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最終話
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私が王太子様と婚約をしたお祝いに、父は晩餐会を開いてくれた。
家全体が私を祝福し、盛大な送り出しとなった。
晩餐会の終盤に、私はふとリーゼの事件を父に話し、元夫についてきいた。
「お父様、フィリップはどのように過ごしていますか?」
「あいつはもう城にはいない。国境警備に回された。しかも一番下っ端だ」
「まさか、あの極寒の山の中の……?」
「そうだ。お前から離縁されたうえに、愛人は犯罪者集団とつながっていた。その証拠もあがってしまい、フィリップは愛人と引き離されて辺境に行ったよ。牢屋に入れられなかっただけましだな。あそこは厳しいところだ、今ごろ凍死してるかも。うちの娘をないがしろにした罰だ、ざまぁみろ」
「以前にフィリップの家に帰ったとき、ぼろぼろでした」
「リーゼの顔もぼろぼろ、フィリップの身体もぼろぼろだろうな。まあお前はあんなやつらのことは気にせず、幸せになれ。ミシェルを連れてきたのも正解だった。いい使用人だ」
「ありがとうございます。お父様とお母様をはじめ、みんなのおかげです。幸せになります」
翌日、王太子様が実家まで迎えにきてくれた。
元夫との日々を振り返りつつも、何の未練もなかった。
そして、私の王太子妃としての豊かな生活が始まるのだった。
家全体が私を祝福し、盛大な送り出しとなった。
晩餐会の終盤に、私はふとリーゼの事件を父に話し、元夫についてきいた。
「お父様、フィリップはどのように過ごしていますか?」
「あいつはもう城にはいない。国境警備に回された。しかも一番下っ端だ」
「まさか、あの極寒の山の中の……?」
「そうだ。お前から離縁されたうえに、愛人は犯罪者集団とつながっていた。その証拠もあがってしまい、フィリップは愛人と引き離されて辺境に行ったよ。牢屋に入れられなかっただけましだな。あそこは厳しいところだ、今ごろ凍死してるかも。うちの娘をないがしろにした罰だ、ざまぁみろ」
「以前にフィリップの家に帰ったとき、ぼろぼろでした」
「リーゼの顔もぼろぼろ、フィリップの身体もぼろぼろだろうな。まあお前はあんなやつらのことは気にせず、幸せになれ。ミシェルを連れてきたのも正解だった。いい使用人だ」
「ありがとうございます。お父様とお母様をはじめ、みんなのおかげです。幸せになります」
翌日、王太子様が実家まで迎えにきてくれた。
元夫との日々を振り返りつつも、何の未練もなかった。
そして、私の王太子妃としての豊かな生活が始まるのだった。
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