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勝てたと思ったら苦情が出て聖女のレベル判定になりましたが、悪役令嬢を圧倒して勝ちました
大鍋で上級ポーションを作り上げたその瞬間、私の勝ちは決定的になった。
アレハンドラとエビータは私が作った二百本の上級ポーションを見て完全に戦意喪失していた。
「こ、このようなことが……」
「す、凄いですぞ!」
「こんな短時間に上級ポーションを二百本も作るなんて信じられません!」
薬物関係の先生方が飛び出してきてポーションと私を見比べていたし、
「パウリーナさん、2年生のゼミでは是非とも我が薬物研究室に!」
「何を言うのじゃ。パウリーナ嬢、是非とも我がポーション研究室に!」
「我が女神の祈り研究室に!」
2年生から始まるゼミの教授達がわれがちにと私の周りに群がって来たんだけど……
「パウリーナ、凄いじゃない! アレハンドラ様もエビータ様も全然敵じゃ無かったわね」
隣で見守ってくれていたサラが私を抱き締めて褒めてくれた。
「リーナ!」
そこにエドガルド様が駈けてきてくれた。
サラがぎょっとして退いて、私を抱き締めてくれたんだけど……いや、ちょっと待って!
アレハンドラの視線が怖いから、抱きしめないで!
私の心の声は無視された。
あれっ、それよりも色々助けてくれた、エドは?
私がキョロキョロしたけど、エドは見つからなかった。
「誰を探しているんだ?」
そう言うエドガルド様の声がとても低いんだけど……
「いえ」
不穏なものを感じて、私は首を振った。
「エドガルド、まだ競技は終わってませんよ」
そこに王妃様がやって来て注意してくれた。
「もうどう見ても競技はリーナの勝ちで決まりでしょう!」
エドガルド様が呆然と突っ立っているアレハンドラの方を見て反論した。
そして、司会に目を向ける。
「では、競技を終了すると言うことで」
係の人が声を出そうとした時だ。
「少しお待ちください!」
きれいな女の人が前に出てきた。
「お母様!」
アレハンドラの声でそれがミラネス侯爵夫人だと判った。
「どうしたのです、ミラネス侯爵夫人?」
王妃様とミラネス侯爵夫人の二人の間で火花が散るのを感じた。
何か二人とも黒い笑みを浮かべているんだけど。
後でサラに聞いたら二人は昔筆頭聖女の座をかけて争っていたらしい。僅差で現王妃様が筆頭聖女の座を掴んだのだとか。未だにその時の怨恨で王妃様とミラネス侯爵夫人は仲が悪いらしい。
「まだ聖女のレベルの測定が残っていますわ」
「何を言うのよ、アーレ! どう見てもパウリーナちゃんとあなたの娘を比べたら、パウリーナちゃんの方が能力は上じゃない!」
「先の筆頭聖女を決める時は最後は聖女のレベルで決められたはずですわ。今回も最後は聖女のレベルで決めるのが公平だと存じます」
二人が再びバチバチと火花を散らした。
しばらく二人で睨み合っていたが、
「判りました。レベルで判定すれば良いのね?」
きっとした顔で王妃様はミラネス侯爵夫人を睨み付けられたなんだけど……
「しかし、母上、パウリーナはまだ上級ポーションを作り出したところなんですよ。レベルはまだ、低いままでは?」
「エドガルド、良いのです。女神様は全てお見通しです」
「ああら、カサンドラ、何をいうのやら。今度こそは女神様が私に微笑みますわ」
二人は黒い笑みをして二人で笑い合ってくれたんだけど
なんか怖い。
二人の争いは二人だけでやってほしいんだけど……
「アレハンドラ様、レベル争いならばなんとかなりますわ」
「良かったわ。エビータ。聖女のレベルなら絶対にパウリーナには負けないわ」
今まで絶望していたのが嘘のようにアレハンドラは俄然やる気を取り戻していた。
「おいおい、どう見てもちびっ子の勝ちだろう」
「更にやるのか?」
「おかしいんじゃないのか」
外野が騒ぎ出したが、
「お黙りなさい! 筆頭聖女様が決められた事よ」
アレハンドラの母がヒステリックに叫んでいた。
王妃様にイネスが呼ばれて、直ちに学園の倉庫に先生達が向かった。
何でも学園にも聖女のレベルの測定器はあるそうだ。
さすが学生の1割が聖女な聖マリアンヌ王国の学園だ。
測定器は中心に大きな水晶があり、その周りに複雑な魔法陣がいくつも記載された物だった。
「それでは聖女のレベル測定を行います」
司会の人が宣言した。
「まず、アレハンドラ嬢、前に!」
アレハンドラは喜々として前に出た。
「パウリーナ。あなたには絶対に負けませんわ」
私に必勝宣言をしてくれると測定器の前に立った。
「では水晶に手をかざして下さい」
アレハンドラが水晶に手をかざす。
水晶が金色に輝いた。
そして、目の前に赤い光の棒が目に見えてドンドン伸びていく。
その光はとあるところで止まった。
「レベル二十七です」
司会者が驚いたように読み上げてくれた。
「やったわ。お母様。始めてレベル二十七になったわ」
アレハンドラが喜んでくれた。
私は今まで初級ポーションしか作ったことがなかつたのでレベルは十以上取ったことがなかった。
いくら上級ポーションを沢山作ったからって、そう簡単にレベルが上っているとは思えないんだけど……
「パウリーナ嬢、前に」
私は司会の言葉に前に出た。
「「「ウォーーーーー」」」
「いよう、チビっこ頑張れよ」
「絶対に勝てよ」
「ずるを許すなよ」
私に対しての大声援が沸き起こったんだけど……
「大丈夫よ。パウリーナちゃん。女神様があなたの活躍はきっと見ていらっしゃったから必ず良い結果が出るわ」
王妃様が太鼓判を押してくれるんだけど。
エドガルド様とサラは心配そうに私を見ていた。
「では水晶に手をかざして下さい」
司会の言葉に私は水晶に手をかざす。
皆固唾を飲んで私と測定器を見てくれた。
水晶が金色に光る。
赤い光が、ドンドンのびてレベル十で止まる。
ここまでか、残念に思って手を引こうとしたら、更に水晶が金色に輝いた。
そして、赤い光の棒がぐんぐん伸びてレベルが上って行く。
「嘘よ!」
「そんなバカな」
アレハンドラとエビータの悲鳴が聞こえる中で光の棒はレベル三十を越えてパリンと水晶が割れたのだ。
「ちょっと待ってよ。これはおかしいわ」
「あり得ない」
「信じられない」
アレハンドラや母が叫ぶが
「「「ウワーーーーー」」」
「三十超えだ!」
「おちびちゃんやったな!」
後から起こった大歓声にかき消されてしまった。
「レベル三十以上でパウリーナ嬢の勝ちです」
司会の声に
「「「「ウワーーーーー」」」
「凄いぞおちびちゃん」
「完勝だぞ」
私は大歓声に呆然とした。
「良かったわよね」
「やったぞリーナ!」
サラとかエドガルド様が抱きついて祝福してくれた。
今までチビとかのろまとか散々他の聖女に虐められながら、大半の時間をただひたすら初級ポーションのみを作っていた。そうしたら聖女レベルが三十になったなんて信じられなかった。
私は今までの努力が報われた気になって、目が涙目になっていた。
そして、気付いたら号泣していたのだ。
そんな私を皆して祝福してくれたのだった。
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「こ、このようなことが……」
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「パウリーナ、凄いじゃない! アレハンドラ様もエビータ様も全然敵じゃ無かったわね」
隣で見守ってくれていたサラが私を抱き締めて褒めてくれた。
「リーナ!」
そこにエドガルド様が駈けてきてくれた。
サラがぎょっとして退いて、私を抱き締めてくれたんだけど……いや、ちょっと待って!
アレハンドラの視線が怖いから、抱きしめないで!
私の心の声は無視された。
あれっ、それよりも色々助けてくれた、エドは?
私がキョロキョロしたけど、エドは見つからなかった。
「誰を探しているんだ?」
そう言うエドガルド様の声がとても低いんだけど……
「いえ」
不穏なものを感じて、私は首を振った。
「エドガルド、まだ競技は終わってませんよ」
そこに王妃様がやって来て注意してくれた。
「もうどう見ても競技はリーナの勝ちで決まりでしょう!」
エドガルド様が呆然と突っ立っているアレハンドラの方を見て反論した。
そして、司会に目を向ける。
「では、競技を終了すると言うことで」
係の人が声を出そうとした時だ。
「少しお待ちください!」
きれいな女の人が前に出てきた。
「お母様!」
アレハンドラの声でそれがミラネス侯爵夫人だと判った。
「どうしたのです、ミラネス侯爵夫人?」
王妃様とミラネス侯爵夫人の二人の間で火花が散るのを感じた。
何か二人とも黒い笑みを浮かべているんだけど。
後でサラに聞いたら二人は昔筆頭聖女の座をかけて争っていたらしい。僅差で現王妃様が筆頭聖女の座を掴んだのだとか。未だにその時の怨恨で王妃様とミラネス侯爵夫人は仲が悪いらしい。
「まだ聖女のレベルの測定が残っていますわ」
「何を言うのよ、アーレ! どう見てもパウリーナちゃんとあなたの娘を比べたら、パウリーナちゃんの方が能力は上じゃない!」
「先の筆頭聖女を決める時は最後は聖女のレベルで決められたはずですわ。今回も最後は聖女のレベルで決めるのが公平だと存じます」
二人が再びバチバチと火花を散らした。
しばらく二人で睨み合っていたが、
「判りました。レベルで判定すれば良いのね?」
きっとした顔で王妃様はミラネス侯爵夫人を睨み付けられたなんだけど……
「しかし、母上、パウリーナはまだ上級ポーションを作り出したところなんですよ。レベルはまだ、低いままでは?」
「エドガルド、良いのです。女神様は全てお見通しです」
「ああら、カサンドラ、何をいうのやら。今度こそは女神様が私に微笑みますわ」
二人は黒い笑みをして二人で笑い合ってくれたんだけど
なんか怖い。
二人の争いは二人だけでやってほしいんだけど……
「アレハンドラ様、レベル争いならばなんとかなりますわ」
「良かったわ。エビータ。聖女のレベルなら絶対にパウリーナには負けないわ」
今まで絶望していたのが嘘のようにアレハンドラは俄然やる気を取り戻していた。
「おいおい、どう見てもちびっ子の勝ちだろう」
「更にやるのか?」
「おかしいんじゃないのか」
外野が騒ぎ出したが、
「お黙りなさい! 筆頭聖女様が決められた事よ」
アレハンドラの母がヒステリックに叫んでいた。
王妃様にイネスが呼ばれて、直ちに学園の倉庫に先生達が向かった。
何でも学園にも聖女のレベルの測定器はあるそうだ。
さすが学生の1割が聖女な聖マリアンヌ王国の学園だ。
測定器は中心に大きな水晶があり、その周りに複雑な魔法陣がいくつも記載された物だった。
「それでは聖女のレベル測定を行います」
司会の人が宣言した。
「まず、アレハンドラ嬢、前に!」
アレハンドラは喜々として前に出た。
「パウリーナ。あなたには絶対に負けませんわ」
私に必勝宣言をしてくれると測定器の前に立った。
「では水晶に手をかざして下さい」
アレハンドラが水晶に手をかざす。
水晶が金色に輝いた。
そして、目の前に赤い光の棒が目に見えてドンドン伸びていく。
その光はとあるところで止まった。
「レベル二十七です」
司会者が驚いたように読み上げてくれた。
「やったわ。お母様。始めてレベル二十七になったわ」
アレハンドラが喜んでくれた。
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エドガルド様とサラは心配そうに私を見ていた。
「では水晶に手をかざして下さい」
司会の言葉に私は水晶に手をかざす。
皆固唾を飲んで私と測定器を見てくれた。
水晶が金色に光る。
赤い光が、ドンドンのびてレベル十で止まる。
ここまでか、残念に思って手を引こうとしたら、更に水晶が金色に輝いた。
そして、赤い光の棒がぐんぐん伸びてレベルが上って行く。
「嘘よ!」
「そんなバカな」
アレハンドラとエビータの悲鳴が聞こえる中で光の棒はレベル三十を越えてパリンと水晶が割れたのだ。
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「あり得ない」
「信じられない」
アレハンドラや母が叫ぶが
「「「ウワーーーーー」」」
「三十超えだ!」
「おちびちゃんやったな!」
後から起こった大歓声にかき消されてしまった。
「レベル三十以上でパウリーナ嬢の勝ちです」
司会の声に
「「「「ウワーーーーー」」」
「凄いぞおちびちゃん」
「完勝だぞ」
私は大歓声に呆然とした。
「良かったわよね」
「やったぞリーナ!」
サラとかエドガルド様が抱きついて祝福してくれた。
今までチビとかのろまとか散々他の聖女に虐められながら、大半の時間をただひたすら初級ポーションのみを作っていた。そうしたら聖女レベルが三十になったなんて信じられなかった。
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