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宇宙工業社長視点 世界を手中に収める時がきました
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「おい、どうした。何故、援軍がこちらに来ない?」
俺は少し焦りだした。
自衛隊の特殊部隊と組んで世界に乗り出す事をもくろんだのだ。
その特殊部隊がこちらに来ないと話にならない。
「少し遅れているようです。なんでも雑魚に襲われたそうで」
部下が教えてくたれ。
「何だその雑魚とは?」
「まどかの息子の友達だそうです。そいつらが入り込んだみたいで、特殊部隊は、今、必死に排除しようとしているそうです」
「良く判らんな。特殊部隊なら、高校生など何人いようとあっという間に制圧できるだろうが」
俺は当然の事を言った。
「それがこの世界に入った後で気付いたそうで、少し手間取っているそうです」
「いざという時に役に立たん奴らだな」
俺は唇を噛んだ。
「若い奴らほどこの世界に適応しやすいみたいで」
「ふんっ、魔術でも使えるようになるのか」
俺も色々やってみたが、魔術は使えなかった。
俺達は、元々、この世界の使われていない荒野の片隅で小さな工場を建てたのだ。
それが今や、何万平米もの大規模な工場群と街を作っていた。
すでに元あった世界よりも大きいのだ。
人口も工場労働者の数を入れるとはるかに多い。
どういう仕組みか判らないが、工場が大きくなるにつれてどこからか勝手に人が湧いて出て来たのだ。
そいつらが工場の周りに街を作り出したのだ。
俺に報告している部下もその一人だ。
使えそうだから使っているのだ。
「社長。敵の城からの攻撃が激しくて、中々侵攻作戦はうまくいっていません」
別の部下が報告してきた。
「やむを得まい。最後に残していたこの世界の制圧兵器を出せ」
「あれを使うのですか」
「そうだ」
俺は頷いた。
ここ10年くらいの歳月をかけたこの世界でしか使えない空中機動兵器だ。
一人乗りのそれは最高時速500キロ、勝手に空中に停止することも出来る。
我が宇宙工業の理想を乗せた最終兵器だ。
対空ミサイルを4機つけて30ミリバルカン砲を2丁つけたそれは無敵のはずだった。
これを二百機そろえたのだ。敵の騎兵が残っていても敵ではないはずだった。
その兵器を一斉に放ったのだ。
次々に工場から兵器が発進していく。
これでこの世界も我々のものだ。
この世界に入り込んだまどかの息子も捕まえて、まどかと同じようにしてやる。
俺はそう思って、ガラス越しに寝ているまどかを見た。
ベッドの上で両手両足を固定されているまどかは眠っていた。
そう、薬を使って眠らせているのだ。
そして、催眠療法で夢の中で兵器を作らせているのだ。
俺の工場の動力部と言っても過言ではない。
今も戦車やヘリが生産されているのは全てまどかのお陰だ。
我が宇宙工業がここまで大きくなれたのは全てまどかのお陰だった。
そして、その力を使ってこれから世界に乗り出していくのだ。
その為に邪魔をするこの世界の奴らを制圧する。
これでこの世界は俺の物になるのだ。
「わっはっはっはっは」
俺は高笑いが止まらなくなっていた。
************************************************
ここまで読んで頂いて有難うございます
最後まで突っ走ります。
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俺は少し焦りだした。
自衛隊の特殊部隊と組んで世界に乗り出す事をもくろんだのだ。
その特殊部隊がこちらに来ないと話にならない。
「少し遅れているようです。なんでも雑魚に襲われたそうで」
部下が教えてくたれ。
「何だその雑魚とは?」
「まどかの息子の友達だそうです。そいつらが入り込んだみたいで、特殊部隊は、今、必死に排除しようとしているそうです」
「良く判らんな。特殊部隊なら、高校生など何人いようとあっという間に制圧できるだろうが」
俺は当然の事を言った。
「それがこの世界に入った後で気付いたそうで、少し手間取っているそうです」
「いざという時に役に立たん奴らだな」
俺は唇を噛んだ。
「若い奴らほどこの世界に適応しやすいみたいで」
「ふんっ、魔術でも使えるようになるのか」
俺も色々やってみたが、魔術は使えなかった。
俺達は、元々、この世界の使われていない荒野の片隅で小さな工場を建てたのだ。
それが今や、何万平米もの大規模な工場群と街を作っていた。
すでに元あった世界よりも大きいのだ。
人口も工場労働者の数を入れるとはるかに多い。
どういう仕組みか判らないが、工場が大きくなるにつれてどこからか勝手に人が湧いて出て来たのだ。
そいつらが工場の周りに街を作り出したのだ。
俺に報告している部下もその一人だ。
使えそうだから使っているのだ。
「社長。敵の城からの攻撃が激しくて、中々侵攻作戦はうまくいっていません」
別の部下が報告してきた。
「やむを得まい。最後に残していたこの世界の制圧兵器を出せ」
「あれを使うのですか」
「そうだ」
俺は頷いた。
ここ10年くらいの歳月をかけたこの世界でしか使えない空中機動兵器だ。
一人乗りのそれは最高時速500キロ、勝手に空中に停止することも出来る。
我が宇宙工業の理想を乗せた最終兵器だ。
対空ミサイルを4機つけて30ミリバルカン砲を2丁つけたそれは無敵のはずだった。
これを二百機そろえたのだ。敵の騎兵が残っていても敵ではないはずだった。
その兵器を一斉に放ったのだ。
次々に工場から兵器が発進していく。
これでこの世界も我々のものだ。
この世界に入り込んだまどかの息子も捕まえて、まどかと同じようにしてやる。
俺はそう思って、ガラス越しに寝ているまどかを見た。
ベッドの上で両手両足を固定されているまどかは眠っていた。
そう、薬を使って眠らせているのだ。
そして、催眠療法で夢の中で兵器を作らせているのだ。
俺の工場の動力部と言っても過言ではない。
今も戦車やヘリが生産されているのは全てまどかのお陰だ。
我が宇宙工業がここまで大きくなれたのは全てまどかのお陰だった。
そして、その力を使ってこれから世界に乗り出していくのだ。
その為に邪魔をするこの世界の奴らを制圧する。
これでこの世界は俺の物になるのだ。
「わっはっはっはっは」
俺は高笑いが止まらなくなっていた。
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