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カートと学園でやっと出会えました。でもカートは男達に釘を刺しに来たそうです
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「あっ、いた。リア」
「カート!」
後ろから声をかけられて振り返るとそこにカートがいた。
「やっと会えた。全然会えなかったから本当にここの学生なのかと心配したじゃない。朝も第一王子殿下のクラスに行ったのにいなかったでしょ!」
「悪い。今日は遅刻寸前で」
カートが謝ってきた。
「昨日の夜は寝れなかったの?」
「昨日はやっと寝れたよ。ちょっと寝すぎて起きられなかったんだ」
「ごめんね。金曜日の夜は付き合わせて」
私はカートに謝った。
「ねえねえ、リア、誰そのイケメン」
二人だけの世界に入っていた私達の後ろからベッキーが声をかけてきた。そうだ、友達と一緒にいたんだった。
「彼が私の友達のカートよ。第一王子殿下のクラスメートで、冒険者なの。金曜日はダンジョン一緒に潜ってポーションの材料の薬草取るの手伝ってくれたの」
「どうも、リアの幼友達のカートです」
カートが微笑んでくれた。
ベッキー達がその笑顔に見とれていた。そう、カートはイケメンなのだ。
「リアの一番の友だちのベッキー・ヨークです」
「ああ、ヨーク商会のご令嬢だよね」
カートは社交も結構完璧なのだ。
「えっ、知ってるんですか」
「店は貴族街にあるでしょ。行ったことあるよ」
「本当ですか。またいらしてください」
ベッキーは店を知ってもらっていて喜んだ。
「エイミー・ガーラントです」
隣のエイミーが自己紹介する。
「ああ、シリル魔導師のお子さんだよね」
「父を知っているのですか」
「うん、話したことがあるよ」
「ハンナ・ドラモンドです」
「ああ、君が刺繍が得意な」
「えっ、なんで知っているんですか」
「リアから聞いたよ。リアが刺繍の腕は絶対にかなわないって嘆いていたから」
「ヒルダ・エドウィンです」
「エドウィン男爵のお子さんだよね」
「えっ、父を知っているのですか」
「直接会ったことはないけど、絵姿は見たことあるから」
「さっき、昔、貴族年鑑で覚え合ったって言ったじゃない」
カートの答えに私がフォローする。
「そして、君がお父さんが騎士のオーガストくんに農家の出で官僚目指しているベンジャミンくんだろ」
黙っていた男の子にまでカートは声をかけていた。声をかけられた二人は驚いていた。思わず二人は頭わ下げていた。
「まあ、リアは考え無しでいろんな事して君たちに迷惑かけるから大変だと思うけど宜しく頼むよ」
「ちょっとカート、それどういう意味よ」
カートが私の事を頼んでくれるが、その言い方はない。
「だって、この前もリアが考えなしに、スライム弾き飛ばすから月見草が粘液まみれになって結局きれいにするのに、貫徹だったじゃないか」
「それはカートが止めてくれないからでしょ」
「止める時間もなかったじゃないか」
「それはそうだけど・・・・」
私は反論できずに、黙るしか無かった。
「ほらね。まあ、君たちも大変だけど、リアのこと宜しく頼むよ」
「あなたに言われなくても、リアは友達だからちゃんと見ますよ」
ブスッとしてオーガストが言った。
「ありがとうオーガスト。やっぱ持つ者は友人よね」
私が喜ぶが、周りは微妙な顔で私を見る。
「本当に宜しく頼むよ。もしリアになんかあったら俺がリアのお母さんに殺されるから」
カートは私を無視して言った。
「リアのお母さんってそんなに怖いんですか?」
ベッキーが聞いてきた。
「凄いよ。この前もいちゃもんつけてきた伯爵家の家令を爆煙魔術で丸焼きにしかけるし、リアに手を出そうとしたヤクザは事務所ごと破壊されるし・・・・」
「また、カートったら嘘ばつかり」
私は笑って流したが、皆は固まっていた。
「カート、嘘言うから皆驚いているじゃない」
私が文句をいうと、
「真実を知らないのは娘ばかりなりってね。かの王弟殿下もリアの母だけは怒らせるなって部下に言っているそうだよ。噂だけど」
まあ、母が怒ると本当にやりかねないとは思うけど。王弟殿下が部下に注意しているなんて言うのはカート特有の冗談に違いない。
「おい、カート、次の授業始まるぞ」
そこへ王子の側近のセドリックが迎えに来た。
「判った」
カートが手を挙げる。
王子の側近とは仲が良いんだ。そう言えばカートが同じ年代の男の子と仲良くしているのを始めて見た。いつもカートは男達をとても警戒しているのだ。今のオーガストに対するように。
セドリックに対してこんなふうに警戒していないのは珍しい。
そうかと言えばベッキーら女の子には優しいし、カートは案外女たらしなのかも。クラスの中のカートの様子をチェックしてみたい。私は少し不安になった。
「もうそんな時間か」
慌ててカートが席を立った。
「あっ、待ってカート、これ、このまえのお礼」
私は作った5本の幻の超特級ポーションを渡した。
「あ、サンキュー。じゃ、また」
「使ったら結果教えてね」
私の言葉にカートが手を振って去って行った。
「うーん」
「どうかしたの」
考えているエイミーにベッキーが聞いた。
「どこかで見たことある顔だったんだけど」
「まあ、同じ学園生だからじゃない」
「ま、そうかな」
エイミーはまだ納得いかなげにブツブツつぶやいている。
「でも、あれは男どもに釘を刺しに来たわね」
ベッキーが訳のわかんないことを言った。
「本当に。リアは執着されているのね」
ハンナの言葉に残りの二人が頷いていた。
「何の事?」
私は皆の言うことが判らなかった。
*******************************************
やっと第一王子視線です。
「カート!」
後ろから声をかけられて振り返るとそこにカートがいた。
「やっと会えた。全然会えなかったから本当にここの学生なのかと心配したじゃない。朝も第一王子殿下のクラスに行ったのにいなかったでしょ!」
「悪い。今日は遅刻寸前で」
カートが謝ってきた。
「昨日の夜は寝れなかったの?」
「昨日はやっと寝れたよ。ちょっと寝すぎて起きられなかったんだ」
「ごめんね。金曜日の夜は付き合わせて」
私はカートに謝った。
「ねえねえ、リア、誰そのイケメン」
二人だけの世界に入っていた私達の後ろからベッキーが声をかけてきた。そうだ、友達と一緒にいたんだった。
「彼が私の友達のカートよ。第一王子殿下のクラスメートで、冒険者なの。金曜日はダンジョン一緒に潜ってポーションの材料の薬草取るの手伝ってくれたの」
「どうも、リアの幼友達のカートです」
カートが微笑んでくれた。
ベッキー達がその笑顔に見とれていた。そう、カートはイケメンなのだ。
「リアの一番の友だちのベッキー・ヨークです」
「ああ、ヨーク商会のご令嬢だよね」
カートは社交も結構完璧なのだ。
「えっ、知ってるんですか」
「店は貴族街にあるでしょ。行ったことあるよ」
「本当ですか。またいらしてください」
ベッキーは店を知ってもらっていて喜んだ。
「エイミー・ガーラントです」
隣のエイミーが自己紹介する。
「ああ、シリル魔導師のお子さんだよね」
「父を知っているのですか」
「うん、話したことがあるよ」
「ハンナ・ドラモンドです」
「ああ、君が刺繍が得意な」
「えっ、なんで知っているんですか」
「リアから聞いたよ。リアが刺繍の腕は絶対にかなわないって嘆いていたから」
「ヒルダ・エドウィンです」
「エドウィン男爵のお子さんだよね」
「えっ、父を知っているのですか」
「直接会ったことはないけど、絵姿は見たことあるから」
「さっき、昔、貴族年鑑で覚え合ったって言ったじゃない」
カートの答えに私がフォローする。
「そして、君がお父さんが騎士のオーガストくんに農家の出で官僚目指しているベンジャミンくんだろ」
黙っていた男の子にまでカートは声をかけていた。声をかけられた二人は驚いていた。思わず二人は頭わ下げていた。
「まあ、リアは考え無しでいろんな事して君たちに迷惑かけるから大変だと思うけど宜しく頼むよ」
「ちょっとカート、それどういう意味よ」
カートが私の事を頼んでくれるが、その言い方はない。
「だって、この前もリアが考えなしに、スライム弾き飛ばすから月見草が粘液まみれになって結局きれいにするのに、貫徹だったじゃないか」
「それはカートが止めてくれないからでしょ」
「止める時間もなかったじゃないか」
「それはそうだけど・・・・」
私は反論できずに、黙るしか無かった。
「ほらね。まあ、君たちも大変だけど、リアのこと宜しく頼むよ」
「あなたに言われなくても、リアは友達だからちゃんと見ますよ」
ブスッとしてオーガストが言った。
「ありがとうオーガスト。やっぱ持つ者は友人よね」
私が喜ぶが、周りは微妙な顔で私を見る。
「本当に宜しく頼むよ。もしリアになんかあったら俺がリアのお母さんに殺されるから」
カートは私を無視して言った。
「リアのお母さんってそんなに怖いんですか?」
ベッキーが聞いてきた。
「凄いよ。この前もいちゃもんつけてきた伯爵家の家令を爆煙魔術で丸焼きにしかけるし、リアに手を出そうとしたヤクザは事務所ごと破壊されるし・・・・」
「また、カートったら嘘ばつかり」
私は笑って流したが、皆は固まっていた。
「カート、嘘言うから皆驚いているじゃない」
私が文句をいうと、
「真実を知らないのは娘ばかりなりってね。かの王弟殿下もリアの母だけは怒らせるなって部下に言っているそうだよ。噂だけど」
まあ、母が怒ると本当にやりかねないとは思うけど。王弟殿下が部下に注意しているなんて言うのはカート特有の冗談に違いない。
「おい、カート、次の授業始まるぞ」
そこへ王子の側近のセドリックが迎えに来た。
「判った」
カートが手を挙げる。
王子の側近とは仲が良いんだ。そう言えばカートが同じ年代の男の子と仲良くしているのを始めて見た。いつもカートは男達をとても警戒しているのだ。今のオーガストに対するように。
セドリックに対してこんなふうに警戒していないのは珍しい。
そうかと言えばベッキーら女の子には優しいし、カートは案外女たらしなのかも。クラスの中のカートの様子をチェックしてみたい。私は少し不安になった。
「もうそんな時間か」
慌ててカートが席を立った。
「あっ、待ってカート、これ、このまえのお礼」
私は作った5本の幻の超特級ポーションを渡した。
「あ、サンキュー。じゃ、また」
「使ったら結果教えてね」
私の言葉にカートが手を振って去って行った。
「うーん」
「どうかしたの」
考えているエイミーにベッキーが聞いた。
「どこかで見たことある顔だったんだけど」
「まあ、同じ学園生だからじゃない」
「ま、そうかな」
エイミーはまだ納得いかなげにブツブツつぶやいている。
「でも、あれは男どもに釘を刺しに来たわね」
ベッキーが訳のわかんないことを言った。
「本当に。リアは執着されているのね」
ハンナの言葉に残りの二人が頷いていた。
「何の事?」
私は皆の言うことが判らなかった。
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やっと第一王子視線です。
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