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ストーカー女のストーカー
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どのくらい、時間が経ったのだろう。
僕はすぐ近くにあったベンチに座って、ずっと地べたを眺めていた。奇しくも、先刻の公園でベンチに座っていた時と同じように。
しかし、あの時のようには否定はできないでいた。僕の頭の中では、彼女のあの言葉が離れない。
『ーーキモいですよ』
彼女からの明確な拒絶の言葉が、僕の心を抉る。僕は彼女から拒絶されたという事実に、打ちひしがれていた。
僕の想いは彼女に届いていなかった、届かなかった。
僕は彼女から、好かれていなかった。
彼女は、僕のことを知りもしていなかった。
顔さえも、覚えていなかった。
彼女に、嫌われた。
明確な言葉で、拒絶された。
僕は、また勘違いに気付かされた。
彼女は、僕のものではなかった。
彼女は、僕のものにならなかった。
僕は、また、失敗したのだ。
自分の馬鹿さ加減に、呆れ果てる。
「はぁー」
今まで溜め込んでいたため息を、周りの目も気にせずに盛大に吐き出す。
「あの、大丈夫ですか?」
近くから女の子の声が聞こえてきたと思ってそちらを見ると、心配そうに僕を見る長い黒髪の女の子が僕の隣に座っていた。
誰?
「すいません。顔色が良くなさそうだったので心配になってしまって」
「そ、そうなんですか」
他人に心配されるなんて、よっぽどひどい顔を自分はしているんだろうな。
「あの、何かあったのなら聞きましょうか?誰かに話して楽になることって、あると思いますし」
「……」
女の子の申し出を、どうするか迷う僕。
いつもの僕ならば、そんな申し出は断り、誰にも話さないで一人内の中にしまうようにする。
前の綺麗な先輩の時だって、僕は誰にも話すことはなかった。だけど、あまりの精神的ショックからか、僕は誰かに聞いて欲しいと、今は思った。
「実は……」
僕は胸の内にしまい込んでいたことを、吐き出すように話した。
僕が話す間、女の子は静かに僕の話を聞いてくれた。たまに相槌を打ってくれたり、慰める言葉を言ってくれたり。
話し終えた後には、僕の心はスッと軽くなったような気がした。
「ありがとう、聞いてくれて。お陰ですこし楽になったよ」
「いえいえ、私は砂川さんの話しを聞いていただけですから」
なんていい子なのだろう。
そう感心していると、周りが暗くなっていることに気が付いた。こんなに時間が経っていたのか、僕は暗くなった空と街灯で照らされる周りを見て、そう思う。
女の子にはこんな時間まで話を聞いてもらって悪いことをしてしまった。できれば何かお礼がしたかったが、もうこんな時間なのだ、早く帰らせるべきだろう。
僕が彼女に話しかけようとすると、ポケットにあるスマホが震えだした。画面を見ると『母親』と映し出されていて、今もスマホは震えている。
僕は女の子に謝って、すこし離れてから電話に出た。
「もしもし」
『あー、やっとでた。もう早く電話出なさいよね。もうちょっとで切るところだったじゃない』
「ちょっと人と話してたんだよ。それに、そんなに出るの遅くなかっただろ。で何の用?」
「そうそう、来週の水曜日にあんたの家行くから、それの報告よ。どうせ碌なもの食べてないでしょうから」
「あー、うん」
母さんの言う通り自分で料理とかしないから、コンビニの弁当や外食ばかりしているため、なんとも言えない。
そういえば、前にカレーを作ってもらった時のお礼を言ってなかったことを、僕は思い出した。
「そういえば、前にカレー作り置きしといてくれたよね。あれ美味しかったよ。カレーなんて食べるの久々だったから」
「はい?カレー?そんなの作った覚えないわよ。最近あんたの家に行ってなんてないし」
「え?」
僕は母さんのその言葉に、固まった。
「それじゃあ、そう言うことだから、少しは部屋掃除しときなさいよ」
母さんは最後にそう言って電話を切り、僕は切れた電話を見ながら、困惑していた。そして思い出す。僕があの日食べた、カレーのことを。
あのカレーを作ったのは、母親じゃなかった。
だったら、誰があのカレーを作ったんだ?
あのカレーは、食べても大丈夫なものだったのか?
怖い。
得体の知れないものを口に入れたことを知って、一気に気分が悪くなり、吐きそうになる口を抑える。せっかく軽くなった心が、恐怖で埋め尽くされていく。
そこで、今更ながら気付く。解決していたと思っていた事態が、まったく解決していなかったということに。
それは、今まで自分の周りで起きていた奇妙な出来事のこと。僕は、今まで自分の周りで起きていた奇妙な出来事の原因が、彼女だと思っていた。
彼女が遠回しに想いを伝えてきているのだと、彼女も僕のことが好きなのだと、そう思っていた。
しかし、それは違かった。全て僕の勘違いだった。彼女は、僕のことを認識もしていなかった。
では、あの奇妙な出来事の原因はいったい誰なのか?
誰が何のために、あんなことをしていたのか?
他の誰が、僕のストーカーであるというのか?
怖い。
「どうしました砂川さん?また顔色が悪くなってますよ」
いつのまにか、僕の目の前にいた黒髪の女の子が心配そうに僕を見る。
「いや、ちょっと嫌のことを思い出してしまって」
「そうなんですか。よかったらお話聞きますよ、砂川さん」
本当になんて優しい女の子なのだろう。
この女の子に聞いてもらえば、どうしたらいいのか教えてくれるかもしれない、何か良い案を考えてくれるかもしれない、僕の心をまた軽くしてくれるかもしれない。
僕は女の子に、今までの奇妙な出来事を話そうと口を開いて、止めた。
なんでこの子は、僕の名前を知っているんだ?
さっきから女の子は僕の名前を発しているが、僕は女の子に名前を教えた覚えはない。なのに女の子は、僕の名前を知っている。
怖い。
「どうしました?」
「えっ、いや別に」
僕は得体の知れない恐怖に襲われ、後ずさるように一歩下がる。
「顔色が一層悪くなっていますが」
女の子は広まった差を埋めるように、一歩僕に近づいてくる。
怖い。
「な、何でもないよ」
そう言って僕はまた一歩下がる、彼女から離れるために。
この女の子と、これ以上一緒にいてはいけない。僕の身体が危ない、危険だ、と警報を鳴らしている。
早く、彼女と別れなければ。
「もう、こんな時間だし、女の子は、早く家に帰った方が、いいよ」
なんとか彼女と別れるように、途切れ途切れでも言葉を紡ぐ。
「私のことは大丈夫です、気にしないで下さい。それより砂川さんこそ大丈夫ですか? 今日は辛い思いされたことですし、もしよかったら私が家まで送ってあげましょうか?」
怖い。
「そ、そこまでしなくてもいいよ。本当にいい。ほら、もうすぐ晩御飯の時間だし、君は早く家に帰った方がいいよ。僕も準備しなくちゃダメだし」
怖い。
「あら、ダメですよ砂川さん。またコンビニか外食で済ませようと思っているんじゃないですか? それじゃあ、身体に良くありません。そうだ! 私が作ってあげますよ」
怖い。
「今日は何が食べたいですか砂川さん。オムライスですか? ハンバーグですか? グラタンですか? 私なんでも作れますよ。それともカレーにしましょうか、砂川さんも気に入ってくれてたみたいですし」
怖い。
「聞いてますか砂川さん? 真っ青な顔をしてどうしたんですか?」
「ひっ!?」
女の子が僕の頰に触れてきて、止まっていた思考が動き出す。
足は震え、口は乾き、冷たい汗が背中を伝う。
「き、君はいったい、誰なんだ!?」
恐怖のせいで、思いのほかデカイ声が出てしまう。
「やだな、砂川さん。私は私ですよ。砂川さんを愛する一人の女の子です」
僕は一歩また下がろうとして、段差に足を引っ掛けてしまい、尻餅をついてしまった。
僕の上に、一つの影が差し掛かる。
上を向くと、彼女が顔を近づけて、僕のことを見ていた。
「せっかく、邪魔者が砂川さんの中から消えたんです。砂川さんは今度こそ、私のものですよ」
女の子は口を三日月のような形にして、ニヤリと笑った。
「ひっ、ひゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁ」
僕は絶叫を轟かせながら逃げ出した。
僕はすぐ近くにあったベンチに座って、ずっと地べたを眺めていた。奇しくも、先刻の公園でベンチに座っていた時と同じように。
しかし、あの時のようには否定はできないでいた。僕の頭の中では、彼女のあの言葉が離れない。
『ーーキモいですよ』
彼女からの明確な拒絶の言葉が、僕の心を抉る。僕は彼女から拒絶されたという事実に、打ちひしがれていた。
僕の想いは彼女に届いていなかった、届かなかった。
僕は彼女から、好かれていなかった。
彼女は、僕のことを知りもしていなかった。
顔さえも、覚えていなかった。
彼女に、嫌われた。
明確な言葉で、拒絶された。
僕は、また勘違いに気付かされた。
彼女は、僕のものではなかった。
彼女は、僕のものにならなかった。
僕は、また、失敗したのだ。
自分の馬鹿さ加減に、呆れ果てる。
「はぁー」
今まで溜め込んでいたため息を、周りの目も気にせずに盛大に吐き出す。
「あの、大丈夫ですか?」
近くから女の子の声が聞こえてきたと思ってそちらを見ると、心配そうに僕を見る長い黒髪の女の子が僕の隣に座っていた。
誰?
「すいません。顔色が良くなさそうだったので心配になってしまって」
「そ、そうなんですか」
他人に心配されるなんて、よっぽどひどい顔を自分はしているんだろうな。
「あの、何かあったのなら聞きましょうか?誰かに話して楽になることって、あると思いますし」
「……」
女の子の申し出を、どうするか迷う僕。
いつもの僕ならば、そんな申し出は断り、誰にも話さないで一人内の中にしまうようにする。
前の綺麗な先輩の時だって、僕は誰にも話すことはなかった。だけど、あまりの精神的ショックからか、僕は誰かに聞いて欲しいと、今は思った。
「実は……」
僕は胸の内にしまい込んでいたことを、吐き出すように話した。
僕が話す間、女の子は静かに僕の話を聞いてくれた。たまに相槌を打ってくれたり、慰める言葉を言ってくれたり。
話し終えた後には、僕の心はスッと軽くなったような気がした。
「ありがとう、聞いてくれて。お陰ですこし楽になったよ」
「いえいえ、私は砂川さんの話しを聞いていただけですから」
なんていい子なのだろう。
そう感心していると、周りが暗くなっていることに気が付いた。こんなに時間が経っていたのか、僕は暗くなった空と街灯で照らされる周りを見て、そう思う。
女の子にはこんな時間まで話を聞いてもらって悪いことをしてしまった。できれば何かお礼がしたかったが、もうこんな時間なのだ、早く帰らせるべきだろう。
僕が彼女に話しかけようとすると、ポケットにあるスマホが震えだした。画面を見ると『母親』と映し出されていて、今もスマホは震えている。
僕は女の子に謝って、すこし離れてから電話に出た。
「もしもし」
『あー、やっとでた。もう早く電話出なさいよね。もうちょっとで切るところだったじゃない』
「ちょっと人と話してたんだよ。それに、そんなに出るの遅くなかっただろ。で何の用?」
「そうそう、来週の水曜日にあんたの家行くから、それの報告よ。どうせ碌なもの食べてないでしょうから」
「あー、うん」
母さんの言う通り自分で料理とかしないから、コンビニの弁当や外食ばかりしているため、なんとも言えない。
そういえば、前にカレーを作ってもらった時のお礼を言ってなかったことを、僕は思い出した。
「そういえば、前にカレー作り置きしといてくれたよね。あれ美味しかったよ。カレーなんて食べるの久々だったから」
「はい?カレー?そんなの作った覚えないわよ。最近あんたの家に行ってなんてないし」
「え?」
僕は母さんのその言葉に、固まった。
「それじゃあ、そう言うことだから、少しは部屋掃除しときなさいよ」
母さんは最後にそう言って電話を切り、僕は切れた電話を見ながら、困惑していた。そして思い出す。僕があの日食べた、カレーのことを。
あのカレーを作ったのは、母親じゃなかった。
だったら、誰があのカレーを作ったんだ?
あのカレーは、食べても大丈夫なものだったのか?
怖い。
得体の知れないものを口に入れたことを知って、一気に気分が悪くなり、吐きそうになる口を抑える。せっかく軽くなった心が、恐怖で埋め尽くされていく。
そこで、今更ながら気付く。解決していたと思っていた事態が、まったく解決していなかったということに。
それは、今まで自分の周りで起きていた奇妙な出来事のこと。僕は、今まで自分の周りで起きていた奇妙な出来事の原因が、彼女だと思っていた。
彼女が遠回しに想いを伝えてきているのだと、彼女も僕のことが好きなのだと、そう思っていた。
しかし、それは違かった。全て僕の勘違いだった。彼女は、僕のことを認識もしていなかった。
では、あの奇妙な出来事の原因はいったい誰なのか?
誰が何のために、あんなことをしていたのか?
他の誰が、僕のストーカーであるというのか?
怖い。
「どうしました砂川さん?また顔色が悪くなってますよ」
いつのまにか、僕の目の前にいた黒髪の女の子が心配そうに僕を見る。
「いや、ちょっと嫌のことを思い出してしまって」
「そうなんですか。よかったらお話聞きますよ、砂川さん」
本当になんて優しい女の子なのだろう。
この女の子に聞いてもらえば、どうしたらいいのか教えてくれるかもしれない、何か良い案を考えてくれるかもしれない、僕の心をまた軽くしてくれるかもしれない。
僕は女の子に、今までの奇妙な出来事を話そうと口を開いて、止めた。
なんでこの子は、僕の名前を知っているんだ?
さっきから女の子は僕の名前を発しているが、僕は女の子に名前を教えた覚えはない。なのに女の子は、僕の名前を知っている。
怖い。
「どうしました?」
「えっ、いや別に」
僕は得体の知れない恐怖に襲われ、後ずさるように一歩下がる。
「顔色が一層悪くなっていますが」
女の子は広まった差を埋めるように、一歩僕に近づいてくる。
怖い。
「な、何でもないよ」
そう言って僕はまた一歩下がる、彼女から離れるために。
この女の子と、これ以上一緒にいてはいけない。僕の身体が危ない、危険だ、と警報を鳴らしている。
早く、彼女と別れなければ。
「もう、こんな時間だし、女の子は、早く家に帰った方が、いいよ」
なんとか彼女と別れるように、途切れ途切れでも言葉を紡ぐ。
「私のことは大丈夫です、気にしないで下さい。それより砂川さんこそ大丈夫ですか? 今日は辛い思いされたことですし、もしよかったら私が家まで送ってあげましょうか?」
怖い。
「そ、そこまでしなくてもいいよ。本当にいい。ほら、もうすぐ晩御飯の時間だし、君は早く家に帰った方がいいよ。僕も準備しなくちゃダメだし」
怖い。
「あら、ダメですよ砂川さん。またコンビニか外食で済ませようと思っているんじゃないですか? それじゃあ、身体に良くありません。そうだ! 私が作ってあげますよ」
怖い。
「今日は何が食べたいですか砂川さん。オムライスですか? ハンバーグですか? グラタンですか? 私なんでも作れますよ。それともカレーにしましょうか、砂川さんも気に入ってくれてたみたいですし」
怖い。
「聞いてますか砂川さん? 真っ青な顔をしてどうしたんですか?」
「ひっ!?」
女の子が僕の頰に触れてきて、止まっていた思考が動き出す。
足は震え、口は乾き、冷たい汗が背中を伝う。
「き、君はいったい、誰なんだ!?」
恐怖のせいで、思いのほかデカイ声が出てしまう。
「やだな、砂川さん。私は私ですよ。砂川さんを愛する一人の女の子です」
僕は一歩また下がろうとして、段差に足を引っ掛けてしまい、尻餅をついてしまった。
僕の上に、一つの影が差し掛かる。
上を向くと、彼女が顔を近づけて、僕のことを見ていた。
「せっかく、邪魔者が砂川さんの中から消えたんです。砂川さんは今度こそ、私のものですよ」
女の子は口を三日月のような形にして、ニヤリと笑った。
「ひっ、ひゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁ」
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