君は、もうすでに死んでいる・・・それって、俺!?

神猫

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〈Chapter2〉認識

〈2-1〉その少女は無口すぎた

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「「「おおぉぉぉ!!!」」」
という男子からのさらなる歓声が沸き上がる中、女子陣もよっぽど可愛かったのか
「「「きゃーーー!!!」」」と声を荒げている。

一般的で正しい反応はあれだろうが、俺はそんな事を考えられる状態ではなかった。
なにせ、さっき消えてしまったはずの少女がまた、そして今度は転校生としているのだから・・・
ってか何でここにいるんだ!?そして同級生だったのか!?
と頭の中がオーバーヒート寸前まで混乱していく。
「それではルーシェさん、自己紹介をお願いします」
「・・・・」
クラスの全員が期待の眼差しでその少女・・・ルーシェを見守ったが、なぜか話し出す気配がない。
「え・・・あ、あのぉ、ルーシェさん?自己紹介してもらえないかな?」
「・・・・」
先生が問いかけるが、特に何かを言う気配はやはりない。
クラス中が固まっている中、いきなりルーシェが教壇から降りてスタスタと歩いていく。
そのまま歩いていき、ピタッと立ち止まったのは・・・俺の目の前だった。
「・・・・え?」
そして彼女は驚愕きょうがくして固まっている俺のひたいにいきなりをした。
「・・・・・・・」
クラス中が固まり、俺含む全員の目が点になっている中、その少女は俺に指をさし、先生の方に向かい、
「知り合い」
とだけ言った。
俺の頭はその時、本当にオーバーヒートした。
「「「「「ええぇぇぇぇぇぇーーーー!!」」」」
クラス中が驚愕で溢れかえった。



その後の休み時間は、俺とルーシェはクラスの全員からのリンチにあった。俗に言う質問責めというやつである。
「ルーシェさんってどこから来たの!?」「ルーシェさんのその髪って地毛?」「ルーシェさんと優路乃君ってどういう関係なの!?」「もしかして、恋人同士!?」「裏切者ぉぉぉお!!」「俺と一生を青春で過ごすって約束しただろ!!」
最後から二つ目はおいといて、最後のはなんだ!?そんな約束、した覚えもないぞ!?このクラス、ホモがいるのか!?
そんな俺の感情を埋めるがごとく、次々と四方八方からの質問責めに合う。
生徒が生徒同士を押しあったために、団子状態となった時に、救いの一手となるチャイムとともに先生の声が響いた。
「ほら、廊下にならびなさい!体育館にいきますよ!」


          これから、俺、どうなるんだ?
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