何で僕を?

大器晩成らしい

文字の大きさ
37 / 358

36

しおりを挟む
足が床に着いた感覚で、目を開けた。

どんだけの時間、フリーフォールさせるんだよ。

久々に地面に立ち、少しよろけてしまった。

周りを見ると、色とりどりの髪の異星人に囲まれていた。

こいつらか、俺をこんな所に引っ張り込んだ奴等は・・・

フリーフォールしてる最中、到着したらまず、其処にいる奴等の顔を、よ~く覚えておこうと思っていた。

もちろん、何らかの報復をする為だ。

ちまちまとね♪

が・・・

皆、目を押さえ呻いていて、顔がよく見えない。

「「「「「目っ目が~~~」」」」」

何か知らないけど、ププッ。

その後、回復魔法?を、それぞれが自分自身に掛けて、落ち着いた。

「お見苦しい所をお見せし、申し訳ございませんでした、私、魔術師長のアメジスト・コオ・ブルレッドと申します。ようこそ、お越し下さいました」

「いや、望んで来た訳じゃないんだけど」

「ウグッ、申し訳ありません。私達の力不足で、どうしても、今の困難を切り抜けるのに、貴方様の力を、お借りしたいのです」

「こんな、いたいけな美少年に、まさか戦えとか言わないですよね?」

「ウグッ、召喚された方には、神により、常人より遥かに高い能力を与えられている筈です。ステータスを確認して頂けませんか?」

「俺は、戦った事は、産まれてから一度もないです。育った所は、とても平和な国なんです。ナイフを持ち歩いただけで捕まるような。だから、いくらステータスの値が高くても、もちろん、自分で生き物を殺めた事もないのに、それを強制的にさせようというのですか?」

「ナイフを持ち歩いただけで捕まる?そんな世界があるのか?」

「(何だ、この偉そうなやつ。)ありますね。そこから来たんで。ちなみに、そこらにいる動物でも、故意に傷をつければ、動物虐待で大問題になりますね。場合によって、逮捕もされますよ」

「「「「「・・・(マジか)」」」」」

「ちなみに、俺の国の成人は20歳で、俺は今、ぴちぴちの12歳なんだけど?この国では、成人前の子供を、大人が手におえないものに差し向けるのですか?それに俺、裕福な家庭の一人息子で、何不自由なく大事に育てられたんですけど、こんな所へ誘拐するなんて、どうしてくれるんですか?だ・い・じ・な・跡・取・り・息子だったんですよ?解かります?」

「「「「「・・・(脅し?)」」」」」

「で?そんな俺を呼び寄せて、何をさせようとしていたのです?もちろん、それなりの生活保障に、社会的保障、身元保証に、今までの安全で裕福な生活と、大事な家族や人を失った分の損失補償もしてくれるんですよね?あっ、他にそのやらせようとしている事も、無償じゃないですよね?もちろん」

「「「「「・・・(本当に12歳か?)」」」」」

「「「「「・・・(いくら毟り取られるんだ?国庫の金、大丈夫か?)」」」」」


しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜

上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。 体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。 両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。 せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない? しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……? どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに? 偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも? ……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない?? ――― 病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。 ※別名義で連載していた作品になります。 (名義を統合しこちらに移動することになりました)

転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。

星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。 前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。 だが図書室の記録が冤罪を覆す。 そしてレイは知る。 聖女ディーンの本当の名はアキラ。 同じ日本から来た存在だった。 帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。 秘密を共有した二人は、友達になる。 人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。

悪役令息の兄って需要ありますか?

焦げたせんべい
BL
今をときめく悪役による逆転劇、ザマァやらエトセトラ。 その悪役に歳の離れた兄がいても、気が強くなければ豆電球すら光らない。 これは物語の終盤にチラッと出てくる、折衷案を出す兄の話である。

逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。抱かれたら身代わりがばれてしまうので初夜は断固拒否します!

雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
隣国の国王キリアン(アルファ)に嫁がされたオメガの王子リュカ。 しかし実は、結婚から逃げ出した双子の弟セラの身代わりなのです… 本当の花嫁じゃないとばれたら大変! だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、 だんだんキリアンに惹かれてしまい、苦しくなる…という お話です。よろしくお願いします<(_ _)>

異世界転生してひっそり薬草売りをしていたのに、チート能力のせいでみんなから溺愛されてます

ひと息
BL
突然の過労死。そして転生。 休む間もなく働き、あっけなく死んでしまった廉(れん)は、気が付くと神を名乗る男と出会う。 転生するなら?そんなの、のんびりした暮らしに決まってる。 そして転生した先では、廉の思い描いたスローライフが待っていた・・・はずだったのに・・・ 知らぬ間にチート能力を授けられ、知らぬ間に噂が広まりみんなから溺愛されてしまって・・・!?

異世界で孵化したので全力で推しを守ります

のぶしげ
BL
ある日、聞いていたシチュエーションCDの世界に転生してしまった主人公。推しの幼少期に出会い、魔王化へのルートを回避して健やかな成長をサポートしよう!と奮闘していく異世界転生BL 執着最強×人外美人BL

【完結】自称ヒロイン役を完遂した王家の影ですが、断罪パーティーをクリアした後に王太子がぐいぐい来ます。

竜鳴躍
BL
優秀過ぎる王太子×王家の影(失業)。 白い肌に黒髪黒瞳。小柄な体格で――そして両性具有。不出来な体ゆえ実の親に捨てられ、現在はその容姿を含め能力を買われて王家の影をしていたスノウ=ホワイト。男爵令嬢として王太子にハニトラを仕掛け、婚約者を悪役令嬢に仕向けて王太子への最終試験をしていたのだが、王太子は見事その試練を乗り越えた。これでお役御免。学園を退学して通常勤務に戻ろう――――――。 そう思っていたのに、婚約者と婚約解消した王太子がぐいぐい来ます! 王太子が身バレさせたせいで王家の影としてやっていけなくなり、『男子生徒』として学園に通うスノウとそんなスノウを妃にしたくてつきまとう王太子ジョエルの物語。 ☆本編終了後にいちゃいちゃと別カップル話続きます。 ☆エンディングはお兄ちゃんのおまけ+2ルートです。

僕のユニークスキルはお菓子を出すことです

野鳥
BL
魔法のある世界で、異世界転生した主人公の唯一使えるユニークスキルがお菓子を出すことだった。 あれ?これって材料費なしでお菓子屋さん出来るのでは?? お菓子無双を夢見る主人公です。 ******** 小説は読み専なので、思い立った時にしか書けないです。 基本全ての小説は不定期に書いておりますので、ご了承くださいませー。 ショートショートじゃ終わらないので短編に切り替えます……こんなはずじゃ…( `ᾥ´ )クッ 本編完結しました〜

処理中です...