悪役令嬢発溺愛幼女着

みおな

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鑑定結果発魔法訓練行き

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 ローズの魔力は、魔法を使えば増えることが分かり、日々魔法を使う訓練が始まりました。

 もちろん、魔法についてまだまだ知識の足りない私なので、いきなり強い魔法を使うことは出来ません。

 本を読めば、魔法の構築については理解できるのですが、制御もできないものを使うことはできないからです。

 暴走でもしたら大変ですもの。

 魔法の構築についても・・・
中身がヴァイオレットなので理解出来るのですが、六歳のローズが理解出来るのは問題がある気がして、本を読んでも理解できていないフリをしています。

 どちらにしろ、制御できない魔法を使うことは出来ませんから、ある意味理解できていることをできていないフリをする意味はないのですが。

 なぞなぞのような言い方になってしまいましたが、とりあえず現在の私は初級の魔法をお兄様の結界内で放っている、ということです。

 お兄様の結界内なら、初級レベルならどの魔法を使っても外に影響を及ぼすことはありません。

 魔法のレベルを上げる場合は、結界の重ねがけをする必要があるかもですが。

「素晴らしいですわ!姫様。さすが全魔法使いです。基礎魔法はどれも完璧です!」

 カレン様のテンションが高すぎです。

 火魔法、水魔法、風魔法、土魔法、闇魔法、そして光魔法。

 派生した魔法の雷や氷なども含めて、すべての基礎と呼ばれる魔法を使いましたが、どうやらカレン様の合格は得られたようです。

 実技は楽しいです。
いえ、座学も知らないことを知れるので楽しいですけど、その知ったことを実技で試せるのは面白いです。

 ローズは全魔法が使えるので、風魔法しか使えなかったヴァイオレットとしては楽しくて仕方ありません。

「ありがとうございます、カレン様」

「本当に素晴らしいですぅ!でも、今日はこのくらいにしておきましょう。鍛錬は日々の少しずつがベストですから」

「はい。ありがとうございました」

「礼儀も正しいし、ローズ姫様は本当にご立派ですね。本当、爪の垢でも飲ませたいですわ」

 だって、ローズは確かに魔王であるジルベールお兄様の妹で、前魔王陛下の娘ですけど、カレン様に教えを乞うているんですもの。

 キチンと礼をするのは当然ですわよね?

 ん?爪の垢でも飲ませたい、ですか?誰に?

「あの、爪の垢を飲ませたいとは?」

 私が問うと、カレン様は大きなため息を吐かれました。

 駄目ですよ、カレン様。
ため息を吐くと、幸せが逃げちゃいます。

「私の教え子たちですわ。皆、現在十三歳なのですけど、本当に傲慢で困っているのです」

 十三歳で傲慢ですか?
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