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祖母と母が戦って薬屋は廃墟とかしました
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ここまで読んで頂いてありがとうございます。本日2話目です。
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「あんた、今まで連絡もよこさずにどこをほっつき歩いていたんだい」
怒髪天の魔女がそこにはいた。
私達は唖然とした。
あの破壊の魔女と世間一般に怖れられていた母を一発で張り倒したのだ。
飛んでいった母は壁を突き破って外に飛び出していた。
「ちょっとそこのクソババア。久しぶりにあった娘に対する態度がそれかい」
怒り狂った母が壁の向こうから帰ってきた。あの破壊の魔女が怒り狂っている。
「なに言いやがる。今まで全く連絡もよこさなかったのはお前だろう。いつの間にか子供までこさえて。なに考えていやがる親不孝者」
「縁を切るって言ったのはそっちだろうが」
「あいつには近づくなって忠告したのに、子供まで作ったお前が悪いんだろうが」
「なんですって」
二人は取っ組み合いの喧嘩を始めた。
対する魔女はその破壊の魔女の母だ。あの天災の魔女を張り倒した母だ。怪獣対怪獣、化け物対化け物。おそらくドラゴン級の化け物同士だ。戦場となったらこの薬屋はどうなるのだろう。
でも、止めようにも私達にその力はなかった。
私は被害が及ばないように倉庫室の前に障壁を張ると、ただただ、見守るしかなかった・・・・
史上最悪の戦いはそれから30分続いた。
「はあ、はあ、はあ、はあ」
「はあ、はあ、はあ、はあ」
流石に30分後には二人共息があがって、それ以上続けられないくなっていた。
「あああ、薬屋が・・・・・」
ハンスが破壊され尽くした薬屋のチェスターを呆然と見ていた。
その腕には、慣れたもので特級、超特級のポーションが大切に抱えられていたが、流石と言うべきか。これさえあれば店は一瞬で建てなおせる。私も薬草等が置かれている倉庫室は死守した。
ラモーナさんといえば慣れているのか、何故か無事だったテーブルの上に、これまた無事だった朝食を魔女の前に置いた。
ちゃっかり座っている魔女も魔女だが、母も普通にしている。えっ、何かおかしいと思うのは私だけか。
「で、なにしに来たのよ」
「久しぶりに会った母に対する態度がこれかい」
母の言葉に祖母が文句を言う。
「最初にしばいてきたのはそっちでしょ」
「当たり前さね。20年間も音信不通の親不孝者をしばかずにどうする」
「何度も言うように、縁を切るって言ったのはそっちでしょ」
「淫乱男に近づくなって前もって忠告しておいてやったのに、近づいた挙げ句に孕まされてポイ捨てられたんだろう」
「違う。こっちから出て行ってやったんだよ」
「一緒じゃないか」
「ぜんぜん違う」
「あのう」
言い合いを始めた二人に私は声をかけた。また戦争になったら今度こそ耐えられない。
「なんだ・・・・あなたはリアちゃんかい」
「ええ、そうですけど」
次の瞬間母が私の前に立ってかばった。
「あんた、私に孫にも会わせないつもりかい」
祖母が文句を言う。
「ふんっ、どのみち帝国に連れて帰るつもりだろう」
「当たり前さね。孫の不幸を喜ぶ祖母がどこにいる。お前どのみちこの子の事は全然面倒見ていないんだろう」
「なに言っているのよ。ここまで大きくしたわよ」
「ほったらかしにしているって、ラモーナから聞いたよ」
「ラモーナ、やっぱりあんた、このババアのスパイだったんだね」
きっとして母がラモーナを睨みつける。
「いえ、確かに私は元々エリザベス様の下で修行しておりましたが、帝都に出て攫われてリア様に助けられたのは事実でございます」
ラモーナはあの魔女の怒りを物ともせずに言い返している。さすが祖母の下で修行していただけのことはある。
「うそ、つけ、このクソババアに言われて王国に潜入していただけだろう」
「そんな滅相もございません。リア様に救われて、その勇姿に感動して弟子入りしただけでございます」
え、私弟子入りされたの?知らなかった。
「ふんっ、どうだか。あんたもこのババアと一緒に帝国に帰んな」
「それは出来かねます。リア様に一生涯ついていく所存でございます」
二人が言い合っている間に祖母が私のそばに来た。
「リアちゃん。はじめましてだね。私はあんたの祖母のエリザベス、エリザベス・チェスターだよ」
「オーレリア・チェスターです」
私が挨拶を返した。
「あんた薬剤師を目指しているんだろ。こんな王国なんて辺境の地じゃ、あんたに教えられる者いないだろう。帝国に私とくればいろんな事を教えてあげられるよ」
その言葉はとても魅力的に聞こえた。
「クソババア、何勝手に人の娘を勧誘しているんだい」
母が振り返って叫んだ。
「だって事実じゃないかい。学園の薬学の先生ってあのどうしようもない、アシュトンだろう。全くなにも出来ない。あんなのが学園の薬学のトップに居るのだから、この子が学園にいる意味ないだろう」
祖母は言い切った。
「いえ、アシュトン先生からは薬草の育て方とか色々お教えいただいているんですけど」
私が言うと、
「ああ、あの約立たずは草木を育てるのだけは優れていたからね。でもそれじゃ薬の作り方は教えてくれないだろう?」
祖母は先生のことも良く知っているみたいだった。
「でも、自分で色々出来ますし」
「出来るって言ってもあんた、このがさつなアレシアに教えてもらったんだろう」
祖母は母のことをよく知っていた。やはりがさつだよね。私は自分の事は棚において頷いていた。
「ガサツとは何よガサツとは」
「事実じゃないかい」
「薬なんて出来ればいいのよ」
「ほらこれだ。あんた月見草とヒカリゴケ入れるタイミングがあるのを知っているかい」
祖母は私に向かって聞いてきた。
「えっ、そうなんですか」
私は驚いて聞いた。そんなの初めて知った。
「それで特級ポーション作れるのが不思議さね」
「出来るから良いじゃない」
呆れた祖母に母が言い返す。
「ふんっ、そんなこと言っているからあんたはいつまで建っても2流の薬剤師なんだよ」
「うるさいわね。超特級まで作れるんだから良いでしょ」
「気分の乗った時にしか出来ないだろうが」
祖母の言葉母は黙った。
「あんた、そんないい加減なことではじきに娘に抜かれるよ。この子ももう超特級も作れているんだから」
祖母はとんでもない事を言ってくれたような気がした。
「ドラゴンの角入れたからでしょ」
「ドラゴンの角入れても普通は超特級はできないんだよ」
祖母の言葉を聞いて
「えっ、あれって超特級になっているんですか」
私は驚いて聞いた。私のが本当に超特級かどうかは不安があったのだ。
「当たり前さね。あんた今金貨100枚で売っているだろう。金貨100枚で超特級でなくて特級を売っているのは帝国のローマン商会位くらいなものさ」
「えっ、そんな酷い薬屋あるの」
「ああ、帝国では薬屋が淘汰されてね。今や大半がローマン商会なのさ」
祖母は唾棄するように言った。
「へえ、あの悪徳商会そこまで大きくなったんだ。まあ、王国で私に喧嘩売ったら叩き潰してやるけれど」
母なら絶対にやるだろう。母は絶対に国王ですら怖れていない。下手したら皇帝も。何しろ破壊の魔女なのだから。
「ま、なんにしろ、私はしばらく滞在させてもらうからね」
「どこに滞在するつもりよ」
母が、破壊つくされた建物を見渡して言った。
「お前が年も考えずに暴れるから」
「あんたのことでしょ」
二人の仲がまた険悪になる。
「二人共いい加減にして!」
私が大声で叫んだ。これ以上壊されたら堪らない。
「すぐに修繕に入るから手伝ってもらいますからね」
私が言うと
「はい」
「仕方がないね」
珍しく二人は頷いた。
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「あんた、今まで連絡もよこさずにどこをほっつき歩いていたんだい」
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私達は唖然とした。
あの破壊の魔女と世間一般に怖れられていた母を一発で張り倒したのだ。
飛んでいった母は壁を突き破って外に飛び出していた。
「ちょっとそこのクソババア。久しぶりにあった娘に対する態度がそれかい」
怒り狂った母が壁の向こうから帰ってきた。あの破壊の魔女が怒り狂っている。
「なに言いやがる。今まで全く連絡もよこさなかったのはお前だろう。いつの間にか子供までこさえて。なに考えていやがる親不孝者」
「縁を切るって言ったのはそっちだろうが」
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「なんですって」
二人は取っ組み合いの喧嘩を始めた。
対する魔女はその破壊の魔女の母だ。あの天災の魔女を張り倒した母だ。怪獣対怪獣、化け物対化け物。おそらくドラゴン級の化け物同士だ。戦場となったらこの薬屋はどうなるのだろう。
でも、止めようにも私達にその力はなかった。
私は被害が及ばないように倉庫室の前に障壁を張ると、ただただ、見守るしかなかった・・・・
史上最悪の戦いはそれから30分続いた。
「はあ、はあ、はあ、はあ」
「はあ、はあ、はあ、はあ」
流石に30分後には二人共息があがって、それ以上続けられないくなっていた。
「あああ、薬屋が・・・・・」
ハンスが破壊され尽くした薬屋のチェスターを呆然と見ていた。
その腕には、慣れたもので特級、超特級のポーションが大切に抱えられていたが、流石と言うべきか。これさえあれば店は一瞬で建てなおせる。私も薬草等が置かれている倉庫室は死守した。
ラモーナさんといえば慣れているのか、何故か無事だったテーブルの上に、これまた無事だった朝食を魔女の前に置いた。
ちゃっかり座っている魔女も魔女だが、母も普通にしている。えっ、何かおかしいと思うのは私だけか。
「で、なにしに来たのよ」
「久しぶりに会った母に対する態度がこれかい」
母の言葉に祖母が文句を言う。
「最初にしばいてきたのはそっちでしょ」
「当たり前さね。20年間も音信不通の親不孝者をしばかずにどうする」
「何度も言うように、縁を切るって言ったのはそっちでしょ」
「淫乱男に近づくなって前もって忠告しておいてやったのに、近づいた挙げ句に孕まされてポイ捨てられたんだろう」
「違う。こっちから出て行ってやったんだよ」
「一緒じゃないか」
「ぜんぜん違う」
「あのう」
言い合いを始めた二人に私は声をかけた。また戦争になったら今度こそ耐えられない。
「なんだ・・・・あなたはリアちゃんかい」
「ええ、そうですけど」
次の瞬間母が私の前に立ってかばった。
「あんた、私に孫にも会わせないつもりかい」
祖母が文句を言う。
「ふんっ、どのみち帝国に連れて帰るつもりだろう」
「当たり前さね。孫の不幸を喜ぶ祖母がどこにいる。お前どのみちこの子の事は全然面倒見ていないんだろう」
「なに言っているのよ。ここまで大きくしたわよ」
「ほったらかしにしているって、ラモーナから聞いたよ」
「ラモーナ、やっぱりあんた、このババアのスパイだったんだね」
きっとして母がラモーナを睨みつける。
「いえ、確かに私は元々エリザベス様の下で修行しておりましたが、帝都に出て攫われてリア様に助けられたのは事実でございます」
ラモーナはあの魔女の怒りを物ともせずに言い返している。さすが祖母の下で修行していただけのことはある。
「うそ、つけ、このクソババアに言われて王国に潜入していただけだろう」
「そんな滅相もございません。リア様に救われて、その勇姿に感動して弟子入りしただけでございます」
え、私弟子入りされたの?知らなかった。
「ふんっ、どうだか。あんたもこのババアと一緒に帝国に帰んな」
「それは出来かねます。リア様に一生涯ついていく所存でございます」
二人が言い合っている間に祖母が私のそばに来た。
「リアちゃん。はじめましてだね。私はあんたの祖母のエリザベス、エリザベス・チェスターだよ」
「オーレリア・チェスターです」
私が挨拶を返した。
「あんた薬剤師を目指しているんだろ。こんな王国なんて辺境の地じゃ、あんたに教えられる者いないだろう。帝国に私とくればいろんな事を教えてあげられるよ」
その言葉はとても魅力的に聞こえた。
「クソババア、何勝手に人の娘を勧誘しているんだい」
母が振り返って叫んだ。
「だって事実じゃないかい。学園の薬学の先生ってあのどうしようもない、アシュトンだろう。全くなにも出来ない。あんなのが学園の薬学のトップに居るのだから、この子が学園にいる意味ないだろう」
祖母は言い切った。
「いえ、アシュトン先生からは薬草の育て方とか色々お教えいただいているんですけど」
私が言うと、
「ああ、あの約立たずは草木を育てるのだけは優れていたからね。でもそれじゃ薬の作り方は教えてくれないだろう?」
祖母は先生のことも良く知っているみたいだった。
「でも、自分で色々出来ますし」
「出来るって言ってもあんた、このがさつなアレシアに教えてもらったんだろう」
祖母は母のことをよく知っていた。やはりがさつだよね。私は自分の事は棚において頷いていた。
「ガサツとは何よガサツとは」
「事実じゃないかい」
「薬なんて出来ればいいのよ」
「ほらこれだ。あんた月見草とヒカリゴケ入れるタイミングがあるのを知っているかい」
祖母は私に向かって聞いてきた。
「えっ、そうなんですか」
私は驚いて聞いた。そんなの初めて知った。
「それで特級ポーション作れるのが不思議さね」
「出来るから良いじゃない」
呆れた祖母に母が言い返す。
「ふんっ、そんなこと言っているからあんたはいつまで建っても2流の薬剤師なんだよ」
「うるさいわね。超特級まで作れるんだから良いでしょ」
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祖母の言葉母は黙った。
「あんた、そんないい加減なことではじきに娘に抜かれるよ。この子ももう超特級も作れているんだから」
祖母はとんでもない事を言ってくれたような気がした。
「ドラゴンの角入れたからでしょ」
「ドラゴンの角入れても普通は超特級はできないんだよ」
祖母の言葉を聞いて
「えっ、あれって超特級になっているんですか」
私は驚いて聞いた。私のが本当に超特級かどうかは不安があったのだ。
「当たり前さね。あんた今金貨100枚で売っているだろう。金貨100枚で超特級でなくて特級を売っているのは帝国のローマン商会位くらいなものさ」
「えっ、そんな酷い薬屋あるの」
「ああ、帝国では薬屋が淘汰されてね。今や大半がローマン商会なのさ」
祖母は唾棄するように言った。
「へえ、あの悪徳商会そこまで大きくなったんだ。まあ、王国で私に喧嘩売ったら叩き潰してやるけれど」
母なら絶対にやるだろう。母は絶対に国王ですら怖れていない。下手したら皇帝も。何しろ破壊の魔女なのだから。
「ま、なんにしろ、私はしばらく滞在させてもらうからね」
「どこに滞在するつもりよ」
母が、破壊つくされた建物を見渡して言った。
「お前が年も考えずに暴れるから」
「あんたのことでしょ」
二人の仲がまた険悪になる。
「二人共いい加減にして!」
私が大声で叫んだ。これ以上壊されたら堪らない。
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