好きになったイケメンは王子様でした~失恋から始まるシンデレラ物語・悪役令嬢もヒロインにも負けません

古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され

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必要な情報を聞くやいなやならず者を退治しました。

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後ずさる私の回りを5人の男達が囲った。

「私をどうするつもりなの」
私は怯えて聞いた。

「薬剤師は貴重だ。湖の北の薬草園で働いてもらおうと思ってな」
男が言った。

「北って帝国ってこと」
「帝国領だが、山に囲まれているから帝国にはいけないがな」
男は笑って言った。

「このチェスターの風邪薬はどこで売っているの?」
「そんなのはお嬢ちゃんに関係ないだろう」
ガラの悪そうな男が私に近寄りながら言った。
「まあ、そう言うな。これから俺達のために色々働いてくれるんだ。良いだろう、教えてやろう。王都では流石にまずいから地方のお店に卸して売っているのさ。銀貨5枚と高くしても王都で人気だと言うとよく売れているぜ」
男は喜んで話ししてくれた。

あと聞きたいことはと・・・・

「この周りにはあなた方の仲間はいるの」
「それが何か関係あるのか?」
「おい、もう良いだろう。その女を捕まえろ」
さっき私に文句を言ってきた、いかつい男が周りの男に言った。

残念。時間切れだ。まあ、後はなんとかなるだろう。

「痛てっ」
「おおおお」
「ギャー」
私を捕まえようとした男達が悲鳴をあげた。

私の張っている障壁に素手で触れるなんて本当に馬鹿だ。

「貴様何をした?」
後ろで見ていた男が慌てて叫ぶ。

「まだ、なんにもしていないわよ」
私はニコリと笑った。

「私、母にきつく言われているの」
私は一歩前に出た。

前で腕を掴んで悶ていた男共が、私の障壁で吹っ飛ぶ。

ガンガラガッシャーン
周りの棚に突っ込んだのだ。盛大にポーションが割れる音がする。

「な、何しやがる」
男は慌てて叫んだ。その手にはナイフが握られていた。

「危ない!」
女の人が注意してくれた。

ガタン!

大きな音がして後ろから椅子で私を殴った男がいた。

しかし、私の障壁はびくともしない。

椅子が木っ端微塵になっただけだ。

殴った男は唖然としていた。

「余計なことしないでくれる」
私は言うや障壁を男に叩きつけた。

「ぎゃーーー」
男は一瞬で弾き飛ばされて壁を突き破って屋外に飛んでいった。
また、後で探すのが大変かもしれない。

こんな時にカートが入れば便利だったのに。

私はうんざりした。

そうだ。爆発か何か起こせば来てくれるかもしれない。

私は一瞬でファイアーボールを作り出した。

「き、貴様、魔導師だったのか」
男は驚いて言った。
男はもう腰を抜かして倒れ込んでいた。

私は頭の上の障壁を解除するとそのファイアーボールを天井に向けて放った。

ドカーン

ファイアーボールは天井を突き上げてそのまま上がる。

高さ100m位で凄まじい爆発音で爆発した。

これで皆来てくれるはずだ。

「どうした? 」
「なにがあった? 」
扉が開いて男達がかけつけてきた。

まだ仲間がいたみたいだ。

さっさとカートらが来てくれることを祈って私は男達に向けて障壁を叩きつけた。

ドカーン、

しまったやりすぎだ。

倉庫の壁一面が一瞬で吹っ飛んだのだ。

そして、それはその向こうに建っていた建物も巻き込んで粉砕してしまった。

まあ、この倉庫自体が民家から離れた林の中だし、こいつらの仲間しかいないだろう。
私はそう思うことにした。

「そこだ」
壁の向こうで魔導反応を感じた私は迷うこと無く障壁を放つ。
障壁はもう一面の壁ごと粉砕する。

そう、4面の壁のうち、2面が無くなると建物自体が建っていられなくなって・・・・
「えっ? 」
蒼白になる男達の上に建物が落ちてきた。私はラーナを障壁で囲ってあげる。

凄まじい音がして私とラーナ以外は壁と残った天井の下敷きになった。

まあ、倉庫なんだからそんなに丈夫に作っていないから大したことはないだろう。

それよりも先程の魔導反応を発した人物が私の障壁わ伏せて避けていた。

私は慌ててもう一度放とうとした。

「リア様。お待ち下さい。ルーカスです」
男が慌てて名乗ってきた。

「えっ、ああ、剣のおじちゃん」
私はこんなところで見知った人間に出会えて驚いた。

でも、良かった。これで手伝ってくれる人が出来た。

剣のおじちゃんは私くらいの男の子を連れていた。

男の子は呆れたように私を見ていた。

カート達がやっと駆けつけてきたのは5分くらい経ってからだった。

その時には多くのならず者を剣のおじちゃんが拘束してくれていた。

カートは私が心配じゃなかったんだろうか。こんなに時間がかかるなんて。
私は機嫌が更に悪くなった・・・・

**************************************

やっぱり破壊女は最強です。

次話は今夜更新予定です。
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