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皇帝視点3 悪徳商人を懲らしめようとしたら娘に同類だと勘違いされてしまいました。
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リアは中々俺に会ってくれなかった。
毎日のように侘びに行くのだが、門前払いだ。
ルーカスも色々手を尽くしてくれているみたいだが、この件についてはリアは頑なだった。
俺は途方に暮れた。
「まあ、陛下のせいで、リア様はブライトン王国の王宮を追い出された形になってしったんですから。リア様が許されないのは当然ですわ」
ディアナなんて完全にリアの味方だ。俺の傷口に更に塩を塗りこんでくれる。
リアは自分の弟たちとは仲良くしているし、何故か妃連中とも仲良くなっていた。
帝国の騎士や魔道士たちとは、訓練場で一緒に訓練するまでになっているのに・・・・。
俺だけ仲間はずれだ・・・・
俺は泣きたかった。いや、もう泣いていた。
「陛下、泣く子も黙る帝国の皇帝が何泣いているんですか」
側近共からはドン引きされたが。
そんな時に第3妃の父ベルク侯爵に連れられて自慢顔で商会の会頭のローマン伯爵が、やってきたのだ。
今回の元凶共だ。
こいつらはブライトン大使が南極送りになったのを知らないのか?
「陛下。陛下が今まで民間で大切に育てられていた皇女殿下の嫁ぎ先を、このローマンが見繕ってきたようです。ぜひとも褒めてやっていただきたいのですが・・・・」
ベルク侯爵が自慢気に言ってきた。
こいつ、どういう思考回路をしているのだ?
折角うまくいきかけていたリアの縁談を、ぶち壊してくれておきながら、よくもいけしゃあしゃあと俺の前に出てこられたものだ。
コイツラのせいでリアが涙を流して王宮を追い出されたのだ。
それを全て俺のせいにされたのだ。俺はそうやるとは聞いてもいないし、頼みもしていないのに・・・・。
リアが全く口も聞いてくれないのは全てコイツラのせいなのだ。
俺はじろりと二人を睨めつけた。
しかし、ベルクは話している自分に酔っているようで、全く気づかない。
「陛下。皇女殿下のお母様と王妃殿下は仲がよろしくないようで、もしよろしければこれを機会に皇女殿下の母上を王宮にお招かきされればいかがですか。第3妃殿下は歓迎なさるようですが・・・・」
厚顔なベルクは、皇女を今まで王宮に迎え入れられなかったのは、王妃が反対していたからだと言いたいのだろう。
王妃が反対しようとどうしようと、アリシア本人が後宮に入りたければ入れていたのだ。
こいつは何か勘違いしているようだ。
これを機に、王妃を追い落として自分の娘の第三妃を王妃にしたいとでも考えているのだろう。
そうだ。このローマン商会の不良品のポーションを、リア本人がなんとかしたそうにしていたとルーカスが言っていた。ここはリアの前でローマン商会を断罪して、リアの俺に対する印象を上げる大チャンスなのでは。
これは今やるしかない!
「ルーカス、皇女をこちらに」
俺はルーカスに目で合図した。
「皇女殿下は大変お美しいとか。第3妃様も、感嘆しておられました」
「そのような方が他国にお輿入れされるのもどうかと思いましたが、ブライトン王国の第一王子殿下は、見目麗しく、聡明な方とか。第一王女殿下もお幸せになられるでしょう」
ローマンがよく話せると関心するほどペラペラと話し出した。
「その第1王子殿下の傍に平民の女の影を感じましたので、排除するように王国側に依頼しておきました」
ローマンが忠臣ヅラしていってくれた。そうか、こいつがリアを泣かせる原因を作ってくれていたのか。
「そうなんですね。やはり陛下の命令で私は王宮を追い出されたのですね」
そこにいつの間にか来ていた、リアの氷のような声がした。
「いや、違うぞ、リア、こいつらが勝手にやったのだ」
「き、貴様、なぜここにいる。陛下、こいつが第一王子殿下をたぶらかしていた破壊女です」
「そうか、コヤツが王国で我が国のポーションの品質が悪いと、イチャモンを付けて邪魔していた破壊女か」
俺の悲鳴を聞いていないローマンとベルクが叫んできた。
「いや、リア、待て、俺はその件は何も知らんぞ。そもそも俺はお前の幸せを願ってだな」
「陛下、この不敬な女を始末せねば」
「すぐに」
「ええい、貴様ら黙れ」
俺はうるさい二人を黙らせた。
「陛下のお考えよく判りました。私は陛下のせいで、王宮を追い出されたのですね」
リアが氷の笑顔で言ってくれた。なんか手が震えている。
「陛下、こいつは」
「ええい、貴様ら黙れ。ここにいるのが我が第一皇女のオーレリアだ」
「はっ?」
「はいっ?」
二人の目が点になった。
「そうだ、貴様らが余計なことをして王宮を追い出してくれたのが、我が娘なのだ」
「・・・・」
二人は目が点になった。
「えっ、いや、そんな馬鹿な」
「それなら最初からお教えいただいていれば、あのようなことはしなかったのです」
この二人は更に事態を悪化させるような事を言ってくれた。貴様らの言い分を書くと俺が悪いみたいじゃないか。
「何を言う。貴様らが私に聞きもせずに勝手にやるからだろうが・・・・」
「そんな」
「陛下、私は陛下のためを思ってやりましたのに。・・・・・」
俺がきちんと言い訳したいのをこの二人が言わせてくれない。というか、それを突き詰めると俺が命じたみたいじゃないか。
ちょ、ちょっと待て・・・・。
「ローマン伯爵。あなたの水増しされたポーションも許せないと思っていましたが、更に私をブライトン王国の王宮から追い出してくれたのですね。ベルク侯爵もそれを後ろから応援されてたんですよね」
リアが不気味な笑みを浮かべて言った。この笑顔は絶対にまずいやつだ。
「いや、殿下、私は殿下のためにと思いまして」
「そうです。私は陛下の指示に従ってだけで・・・・」
「いや、リア、俺は一切この件には」
二人は全部俺のせいにしようとしてくれた。これでは悪いのは俺になってしまうではないか!
「往生際が悪いですね。陛下。私がどんなに悲しい思いをしたか、ここで思い知らせてあげますわ」
リアの表情から笑みが消えて怒り一色になる。
「いや、ちょっと待てリア」
「殿下」
「お許しを」
俺たち3人は慌てた。
「許すか!」
リアの大声とともに、次の瞬間凄まじい衝撃が俺たち3人を襲ったのだった・・・・
******************************************************
せっかくリアの怒りを和らげようとしたのに、更に怒りに火を注ぐ結果になってしまいました・・・・・
次回今昼更新 リア視点です。
毎日のように侘びに行くのだが、門前払いだ。
ルーカスも色々手を尽くしてくれているみたいだが、この件についてはリアは頑なだった。
俺は途方に暮れた。
「まあ、陛下のせいで、リア様はブライトン王国の王宮を追い出された形になってしったんですから。リア様が許されないのは当然ですわ」
ディアナなんて完全にリアの味方だ。俺の傷口に更に塩を塗りこんでくれる。
リアは自分の弟たちとは仲良くしているし、何故か妃連中とも仲良くなっていた。
帝国の騎士や魔道士たちとは、訓練場で一緒に訓練するまでになっているのに・・・・。
俺だけ仲間はずれだ・・・・
俺は泣きたかった。いや、もう泣いていた。
「陛下、泣く子も黙る帝国の皇帝が何泣いているんですか」
側近共からはドン引きされたが。
そんな時に第3妃の父ベルク侯爵に連れられて自慢顔で商会の会頭のローマン伯爵が、やってきたのだ。
今回の元凶共だ。
こいつらはブライトン大使が南極送りになったのを知らないのか?
「陛下。陛下が今まで民間で大切に育てられていた皇女殿下の嫁ぎ先を、このローマンが見繕ってきたようです。ぜひとも褒めてやっていただきたいのですが・・・・」
ベルク侯爵が自慢気に言ってきた。
こいつ、どういう思考回路をしているのだ?
折角うまくいきかけていたリアの縁談を、ぶち壊してくれておきながら、よくもいけしゃあしゃあと俺の前に出てこられたものだ。
コイツラのせいでリアが涙を流して王宮を追い出されたのだ。
それを全て俺のせいにされたのだ。俺はそうやるとは聞いてもいないし、頼みもしていないのに・・・・。
リアが全く口も聞いてくれないのは全てコイツラのせいなのだ。
俺はじろりと二人を睨めつけた。
しかし、ベルクは話している自分に酔っているようで、全く気づかない。
「陛下。皇女殿下のお母様と王妃殿下は仲がよろしくないようで、もしよろしければこれを機会に皇女殿下の母上を王宮にお招かきされればいかがですか。第3妃殿下は歓迎なさるようですが・・・・」
厚顔なベルクは、皇女を今まで王宮に迎え入れられなかったのは、王妃が反対していたからだと言いたいのだろう。
王妃が反対しようとどうしようと、アリシア本人が後宮に入りたければ入れていたのだ。
こいつは何か勘違いしているようだ。
これを機に、王妃を追い落として自分の娘の第三妃を王妃にしたいとでも考えているのだろう。
そうだ。このローマン商会の不良品のポーションを、リア本人がなんとかしたそうにしていたとルーカスが言っていた。ここはリアの前でローマン商会を断罪して、リアの俺に対する印象を上げる大チャンスなのでは。
これは今やるしかない!
「ルーカス、皇女をこちらに」
俺はルーカスに目で合図した。
「皇女殿下は大変お美しいとか。第3妃様も、感嘆しておられました」
「そのような方が他国にお輿入れされるのもどうかと思いましたが、ブライトン王国の第一王子殿下は、見目麗しく、聡明な方とか。第一王女殿下もお幸せになられるでしょう」
ローマンがよく話せると関心するほどペラペラと話し出した。
「その第1王子殿下の傍に平民の女の影を感じましたので、排除するように王国側に依頼しておきました」
ローマンが忠臣ヅラしていってくれた。そうか、こいつがリアを泣かせる原因を作ってくれていたのか。
「そうなんですね。やはり陛下の命令で私は王宮を追い出されたのですね」
そこにいつの間にか来ていた、リアの氷のような声がした。
「いや、違うぞ、リア、こいつらが勝手にやったのだ」
「き、貴様、なぜここにいる。陛下、こいつが第一王子殿下をたぶらかしていた破壊女です」
「そうか、コヤツが王国で我が国のポーションの品質が悪いと、イチャモンを付けて邪魔していた破壊女か」
俺の悲鳴を聞いていないローマンとベルクが叫んできた。
「いや、リア、待て、俺はその件は何も知らんぞ。そもそも俺はお前の幸せを願ってだな」
「陛下、この不敬な女を始末せねば」
「すぐに」
「ええい、貴様ら黙れ」
俺はうるさい二人を黙らせた。
「陛下のお考えよく判りました。私は陛下のせいで、王宮を追い出されたのですね」
リアが氷の笑顔で言ってくれた。なんか手が震えている。
「陛下、こいつは」
「ええい、貴様ら黙れ。ここにいるのが我が第一皇女のオーレリアだ」
「はっ?」
「はいっ?」
二人の目が点になった。
「そうだ、貴様らが余計なことをして王宮を追い出してくれたのが、我が娘なのだ」
「・・・・」
二人は目が点になった。
「えっ、いや、そんな馬鹿な」
「それなら最初からお教えいただいていれば、あのようなことはしなかったのです」
この二人は更に事態を悪化させるような事を言ってくれた。貴様らの言い分を書くと俺が悪いみたいじゃないか。
「何を言う。貴様らが私に聞きもせずに勝手にやるからだろうが・・・・」
「そんな」
「陛下、私は陛下のためを思ってやりましたのに。・・・・・」
俺がきちんと言い訳したいのをこの二人が言わせてくれない。というか、それを突き詰めると俺が命じたみたいじゃないか。
ちょ、ちょっと待て・・・・。
「ローマン伯爵。あなたの水増しされたポーションも許せないと思っていましたが、更に私をブライトン王国の王宮から追い出してくれたのですね。ベルク侯爵もそれを後ろから応援されてたんですよね」
リアが不気味な笑みを浮かべて言った。この笑顔は絶対にまずいやつだ。
「いや、殿下、私は殿下のためにと思いまして」
「そうです。私は陛下の指示に従ってだけで・・・・」
「いや、リア、俺は一切この件には」
二人は全部俺のせいにしようとしてくれた。これでは悪いのは俺になってしまうではないか!
「往生際が悪いですね。陛下。私がどんなに悲しい思いをしたか、ここで思い知らせてあげますわ」
リアの表情から笑みが消えて怒り一色になる。
「いや、ちょっと待てリア」
「殿下」
「お許しを」
俺たち3人は慌てた。
「許すか!」
リアの大声とともに、次の瞬間凄まじい衝撃が俺たち3人を襲ったのだった・・・・
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せっかくリアの怒りを和らげようとしたのに、更に怒りに火を注ぐ結果になってしまいました・・・・・
次回今昼更新 リア視点です。
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