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抱きしめたい(シオンside)
「レティシアは、いつシオンのお嫁さんになってくれるのかしら」
お祖母様のあの一言で、僕の人生は一変した。
3年前に出会った月の女神が、僕だけの女神になる。そう思うと、陛下である父上に懇願せずにいられなかった。
婚約を申し込んで、それが了承されたと聞いて、僕は嬉しくてたまらなかった。
だから、父親である公爵と登城したレティシア嬢に、改めて申し込んだ。
その細く小さな手を取り、そっと指先に口付けると、レティシア嬢はぴくんと震える。
そっと見上げると、その頬を赤く染め、目尻を潤ませてくれていた。
喜んでくれているのかな、そう思うと嬉しかった。
そのあとの、まさかの父上の婚姻の話には驚いたけれど、彼女が僕だけのものになる、そのことに喜びしかなかった。
ルーベンス公爵は、ちょっと怖かったけど・・・
でも、婚姻する前にそんなことしたりは・・・あ。婚姻したんだった。
たしかに、婚姻はしたけど。僕も20歳の、正常な男子で、そりゃ好きな女の子相手にして、その、そういう気持ちにならないとは言えないけど。
だけど、彼女はまだ13歳だ。そのくらい待てる男でありたい。
ただ、婚姻の話の後、ほんの5分ほど、2人きりになったときに、思わず彼女を抱きしめてしまったのは、公爵には内緒だ。
お祖母様のあの一言で、僕の人生は一変した。
3年前に出会った月の女神が、僕だけの女神になる。そう思うと、陛下である父上に懇願せずにいられなかった。
婚約を申し込んで、それが了承されたと聞いて、僕は嬉しくてたまらなかった。
だから、父親である公爵と登城したレティシア嬢に、改めて申し込んだ。
その細く小さな手を取り、そっと指先に口付けると、レティシア嬢はぴくんと震える。
そっと見上げると、その頬を赤く染め、目尻を潤ませてくれていた。
喜んでくれているのかな、そう思うと嬉しかった。
そのあとの、まさかの父上の婚姻の話には驚いたけれど、彼女が僕だけのものになる、そのことに喜びしかなかった。
ルーベンス公爵は、ちょっと怖かったけど・・・
でも、婚姻する前にそんなことしたりは・・・あ。婚姻したんだった。
たしかに、婚姻はしたけど。僕も20歳の、正常な男子で、そりゃ好きな女の子相手にして、その、そういう気持ちにならないとは言えないけど。
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