通 秘書
「了解!」
/その頃,配達員"明"は,九条家の式典が
始まろうとしていた/
アナウンス
-九条大祭典へようこそ 我が社の大切な皆様へ 盛大なセレモニーと我が社の繁栄の軌跡をどうぞご覧ください‼︎-
明は,それを聞くと大きな大ホールへ向かう。そしてそこには,豪華な披露宴になっていた。
-九条家 大ホール-
原家 男の子
「わぁ~凄い✨金ピカだ‼︎あ,あの人髪の毛が白い!笑」
原家 母
「コラ‼︎指を差さないの‼︎あの人は,この社長よ‼︎絶対ダメよ‼︎」
と言うと茜が男の子の方に近寄る
九条家 社長 茜
「坊や,あなたは何ができるの?」
と言いながら少し怖い顔をして話す
原家 男の子
「ママぁ~泣」
原家 母
「大変申し訳ありません。」
と言いながら膝まずく
九条家 社長
「披露宴前なのに機嫌を悪くしないでちょーだい」
「でも,私に指差すことがどう言うことか教えてあげないとね」
と言いながら少しニヤッと頬を上げる。
原家 母
「私が悪かったです。教えが足りませんでした。今回はどうかご慈悲を!!」
九条家 茜の父
「上下関係がこの世の全て‼︎教育もできない者がここにいていいのものか..茜」
と言いながら茜の父が話す
九条家 茜
「そうでございます。父上。誰かこのものを外へ出せ。」
子供が泣き叫ぶ中、
原家は申し訳なかったと言わんばかりに土下座をするが警備員が原家の母を引きずろうとした時,駆けつけた明がそれを止める。
明
「子供の戯言ではないか?」
「何故そこまで傲慢なのだ‼︎茜」
と言いながら警備員の手を退ける。
茜
「あなたは関係ないわよ‼︎ここは九条家
あなたはそこで見ていなさい‼︎」
と言いながら警備員に再度命令する。
と同時に、大きな声で東天国際の名が轟く
「東天国際 東北統括部門 統括責任者 "伊集院 光"の到着‼︎」
茜は,とっさに出迎えの準備をし何事もなかったかのように大ホールで用意をする命令を伝える。
いよいよ九条家大祭典が始まろうとしていた。
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