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しおりを挟むてっきり気が散るかと思ったが…。
そういえば学生の頃…試験勉強中、家ではなかなか集中できないから図書館やカフェに行って勉強したら、周りの丁度いい雑音が心地よくて勉強に集中できたな…。
それと同じなのか?
仕上げた書類をまとめてクリアファイルに入れた。
郵送する書類も準備できた。
俺は椅子に座ったまま体を後ろへ伸ばした。
凝り固まった首を回して姿勢を戻し、そういえばまだ彼女の履歴書を見ていない事に気づき、預かっていた封筒を開いた。
岩田麗子 住所は…なんだ、けっこう近所じゃないか。
ん?
同い年だ!
大学を卒業して就職した会社を二年で辞めている。
その後は職歴が無い。
バイトをしてたのか?
それとも引きこもりだったのか?
後が無いとか言ってたけど、このせいなのかな…。
今まで一体何してたんだ?
そんなことを思いながら何気なくキッチンにいる彼女を見ると…そこには有り得ない光景があった。
俺の事務所にガスマスクをしたポニーテールの女がいる!
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