83 / 144
祖母がいきなりやって来て母を張り倒しました
しおりを挟む
いつも読んで頂いてありがとうございます。
本日は連休ということで4話更新させて頂きます。
お楽しみいたたければ幸いです。
************************************
トントントントン
翌朝、小気味の良い包丁の音で私は目が冷めた。
慌てて台所に降りるとラモーナが朝食を作ってくれていた。
お味噌汁のいい香りがする。
「うそーーー。朝食を作ってくれているの。感激」
私は感動した。私は家では5歳位から見よう見まねで朝食を作り出し、7歳以降は完全に私だけが朝食を作っていたのだ。それが私が何もしなくても殆ど出来ている。
「おはようございます。リア様、起こしてしまいましたか」
ラモーナが味噌汁の味見をしながら気遣ってくれた。
「おはよう。全然問題ないわよ。もう7時だし、何か手伝う事ある?」
「いえ、もう殆どできていますから、食器を出して頂いていいですか」
「判ったわ」
私が食器を出していると
「おはよう、ラモーナさん! リア」
いつもは起こしても中々起きてこないハンスが、味噌汁の匂いにつられたのか、起きてきた。そして、挨拶もしていた。私はついでだ。
「おはようございます」
「おはよ・・・・」
なんか面白くない。
「今食事ができますので、どうぞかけてお待ち下さい」
ラモーナさんが味噌汁をお玉ですくいながら言ってくれた。これが据え膳だ。私は感激していた。
「美味しい。ラモーナって料理、上手なのね」
私はラモーナの作ってくれたお味噌汁をのんで思わず声に出していた。何この味。私とは全然違う。私はさらに感動した。
そして、その感動を分かち合おうとハンスの方を見ると、なんと涙まで流しているのだ。
「どうしたの? ハンス」
「こんなに美味しいご飯食べたの久しぶりだ。リアの味付けは大雑把だから」
感動していた私はその言葉に絶句した。いや、たしかに美味しいが、小さいときから作ってきてやった私をけなすか。
「あんたね。小さいときから御飯作ってきてやったのに、なによ、その言葉」
私は怒って言った。まあ、ラモーナのごはんの味には到底かなわないけど。
「だってリア、これ本当に美味しいんだって。お母さんの味がする」
ハンスは感激してラモーナさんを見ていた。
「ハンス様。そんなお上手言われてもなにもでてきませんよ」
「なに言ってるんだよ。リアの軍隊料理に比べたら月とスッポンだよ」
「アッソ、もう二度とハンスのために作ってやらない」
私も少し切れた。5歳のときから作っている私をそこまで貶めるとはもう許さん。
「ハンス様。リア様は小さい時からハンス様のためにご飯を作ってくれていたんです。普通5歳の子供が作りませんよ。そのリア様をけなすというのはどうかと思いますが」
ラモーナがやんわりとハンスを注意してくれた。
「ラモーナ」
そうそう、そうよ。ラモーナはいい人だ。
でも、食事を作り始めたのはハンスのためではなくて、母の半分真っ黒になった焦げだらけの料理と固形食しか出さないハンスの食事を食べたくない、と私自身のために作り出したんだけど、それは黙っていよう。
「まあ、それは謝るよ。確かにリアの食事は軍隊食で味はもう一つだったけど、わざわざ作ってくれていたし」
ハンスの言葉はいちいち私の繊細な心? を傷つけた。謝るにしてもその付け足しの言葉は要らない。
「でも、リアもラモーナさんの食事が美味しいのは認めるだろう」
「それはそうだけど」
「リアもラモーナさんに料理を習いなよ。カートも喜ぶと思うよ」
「えっ、そうかな」
ハンスの言葉に一抹の不安が湧いてきた。カートは今まで私の食事を美味しい美味しいって食べてくれたが、実は無理していたのだろうか。本当に美味しいっていうのは、こういう料理を言うのだ。
「そうだよ。リアの味覚は少しおかしいよ」
「何よ、それ」
せっかく謝られたのに、更にけなされて私は怒った。
「だって、普通は薬剤師って薬をいかに飲みやすくするかに血眼になるのに、リアったら、いかに苦くするかに血眼になっているんだよ。絶対におかしいよ」
「それと料理とどう関係するのよ」
私が怒って言うと
「味は大切だろう」
「風邪薬はいかに苦いかが味噌よ」
「なわけ無いだろう」
私達が騒いでいる時だ、これも奇跡的に母が早起きしてきた。
「おはよう。朝からうるさいわね」
母が文句を言った。
「おはようございます。アリシア様」
「おはようございます」
「おはよう母さん」
母が座るとそこにラモーナがご飯を持ってきた。
「うわー、凄い。まともな食事ね。リアのは軍隊食だから」
母までも言う。
「母さん。誰のせいでそうなったと思っているのよ。もともとあんたらがメチャクチャな料理作っているから、5歳の私が見よう見まねで作ってあげていたんじゃない。それを・・・・」
私は怒り狂って叫びながら母の反応が変なのに、気付いた。
な、なんと、目から涙を流しているのだ。この母がだ。
貴族を燃やしてもなんとも思わないこの母が。
私の目の前で、いまだかつて涙なんか流したことがない母が・・・・
ハンスまでもがぎょっとして母を見ていた。
「お母さん・・・」
ポロリと母が言葉を発した。
お母さん?母がお母さんって・・・・母の母ということは私のおばあちゃんってこと。
そう思った時だ。
ドン
凄まじい音とともに空気を震駭させて魔女のような格好をした女性が現われた。
「呼んだかい」
魔女は母に言った。
「母さん!」
母はその魔女を見て唖然としていた。
ということはこの魔女が私のおばあちゃんなのだろうと思った時だ。
「会いたかった」
な、なんとあの母がその魔女の胸に飛び込んでいったのだ。うそ、あの冷徹非情な破壊の魔女の母が、あの母が、胸に飛び込むなんてあり得ない・・・・・
しかし、魔女はその母を、破壊の魔女とか凶刃の魔女とか天災の魔女とか貴族社会で怖れられている母を思いっきり張り倒していたのだ。
天災の魔女が張り倒された・・・・・
私もハンスもラモーナさんも唖然としてそれを見ていた。
******************************************************
リアの祖母登場です
破壊の魔女対その母 その対決は今夜
地上最大の戦いが始まる?
本日は連休ということで4話更新させて頂きます。
お楽しみいたたければ幸いです。
************************************
トントントントン
翌朝、小気味の良い包丁の音で私は目が冷めた。
慌てて台所に降りるとラモーナが朝食を作ってくれていた。
お味噌汁のいい香りがする。
「うそーーー。朝食を作ってくれているの。感激」
私は感動した。私は家では5歳位から見よう見まねで朝食を作り出し、7歳以降は完全に私だけが朝食を作っていたのだ。それが私が何もしなくても殆ど出来ている。
「おはようございます。リア様、起こしてしまいましたか」
ラモーナが味噌汁の味見をしながら気遣ってくれた。
「おはよう。全然問題ないわよ。もう7時だし、何か手伝う事ある?」
「いえ、もう殆どできていますから、食器を出して頂いていいですか」
「判ったわ」
私が食器を出していると
「おはよう、ラモーナさん! リア」
いつもは起こしても中々起きてこないハンスが、味噌汁の匂いにつられたのか、起きてきた。そして、挨拶もしていた。私はついでだ。
「おはようございます」
「おはよ・・・・」
なんか面白くない。
「今食事ができますので、どうぞかけてお待ち下さい」
ラモーナさんが味噌汁をお玉ですくいながら言ってくれた。これが据え膳だ。私は感激していた。
「美味しい。ラモーナって料理、上手なのね」
私はラモーナの作ってくれたお味噌汁をのんで思わず声に出していた。何この味。私とは全然違う。私はさらに感動した。
そして、その感動を分かち合おうとハンスの方を見ると、なんと涙まで流しているのだ。
「どうしたの? ハンス」
「こんなに美味しいご飯食べたの久しぶりだ。リアの味付けは大雑把だから」
感動していた私はその言葉に絶句した。いや、たしかに美味しいが、小さいときから作ってきてやった私をけなすか。
「あんたね。小さいときから御飯作ってきてやったのに、なによ、その言葉」
私は怒って言った。まあ、ラモーナのごはんの味には到底かなわないけど。
「だってリア、これ本当に美味しいんだって。お母さんの味がする」
ハンスは感激してラモーナさんを見ていた。
「ハンス様。そんなお上手言われてもなにもでてきませんよ」
「なに言ってるんだよ。リアの軍隊料理に比べたら月とスッポンだよ」
「アッソ、もう二度とハンスのために作ってやらない」
私も少し切れた。5歳のときから作っている私をそこまで貶めるとはもう許さん。
「ハンス様。リア様は小さい時からハンス様のためにご飯を作ってくれていたんです。普通5歳の子供が作りませんよ。そのリア様をけなすというのはどうかと思いますが」
ラモーナがやんわりとハンスを注意してくれた。
「ラモーナ」
そうそう、そうよ。ラモーナはいい人だ。
でも、食事を作り始めたのはハンスのためではなくて、母の半分真っ黒になった焦げだらけの料理と固形食しか出さないハンスの食事を食べたくない、と私自身のために作り出したんだけど、それは黙っていよう。
「まあ、それは謝るよ。確かにリアの食事は軍隊食で味はもう一つだったけど、わざわざ作ってくれていたし」
ハンスの言葉はいちいち私の繊細な心? を傷つけた。謝るにしてもその付け足しの言葉は要らない。
「でも、リアもラモーナさんの食事が美味しいのは認めるだろう」
「それはそうだけど」
「リアもラモーナさんに料理を習いなよ。カートも喜ぶと思うよ」
「えっ、そうかな」
ハンスの言葉に一抹の不安が湧いてきた。カートは今まで私の食事を美味しい美味しいって食べてくれたが、実は無理していたのだろうか。本当に美味しいっていうのは、こういう料理を言うのだ。
「そうだよ。リアの味覚は少しおかしいよ」
「何よ、それ」
せっかく謝られたのに、更にけなされて私は怒った。
「だって、普通は薬剤師って薬をいかに飲みやすくするかに血眼になるのに、リアったら、いかに苦くするかに血眼になっているんだよ。絶対におかしいよ」
「それと料理とどう関係するのよ」
私が怒って言うと
「味は大切だろう」
「風邪薬はいかに苦いかが味噌よ」
「なわけ無いだろう」
私達が騒いでいる時だ、これも奇跡的に母が早起きしてきた。
「おはよう。朝からうるさいわね」
母が文句を言った。
「おはようございます。アリシア様」
「おはようございます」
「おはよう母さん」
母が座るとそこにラモーナがご飯を持ってきた。
「うわー、凄い。まともな食事ね。リアのは軍隊食だから」
母までも言う。
「母さん。誰のせいでそうなったと思っているのよ。もともとあんたらがメチャクチャな料理作っているから、5歳の私が見よう見まねで作ってあげていたんじゃない。それを・・・・」
私は怒り狂って叫びながら母の反応が変なのに、気付いた。
な、なんと、目から涙を流しているのだ。この母がだ。
貴族を燃やしてもなんとも思わないこの母が。
私の目の前で、いまだかつて涙なんか流したことがない母が・・・・
ハンスまでもがぎょっとして母を見ていた。
「お母さん・・・」
ポロリと母が言葉を発した。
お母さん?母がお母さんって・・・・母の母ということは私のおばあちゃんってこと。
そう思った時だ。
ドン
凄まじい音とともに空気を震駭させて魔女のような格好をした女性が現われた。
「呼んだかい」
魔女は母に言った。
「母さん!」
母はその魔女を見て唖然としていた。
ということはこの魔女が私のおばあちゃんなのだろうと思った時だ。
「会いたかった」
な、なんとあの母がその魔女の胸に飛び込んでいったのだ。うそ、あの冷徹非情な破壊の魔女の母が、あの母が、胸に飛び込むなんてあり得ない・・・・・
しかし、魔女はその母を、破壊の魔女とか凶刃の魔女とか天災の魔女とか貴族社会で怖れられている母を思いっきり張り倒していたのだ。
天災の魔女が張り倒された・・・・・
私もハンスもラモーナさんも唖然としてそれを見ていた。
******************************************************
リアの祖母登場です
破壊の魔女対その母 その対決は今夜
地上最大の戦いが始まる?
15
あなたにおすすめの小説
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
※他サイト様にも掲載中です
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
悪役令嬢に転生かと思ったら違ったので定食屋開いたら第一王子が常連に名乗りを上げてきた
咲桜りおな
恋愛
サズレア王国第二王子のクリス殿下から婚約解消をされたアリエッタ・ネリネは、前世の記憶持ちの侯爵令嬢。王子の婚約者で侯爵令嬢……という自身の状況からここが乙女ゲームか小説の中で、悪役令嬢に転生したのかと思ったけど、どうやらヒロインも見当たらないし違ったみたい。
好きでも嫌いでも無かった第二王子との婚約も破棄されて、面倒な王子妃にならなくて済んだと喜ぶアリエッタ。我が侯爵家もお姉様が婿養子を貰って継ぐ事は決まっている。本来なら新たに婚約者を用意されてしまうところだが、傷心の振り(?)をしたら暫くは自由にして良いと許可を貰っちゃった。
それならと侯爵家の事業の手伝いと称して前世で好きだった料理をしたくて、王都で小さな定食屋をオープンしてみたら何故か初日から第一王子が来客? お店も大繁盛で、いつの間にか元婚約者だった第二王子まで来る様になっちゃった。まさかの王家御用達のお店になりそうで、ちょっと困ってます。
◆◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◆
※料理に関しては家庭料理を作るのが好きな素人ですので、厳しい突っ込みはご遠慮いただけると助かります。
そしてイチャラブが甘いです。砂糖吐くというより、砂糖垂れ流しです(笑)
本編は完結しています。時々、番外編を追加更新あり。
「小説家になろう」でも公開しています。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
ヒロインしか愛さないはずの公爵様が、なぜか悪女の私を手放さない
魚谷
恋愛
伯爵令嬢イザベラは多くの男性と浮名を流す悪女。
そんな彼女に公爵家当主のジークベルトとの縁談が持ち上がった。
ジークベルトと対面した瞬間、前世の記憶がよみがえり、この世界が乙女ゲームであることを自覚する。
イザベラは、主要攻略キャラのジークベルトの裏の顔を知ってしまったがために、冒頭で殺されてしまうモブキャラ。
ゲーム知識を頼りに、どうにか冒頭死を回避したイザベラは最弱魔法と言われる付与魔法と前世の知識を頼りに便利グッズを発明し、離婚にそなえて資金を確保する。
いよいよジークベルトが、乙女ゲームのヒロインと出会う。
離婚を切り出されることを待っていたイザベラだったが、ジークベルトは平然としていて。
「どうして俺がお前以外の女を愛さなければならないんだ?」
予想外の溺愛が始まってしまう!
(世界の平和のためにも)ヒロインに惚れてください、公爵様!!
《完》義弟と継母をいじめ倒したら溺愛ルートに入りました。何故に?
桐生桜月姫
恋愛
公爵令嬢たるクラウディア・ローズバードは自分の前に現れた天敵たる天才な義弟と継母を追い出すために、たくさんのクラウディアの思う最高のいじめを仕掛ける。
だが、義弟は地味にずれているクラウディアの意地悪を糧にしてどんどん賢くなり、継母は陰ながら?クラウディアをものすっごく微笑ましく眺めて溺愛してしまう。
「もう!どうしてなのよ!!」
クラウディアが気がつく頃には外堀が全て埋め尽くされ、大変なことに!?
天然混じりの大人びている?少女と、冷たい天才義弟、そして変わり者な継母の家族の行方はいかに!?
元アラサー転生令嬢と拗らせた貴公子たち
せいめ
恋愛
侯爵令嬢のアンネマリーは流行り病で生死を彷徨った際に、前世の記憶を思い出す。前世では地球の日本という国で、婚活に勤しむアラサー女子の杏奈であった自分を。
病から回復し、今まで家や家族の為に我慢し、貴族令嬢らしく過ごしてきたことがバカらしくなる。
また、自分を蔑ろにする婚約者の存在を疑問に感じる。
「あんな奴と結婚なんて無理だわー。」
無事に婚約を解消し、自分らしく生きていこうとしたところであったが、不慮の事故で亡くなってしまう。
そして、死んだはずのアンネマリーは、また違う人物にまた生まれ変わる。アンネマリーの記憶は殆ど無く、杏奈の記憶が強く残った状態で。
生まれ変わったのは、アンネマリーが亡くなってすぐ、アンネマリーの従姉妹のマリーベルとしてだった。
マリーベルはアンネマリーの記憶がほぼ無いので気付かないが、見た目だけでなく言動や所作がアンネマリーにとても似ていることで、かつての家族や親族、友人が興味を持つようになる。
「従姉妹だし、多少は似ていたっておかしくないじゃない。」
三度目の人生はどうなる⁈
まずはアンネマリー編から。
誤字脱字、お許しください。
素人のご都合主義の小説です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる