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シリル・イグリットの場合②
スティングレイ国王の決別
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エドワードがフミナを抱いた日から、二ヶ月後。
フミナ・イヤーズ子爵令嬢の妊娠が確定し、エドワードは廃籍されることになった。
同時にフミナもイヤーズ子爵家から勘当され、平民となることが決定した。
「父上っ!母上っ!僕はハメられたのです!」
エドワードが騎士に拘束されたまま叫ぶと、スティングレイ王国国王陛下は、ため息を吐いた。
「誰かの罠だろうとなかろうと、大事なのは結果だ。王家の血を引く者が婚約者以外の子女を妊娠させた。そして、その結果お前有責での婚約破棄が決まった。お前の罪は重い」
「それは・・・ですが、廃籍などっ!父上の子は僕だけでしょう!」
「廃籍されるお前が、スティングレイ王家の心配をする必要はない。お前はお前自身のこれからを考えるんだな。お前の私財は、国民の血税から与えられているものだ。それを慰謝料に使わせるつもりはない。お前自身の稼ぎで返せ」
取りつく島もないとは、このことである。
自分しかスティーブンの子はいないと思っているエドワードは、そのことを盾にするが、父親であるスティーブンは全く気にする様子がない。
しかも慰謝料の支払いに私財は使わせず、働いて返せと言う。
公務以外、遊ぶことしかしていないエドワードは慌てた。
「父上!働いてと言われましても・・・」
「ああ。お前に出来る仕事など限られているな。だが、ちゃんと頼んである。あとはお前が務めを果たせばいいだけだ」
「母上っ!母上からも父上に何か言って下さいっ!」
「エドワード、たったひとりのわたくしの子供。自分の行いと向き合い、しっかり務めを果たしなさい」
「母上ッ!」
エドワードは騎士に両側から腕を取られ、そのまま部屋から連れ出された。
逃れようと暴れても、鍛えている騎士に敵うわけもなく。
そのまま医務室へと連れて来られた。
「な、なんだ?何故医務室に?」
「では、殿下。こちらをお飲みください」
「なんだ?それは・・・んぐぅ、ゲホゲホゲホ」
騎士に鼻を摘まれ、無理矢理に錠剤と液体の薬らしきものを飲まされ、エドワードは咽せて咳き込んだ。
そして数分たつと、騎士に腕を拘束されたまま、足の力が抜けて気を失った。
「これから一週間、子種を殺す薬を飲ませます。そちらのベッドに拘束してください」
医師の指示で、エドワードは両手両足を拘束されベッドに寝かされた。
そして医師の言った通り、目覚めたら同じように薬を無理矢理飲まされ、また眠らされる。
そして一週間が経ち・・・
フミナ・イヤーズ子爵令嬢の妊娠が確定し、エドワードは廃籍されることになった。
同時にフミナもイヤーズ子爵家から勘当され、平民となることが決定した。
「父上っ!母上っ!僕はハメられたのです!」
エドワードが騎士に拘束されたまま叫ぶと、スティングレイ王国国王陛下は、ため息を吐いた。
「誰かの罠だろうとなかろうと、大事なのは結果だ。王家の血を引く者が婚約者以外の子女を妊娠させた。そして、その結果お前有責での婚約破棄が決まった。お前の罪は重い」
「それは・・・ですが、廃籍などっ!父上の子は僕だけでしょう!」
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しかも慰謝料の支払いに私財は使わせず、働いて返せと言う。
公務以外、遊ぶことしかしていないエドワードは慌てた。
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「ああ。お前に出来る仕事など限られているな。だが、ちゃんと頼んである。あとはお前が務めを果たせばいいだけだ」
「母上っ!母上からも父上に何か言って下さいっ!」
「エドワード、たったひとりのわたくしの子供。自分の行いと向き合い、しっかり務めを果たしなさい」
「母上ッ!」
エドワードは騎士に両側から腕を取られ、そのまま部屋から連れ出された。
逃れようと暴れても、鍛えている騎士に敵うわけもなく。
そのまま医務室へと連れて来られた。
「な、なんだ?何故医務室に?」
「では、殿下。こちらをお飲みください」
「なんだ?それは・・・んぐぅ、ゲホゲホゲホ」
騎士に鼻を摘まれ、無理矢理に錠剤と液体の薬らしきものを飲まされ、エドワードは咽せて咳き込んだ。
そして数分たつと、騎士に腕を拘束されたまま、足の力が抜けて気を失った。
「これから一週間、子種を殺す薬を飲ませます。そちらのベッドに拘束してください」
医師の指示で、エドワードは両手両足を拘束されベッドに寝かされた。
そして医師の言った通り、目覚めたら同じように薬を無理矢理飲まされ、また眠らされる。
そして一週間が経ち・・・
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