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三章 少年共、夏を謳歌せよ
三十三話 握った手の体温
しおりを挟む鍋を変えて作ったおかゆは、思った以上に多くなった。
「すごいな。米が膨らむとこんなに変わるのか」
「だから言っただろ。……まあ、俺もちょっと予想外だけど」
鍋いっぱいになったおかゆを見て、しみじみと言う生徒会長。俺は「食べきれるのか……?」と不安になった。
(とりあえず甘利の分をよそって……他の分は会長と話し合うか)
会長ってどれくらい食うんだろう?
甘利と同じ陸上部とはいえ、甘利よりは食べないと思うけど。
そう考えながら俺は普通の茶碗を手にする。
それを見た会長が「? 甘利くんだろう? それじゃあ足らないんじゃないか?」と告げる。
「いや。でもアイツ今病人だし……」
「大丈夫だよ。彼はそんなひ弱じゃないってことは、君が良く知っているだろう?」
(いや、知らねーけど)
俺は咄嗟に心の中で否定した。会長は気にする素振りもなく「ああ、このどんぶりでいいと思うよ」と大きなどんぶりを取り出す。両手ほどの大きさのどんぶりに、本当に大丈夫なのかと震えるが、会長は信じて疑わない。
(……悪い、甘利)
追い打ちをかけることになるかもしれないが、許してくれ。
俺はどんぶりにおかゆをよそった。
労わる気持ち分、少なめにしていたら会長が「大丈夫大丈夫ー」と容赦なく入れる。……俺はもう知らん。
おぼんに匙と水を用意し、綺麗なタオルを水で濡らす。何か桶になりそうなものはないかと聞けば、「ボウルくらいしかないねぇ」と困ったように呟く。
「冷えピタなら、管理人室にいくつか予備があったと思うけど」
「マジ? じゃあもらおうかな」
「ああ、ぜひ持って行ってくれ」
会長の言葉に、俺は甘えることにした。
会長は茶碗を二つ手に取ると、匙を三つ取り出した。その内の一つを差し出され、「あ、ありがとう」と受け取る。
「会長、誰かと食うの?」
「え? ああ……うん。管理人が帰ってきたら一緒に食べようかなと思ってね」
「? 管理人も体調悪いの?」
「いや、そういうわけじゃないけど」
「まあ、この話は良いじゃないか」と誤魔化される。
(なんつーか会長、管理人の話する時怖いんだよなぁ)
目が笑ってないっつーか、いや、深入りはしねーけど。
おぼんを持った俺は、鍋と茶碗を持った会長と並んでキッチンを出た。
廊下を歩いていれば、着信音が響く。
「? 電話?」
「あ、たぶん俺だ」
きっとメッセージを見た秋人か夏生が、かけてきたのだろう。
「出ないのか?」と言う会長に「大丈夫、後でかけ直すから」と伝える。今手を離したら、確実に大惨事になるのは目に見えている。どんぶりのおかげでおぼんが重い。
管理人室が見えて来る。
「俺も入っていい?」
「いや、寮生達の重要な書類があるから、君はここで待っていてくれ」
会長はそういうと、鍋片手に器用に管理人室を開けて入って行ってしまう。
(今片手で全部持ってたな)
すげー。
「どこに言ってたんだよ、鹿野」
「ちょっ、ばか。声出すなっ」
パタン。
「……え?」
閉まった扉の向こうから聞こえた声に、俺は瞬きを繰り返した。
(……今の、誰だ?)
完全に聞き覚えのない声だった。
焦った会長の声を聞くに、会長も予想外だったのだろう。
(え、これ、俺いていいの?)
どうしたら……と困惑していれば、ガチャリと扉が開いた。会長が帰って来たのだ。
「すまない。待たせたね」
「い、いえ」
「これ、使っていない冷えピタと、君と甘利君のマスクだよ」
「甘利君の部屋にマスクなんてないだろう?」と会長が笑う。確かになかった気がする。
「助かる」と告げて受け取ろうとして――俺は両手が塞がっていることに気が付いた。くすりと笑う会長に「持とうか?」と言われ、俺は頷く。何から何まで手伝ってもらって申し訳ない。
マスクを受け取り、紐を耳に引っ掛ける。
「ありがとう」とおぼんを受け取れば、おぼんにもう一つのマスクと冷えピタを乗せられた。
「マスクは甘利君が気持ち悪そうにしていたら、無理に付けなくていいからね」
「ああ」
「もし何かあったら声を掛けてくれ」
「僕か彼が対応すると思うから」と笑う会長。
(彼って、さっきの?)
やっぱりさっきのはこの寮の管理人だったのだろうか。
会長とも仲良さそうだったし、もしかしたら意外と年齢が近いのかもしれない。
(てっきりおばちゃんとか、おじさんとか、そんな感じかと思ってた)
手を振る会長が管理人室に消えていき、俺は再び足を進める。
俺は角の部屋まで歩いていく。廊下は冷房が利いていないのか、マスクをしているとかなり暑い。
(早く冷房の下に避難してー)
甘利は大丈夫だろうか。
結構熱に浮かされていたし、俺の、ゆ、浴衣の写真、を交換条件に出したけど、あの状況じゃあ、もしかしたら起き上がって俺を探しているかもしれない。
(……あいつならありそう)
さっさと行ってやるか。
俺は足早に一階の角部屋――甘利の部屋に向かうと、俺は肘でノブを下げた。
「入るぞー」
ガチャリと扉が開く。小さく声を掛ければ、返事はない。
(ちゃんと寝てるみたいだったな)
部屋の中に甘利の転がった姿もなかったし、ベッドが部屋を出る前と同じように膨らんでいる。違うところといえば、布団から甘利の手が出ていることくらいだ。
俺は机の上におぼんを置くと、甘利の顔を覗き込んだ。
「……よし、ちゃんと寝てるな」
(あ、眉間に皺)
眉の間に出来た皺を、俺は突っつく。甘利がしかめっ面なんて珍しい。
ぐりぐりと眉間を解してやれば、皺がどんどんなくなっていく。穏やかな顔になった甘利に俺は満足して手を離した。
「はー、それにしてもクーラーついてんのはやっぱ涼しいなぁ……」
本当は換気した方がいいんだろうが、外は今かなり気温が高くなっているだろうし、三十度超えの気温なんて拷問でしかないだろう。
(陽が落ちてからにするか)
時間を見れば、もう夕方の五時を過ぎていた。甘利との約束が四時半だったから……もう三十分以上ここにいたことになる。
「祭り、始まってんだろうなぁ」
呟きながらスマートフォンを見れば、予想通り秋人からの着信が入っていた。その後に続けてメッセージが入っている。
『甘利くん、風邪大丈夫かよ?』
『こっちは気にしないで。どうせ春はそっちにいるんだろ』
「バレテら」
俺は返信を打ちながら小さく笑う。
あの二人ならわかってくれるだろうと思っていたが、まさか本当に了承してくれるとは。
「お土産よろしく、っと」
祭りであいつらが買って来る物なんて、どうせろくなものじゃないのはわかっている。それでも、甘利が多少祭り気分を味わう事が出来れば、それでいい。
(つっても、本人寝てんだけどな)
俺は手持ち無沙汰に甘利の部屋を見渡した。
――普通の、男子高校生の部屋だ。ベッドがあって、机があって。
勝手にクローゼットや引き出しを開けるのは気が引けたが、代わりに鞄の中を覗き込んだ。どうせ空いてるんだし、見られたところで恥ずかしいものはないだろ。
(プリントぐしゃぐしゃになってら)
鞄の底で溜まっていた紙を取り出し、広げて机に置いといてやる。進路希望調査なんて、一年の時は適当に書いた気がするな。
鞄に飽きた俺は、足元を見つめる。あちらこちらにトレーニング用の道具が転がっていた。
(これは、マット? 何だこのごつごつの丸いやつ。それにダイヤルのついたダンベル……)
アイツはゴリラにでもなるつもりなのか? 俺はそれらを見下ろしながら、内心呟いた。試しにダンベルを持ってみようとしたが、ほとんど動かなかった。やっぱり俺は人間で、あいつはゴリラだ。
「参考書は、甘利より俺の方が多いな」
三年だし、当然かもしれないが。俺は机の上を見た。
授業で使う、最低限しかない参考書の列。一つ一つがまだ真新しい。
(まだ一年だしな)
俺はそう頷きながら、ノートを見る。最低限の色で分けられたノートは、以前とは違って見やすくなっている。というか、俺の取り方をそのまま真似しているらしい。
(ここ、スペル間違ってる)
こっちも。ここは文法が変になってる。
俺は夢中でノートに書き記した。無断でやってしまったけど、まあ甘利なら怒らないだろう。
「せん、ぱ……?」
「あ、わり。起こしたか」
甘利の声に、俺はペンを置いて振り返る。「大丈夫か?」と問えば「はい……」と力ない声が聞こえる。
(まだ熱は高いみたいだな)
パチパチと何度も瞬きをする甘利は、本調子とは程遠いのが目に見えてわかるようになっていた。
「それより、すみません。俺……」
「謝んなくていいから。お前、腹は? 少しくらいなら飯食えそうか?」
「ぇ……めし……?」
「食欲ないだろうけど、薬飲む前に何か腹に入れた方がいいだろ」
ぼうっとする甘利に「一口でもいいから」とおかゆを目の前に出してやる。
匂いからでも、甘利の食欲を引き出せればいいと思ってやったのだが、思った以上の重さに一瞬体が傾きかけた。
(あっぶね)
病人の上に粥をぶちまけるなんて、どんな災難だよ。
(まあでも、吐き気もなさそうだし、さっきよりも受け答えがしっかりしている)
少し寝たことで体調が回復したのだろう。微量だけど。
「これ、せんぱいが作ってくれた、んですか……?」
「まあ、一応な」
「ありがとうございます」
「食べます」と甘利は呟くと、重そうに体を起こし始めた。
俺は慌てて甘利を手助けする。触れた体が熱い。ちょっとだけ病人独特の匂いが鼻を掠めた。
「食えとは言ったけど、無理はしなくていいからな?」
「大丈夫です」
首を横に振る甘利に、俺は(ほんとかよ)と突っ込んだ。
(まあ、無理しそうなら止めればいいか)
甘利は拙い手で匙を取った。粥を掬い上げたが、上手く平衡に保てないのか匙から粥がぽたた、と容器の中に落ちてしまった。それを二度繰り返した甘利が「あれ?」と首を傾げる。
「うまく、すくえないです」
「あーもう、貸せっ」
俺は匙を奪い取ると、おぼんごとどんぶり粥を受け取った。
(おっも)
時間が経って水を吸ったからか、さっきより重くなっている気がする。……さすがに甘利も食べきれないだろ、これ。
「せんぱい? それじゃあ食べれな――」
「いいから。俺が食わせてやるから、お前は手を出すな」
「え」
甘利の目が見開かれる。「……いいんですか」「いいも何も、あれじゃ食べ進まないだろ」と告げ、匙を手に取る。
粥を掬い上げ、「ほら、あーん」と甘利の口に運べば、甘利は驚いた顔のまま固まってしまった。口元に手を寄せ、全身が僅かに震えている。
(まずい、症状が悪化したか?)
「寒いか? それとも吐くか?」と背中を擦りながら問えば、ふるりと首を振られる。じゃあその震えは一体なんだ。そう聞いても、甘利は答えてはくれなかった。
(病院? 救急車呼んだ方がいいか?)
焦る俺に、甘利はこくりと息を飲んだ。恐る恐る口元から手が離れていく。
「せ、せんぱいのあーんが、ごうほう……?」
「はあ?」
突拍子もない言葉に、俺は声を上げた。
「だって、あの春先輩が、俺に……あーんなんて……!」
「ばっか。違法だった時なんて一度もねぇよ」
「それじゃあ、これはゆめですか? 俺の都合のいい夢? 俺、夢をみてるんですか? 幸せ過ぎて死にませんか?」
「風邪ごときで死ぬな。まあ、夢なら夢で良いけど、その場合もう二度とやらんぞ俺は」
「すみません」
「いただきます」と甘利が口早に言い、顔を近づける。形のいい口が匙を食んで、粥を攫っていった。
咀嚼をする甘利は、心底嬉しそうで。
「どうだ?」
「ん……おいしいです、すごく」
「ふは。本当かよ」
「ほんとうですよ」
「俺の目をみてください」と言う甘利に、俺はじっと甘利を見つめる。
黒い瞳が俺を見つめる。
(目、デカいなコイツ)
「わり。全然わかんねー」
「うそだ」
「嘘じゃねーよ」
むすっとする甘利に、俺は笑う。まるで子供みたいだ。
(目を見てくれ、なんて本気で言う奴、久々に見たぞ)
一瞬ネタかと思ったくらいだ。
俺は甘利の口に粥を運び続けた。甘利は食べる度、「おいしいです」と言う。
からかい交じりに「どんな味がするんだ?」と問えば、「せんぱいのやさしさの、味がします」と返された。
「優しさの味って、どんな味だよ」
「え? うーん……しあわせ? の味です」
「余計わかんねーよ」
くっくっと笑いを堪える。甘利のいつも以上にふわふわとした言葉が、支離滅裂で聞いていて面白い。
しばらくの間、親鳥になって雛鳥に餌付けをする気分を味わっていれば、だんだん粥は減り、あっという間にどんぶりの半分が無くなった。
(え、こいつまだ食うの?)
てっきり半分いかないと思っていたのに。
「あ、甘利? そんなに無理しなくても……」
「いえ、無理はしてないです。なんていうか……ひとくち食べたらお腹空いてしまって。それに、先輩が作ったやつなら、俺がぜんぶ食べたいです」
ドクリと心臓が音を立てる。
心底嬉しそうにしながら食べる甘利は、予想以上に喜んでくれているようで。
(会長に渡した分は言わないでおこう)
甘利の執念を垣間見た俺は、一人静かに頷いた。
「ごちそうさまでした」
「マジで全部食いやがった……」
空になったどんぶりは、さっきとは比べ物にならないくらい軽く、俺は唖然とした。
(どんな胃袋してんだよ)
普通あんな量食ったら吐くだろ。吐けよ寧ろ。病人なんだから。病にかかっている時くらい人間になってろ。
俺は言いたいことを全てのみ込み、甘利に薬を差し出した。
腹もいっぱいになって、薬も飲んだとなれば、襲い来るのは睡魔だ。
「甘利ー。寝るならちゃんと布団に入って寝ろー」
「んん……春せんぱいがいるのに、寝てられないです」
「いいからねろ」
「いやです」
(ガキか)
甘利はふるふると首を横に振る。
俺はため息を吐きながら冷えピタの袋を開けると、中からシートを取り出す。「ほら、でこ出せ」と甘利に告げれば、甘利は自分の前髪を上げた。
デカい手が髪を上げ、甘利の端正な顔が見える。
(ま、じで、顔だけはいいよな、こいつ)
そう。
顔 だ け は な ! !
デリカシーや気遣い……はあるけど、そういう諸々を全て顔に注ぎ込んだような男なのだ。甘利は。
シートのフィルムを剥がし、俺は甘利の額にシートを張り付けた。冷たさにビクンと体を震わせる甘利。
その額にシートを押し付ければ、甘利は眉間に皺を寄せて恐る恐る目を開いた。
「つめたいです……」
「当たり前だろ。冷えピタなんだから」
俺はぺちぺちと甘利の額を軽く叩く。ジェルが触るたびに面白い。
「おら、寝た寝た」と掛布団の中に押し込めば、甘利は不貞腐れた顔をしながらも素直に従う。おぼんを戻せば、持ってきたマスクが机に放置されているのに気が付く。「マスクは出来そうか?」と問えば、「します。せんぱいに、うつしたくないから」とマスクを受け取った。
もだもだとマスクを装着した甘利は、俺をじっと見つめる。
「なんだよ。何か欲しいもんでもあるのか?」
「……せんぱい。少しの間、手を、貸してくれませんか?」
「はあ? 手?」
甘利は「おねがいします」と呟く。マスクをしているからか、舌ったらずにくぐもった感じが追加された。聞き取りにくくなった甘利の声に耳を傾け、俺は仕方なく手を差し出した。
大きな手が、俺の手を掴む。甘利の体温は温かいを通り越して熱かった。
「なあ、熱いんだけど」
「ん……すみません。でも、ちょっとだけ……」
「別に、いいけどさ」
甘利は握った手をじっと見つめる。にぎにぎと手を揉まれ、俺はどう反応したらいいのかわからなくて、全力で戸惑った。
(楽しいのかよ、それ)
人の手をもみくちゃにして、一体何がしたいんだか。
訝し気に見ていれば、ふっと甘利が笑う。「せんぱいの手、冷たいですね」と言うが、それはお前の体温がバグってるからだと言ってやった。
(ったく……幸せそうなツラしやがって)
『甘利君は君に懐いているから』
ふと、会長の声が頭の中に蘇る。
(懐く……懐く、ねぇ)
もしこれが会長の言う『懐く』なのであれば、確かにそうなのかもしれない。
静かに目を閉じる甘利の顔をじっと見つめる。
今回は眉間に皺もない。安心した顔だ。
「……なあ。甘利はなんで俺なんだ?」
甘利は答えない。寝てしまったのだろうか。
静かな吐息が、僅かに聞こえる。
甘利の寝顔は、まるでどこかの国の王子のように綺麗で、美しくて――――。
「……なあ、甘利。こんな奴に捕まってないで、逃げるなら早く逃げろよ」
俺は握った手を見つめながら、ぽつりと呟いた。
既に甘利の熱い体温は、俺の体温と混ざってしまっていてよくわからない。
甘利がさっきやったように俺も手を握れば、甘利の手が握り返して来た。
痛いほどの力はいつもなら鬱陶しいのに、今回だけは心地いい。
(やべ……眠くなってきた)
布団の柔らかさが心地いい。
息を吸い込めば、シトラスの香りが鼻を擽った。
爽やかないい匂いに包まれ――気が付けば、俺は眠りについていた。
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いつもありがとうございます。
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閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
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