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もうすぐ学園に通うけど
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もうすぐ、学園に通う春がやってくる。
つまりは、乙女ゲームの舞台に上がるということだ。
私は、攻略対象である第2王子以外と婚約したわけだけど、第2王子とヒロインはもう出会ってるみたいだし、どうしても不安は拭えない。
「ルミィ?どうしたの?」
「え、と、なんでもないです」
「嘘は駄目だよ?ルミィの顔に不安だって書いてある」
え?マジで?
私、そんなにわかりやすいの?
「もうすぐ学園に通うことになるので、クリス様と会う時間も減りますし、みんなと上手くやれるのかなぁって、ちょっと不安になっただけです」
正確に言うと、乙女ゲーム云々に巻き込まれないか、不安。
私は《虹色の聖女と黒炎の魔女》という乙女ゲームをしたことがないから、実際に第2王子が攻略対象なのかも知らないし、ヒロインとの出会いイベントが実際起きているのかどうかも分からない。
だから、もしかしたらクリス様だって攻略対象なのかもしれない。
学園に通うまでは、そういうことを意識しないで過ごしていれたけど、この先はそういかないだろう。
「じゃあ、学園に通うのやめる?」
「は?」
「だから、学園卒業分の課題をクリアすれば、通わずに済むよ?それでも、年数回の試験を受けには行かなきゃいけないけど」
え?え?
行かないという選択ってアリなの?
「行かないって、でも、王太子殿下の婚約者として、人脈作りとか・・・」
「そんなの、お茶会を開けばいい。コンフェルト公爵家主催で開けば、身分不相応の者は招かなくていいし、僕も安心だ。よし、その旨を公爵たちと話し合おう」
「え、あ、あの、本当にいいのですか?」
「もちろん公爵たちの許可がいただければ、になるけどね。でも、ルミィも王太子妃教育も始まるし、学園と王太子妃教育なんて大変だから、許可していただけると思うよ」
あ、そうか。
学園入学と同時に、王太子教育始まるんだっけ。
クリス様は私より7歳年上だから、早めに王太子妃教育始めないといけないんだって誰かが言ってた。
「ルミィは優秀だから、試験はパスすると思うけど、一応、明日から僕が教えようか。ルミィはそれでいい?」
「クリス様が教えてくださるんですか?」
「もちろん。僕も通わなかったから、どの程度の教養が必要か分かってるし。学園にもその旨知らせて、試験を受ける準備をしておくよ」
「クリス様も通われなかったのですか?」
王太子が通わないって、アリなのかな?
だって第2王子は通うわけだし。
「ちょうどその頃、公務が忙しくてね。父上たちの許可を得て試験にのみ通ったんだ」
「そう、なのですね。お父様たちがお許し下さったら、お願いしたいです」
学園に通わないなら、悪役令嬢にならずに済むかもしれない。
私は、やっとニッコリと微笑むことが出来たのだった。
つまりは、乙女ゲームの舞台に上がるということだ。
私は、攻略対象である第2王子以外と婚約したわけだけど、第2王子とヒロインはもう出会ってるみたいだし、どうしても不安は拭えない。
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「嘘は駄目だよ?ルミィの顔に不安だって書いてある」
え?マジで?
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「じゃあ、学園に通うのやめる?」
「は?」
「だから、学園卒業分の課題をクリアすれば、通わずに済むよ?それでも、年数回の試験を受けには行かなきゃいけないけど」
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「え、あ、あの、本当にいいのですか?」
「もちろん公爵たちの許可がいただければ、になるけどね。でも、ルミィも王太子妃教育も始まるし、学園と王太子妃教育なんて大変だから、許可していただけると思うよ」
あ、そうか。
学園入学と同時に、王太子教育始まるんだっけ。
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「ルミィは優秀だから、試験はパスすると思うけど、一応、明日から僕が教えようか。ルミィはそれでいい?」
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「ちょうどその頃、公務が忙しくてね。父上たちの許可を得て試験にのみ通ったんだ」
「そう、なのですね。お父様たちがお許し下さったら、お願いしたいです」
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