68 / 78
五皿目 見越入道の暴走と和菓子の絆
その9 家族三人で
しおりを挟む
頬を朱色に染めながら、無邪気に笑っている蘭丸に、美月が小さく微笑んだ。
クールビューティーなモデルと言われている美月は、実は人見知りが激しく、特に初対面の人が苦手だ。そんな美月も明るい蘭丸は接しやすいのだろう。
「菜々美、明日は『夕さり』の定休日だ。妹が帰省しているし、店のことは考えず、家族でゆっくり過ごすといい」
咲人が優しく言葉をかけてくれ、菜々美は「ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべて頷いた。
「それじゃあ、蘭丸。菜々美と美月を家まで送ってやってくれ」
「わかりました、咲人さん」
蘭丸が「行こう」と微笑み、黄色の軽自動車の後部座席に菜々美と美月を案内すると、運転席に座った。
菜々美たちの家の前にパトカーが停まっていたので、少し離れたところで降りる。
「それじゃあ、菜々美ちゃん、咲人さんも言ってたけど、明日は定休日だ。ゆっくり休んでね。美月さん……えっと、またね」
「ありがとうございました、蘭丸さん――」
菜々美と美月の声がそろい、二人で蘭丸に手を振って家に帰る。警察の人が、山本オーナーを逮捕して、取調べを行っていると教えてくれた。彼は美月を手に入れるため、ナイフで脅したことを認めているという。
菜々美と美月も詳しい状況を説明した。パトカーが帰ると、それまで気丈に応対していた母が、ため息をついて床にぺたりと座り込んだ。
「本当に、菜々美と美月が無事でよかったわ……」
「お母さん……」
菜々美と美月が母を抱きしめ、三人で無事を確認し合う。
こうして、久しぶりに家族三人が揃った夜は、慌ただしく更けていき、その夜、菜々美と美月と母は、三人で布団を並べて寝た。
「久しぶりね。こうして三人で寝るのは……なつかしいわね」
母は嬉しそうに、昔話を聞かせてくれた。
菜々美と美月は二人とも寝相が悪くて、起きると二人の場所が入れ替わっていたり、怪談を聞いた夜は二人とも怖がって、しがみついて寝たことなど、楽しそうに話すうち、母は寝入った。
美月がそっと菜々美に話しかける。
「母さんに心配かけちゃったね。ごめん。菜々美が言うように、帰省する前に警察に連絡してもらえばよかった。まったく、あの変態の顔が浮かんで、気持ち悪くて眠れない」
悔しそうにつぶやく美月の布団を、菜々美がポン、ポンと優しく叩いた。
「私も同じ気持ちよ……でも、嫌なことは、考えないようにしよう。私も忘れるから……」
「そうだね。ねえ、菜々美が働いている夕さりってお店、居心地がよくて、店長さんもすごく素敵だし、蘭丸さんって人も優しそうだし、いいね」
「うん。毎日、楽しいよ」
「あたしも菜々美と一緒に働きたくなっちゃった。菜々美がうらやましいなぁ」
その言葉に、菜々美は「え?」と小さく驚きの声を上げる。
「働きたいと思うほど、『夕さり』が気に入ったの? モデルの仕事、楽しくないの?」
「うーん、嫌いじゃないけど、商品みたいに扱われるのが苦手なの。あたしが本当にやりたいことって何か、わからなくなってきちゃった」
「美月に、やりたいことが見つかるといいね」
「うん。菜々美はいい職場で、生き生き働いているから、本当によかった」
そんな話をしているうちに、菜々美は美月にやりたいことが見つかるといいなと思いながら、いつの間にか眠っていた。
****
翌朝は、気持ちのよい澄み切った空が広がり、朝から気温が高かった。
朝食は、菜々美が作った小松菜とツナのオムレツと鶏肉の甘辛煮、ピーマンともやしの胡麻和えで、家族三人で仲良く食べる。
「菜々美の作る朝ご飯、久しぶりだわ。うん、やっぱり美味しい!」
「この小松菜とツナのオムレツ、とろーりとした半熟の卵が最高だわ」
母も美月もぱくぱくと頬張り、満足気だ。お口に合ったようでなによりと思いながら、菜々美は笑顔で麦茶を母と美月のグラスに注いだ。
「今日は菜々美ちゃんもお仕事休みなのよね。あたしも保育園休みなの。ふふふ、家族三人でドライブに行く? そうだ、カラオケもいいわね」
母は保育士という職業柄、五十前でも歌ったり踊ったりすることが大好きだ。
菜々美は、歌があまり得意ではないが、ボイストレーニングやダンスのレッスンを受けている美月はよろこぶだろうと思い、賛成する。
「うん、カラオケに行きたい。美月は?」
鶏肉の甘辛煮を咀嚼した美月が、小さく頷いた。
「ごめん。午後からでいい? 午前中、こっちの友達を会うことになったの。ほら、久保木さん。菜々美、覚えてる?」
「うん。女子の中で一番背が高かった人だよね」
学校内で一番美しかった美月は、取り巻きが多かったが、友達は少なかった。久保木という子は数少ない美月の女友達だ。
「久しぶりだから、午前中にちょっとお茶してくる。昼過ぎから家族でゆっくりカラオケに行きたいな」
「わかった。それじゃあ午後から、家族で歌合戦だよ」
微笑んでそう言った美月は、朝食を食べ終えると、パールピンクのミニ丈のワンピースに着替えた。
「うわ、すごい美月。似合っている!」
モデルの美月にぴったりなワンピースは華やかで、フレアになっている裾から、すらりと長い足が目を引き付け、妖精のような雰囲気だ。
「でも、大丈夫? また変な男から言い寄られたりしないかな」
「街中で変なことをする人はいないと思うし、一応、防犯ブザーを持っていくわ」
足元に白色のサンダルを合わせ、「行ってきます」と手を振り、美月は颯爽と出て行った。
クールビューティーなモデルと言われている美月は、実は人見知りが激しく、特に初対面の人が苦手だ。そんな美月も明るい蘭丸は接しやすいのだろう。
「菜々美、明日は『夕さり』の定休日だ。妹が帰省しているし、店のことは考えず、家族でゆっくり過ごすといい」
咲人が優しく言葉をかけてくれ、菜々美は「ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべて頷いた。
「それじゃあ、蘭丸。菜々美と美月を家まで送ってやってくれ」
「わかりました、咲人さん」
蘭丸が「行こう」と微笑み、黄色の軽自動車の後部座席に菜々美と美月を案内すると、運転席に座った。
菜々美たちの家の前にパトカーが停まっていたので、少し離れたところで降りる。
「それじゃあ、菜々美ちゃん、咲人さんも言ってたけど、明日は定休日だ。ゆっくり休んでね。美月さん……えっと、またね」
「ありがとうございました、蘭丸さん――」
菜々美と美月の声がそろい、二人で蘭丸に手を振って家に帰る。警察の人が、山本オーナーを逮捕して、取調べを行っていると教えてくれた。彼は美月を手に入れるため、ナイフで脅したことを認めているという。
菜々美と美月も詳しい状況を説明した。パトカーが帰ると、それまで気丈に応対していた母が、ため息をついて床にぺたりと座り込んだ。
「本当に、菜々美と美月が無事でよかったわ……」
「お母さん……」
菜々美と美月が母を抱きしめ、三人で無事を確認し合う。
こうして、久しぶりに家族三人が揃った夜は、慌ただしく更けていき、その夜、菜々美と美月と母は、三人で布団を並べて寝た。
「久しぶりね。こうして三人で寝るのは……なつかしいわね」
母は嬉しそうに、昔話を聞かせてくれた。
菜々美と美月は二人とも寝相が悪くて、起きると二人の場所が入れ替わっていたり、怪談を聞いた夜は二人とも怖がって、しがみついて寝たことなど、楽しそうに話すうち、母は寝入った。
美月がそっと菜々美に話しかける。
「母さんに心配かけちゃったね。ごめん。菜々美が言うように、帰省する前に警察に連絡してもらえばよかった。まったく、あの変態の顔が浮かんで、気持ち悪くて眠れない」
悔しそうにつぶやく美月の布団を、菜々美がポン、ポンと優しく叩いた。
「私も同じ気持ちよ……でも、嫌なことは、考えないようにしよう。私も忘れるから……」
「そうだね。ねえ、菜々美が働いている夕さりってお店、居心地がよくて、店長さんもすごく素敵だし、蘭丸さんって人も優しそうだし、いいね」
「うん。毎日、楽しいよ」
「あたしも菜々美と一緒に働きたくなっちゃった。菜々美がうらやましいなぁ」
その言葉に、菜々美は「え?」と小さく驚きの声を上げる。
「働きたいと思うほど、『夕さり』が気に入ったの? モデルの仕事、楽しくないの?」
「うーん、嫌いじゃないけど、商品みたいに扱われるのが苦手なの。あたしが本当にやりたいことって何か、わからなくなってきちゃった」
「美月に、やりたいことが見つかるといいね」
「うん。菜々美はいい職場で、生き生き働いているから、本当によかった」
そんな話をしているうちに、菜々美は美月にやりたいことが見つかるといいなと思いながら、いつの間にか眠っていた。
****
翌朝は、気持ちのよい澄み切った空が広がり、朝から気温が高かった。
朝食は、菜々美が作った小松菜とツナのオムレツと鶏肉の甘辛煮、ピーマンともやしの胡麻和えで、家族三人で仲良く食べる。
「菜々美の作る朝ご飯、久しぶりだわ。うん、やっぱり美味しい!」
「この小松菜とツナのオムレツ、とろーりとした半熟の卵が最高だわ」
母も美月もぱくぱくと頬張り、満足気だ。お口に合ったようでなによりと思いながら、菜々美は笑顔で麦茶を母と美月のグラスに注いだ。
「今日は菜々美ちゃんもお仕事休みなのよね。あたしも保育園休みなの。ふふふ、家族三人でドライブに行く? そうだ、カラオケもいいわね」
母は保育士という職業柄、五十前でも歌ったり踊ったりすることが大好きだ。
菜々美は、歌があまり得意ではないが、ボイストレーニングやダンスのレッスンを受けている美月はよろこぶだろうと思い、賛成する。
「うん、カラオケに行きたい。美月は?」
鶏肉の甘辛煮を咀嚼した美月が、小さく頷いた。
「ごめん。午後からでいい? 午前中、こっちの友達を会うことになったの。ほら、久保木さん。菜々美、覚えてる?」
「うん。女子の中で一番背が高かった人だよね」
学校内で一番美しかった美月は、取り巻きが多かったが、友達は少なかった。久保木という子は数少ない美月の女友達だ。
「久しぶりだから、午前中にちょっとお茶してくる。昼過ぎから家族でゆっくりカラオケに行きたいな」
「わかった。それじゃあ午後から、家族で歌合戦だよ」
微笑んでそう言った美月は、朝食を食べ終えると、パールピンクのミニ丈のワンピースに着替えた。
「うわ、すごい美月。似合っている!」
モデルの美月にぴったりなワンピースは華やかで、フレアになっている裾から、すらりと長い足が目を引き付け、妖精のような雰囲気だ。
「でも、大丈夫? また変な男から言い寄られたりしないかな」
「街中で変なことをする人はいないと思うし、一応、防犯ブザーを持っていくわ」
足元に白色のサンダルを合わせ、「行ってきます」と手を振り、美月は颯爽と出て行った。
10
あなたにおすすめの小説
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【完結】冷酷伯爵ディートリヒは、去った妻を取り戻せない
くろねこ
恋愛
名門伯爵家に政略結婚で嫁いだ、正妻エレノア・リーヴェルト。夫である伯爵ディートリヒ・フォン・アイゼンヴァルトは、
軍務と義務を最優先し、彼女に関心を向けることはなかった。
言葉も、視線も、愛情も与えられない日々。それでも伯爵夫人として尽くし続けたエレノアは、ある一言をきっかけに、静かに伯爵家を去る決意をする。
――そして初めて、夫は気づく。
自分がどれほど多くのものを、彼女から与えられていたのかを。
一方、エレノアは新たな地でその才覚と人柄を評価され、
「必要とされる存在」として歩き始めていた。
去った妻を想い、今さら後悔する冷酷伯爵。前を向いて生きる正妻令嬢。
これは、失ってから愛に気づいた男と、
二度と戻らないかもしれない夫婦の物語。
――今さら、遅いのです。
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる