何で僕を?

大器晩成らしい

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マットレスと敷布団を、結婚式の前日までに納品してもらうよう発注し、新婚旅行のついでに、別荘地も巡る事に決めた。 

そして、周囲に10日間は、何があっても邪魔するなと言っておいた。

一生に一度。

葵ちゃんとの、ラブラブハネムーンだから、当然だろう。


まぁ、こっちの世界じゃ、新婚旅行なんてもんは、ないんだけどね。

ほら、命がけだから。

街から街への移動だけでも、高レベル冒険者を手配しないといけない。

かなりの出費だ。

でも、盗賊や魔物とかから身を守る為には、必要な経費なんだよね。


だが、俺達なら、そんなのを雇わなくても、身軽に移動ができる。

どっちが出て来ても、自分達だけで、余裕で倒せるからね。


まぁ、旅行に行く前に、葵ちゃんのパワーレベリングも兼ねて、多少は、魔獣を狩っておいてはやるけど、少しは騎士達でどうにかしてくれって事だ。

もちろん、お知らせした周囲の中に、国王も入っている。

葵ちゃんに、事前の報告・連絡・相談は大切だから、きちんとするようにと言われたからね。

早く知らせた方が良いかと思って、いつものように早朝に突撃訪問をさせて貰った。

2回/月は初だったからか、油断しきっていて、いつもより、驚いた顔が見れた。

ププッ。

国王に新婚旅行の話をすると、さらに驚いた顔を見せてくれた。

「とっ、10日間も?!月夜殿がいない間、騎士団全員、休み返上で、厳戒態勢を組まなくては。宰相と魔術師長を大至急ここへ」

って凄く焦りながら、侍従に2人を呼んでくるよう言いつけていた。

うん、うん、葵ちゃんの言う通り、やっぱ報告は、必要なんだな。

ちょっと、大事になりそうな予感はするけど、取り合えず、俺から伝える事はもうないなっと思って、2人が呼ばれて、ここに来る前に、そっと部屋を出た。

面倒な事を言われそうだからね。


言われた通り、ちゃんと報告は済ませたのだから、葵ちゃんに褒めてもらわなくちゃ。

そして、ウキウキと、葵ちゃんの待つ愛の巣へと、戻るのだった。



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