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6.お嬢様に見られながら・・・

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「そこにいるのでしょ、ジュール」
お嬢様は僕のいる方をじっと見つめたまま、そうおっしゃった。今さら逃げも隠れもできない僕は、大人しくお嬢様の前に姿を現した。
「申し訳ございません・・・お嬢様の苦しげなお声が聞こえたものでしたから」
僕は、まったくの嘘でもない、真実の混ざった言い訳をした。
「あなたは、こういうのを見るのが好きなのね」
お嬢様は僕の言い訳などまったく意に介していない様子で、そう言った。
「恥ずかしながら・・・。お嬢様は、とてもお綺麗でいらっしゃいます」
「男の人って、面白いのね」
お嬢様はいたずらっ子のようなあどけない口調で言う。その表情があまりにも可愛らしくて、僕は胸が苦しくなる。
「私の汚れた下着も、あなたが持ち帰ったんでしょ」
お嬢様の言葉に、僕は頭が真っ白になった。やはり、バレていたのか・・・。
「それはちゃんと私に返して。気に入っていたんだから。」
「・・・申し訳ございません」
「私の下着で、何をしていたの」
「いや・・・それは・・・」
「言えないようなことをしていたってこと?」
「・・・はあ・・・。」
お嬢様に詰問され、僕は言葉に詰まった。
「お友達に聞いたのだけど、男の人は女の身につけた下着で、興奮するんですってね。ジュール、あなたも私の下着で、興奮したの?」
「・・・申し訳ございません。」
「匂いを嗅いだりしたの?」
お嬢様の明け透けな言い方に、僕はうぶな少女のように頬を赤らめてしまった。
「じゃあ、今、私がはいていた下着を渡すから、同じことをやってみなさい」
予想だにしなかったお嬢様の提案。
僕は驚きのあまり言葉を失った。あの気高く美しいお嬢様に、僕の見苦しい自分自身をさらけ出して、手慰みを見せるなど、恥ずかしさの極致だ。
だが一方で、その状況は僕が熱望していたものだと気がついた。「自分が仕える高貴な美女に軽蔑の目を向けられながら、いきりたったイチモツをしごく様子を見られる」というシチュエーションは、最も興奮する行為の一つであるように思われた。
お嬢様は夜着の裾から両手を入れ、滑らかな動きでご自分の下履きを脱ぎ、それを僕に向かって差し出した。何も身につけていない下半身は、もちろんぴったりと太ももを閉じ、その内奥を隠していらっしゃる。
僕が受け取るのを躊躇っていると、さらに腕を僕の方に向かって伸ばされた。選択肢など端からない僕は、お嬢様の差し出す絹の塊を受け取るしかなかった。
ゆったりとした夜着のズボンであまりはっきり見えていなかったが、僕の股間は先ほどから既に準備が整っていた。
僕は夜着のズボンの紐を緩め、その隙間から右手を入れ、自分自身を握りしめた。僕は、お嬢様に見られながら絹の布地の甘い匂いを嗅ぎ、イチモツを握る手を上下に手を動かした。
お嬢様の表情は平静を保っていたが、その目は爛々と輝いているように見えた。僕はお嬢様の好奇な眼差しに興奮を募らせ、さらに激しく右手を動かす。すると、僕の下半身を覆っていたズボンがずり落ち、下半身がむき出しになってしまった。
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