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友人が酷い目にあったのを知って私の怒りが爆発しました
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私は完全に調子に乗った第三騎士団長のクリンスマンと本来は教師で学園生を守るはずのアッヘンバッハの二人がかりで、ボロボロになるまで殴る蹴るの暴行を受けた。
まあ、小さいときから訓練と称してお母様から千尋の谷に突き落とされたり、頬を張られたりしていたから、大したことはないと言えばなかったけれど、最近はヨーゼフ先生に習った筋力強化魔術で痛みは殆どなかったから、久々の痛みに体が悲鳴を上げていた。
しかし、反撃しようにも呪術がかけられているから全く反撃できなかった。
心を研ぎ澄ませようにも、何度も殴られたり蹴られたりして、研ぎ澄ましようがなかった。
「おい、小娘。儂は貴様の母親に悲惨な目に遭わせられたからな。恨むなら母親を恨むんだな」
アッヘンバッハは何度目かの私の顔への攻撃で地面に激突させた後、私の顔を持ち上げて言ってくれた。私はチラリと一瞥しただけだ。
「けっ、しけた面だけか」
そう言うと私の頭を地面に叩きつけてくれた。
「ギャッ」
私の頭で星が飛んだ。
まだ、まともな私の顔が絶対に歪んだと思う。
こいつは絶対に許さない!
でも、胸も何回か叩かれたから、少しでも膨らまないだろうか?
馬鹿なことを考えていたら、
「まあ、もっともお前の母親ももうじきあの世に行くがな」
アッヘンバッハが下卑た笑みを浮かべて変なことを言い出してくれた。
あの母がそんじょそこらの事で死ぬわけはないと思ったが、どうするつもりなんだろう?
「ギャッ!」
下らない事を考えていたらお腹へアッヘンバッハの蹴りが入っていた。
私はアッヘンバッハに向けて私は胃液を吐き出していた。
ふんっ、いい気味だ。
私が悦に浸れたのは一瞬だけだった。
「何しやがる!」
怒り狂った、アッヘンバッハが私に殴る蹴るの凄まじい暴行をしてきたのよ。
さすがの私もこれは堪えた。
体中が悲鳴を上げてくれた。
これはやばいかもしれない。
私が焦りだしたときだ。
「おい、アッヘンバッハ、そこまでにいておけ」
何故かクリンスマンが止めてくれた。
「これ以上やるとこの小娘死んでしまう」
「殺しても良いだろう」
「それは駄目だ。ハウゼン様からは最後のトドメは第一王子と側妃様がされるとおっしゃっていらっしゃった。何でも、この小娘から涙流して命乞いさせたいらしい」
「ふんっ、そこまでこいつの気力がもつのか?」
アッヘンバッハが私を見下ろしながら馬鹿にしてくれたが、さすがの私もそろそろ限界だった。
本来は気絶したかったが、今回はエーレンも一緒だ。
なんとかエーレンだけでも連れ出さねばなるまい。
エーレンはメインターゲットの私ではないのだからそこまで痛めつけられていないだろう。
私はそう思って安心していたのよ。本当に能天気だった。
こいつらは人間のくずなのだ。
そんな奴らが人の心など持ち合わせるはずがなかった。
「なら、こいつの連れの女は殺しても良いのか?」
アッヘンバッハはとんでもないことを言い出してくれた。私もエーレンも魔術学園の生徒だぞ。それを殺すなどこいつはそれでも教師か? こんな奴を雇うなんて学園長もどうにかしている。絶対に責任を取らせてやる。私は心に決めた。
「それは問題ないと思うぞ」
クリンスマンがそれに同意してくれたんだけど……
「何ですって!」
私がきっとして顔を上げてクリンスマンを睨み付けた。
「おお、おお、まだ反論する気力はあったのか?」
私は笑ったクリンスマンに蹴り飛ばされて地面を転がった。
エーレンは大丈夫なんだろうか?
私はとても不安になったときだ。
「ほらよ」
ドサリと横に落ちる音がした。
私はそちらにゆっくりと顔を向けた。
そこにはなんと体中あざだらけ、顔を腫らしてボロボロになった一見、誰だか判らない子がいた。
でも、それをよく見ると……エーレンだった。
「エーレン!」
私は思わず、エーレンに駆け寄った。
どこにそんな元気が残っていたのか判らないけれど、エーレンの顔を膝に抱き上げていたのよ。
エーレンの顔は見るも無惨に腫れていた。
「ふんっ、すぐにこいつが王子に対して暴言をはいていたと証言すればここまでならなかったのにな」
「黙って黙秘するなんて本当に馬鹿だぜ」
「本来、俺の好みだったんだけどな。ここまで顔を腫らせたら抱く気も起こらないぜ」
男達が下卑た笑いをして言い放ってくれた。
「本当に罪作りな女だぜ。お前は」
男達が笑って私をみてくれた。
本当だ。
エーレンの言葉を聞いて何もしなかった私が馬鹿だった。
こんな奴ら即座に燃やしていたら良かった。
そしたらエーレンがここまで痛めつけられる事は無かったのに!
私は心の底から後悔した。
こいつらだけは許さない!
私は怒りのあまりゲージが振り切れた。
怒りで体の中からふつふつと魔力が沸き上ってきた。
「大変です」
「このままでは……」
「「「ギャーーーーー」」」
男達の悲鳴が聞こえた。
私は怒り狂った瞬間、体の中に入り込んでくる気持ち悪い物を魔力で力任せにねじりきったのだ。
それが私の心の中に入り込んでいた呪術者の呪術だったのかもしれない。
母に次いで多いと言われていた私の魔力をもろに受けたのだ。体がもたなかったに違いない。
私にこんなことするからだ。
そいつらがどうなろうが知ったことではなかった。
チラリと見ると、私に呪術をかけていた男達は血を吐いて倒れていた。
膨大な魔力のある私に呪術を長時間かけていたのだ。限度が来たのかもしれないし、さっきの私の体に張り巡らされた魔力をもろに受けて耐えられなかったのかもしれない。
怒り狂った私に呪術をかけるなんて、スタンピードで暴走する魔物達の前に飛び出すような者だ。
そんなことして無事なのは私だけだ。
一度やってその後散々お母様に怒られて二度とするなと言われたけれど……普通はこうなる。
「おい、どうした?」
エーレンに暴言を吐いていた騎士達が驚いて、男達に駆け寄っていた。
こいつらだけは許さない。
「よくもエーレンにこんなことしてくれたわね」
私は無造作に男の肩を掴んだ。
「はっ、何しやがる」
男が慌ててその手を振り払おうとしてくれた。
私はお構いなしにぽいっと男を投げ飛ばしたのだ。
そのままぽいと。
「ギャッーーーー」
悲鳴を残しして男がすっ飛んでいった。
普通は大男の騎士をまだ成長しきっていない、特に胸が!、の私が投げられるようなしろものではなかった。これも筋肉強化した強化魔術のお陰だ。
ドシーーーーン
大きな音と振動を残して男は次の瞬間石の壁に埋まっていた。
どうなったかは知らない。
「ば、化け物!」
隣の騎士が何か言ってくれたが、優しいエーレンをこんな酷い目に遭わせた貴様等に言われるいわれはない。
「許さない!」
怒りの私のアッパーが騎士の顔に激突した。
「ギャーーーー」
男は顔を潰されて吹っ飛んでいった。
私に駆けつけようとした騎士達五人くらいを巻き添えにして。
ドシーーーーン
隣の壁に大きな穴を開けて騎士達は見えなくなった。
「貴様、逆らうのか」
そう叫ぶと騎士団長は私に斬りかかってきた。
馬鹿だ。
こんななまくら剣、いや待てよ。この前は確か宝剣を壊してしまっていた。
まあ、何でもいい。剣なんて私の前に鉄の棒と同じだ。
パシッ
と軽く剣を受け止めていた。
「えっ」
騎士団長はまさか私に受け止められるとは思っていないみたいだった。
その騎士団長から剣を取り上げると、目の前でぐにゃりとその剣を丸めていた。
「化け物!」
驚愕に歪む顔で騎士団長が何か話してくれた。
「あなたにだけは言われたくないわ」
私は怒りのパンチを騎士団長の顔面に叩き込んでいた。
「ギャッ!」
そのまま騎士団長は天井に向けて飛んで行った。
ドカン!
そのまま天井を突き破ってくれた。
高く高く
どこまで飛んで行ったか判らない。
まあ良い。最後の一人だ。
私はアッヘンバッハをみた。
「待て、俺が悪かった。頼む。ゆるしてくれ!」
アッヘンバッハが何か言ってきた。心にもないことを……
でも、もう切れた私は絶対に許さない。
こんな教師はいるだけ害悪だ。
「死ね!」
しかし、アッヘンバッハは反省していたどころか、いきなり私に向けて魔術を仕掛けてきたのだ。
許してくれと言うのは私の油断を誘う為のフェイクだったらしい。
馬鹿な奴だ。
爆裂魔術が私に向かって飛んできたが、
「ふんっ」
私は障壁で瞬時に防いでいた。
ドカーン
衝撃波がおこる。
まあ障壁で防いでいる私はどうもないが、アッヘンバッハに反射して向かって、何故かアッヘンバッハが吹っ飛んでいった。
こいつ馬鹿なの?
自分の魔術の結果起こった衝撃波くらい自分で防ぎなさいよ。
地面に激突したアッヘンバッハが頭を振って立ち上がってくれた。
「次は私の番ね」
私はニコリとしてやったのだ。
「いや、待て、いまのはだな」
また、アッヘンバッハは何か必死に言い訳しだした。
また、その間に卑怯な手を使ってくれるんだろう。
私は待つ必要性を全く感じなかった。
というか、私の怒りの爆発の方が早かったのだ。
「喰らえ!」
私の怒りが爆発した。
「ギャーーーー」
私から火柱が立ってアッヘンバッハ諸共包み込んだ。
その火柱は次の瞬間、騎士団の建物全てを飲み込んでいたのよ。
*****************************************
ここまで読んで頂いて有り難うございました。
アミの怒り爆発です。
お気に入り登録、感想等をして頂けたら嬉しいです(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾
まあ、小さいときから訓練と称してお母様から千尋の谷に突き落とされたり、頬を張られたりしていたから、大したことはないと言えばなかったけれど、最近はヨーゼフ先生に習った筋力強化魔術で痛みは殆どなかったから、久々の痛みに体が悲鳴を上げていた。
しかし、反撃しようにも呪術がかけられているから全く反撃できなかった。
心を研ぎ澄ませようにも、何度も殴られたり蹴られたりして、研ぎ澄ましようがなかった。
「おい、小娘。儂は貴様の母親に悲惨な目に遭わせられたからな。恨むなら母親を恨むんだな」
アッヘンバッハは何度目かの私の顔への攻撃で地面に激突させた後、私の顔を持ち上げて言ってくれた。私はチラリと一瞥しただけだ。
「けっ、しけた面だけか」
そう言うと私の頭を地面に叩きつけてくれた。
「ギャッ」
私の頭で星が飛んだ。
まだ、まともな私の顔が絶対に歪んだと思う。
こいつは絶対に許さない!
でも、胸も何回か叩かれたから、少しでも膨らまないだろうか?
馬鹿なことを考えていたら、
「まあ、もっともお前の母親ももうじきあの世に行くがな」
アッヘンバッハが下卑た笑みを浮かべて変なことを言い出してくれた。
あの母がそんじょそこらの事で死ぬわけはないと思ったが、どうするつもりなんだろう?
「ギャッ!」
下らない事を考えていたらお腹へアッヘンバッハの蹴りが入っていた。
私はアッヘンバッハに向けて私は胃液を吐き出していた。
ふんっ、いい気味だ。
私が悦に浸れたのは一瞬だけだった。
「何しやがる!」
怒り狂った、アッヘンバッハが私に殴る蹴るの凄まじい暴行をしてきたのよ。
さすがの私もこれは堪えた。
体中が悲鳴を上げてくれた。
これはやばいかもしれない。
私が焦りだしたときだ。
「おい、アッヘンバッハ、そこまでにいておけ」
何故かクリンスマンが止めてくれた。
「これ以上やるとこの小娘死んでしまう」
「殺しても良いだろう」
「それは駄目だ。ハウゼン様からは最後のトドメは第一王子と側妃様がされるとおっしゃっていらっしゃった。何でも、この小娘から涙流して命乞いさせたいらしい」
「ふんっ、そこまでこいつの気力がもつのか?」
アッヘンバッハが私を見下ろしながら馬鹿にしてくれたが、さすがの私もそろそろ限界だった。
本来は気絶したかったが、今回はエーレンも一緒だ。
なんとかエーレンだけでも連れ出さねばなるまい。
エーレンはメインターゲットの私ではないのだからそこまで痛めつけられていないだろう。
私はそう思って安心していたのよ。本当に能天気だった。
こいつらは人間のくずなのだ。
そんな奴らが人の心など持ち合わせるはずがなかった。
「なら、こいつの連れの女は殺しても良いのか?」
アッヘンバッハはとんでもないことを言い出してくれた。私もエーレンも魔術学園の生徒だぞ。それを殺すなどこいつはそれでも教師か? こんな奴を雇うなんて学園長もどうにかしている。絶対に責任を取らせてやる。私は心に決めた。
「それは問題ないと思うぞ」
クリンスマンがそれに同意してくれたんだけど……
「何ですって!」
私がきっとして顔を上げてクリンスマンを睨み付けた。
「おお、おお、まだ反論する気力はあったのか?」
私は笑ったクリンスマンに蹴り飛ばされて地面を転がった。
エーレンは大丈夫なんだろうか?
私はとても不安になったときだ。
「ほらよ」
ドサリと横に落ちる音がした。
私はそちらにゆっくりと顔を向けた。
そこにはなんと体中あざだらけ、顔を腫らしてボロボロになった一見、誰だか判らない子がいた。
でも、それをよく見ると……エーレンだった。
「エーレン!」
私は思わず、エーレンに駆け寄った。
どこにそんな元気が残っていたのか判らないけれど、エーレンの顔を膝に抱き上げていたのよ。
エーレンの顔は見るも無惨に腫れていた。
「ふんっ、すぐにこいつが王子に対して暴言をはいていたと証言すればここまでならなかったのにな」
「黙って黙秘するなんて本当に馬鹿だぜ」
「本来、俺の好みだったんだけどな。ここまで顔を腫らせたら抱く気も起こらないぜ」
男達が下卑た笑いをして言い放ってくれた。
「本当に罪作りな女だぜ。お前は」
男達が笑って私をみてくれた。
本当だ。
エーレンの言葉を聞いて何もしなかった私が馬鹿だった。
こんな奴ら即座に燃やしていたら良かった。
そしたらエーレンがここまで痛めつけられる事は無かったのに!
私は心の底から後悔した。
こいつらだけは許さない!
私は怒りのあまりゲージが振り切れた。
怒りで体の中からふつふつと魔力が沸き上ってきた。
「大変です」
「このままでは……」
「「「ギャーーーーー」」」
男達の悲鳴が聞こえた。
私は怒り狂った瞬間、体の中に入り込んでくる気持ち悪い物を魔力で力任せにねじりきったのだ。
それが私の心の中に入り込んでいた呪術者の呪術だったのかもしれない。
母に次いで多いと言われていた私の魔力をもろに受けたのだ。体がもたなかったに違いない。
私にこんなことするからだ。
そいつらがどうなろうが知ったことではなかった。
チラリと見ると、私に呪術をかけていた男達は血を吐いて倒れていた。
膨大な魔力のある私に呪術を長時間かけていたのだ。限度が来たのかもしれないし、さっきの私の体に張り巡らされた魔力をもろに受けて耐えられなかったのかもしれない。
怒り狂った私に呪術をかけるなんて、スタンピードで暴走する魔物達の前に飛び出すような者だ。
そんなことして無事なのは私だけだ。
一度やってその後散々お母様に怒られて二度とするなと言われたけれど……普通はこうなる。
「おい、どうした?」
エーレンに暴言を吐いていた騎士達が驚いて、男達に駆け寄っていた。
こいつらだけは許さない。
「よくもエーレンにこんなことしてくれたわね」
私は無造作に男の肩を掴んだ。
「はっ、何しやがる」
男が慌ててその手を振り払おうとしてくれた。
私はお構いなしにぽいっと男を投げ飛ばしたのだ。
そのままぽいと。
「ギャッーーーー」
悲鳴を残しして男がすっ飛んでいった。
普通は大男の騎士をまだ成長しきっていない、特に胸が!、の私が投げられるようなしろものではなかった。これも筋肉強化した強化魔術のお陰だ。
ドシーーーーン
大きな音と振動を残して男は次の瞬間石の壁に埋まっていた。
どうなったかは知らない。
「ば、化け物!」
隣の騎士が何か言ってくれたが、優しいエーレンをこんな酷い目に遭わせた貴様等に言われるいわれはない。
「許さない!」
怒りの私のアッパーが騎士の顔に激突した。
「ギャーーーー」
男は顔を潰されて吹っ飛んでいった。
私に駆けつけようとした騎士達五人くらいを巻き添えにして。
ドシーーーーン
隣の壁に大きな穴を開けて騎士達は見えなくなった。
「貴様、逆らうのか」
そう叫ぶと騎士団長は私に斬りかかってきた。
馬鹿だ。
こんななまくら剣、いや待てよ。この前は確か宝剣を壊してしまっていた。
まあ、何でもいい。剣なんて私の前に鉄の棒と同じだ。
パシッ
と軽く剣を受け止めていた。
「えっ」
騎士団長はまさか私に受け止められるとは思っていないみたいだった。
その騎士団長から剣を取り上げると、目の前でぐにゃりとその剣を丸めていた。
「化け物!」
驚愕に歪む顔で騎士団長が何か話してくれた。
「あなたにだけは言われたくないわ」
私は怒りのパンチを騎士団長の顔面に叩き込んでいた。
「ギャッ!」
そのまま騎士団長は天井に向けて飛んで行った。
ドカン!
そのまま天井を突き破ってくれた。
高く高く
どこまで飛んで行ったか判らない。
まあ良い。最後の一人だ。
私はアッヘンバッハをみた。
「待て、俺が悪かった。頼む。ゆるしてくれ!」
アッヘンバッハが何か言ってきた。心にもないことを……
でも、もう切れた私は絶対に許さない。
こんな教師はいるだけ害悪だ。
「死ね!」
しかし、アッヘンバッハは反省していたどころか、いきなり私に向けて魔術を仕掛けてきたのだ。
許してくれと言うのは私の油断を誘う為のフェイクだったらしい。
馬鹿な奴だ。
爆裂魔術が私に向かって飛んできたが、
「ふんっ」
私は障壁で瞬時に防いでいた。
ドカーン
衝撃波がおこる。
まあ障壁で防いでいる私はどうもないが、アッヘンバッハに反射して向かって、何故かアッヘンバッハが吹っ飛んでいった。
こいつ馬鹿なの?
自分の魔術の結果起こった衝撃波くらい自分で防ぎなさいよ。
地面に激突したアッヘンバッハが頭を振って立ち上がってくれた。
「次は私の番ね」
私はニコリとしてやったのだ。
「いや、待て、いまのはだな」
また、アッヘンバッハは何か必死に言い訳しだした。
また、その間に卑怯な手を使ってくれるんだろう。
私は待つ必要性を全く感じなかった。
というか、私の怒りの爆発の方が早かったのだ。
「喰らえ!」
私の怒りが爆発した。
「ギャーーーー」
私から火柱が立ってアッヘンバッハ諸共包み込んだ。
その火柱は次の瞬間、騎士団の建物全てを飲み込んでいたのよ。
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