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モブ、断罪を見る②
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「な、なにを?ヴェルハルトっ」
そう。あの時、殴られそうになった私を助けてくれたのは、ヴェルハルトたちだったのだ。
オリバー、本気で忘れてるのかな?大丈夫か?あの脳筋。
「カレリア。君に噴水に突き落とされたって言っているが?」
「それをされたのは、アイル・ローラン様で、突き落としたのはラトビア様とプルメリア様ですわ。あの時、ローラン様を助け上げた婚約者様に、ラトビア様は手を出そうとされましたわよね」
エドワードがカレリアに尋ね、カレリアはその可憐な見た目に似合わない冷たい声で、そう答えた。
ティアラは戸惑ったように、ヴェルハルトとエドワードを見つめている。
「ど、どうしたの?ヴェルハルト、エドワード。イレーヌさんもカレリアさんも、私のことをいじめていたのよ?」
「カレリアが言った、ローラン嬢が噴水に突き落とされた時、僕たちがいたことを忘れているのか?」
「え?えと、それは・・・ねぇ、エドワード。どうしたの?カレリアさんは私に酷いことをしたの。ね?婚約破棄してくれるでしょう?」
エドワードの胸に縋り付くようにして、ティアラはエドワードの瞳を見つめている。
ティアラに見つめられたエドワードの胸元で、付けたブローチが赤く染まった。
「あーあ。決定的」
カイルの言葉に、ティアラはエドワードに縋り付いたまま、キョトンとした顔で振り返る。
「カイル?なに言ってるの?」
「・・・離れてくれないか。僕はカレリアのことを愛している。婚約破棄なんかするわけがない」
「え?な、なに言ってるの?エドワード。私のことを好きなのでしょう?だから、今日のドレスだって贈ってくれたんでしょ?」
エドワードに突き放され、ティアラは戸惑ったように、それでもエドワードに手を伸ばそうとする。
「僕は愛しい婚約者のカレリアにドレスを贈った」
「だって、このドレスは?」
「ああ、そのドレスはね、エリーゼが選んで僕がエドワード様名義で送ったんだよ。エドワード様が絶対に贈るのは嫌だって言うからさ」
カイルの言葉に、ティアラは目を見開き、カレリアは苦笑を浮かべている。
まぁ、エドワードはカレリア様にベタ惚れだから、そりゃ他の令嬢にドレスを贈ったりはしたくないわよね。
しかも相手が、あのティアラだもの。
カレリアに誤解されることはないとしても、ティアラに誤解させるためとはいえ、贈りたくもないってどれだけなの?
「エリーゼが選んだ、だと?」
「うちの可愛いエリーゼを呼び捨てにしないでくれる?」
「婚約者を呼び捨てにして何が悪い!」
「あら?私には婚約者はいませんわ」
そう。あの時、殴られそうになった私を助けてくれたのは、ヴェルハルトたちだったのだ。
オリバー、本気で忘れてるのかな?大丈夫か?あの脳筋。
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エドワードがカレリアに尋ね、カレリアはその可憐な見た目に似合わない冷たい声で、そう答えた。
ティアラは戸惑ったように、ヴェルハルトとエドワードを見つめている。
「ど、どうしたの?ヴェルハルト、エドワード。イレーヌさんもカレリアさんも、私のことをいじめていたのよ?」
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「あーあ。決定的」
カイルの言葉に、ティアラはエドワードに縋り付いたまま、キョトンとした顔で振り返る。
「カイル?なに言ってるの?」
「・・・離れてくれないか。僕はカレリアのことを愛している。婚約破棄なんかするわけがない」
「え?な、なに言ってるの?エドワード。私のことを好きなのでしょう?だから、今日のドレスだって贈ってくれたんでしょ?」
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「だって、このドレスは?」
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