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21.テヘペロ…ではすまないよな…。
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ごめーん、テヘペロ…でごまかせる雰囲気じゃないよなあ…
どうしよ。
あんまりにも緊迫状態ゆえに、俺の頭の中はあさっての方向に現実逃避をしはじめた。
てか、何でわかったんだろ。
誰にもばれなかったのに。
「クロエ、ちゃんと話せ!」
ハリーの顔が間近に迫っている。
イケメンの壁ドンは絵になるなあと、俺は見とれた。
「クロエ!あの子はなんなんだ!?」
俺は、ハッとした。
守らなきゃいけないものが、今、俺にはある。
そのために、わざわざ日本に帰ったんだ。
それは、この世界で元勇者として好きなことをして余生をすごすより大事なことだと思ったからだ。
「あの子は…俺の子の蓮です」
「クロエが産んだだのか!?」
ハリーが血相を変える。なぜに?
というか、またこのやりとりは何なんだ。
前来た時は全く興味なかったから知ろうともしなかったが、この世界はもしかして男も子供が産めるのだろうか。
だとしたら怖すぎる。
「俺が産むわけないだろうが。奥さんが産んだの」
「…奥さん!?」
あっけにとられたようにハリーは改めて俺を頭の先からつま先まで見た。
「…29歳?何故?クロエ16歳のはずだ。しかも光魔法はどうして使えない?」
なんでわかった。
年齢教えてないよな?
光魔法使えなくなった話もしてないよな…
というか、何も話していない。
「そんなことはどうでもいいか。なぜお前の子の中に魔王の魂があるのか 教えてもらおうか」
「…ぐ…うぜん?みたいな。てか、魔王ってなに?」
サラリーマン生活で習得したヘラヘラしてごまかすスキルを使用したつもりだったが、ハリーは口を引き結んだまま俺を睨んで動かない。
俺は内心肩を落とした。
「……もとの世界に帰るときに…魔王の魂を持って行ったんだ」
「なにっ!?」
「怒らないで!まじで怖いから」
こちとら平和で安全な現代日本人である。
でっかい剣を日常的に振り回しているような人間に接近されて大きな声を出されたらめっちゃ怖い。
「まじで???とは?」
「すごい怖いって意味。大きいから…」
大人になった俺が、顔をあげて見上げないといけないくらい体格差がある。まさかこのまま切り捨てられたりしないよな?と思いながら見上げていると、俺が本気で怯えているとわかったのか、ハリーの態度が少し軟化した。
だから俺は懸命に弁明した。
「でも、連の魂は魔王の魂だけど、記憶はリセットされていてないはずなんだ。危ないわけじゃない。というか、何でわかったの?」
「――」
ハリーと俺は黙ったまま睨み合った。
この人が好きだっのに、今も姿をみるとドキドキと胸の鼓動が高まるのに、なぜこんなことになっているのだうか。
でも、俺にも譲れないものがある。
「何で魔王の魂が息子の中にあるとわかったのか教えてくれたら、俺もどうしてこうなったのか話す」
どうしよ。
あんまりにも緊迫状態ゆえに、俺の頭の中はあさっての方向に現実逃避をしはじめた。
てか、何でわかったんだろ。
誰にもばれなかったのに。
「クロエ、ちゃんと話せ!」
ハリーの顔が間近に迫っている。
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俺は、ハッとした。
守らなきゃいけないものが、今、俺にはある。
そのために、わざわざ日本に帰ったんだ。
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ハリーが血相を変える。なぜに?
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だとしたら怖すぎる。
「俺が産むわけないだろうが。奥さんが産んだの」
「…奥さん!?」
あっけにとられたようにハリーは改めて俺を頭の先からつま先まで見た。
「…29歳?何故?クロエ16歳のはずだ。しかも光魔法はどうして使えない?」
なんでわかった。
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というか、何も話していない。
「そんなことはどうでもいいか。なぜお前の子の中に魔王の魂があるのか 教えてもらおうか」
「…ぐ…うぜん?みたいな。てか、魔王ってなに?」
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俺は内心肩を落とした。
「……もとの世界に帰るときに…魔王の魂を持って行ったんだ」
「なにっ!?」
「怒らないで!まじで怖いから」
こちとら平和で安全な現代日本人である。
でっかい剣を日常的に振り回しているような人間に接近されて大きな声を出されたらめっちゃ怖い。
「まじで???とは?」
「すごい怖いって意味。大きいから…」
大人になった俺が、顔をあげて見上げないといけないくらい体格差がある。まさかこのまま切り捨てられたりしないよな?と思いながら見上げていると、俺が本気で怯えているとわかったのか、ハリーの態度が少し軟化した。
だから俺は懸命に弁明した。
「でも、連の魂は魔王の魂だけど、記憶はリセットされていてないはずなんだ。危ないわけじゃない。というか、何でわかったの?」
「――」
ハリーと俺は黙ったまま睨み合った。
この人が好きだっのに、今も姿をみるとドキドキと胸の鼓動が高まるのに、なぜこんなことになっているのだうか。
でも、俺にも譲れないものがある。
「何で魔王の魂が息子の中にあるとわかったのか教えてくれたら、俺もどうしてこうなったのか話す」
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