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06 高松さん2(清掃員/45歳) 小スカ、お漏らし、失禁アクメ

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明寿はクスッと笑い、高松に囁いた。
 
 
 
『さあ、本日のティータイムは終わりにしよう』
 
 
 
その瞬間、高松の表情が急変した。
 
焦ったように視線を下げ、ズボンの上から両手で自身のペニスを力いっぱい握りしめる。
 
 
 
「ああ゛っ…っ、う、うわっ、んぃい゛っ!?」
 
 
 
何が起こったのか分からず、戸惑いながらもガクガク震える足を閉じて内股になりながら必死に耐えているが、それが決壊するのも時間の問題だ。
 
高松は口をパクパクさせ、急激に押し寄せてきた尿意にパニックになりながら明寿を見た。
 
明寿はニコッと笑顔を向け、知らぬ存ぜぬというような態度で首を傾げる。
 
 
 
「ん?どうしたの?何だか顔が赤くなってきたけど、もしかして体調が悪いのかな?」
 
「いぎっ、い、いやっ、ひっ、ひぃっ、んぎいっ、ち、ちがっ…」
 
 
 
思考が働かず、とにかく強烈な尿意に言葉も出ない様子だ。
 
とにかく一刻も早くトイレに行かなければならない。
 
高松は震える唇で明寿に言う。
 
 
 
「んああっ、あっ、しゃ、社長っ、す、すみませんがっ、と、とっ、トイレ貸してっ、くださいっ」
 
「ん?あ、トイレに行きたいの?どうぞどうぞ。そういえばたくさん紅茶をおかわりしてたよね。…ふふふっ、漏らす前に早く行った方がいいよ」
 
「あひっ、ありがとうっ、ご、ごじゃいまっ、すぅっ、ふうっ、ふうっ、ふうっ、んぎぃ~っ」
 
 
 
明寿の了解を得て、高松は両手で股間を握り締めながら顔を真っ赤にして立ち上がった。
 
立つ瞬間、腹筋に力が入ったせいで尿道括約筋が影響を受け、尿道口から今にも尿が噴き出しそうになり、高松は目を血走らせながら顔を震わせて尿意に耐えた。
 
前屈みになり、内股になったまま足を動かそうとするが、少しの振動でも尿意を我慢できなくなり、できる限り振動を防ごうとするあまり、その歩幅はとてつもなく小さくなってしまう。
 
 
 
(早くっ、早くっ、早くっ、漏れるっ、漏れちまうっ、小便っ、小便っ、小便っ、小便ーっ!!)
 
 
 
頭の中で何度も尿意の解放を叫びながらヒョコヒョコと歩く高松の姿に、明寿はその背後から楽しそうにクスッと笑った。
 
そこで何かを思いついたのか、明寿が高松の名を呼んだ。
 
 
 
「高松さん、ちょっとこっち向いて」
 
「~~~っ!?んぎっ、ひゃっ、ひゃひぃっ」
 
 
 
突然の明寿の呼び止めに、高松はどうにかガクガクと足を震わせながら振り向いた。
 
そして目が合った瞬間、明寿の催眠が始まった。
 
 
 
『一歩進むごとに尿意が増すよ。少しずつ少しずつお漏らししながら進むといいい。そして便器にお漏らしした瞬間、君の全身は尿道を通り抜ける放尿感で絶頂してしまう。おしっこが終わらない限り絶頂し続けるんだ。気絶することは許さないからね。しっかりと足を踏みしめてお漏らしするといいよ』
 
「………っ」
 
 
 
ビグンッ!!
 
 
 
一瞬、高松の瞳の色が曇り表情が消えた。
 
そして次の瞬間には全身を大きく痙攣させ、再び鬼気迫る表情となった。
 
 
 
「はぎいっ!?…んぎっ、おっ、おお゛っ、うおおっ、も、漏れ、漏れ゛るぅ…っ!!」
 
 
 
ショロ…
 
 
 
「ふん゛っ、ぐうううっ!!…はっ、はひぃっ、はぎっ、んぎぃーっ!!」
 
 
 
高松は握りしめた股間から少量の尿が漏れたことに気が付き、悲鳴を上げながら両手に力を込めた。
 
どうにか失禁を止めることに成功した様子で、腰を小さくヘコヘコと揺らしながら視線をトイレに向ける。
 
今の一瞬のお漏らしによって尿道が反応して小さく絶頂してしまったようだ。
 
一瞬のことだったために高松は気が付いていない様子で、へっぺり越しになりながらも少しずつ足を進めてゆく。 

しかし、一向に歩みは進まず、少し進むと強烈な尿意に襲われて立ち止まり、どうにか息を整えて進むために時間がかなりかかりそうだ。
 
時間の経過とともに尿意は増す一方だというのに。
 
 
 
ショロロ…
 
 
 
「ん゛ぐぉおお゛おぉっ!!ん゛ーっ、ん゛ーっ、ん゛ーっ!!」
 
 
 
再び少量の失禁をしてしまった高松が、軽い絶頂感に咆哮しながら尿意に耐えている。
 
両手にジュワリと湿った感触がした。
 
確実に漏らしていると分かってはいるが、それをどうすることもできない。
 
とにかく今は、トイレに行って思い切り放尿したい、膀胱の中をすっからかんにして楽になりたい、という思いしかなかった。
 
 
 
シュゥ…
 
 
 
「はひぃーっ、…ん゛んーっ、う゛ん゛っ、う゛ん゛っ、う゛ん゛っ、う゛ん゛ーっ!!」
 
 
 
それから何度も高松はショロリ、ショロリ、という感じで失禁と我慢を繰り返し続けていた。
 
いつの間にか充血した目は涙目になり、時々尿意を我慢し続ける苦しさにポロリと雫を零していたが、両手は必死に力を込めて股間を握り締め、最後の砦を守り続けていた。
 
思い切りダッシュしてトイレまで行きたいのに、体が言うことを聞かずに震えてしまうため、どうしても足が少しずつしか進んでくれない。
 
それでもどうにかトイレの前まで辿り着くことができた。
 
高松はブルブル震えながらトイレのドアノブを見つめ、息を荒く吐きながら股間から片手を放そうとしたが、タイミングが見つからず困ったように前屈みになった。
 
 
 
「んぐうぅぅっ!!ん゛う゛ぅぅぅっ!!はひっ、はひっ、はひぃーっ!!」
 
 
 
前屈みで内股になりながら膝を何度も擦り合わせ股間から手を放そうとするが、どうしても片手が放せない。
 
そうこうしているうちに再びペニスの先から尿がチョロリと漏れてしまった。
 
 
 
ショォ…
 
 
 
「んう゛ーーーっ!!ああ゛っ、うお゛ぅっ、ぐあああ゛っ!!ふう゛んーっ!!」
 
 
 
ガクガクガクッ、ブルブルブルブルッ
 
 
 
ジワジワと腰を落としながら必死に股間を握り締めて尿意に耐えているが、いい加減早くしなければ決壊するのも時間の問題だ。
 
高松の足元にはすでに両手から溢れた尿がチョロチョロと地面に落ちており、足元には少量の水たまりができてしまっていた。
 
もうタイミングなど待っている場合ではない。
 
ズボンは長引く失禁によってグッショリと濡れ、どのみち使い物にもならないのだ。
 
いつしか思考能力も落ちてしまい、理性の薄れた高松は勢いよく片手を伸ばしてトイレの扉を開いた。
 
ガバッと素早く中に入りズボンのチャックをおろすと、扉を閉めることすら考えられず、尿で濡れたパンツからペニスをズルッと引き出した。
 
ペニスは既に尿道括約筋が緩み、ショロッショロッと尿を漏らしている。
 
高松は荒い息で自身の萎びたペニスを掴み、便器に向かって尿道口を向けた。
 
そこで気が緩んだのか、尿道口がパックリと開き、膀胱から押し出されるように激しく尿が噴き出し始めた。
 
 
 
ジョパアアアー----!!!!!
 
 
 
「ん゛ひぃい゛いい゛ぃーっ、おっ、あああ~~~っ!!」
 
 
 
ガクンガクンガクンガクンッ
 
ブルルルルッ、ブルルッ、ブルルルルルッ
 
ヘコッ、ヘコヘコッ
 
 
 
明寿の暗示によって放尿がオーガズムとなった高松は踏ん張った両足をガバッと開き、ガニ股になりながら腰を落としてゆく。
 
スクワット途中の一番太股に力の入りそうな体勢で動きを止め、膝を左右にガバッ、ガバッと何度も開閉させながら便器に尿を叩きつけている。
 
 
 
ジョバババババッ!!
 
ブシャアアアアアアッ!!
 
ブシィッ、ブシィッ、ブシィーッ
 
ブシュウウウウウーーーッ!!
 
 
 
「んへぇ゛あ゛あああああ~~~っ!!」
 
 
 
止まらない排尿によって、高松は失禁アクメが終わらなくなってしまったようで、ドロリと蕩けた表情で天井を見上げ、目を回しながらオーガズムに浸っている。
 
その様子を観察しようと明寿はのんびりと歩いてきたが、背後に明寿がやってきても高松の思考は失禁アクメによって真っ白になり、夢中になって放尿し続けているため気が付く様子もない。
 
 
 
「ふふふっ、お漏らし気持ちよさそうだねぇ。まだまだ出そうだし、僕はあっちのソファでくつろいでるから、好きなだけおしっこしてなよ」
 
「ふお゛おおおおお~~~っ!!」
 
 
 
高松の様子を確認した明寿はすぐにそこから離れ、ソファに座ってスッと目を閉じた。
 
今の状態の高松には何も聞こえておらず、明寿が来たことも、何かを言われたこともわからない。
 
ひたすらペニスから尿を便器の中にジョバジョバと音を立てて噴き出していくだけだ。
 
それにしてもなかなか放尿は終わらず、もう数分間はこうして排泄しているというのに、どれだけの量を膀胱にため込んでいたのか、高松は白目になりながらブルブルと顔を痙攣させながら失禁アクメを続けている。
 
明寿の暗示によって、どれだけ感じ続けていても足はしっかりとガニ股になったまま踏ん張り、いくら腰を上下左右に振り回そうとも地面に尻を落とすことはない。
 
気張るように尿道括約筋に力が入るたびに尿道口がグパアッと大きく開き、太い水流となって尿を便器を叩きつける
様子を超能力によって透視している明寿は、クスッと笑いながら目を閉じたままのんびりとソファで寛いでいる。
 
あまりにも長い絶頂感に、高松の表情が次第に苦痛に変わってゆく。
 
 
 
ショワアアアアアッ、プシィッ、プシュウウウウウウー--ッ!!
 
 
 
「お゛おぉぉぉおん゛っ!!お゛ぉんっ、お゛んっ、お゛んっ、お゛おぉんっ!!」
 
 
 
目を白黒させながら濁声で咆哮する高松に、明寿は興味の無い様子で無視していた。
 
透視によって観察はしているので完全に無視しているわけではないが。
 
オーガズムに喘ぐ高松の表情は最高だった。
 
熟成した男の頑丈な肉体は、スクワット途中の一番力の入る状態をキープしているため、全身の筋肉の筋がしっかりと浮かび上がっている。
 
尻にも力が入り、普段はブルンッと震えて張りのある尻たぶも固く硬直しているようだ。
 
 
 
「うんうん、イイ体だね。調教のし甲斐があるし、僕の暇つぶしにも最高だね」
 
 
 
明寿は目を閉じたまま、楽しそうに呟いている。
 
クスッと笑いながら次は何をしようと考えているようだ。
 
しかし、高松の放尿は未だに衰えることなく、激しい水流が続いている。
 
歯をガチガチと鳴らしながら、連続した絶頂感に硬直と痙攣が止まらないらしい。
 
 
 
「う゛んんんんー--っ!!…はひっ、はひっ、はひっ、はう゛んんんんー--っ!!…あうっ、おおんっ、おっ、お゛っ、ま、またっ、しょんべんっ、で、でっ、でるっ、でるっ、でるっ、いぐっ、いっぐううううっ!!」
 
 
 
ブシュウウウウウウウウッ!!
 
ギクンッ、ブルブルブルッ、ヘコッ、ヘコッ、ヘコッ
 
 
 
「…お゛っ、…おあ゛っ…、お゛ぉっ、ん゛あっ、あ、あああー--っ!!んぐぅっ!!ん゛っ、ん゛っ!!」
 
 
 
連続失禁アクメに鼻水と涎まで垂らしながら高松が絶叫している。
 
一体いつになれば膀胱の中身は空になるのか、霞む思考では何も考えられない。
 
広いトイレの中は高松の尿ですっかり汚れてしまっていた。
 
両手はしっかりと自身のペニスを掴んだまま下を向いているというのに、勃起だってしていないというのに、尿を出すだけで感じてしまう体に違和感を感じる暇さえない。
 
しかし、それもようやく終わりが見え始めてきた。
 
尿の勢いが少しずつ弱まってきたようだ。
 
意識が戻りつつある高松は、ぼんやりとした表情で視線をキョロリと彷徨わせる。
 
ガクガクと震える顔をどうにか下に向け、霞んだ視線を向けた先にあるのは何だろうと考えた。
 
そこでようやく今の状況が分かり始めた。
 
そう、視線の先にあるのは自身の両手が掴んでいたペニスだ。
 
そして、ペニスの先から出ているのは黄色に染まった尿であり、それは未だに放出し続けている。
 
慌ててそれを止めようとした瞬間、急に腹の奥が疼き出し、尿道口からブワリと膀胱までの道筋までが爆発したように熱くなった。
 
 
 
ビチャビチャビチャビチャッ、ブシィッ、ブショッ、プシュウウーッ
 
 
 
「んぎいいいいいいっ!!はぐっ、んぐうううっ!!なっ、なにがっ、あっ、あっ、んあああああ~っ!!」
 
 
 
ビクビクビクビクッ、ブルルッ、ブルッ、ブルルルルルッ 
 
カクンッ、カクッ、ヘコヘコヘコッ
 
 
 
「あひぃんっ、へあぁぁっ、んひっ、はひっ」
 
 
 
突然押し寄せた絶頂感に、高松はなすすべもなく連続失禁アクメしていた。
 
もう何度こうしてオーガズムに陥っていたのかもわからないだろう。
 
叫ぼうが意識を飛ばそうが、明寿の暗示によってその体勢から動くことはできないし、放尿を強制的に中止することもできない。
 
膀胱の中が空になるまでは永遠に失禁アクメは続く。
 
だが、もうすぐ膀胱の中身は空になる。
 
ようやくアクメ地獄から解放されるのだ。
 
そのようなこと、高松は知らない。
 
とにかく今の状況に戸惑い、身動きの取れない状態での連続したオーガズムに激しく動揺している。
 
そこでようやく明寿の目が開いた。
 
のんびりとソファから立ち上がり、高松のところまで歩いてきた。
 
 
 
「あ、高松さん、トイレ終わった?」
 
「しゃっ、社長っ」
 
「んん?まだおしっこ出てるの?」
 
「んあああっ、そ、そのっ、これはっ、ちがっ」
 
 
 
背後から聞こえる明寿の声に、高松は慌てたように掴んでいたペニスから手を放そうとしたが、何故かビクとも動かない。
 
尿道口からショロショロと吐き出されてゆく尿を止めようと腹に力を入れても、やはり体は金縛りにでもあったかのように自分の意思で動かすことが出来なかった。
 
明寿は顔を真っ赤にしてどうにか尿を止めようとする高松の様子を見て、何も気にしていない様子で高松に言う。
 
 
 
「誰にでもおしっこがしたくなる時はあるんだから、そんなに慌てなくてもいいんだよ。全部出し切るまでしっかり息んで、たぁ~っぷりおしっこ出してスッキリすればいいさ」
 
「そ、それはっ、ああっ、んううっ、あああっ、あっ、あっ、あっ、んあ゛ーっ!!…はひっ、はひっ、はひぃっ」
 
「僕に遠慮しないで、ほら、出して出して」
 
 
 
明寿と会話をしながらも尿は止まらず、失禁アクメをする高松。
 
下半身は脱いでいるものの、上半身はしっかりと服を着ているため、大量の汗でグッショリと濡れた高松に、明寿は思いついたと言うような表情で提案した。
 
 
 
「おや、汗で服がビショビショだね。これじゃあ気持ち悪いんじゃない?脱がせてあげるね」
 
「んぎい゛っ、んふうっ、んおっ、お゛っ、おんっ、おんっ、…んはぁっ、い、いやっ、そんなっ、だめです、だめですからっ、しゃ、社長っ」
 
「全然気にしなくていいよ、こんなにびしょ濡れな服着てたら冷えて風邪引いちゃうでしょ?あ、脱がせにくいからもう思い切って切っちゃうね。よいしょー」
 
「でもっ、でもっ、んっふうううううーっ!!…んお゛っ、あ、あはぁ…っ」
 
 
 
今の高松の格好では袖が抜けず、面倒になった明寿はハサミで高松の服をスパッっと切り刻んでゆく。
 
あっという間に一糸纏わぬ姿になった高松であったが、それを気にする余裕などなかった。
 
立て続けに襲いくるアクメ地獄に、放尿感に、高松は狂ったように喘ぎ、全身を硬直させながら大汗を噴き出す。
 
そうして時間は経過し、ようやく放尿の終わりが見えてくる。
 
 
 
ショロロ…、ショロ…、ショオオ…、ショショショ……
 
 
 
「はんっ、はあっ、はあっ、はあっ、んお゛おおおっ、…んぎっ、んっ、んっ、んっ、んひいー…」
 
 
 
呆けた顔でアクメする高松に、明寿は汚れた手を洗いながら話しかけた。
 
 
 
「もうそろそろ終わるかな?」
 
「はひぃーっ、はひっ、おふうー…、んおっ、お、おおお…っ」
 
「ふふっ、聞こえてる?」
 
「ひゃっ、ひゃひぃ…っ、おっ、終わるっ、終わりま、す…っ」
 
 
 
気持ちよさそうな表情で高松は返事をした。
 
放尿が終わるにつれて理性が戻りつつあるようだ。
 
その前に、明寿は再度暗示をかけることにした。
 
別に理性を取り戻したあとでもいいのだが、もしかすると恐慌状態に陥り暴れ出したり発狂したりされても面倒くさいし、今の状況を理解することによって起こる精神崩壊などがあっても困るので、とりあえずその前に手を打つつもりでいるらしい。
 
 
 
「…ふふ、調教というのは、最後まで面倒みてあげることが大切だよね」
 
 
 
明寿は楽しそうに呟き、ほぼ放尿が終わってアクメの余韻に浸りながら、痙攣して俯いている高松の顔をクイッと上げさせた。
 
視線を合わせるように覗き込み、高松に聞こえるように囁いた。
 
 
 
『さあ、おしっこが終わったね。それじゃぁ、君は今からトイレを綺麗にしてシャワーを浴びておいで。着替えは脱衣所に用意してあるから、シャワーが終わったら服を着て、僕の前まで来るんだ。暗示が切れた瞬間ここであった出来事は忘れるように。いいね?さあ…行け』
 
 
 
ビクッ
 
 
 
「………」
 
 
 
明寿の言葉を聞いた瞬間、高松の体が一度大きく痙攣した。
 
そして、今までの状態が嘘だったかのようにスッと姿勢を正すと、そのままトイレ内の掃除を始めたのだ。
 
アクメの余韻が抜けきらないのか、時々下半身をブルブル小刻みに震わせながらも、明寿に言われた通り手際よく清掃してゆく。
 
掃除が終わればシャワーを浴びに行き、綺麗になった体で着替えてやってきた。
 
そこでプツッと明寿の暗示が切れた。
 
曇っていた瞳の色が光を取り戻し、高松はハッとしたように目の前にいる明寿を見た。
 
自分が何をしていたのか覚えていない様子である。
 
 
 
「…え、あ、あれ?俺、何をして…あっ、しゃ、社長っ、えっと、俺はー…」
 
「君は掃除が終わったから今から帰るところでしょ?」
 
「あ、…えっと、はい、そうでした…よね?」
 
「ふふふ、ちょっと疲れてるのかな?」
 
「いやぁ~、別にそこまで…」
 
 
 
そう言いながらも何故かやけに下半身が重苦しいような、変な感覚があった。
 
高松は困ったように頭を掻きながら何かを考えているようだが、その何かがよくわからないらしい。
 
先程までの痴態を全て忘れ、残ったのはこの下半身の疲労感だけだ。
 
明寿はニコッと笑って高松に言う。
 
 
 
「今日はお疲れ様。これからもちょくちょく顔を合わせることになるだろうけど、君は気にしないで清掃に励んでくれたらいいよ。そしてたまに僕のティータイムに付き合ってくれたらいいよ」
 
「え、ティー?…は、はぁ、それじゃあ俺はこれで失礼します…」
 
 
 
高松は少し首を傾げながら明寿に挨拶をして部屋から出ていこうとする。
 
すると、明寿が思い出したように高松を呼び止め、ニコリと笑いながら囁いた。
 
 
 
「あ、ねぇ高松さん」
 
「はい?」
 
『体に刻まれた感覚は一生消えないから、これから気を付けてね』
 
 
 
一瞬、明寿の声が聞こえなくなり、視界が真っ白になった。
 
何かを言われたはずなのに、意識がフワリと浮いたような感覚に襲われ、高松は振り向いたままどこを見るでもなく、ぼんやりとしたまま動かなくなっていた。
 
しかし、それは本当に一瞬のことだったらしい。
 
意識が戻った時には明寿はもう喋ったあとで、何を言われたのかはわからなかった。
 
明寿はクスッと笑った。
 
 
 
「高松さん?」
 
「えっ、あっ、は、はいっ」
 
「ふふふ…、ちょっと疲れてるみたいだね。今日は早く寝た方がいいよ」
 
「あ…、はい、そう、します…、失礼します…」
 
「うん、ご苦労様」
 
 
 
高松はペコッと頭を下げて社長室から出た。
 
扉を閉めてフウと一息ついた瞬間、とてつもない疲労感が全身を駆け巡り、ガクガクと膝が震え出してしまう。
 
 
 
「へ?な、んだ、この……ん、んぐうっ!!」
 
 
 
突然膝が震えたかと思えば、今度は急に下腹部に尿意が走った。
 
先程までそんなに催すほどでもなかったというのに。
 
対処する暇もなく、少量の尿がペニスを通り抜けた感覚がした。
 
 
 
ジュワ…
 
 
 
「んっくうううううっ!!んんっ、んっ、んああっ」
 
 
 
ほんの僅かな量の尿が下着に染みたようで、ズボンまで濡らすことはなかった。
 
しかし、少量の失禁をしたことによって高松の体はオーガズムを感じてしまったらしい。
 
明寿の暗示はすっかり体に教え込まれ、ペニスを尿が通り抜けることで絶頂することを覚えてしまったようだ。
 
高松は自身の体に何が起こったのか分からず、ブルブルと痙攣しながらペニスを抑え、失禁アクメによって上がりそうになる悲鳴を耐えるようにギュウッと目を閉じている。
 
 
 
「んっふぅっ、…んっ、んうっ、うぐううっ、な、なんだ、これ…っ」
 
 
 
絶頂の余韻はやけに長く続き、数分間身動きが取れずにその場で蹲っていた。
 
どうにか余韻が抜け、高松は全身から力を抜いた。
 
 
 
「…っ、はっ…、はぁ……、何だよ今の…っ」
 
 
 
理由はわからないが早く家に帰ろうと思い立ち上がると、思い体を引きずりながら会社を出た。
 
家に着く間にも尿意を感じて立ち止まり、時々少量だけ失禁した。
 
そのたびに絶頂してしまい、やけに疼く下腹部に手を当ててその衝動に耐えていた。
 
どうにか家に着いた頃には全身から汗が吹き出し、下半身は少しだけ尿で濡れてしまっていたが、戸惑いの方が強かったために、何度もしてしまった失禁を恥ずかしがる余裕などなかった。
 
自分の体に一体何が起こっているのか、高松は息を荒げながら汚れた服を脱ぎ、風呂場へ直行した。
 
 
 
バサッ、バサッ
 
 
 
脱いだ服を適当に脱ぎ捨てて全裸になる。
 
視線を下げてペニスを見てみるが、勃起した様子はない。
 
 
 
「何なんだよ、全然出てねぇ。なら一体これは…くぅっ」
 
 
 
またあの尿意だった。
 
ガクガクと膝が震え、ガニ股になりながらその衝動を迎えるように硬直した。
 
 
 
ショロロ…
 
 
 
萎びたペニスから尿が少しだけ漏れ、次の瞬間、尿道から激しい絶頂感が押し寄せてきた。
 
高松は両手でペニスを握り締め、真っ赤な顔で失禁アクメする。
 
 
 
ビクッ、ビクッ、ビクンッ
 
ブルルルッ、ブルルッ、ヘコヘコヘコッ
 
 
 
「んあ゛ああああ~~~っ!!ひあ゛あっ!!んぐううー--っ!!」
 
 
 
全く勃起などせず、射精さえない絶頂に、高松は腰を激しく前後に揺らしながら深く腰を落とした。
 
絶頂感はしばらく続き、高松はその感覚が消えるまでずっとそのままの体勢から動けずにいる。
 
ようやく硬直していた全身から力が抜け、高松はその場で地面に尻もちをつくようにベシャッと音を立てて座りこんでしまった。
 
 
 
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、何だよ、何で俺っ、イッて…っ」
 
 
 
漏らした瞬間に強烈なオーガズムを感じ、尿道がアクメしていた。
 
何故こんな体になってしまったのか、いつこんな体になってしまったのか、全く分からなかった。
 
今まで失禁したことなど無かったのに、一体どうして。
 
高松は自身のペニスが射精や勃起をしていないことを疑問に感じ、余韻の残る竿を擦ってみた。
 
 
 
シュッ、シュッ、シュッ
 
 
 
「あ…、んぅ…」
 
 
 
感度は多少あるが、勃起までに至るほどの気持ちよさはなかった。
 
最近は色々なことがあったために自慰はほとんどしていなかったが、今までは擦れば勃起していたし、射精も出来ていたのに、今日はどんなに擦っても一向にペニスは固くなりそうになかった。
 
いい加減疲れてきたため、諦めたようにハアと息を吐き、さっさとシャワーを浴びることにした。
 
シャワーを浴びて多少は頭もスッキリしたのか、下半身の重苦しさも軽減したようだ。
 
パジャマを着て部屋に戻り、適当に軽く食事をした。
 
 
 
「…寝たら明日には治るだろ」
 
 
 
そう呟き、少し早いがもう寝ることにしたらしい。
 
その前にトイレで用を足しておこうと立ち上がり、高松はトイレに入った。
 
立ったままズボンを下げ、パンツからペニスを取り出すと便器に向け、下腹部に力を入れる。
 
 
 
「…ん」
 
 
 
ショオオオオ…
 
 
 
恐る恐る溜まった尿を排泄してみたが、特別何か起こるわけでもなかった。
 
ホッとしたように肩を落として気を緩めた瞬間、またあの衝動がやってきた。
 
 
 
「………へ?…あっ、…ああ゛っ、…う゛っ、うあっ、んっ、んあっ、あっ、あっ、あっ、あ゛っ、あ゛っ、ひあ゛あああああー--っ!!」
 
 
 
ビグンッ!!
 
ガクッ、ガクンッガクンッガクンッ!!
 
ブルルルルッ、ブルルッ、ブルブルブルブルッ!!
 
 
 
ブシャアアアアアアアアアアッ!!
 
 
 
「んぎぃいいっ!!いぐっ、いぐっ、う゛あ゛ああああああー--っ!!」
 
 
 
ショオオオオオオオオー--ッ
 
 
 
「まだ出るっ、出るっ、いぐっ、でるっ、いぐっ、いぐっ、んお゛お゛お゛っ、いっぐううううううーっ!!」
 
 
 
尿道を液体が走り抜けた途端、高松の上半身がグンッと仰け反り、足がガバアッっと大きくガニ股になってじわじわと腰が落ちてゆく。
 
しかし両足はしっかりと地面を踏みしめ、不自然な体勢のまま高松は失禁アクメを極めた。
 
下腹部に一番力の入る姿勢によって、膀胱内の尿が勢いよく飛び出し、便器の中に音を立てながら流れている。
 
既に高松の顔は真っ赤に染まり、パックリを大口を開いたまま顔を天井に向けて白目をむいてしまっていた。
 
そこまで溜まっていなかったのか、放尿はすぐに終わり、高松は目を白黒させながら呆けている。
 
 
 
「…あ、…ああっ…、…あ、…あっ…んぁっ…」
 
 
 
あらぬ方向を見つめながら余韻に浸る高松だったが、放尿が終わった瞬間に全身の力が抜け、その場でドスンッと尻もちをついた。
 
ペニスは一度も勃起していないというのに、とてつもない射精感があった。
 
もちろん射精もしていない。
 
自分の体の中で何かが起こっているはずなのだが、高松はそれを疑問に思うことができなかった。
 
この衝動が過ぎればまた何事もなかったかのように動き出し、生活するのだ。
 
明寿の暗示はしっかりと効いているようである。
 
 
 
「……んはっ、…はあっ、はあっ、はあっ、…寝ないとっ…」
 
 
 
どうにか動けるようになると、自然な動作でトイレ内を簡単に清掃し、手を洗って部屋に戻っていた。
 
そして何事もなかったかのように布団に入り、目を閉じる。
 
しばらくすると寝息を立て始めた高松であったが、無意識のうちに体が勝手に少量の失禁をしてしまったらしい。
 
 
 
ショロ……
 
 
 
ブルブルブルッ、ビグンッ、ビグンッ
 
 
 
「…ん、んんん゛~っ、んっ、んっ、んっ、…ん、はぁー……」
 
 
 
悩まし気に眉を寄せ、布団の中で腰をヘコヘコと動かしている。
 
また失禁アクメをしてしまったようだ。
 
明寿の暗示は明寿が解かない限り永遠に続くため、これから高松は一日中、明寿がその暗示を解かなければずっと、意識がある時もない時もこうして失禁アクメし続ける体になってしまった。
 
もちろん明寿にそれを解除する意思はこれっぽっちも無い。
 
今もまた、布団の中で高松は失禁し、アクメしている。
 
もう布団にまで尿が染みているかもしれない。
 
そうなれば布団を洗って干すことになるが、明日は都合よく休みになっている。
 
明日の朝起きた時、高松がまず初めに行うのがシャワーになることは確かだ。
 
そして次にすることは、店に行ってオムツ、もしくは尿漏れパッドを買うことだろう。
 
人前で下半身を濡らすわけにもいかないし。
 
それでも高松は疑問を感じることはない。
 
それが明寿の超能力だからだ。
 
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