何で僕を?

大器晩成らしい

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まさかのプロポーズ?

男同士なのに?、

それって、こっちの世界で、迫害されたりしないのかな?


「葵ちゃん、一旦、休憩入れよう。ちょっと待ってて」

僕を膝から下ろし、ベッドに横たえると、全身を毛布で包んでいった。

月夜はというと、僕がお風呂上りに着ていたと思われるバスローブを羽織り、部屋の扉を少しだけ開け、ラピスさんを呼びつけた。

「軽くつまめる物と、果実水を二人分用意してくれ」

「はい、すぐに」

「あと、部屋を出るついでに、そこにいる方々にお帰り願ってくれないかな?」

「ラピスを介さなくても、聞こえていますよ」

「ちょっと待て。起きてるんだろ?」

「いいえ、まだ目を覚ましてませんが?食事を頼んだのは、単純に、お腹が空いただけですから。討伐から帰ってきて、ご飯を食べに行く前に、召喚が成功したと聞いて、とりあえず身嗜みだけ整え、こちらに連れてきてもらったので。食べてから結構な時間が経過しているので、正直、食事の時間まで、我慢できそうにないですね。葵ちゃんの分にしたって、起きた時、喉が渇いていたり、空腹だったりしたら、可哀相でしょ?待たせないで、すぐに渡せるよう用意しておきたくて」

・・・月夜が、平然と嘘を言ってるんだけど。

「それに、起きたとしても、8年ぶりに逢えるのだから、二人だけで話す時間も、必要だとは思いませんか?8年ぶりですよ?解かったのなら、こっちから声をかけるまで、もう、この部屋には来ないで下さいね(いつの間にか、高い花瓶や絵画が飾られ、廊下がまた随分と華やかになりましたね)ボソッ」

「「「「(脅しか!)」」」」

「では、さっさと行動して下さい?」

「はい、畏まりました」

月夜はラピスさんの返事だけを確認し、扉を閉めた。


「今、飲み物と軽くつまめる物を、持ってきてくれるように頼んだから」

「・・・あんな言い方して、大丈夫なの?」

「ん?大丈夫だよ。そんな不安そうな顔しないで。俺の立ち位置も、ちゃんとこの後話すから」


コンコン

「月夜様、御用意できましたが、開けても宜しいですか」

「いやっ、今行く」

月夜が扉を開け、ラピスさんから、軽食の載った大皿や取り分け用の小皿、飲み物の入ったピッチャーにグラス等が載っているサービスワゴンを受け取り、ベッドの傍まで押してきた。

「葵ちゃん、どれから食べる?」

「自分で体が動かせるようになるまでは、何も食べたくない」

「何で?」

「・・・トイレの介助されるの、恥ずかしいもん」

だから、初志貫徹、断固拒否で!

「ダメだよ。水分くらいは取らないと、少しずつでいいから飲んで」

そう言って、果実水を口移しで、無理やり飲まされた。

「いい?ちゃんとお口開けてね。開けてくれないと、零れて身体中ベタベタになるからね。・・・あっ、でも、ベタベタになったら、丁寧に舐め取ってあげるから、それはそれでいいか」

よくない。

「・・ンクッ・・ンクッ・・」


断固拒否したかったのに~・・・グスン



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