何で僕を?

大器晩成らしい

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凄い品揃え。

ちょっとづつ味見をさせてもらったんだけど、どれも凄く美味しい。

早くご飯にのっけて食べたい。

とりあえず、各種500gずつ購入し、魚卵専門店から干物専門店へと移動。

味見はちりめんしかできなかったけど、こっちも、片っ端から購入していった。

するめ・貝柱・鯵やほっけ・鮭・太刀魚に似た魚の干物を各10ずつ・ちりめんを500g。

後は、ずるになるけど、購入したのを複製して食べようかなって。


僕の中で、何気にこのスキル、使用頻度が高いんだよね。

一番のお役立ちスキル。

他のスキルは、時々持ってる事自体、忘れてたりする。

後から月夜に言われて、あ~!ってなる。

後からじゃなく、もっと早く、できれば、その時に教えて欲しいんだけど・・・


まぁ、とにかく、自分達だけで食べて、絶対、他人には販売しないから、許して欲しいかな。

だって、王都じゃ、こんなに豊富に揃えられないんだもん。

食べたくても、頻繁に、ここまで買いに来る、なんてできないし。

しょうがないよね。


「今日の買い物は、これでおしまいかな?」

「うん、僕はもういいかな。月夜とラピスさんは?見たい物とか、買いたい物とか、無い?」

「特に無いな」

「私も、ありません」

クキュ

「じゃあ、次は砂浜だね」

クキュ




目の前で、葵様が月夜様に凭れながら、楽しげに歩いています。

攫われかけるなどと嫌な思いをされ、不安そうにされていましたが、買い物をされている内に、どうやら持ち直された様です。

憂い顔も、それはそれで美しいのですが、やはり、葵様は、笑顔が一番です。

できればこのまま、何事も無く、楽しく終わって欲しいのですが、そうはいかないものなのですかね?

残りの一人が、様子を窺いながら、徐々にこちらに近付いて来ているのですが、どうしましょうかね?

はぁ~。


モカも月夜様も、気付かれたようですね。

チラッとこちらに視線を向けましたから。

葵様は・・・平和な世界でお育ちになられたからか、危機感が皆無なのでしょう。

それもまた、お可愛らしいので、そのままでいて欲しいですね。

大丈夫です、月夜様はお強いので。

私も、それなりに鍛えておりますので、人相手なら、それなりに対抗できると自負しております。

ですから、全力でお守りしますね。









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