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地球にいる頃、大事な家族として、溺愛してる弟として、俺の我侭を、いつも笑って、しょうがないなって、聴いてくれていた。
葵ちゃんの召喚を含め、これまで、かなり強引に進めてきた。
俺しか選べないよう、いろいろ画策もした。
葵ちゃんを、誰にも渡さない。
葵ちゃんを、絶対に俺のものにする。
そう、全て、俺の我侭で。
でも、それら全てを、許してくれた。
昔のように笑って。
俺は、葵ちゃんと結婚できて嬉しいし、俺だけのものだと主張できるのが嬉しい。
もちろん、幸せだ。
でも、葵ちゃんはどうだろう。
俺と結婚して嬉しいだろうか?
幸せと感じてくれてるだろうか?
家族として、弟としてではなく、一人の男として、夫として好かれたい。
しょうがないって妥協じゃなく、一緒に居たいと思われたい。
怖くて訊けなかった。
「月夜・・・大好き」
葵ちゃんから口付けて、そんな風に言われたら、嬉し過ぎて、泣きそうになる。
俺からの一方通行じゃないんだって・・・
「俺も、俺も葵が大好きだ。・・・愛してる」
何度も角度を変え、触れ合うだけの口付けを、馬車が止まり、ラピスに声をかけられるまで続けた。
触れ合うだけの口付けをした。
筈。
・・・少しハムハムしちゃったか?
俺。
僅かに腫れて赤くなった唇、トロンと甘く潤んだ目。
これは、あかん!
他の野郎には、見せたくない。
確かフード付きのローブがあった筈。
あれ?収納に入ってないぞ?
「ラピス、葵ちゃんのフード付きローブ、どこにしまったか分かる?」
「白い、地球にいた、ウサギという動物の、耳付きローブですか?」
「そう、それ」
「それでしたら、すぐ使えるよう、足元の鞄に入ってます」
足元の鞄?
これか。
ガサゴソ
「あっ、あった。ありがと」
「どう致しまして」
「はい、葵ちゃん、これ羽織って・・・可愛い。似合いすぎる」
どうしよう、これもダメだ。
他の野郎には、見せたくない。
「月夜、ラピスさん待ってるから。早く出よう」
「分かった。俺の肩に顔を付けて、可愛いから、他の奴に見せるのはもったいない」
「馬鹿な事言ってないで、早く連れてって、お腹が空いた」
「連れてくから、もっとフードを深くかぶって・・・これでよし」
ラピスに扉を開けてもらい、葵ちゃんを抱き上げ、食堂の中へ。
食堂の人にチップを渡し、馬車を見ててもらう。
適当な席に座り、お勧め料理を3つ、持ってきてくれるよう頼んだ。
「はいよ、お待たせ。日替わりスペシャルランチね」
鶏肉の香草焼きと丸パン、サラダと、野菜がごろごろ入ったスープ、あとは果実水か。
<結界>
中が見えないよう、俺達の空間だけ、不透明な結界を張り、それから、葵ちゃんのフードを外した。
葵ちゃんの召喚を含め、これまで、かなり強引に進めてきた。
俺しか選べないよう、いろいろ画策もした。
葵ちゃんを、誰にも渡さない。
葵ちゃんを、絶対に俺のものにする。
そう、全て、俺の我侭で。
でも、それら全てを、許してくれた。
昔のように笑って。
俺は、葵ちゃんと結婚できて嬉しいし、俺だけのものだと主張できるのが嬉しい。
もちろん、幸せだ。
でも、葵ちゃんはどうだろう。
俺と結婚して嬉しいだろうか?
幸せと感じてくれてるだろうか?
家族として、弟としてではなく、一人の男として、夫として好かれたい。
しょうがないって妥協じゃなく、一緒に居たいと思われたい。
怖くて訊けなかった。
「月夜・・・大好き」
葵ちゃんから口付けて、そんな風に言われたら、嬉し過ぎて、泣きそうになる。
俺からの一方通行じゃないんだって・・・
「俺も、俺も葵が大好きだ。・・・愛してる」
何度も角度を変え、触れ合うだけの口付けを、馬車が止まり、ラピスに声をかけられるまで続けた。
触れ合うだけの口付けをした。
筈。
・・・少しハムハムしちゃったか?
俺。
僅かに腫れて赤くなった唇、トロンと甘く潤んだ目。
これは、あかん!
他の野郎には、見せたくない。
確かフード付きのローブがあった筈。
あれ?収納に入ってないぞ?
「ラピス、葵ちゃんのフード付きローブ、どこにしまったか分かる?」
「白い、地球にいた、ウサギという動物の、耳付きローブですか?」
「そう、それ」
「それでしたら、すぐ使えるよう、足元の鞄に入ってます」
足元の鞄?
これか。
ガサゴソ
「あっ、あった。ありがと」
「どう致しまして」
「はい、葵ちゃん、これ羽織って・・・可愛い。似合いすぎる」
どうしよう、これもダメだ。
他の野郎には、見せたくない。
「月夜、ラピスさん待ってるから。早く出よう」
「分かった。俺の肩に顔を付けて、可愛いから、他の奴に見せるのはもったいない」
「馬鹿な事言ってないで、早く連れてって、お腹が空いた」
「連れてくから、もっとフードを深くかぶって・・・これでよし」
ラピスに扉を開けてもらい、葵ちゃんを抱き上げ、食堂の中へ。
食堂の人にチップを渡し、馬車を見ててもらう。
適当な席に座り、お勧め料理を3つ、持ってきてくれるよう頼んだ。
「はいよ、お待たせ。日替わりスペシャルランチね」
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中が見えないよう、俺達の空間だけ、不透明な結界を張り、それから、葵ちゃんのフードを外した。
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