何で僕を?

大器晩成らしい

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充分身体も温まり、これ以上入っているとのぼせてしまいそうだから、月夜に言って、お風呂から出た。

「そろそろ、あがるね」

「じゃあ、俺も出る」

まぁ、一緒にだけど。

月夜に身体を拭かれ、ガウンを羽織らされ、髪の毛は、ラピスさんが丁寧に乾かしてくれた。

月夜自身は、身体を拭くのも、髪を乾かすのも全部、自分でやっていた。

何でだ。

僕も、自分で全部できるんだけど?

って言ったら、

「葵様、私の仕事を取り上げないで下さい」

って言われた。

ちなみに、月夜がこの世界に来て直ぐに就けられた侍従は、一度もその仕事をさせては貰えなかったらしい。

何でだ。


「水差しとグラスは、寝室の方に用意させていただきました」

「ありがとう。後は大丈夫だから、ラピスさんも休んで」

「はい、では、失礼させて頂きます」

「おやすみ」

「お休みなさいませ」

「モカもおやすみね」

クキュ

モカをラピスさんに預け、月夜に腰を抱かれながら、隣の寝室へ。

ベッドに腰掛け、用意されていたグラスに、水差しから水を注ぎ、唇を湿らせてから、エッチ時間を見直してくれるよう話を切り出した。

「最低でも5時間は眠らせて。月夜もそうだけど、討伐に行くってなった時に、睡眠不足とかでふらふらしてたら、危ないでしょ?」

「俺は2~3日なら寝なくても平気だよ?」

どんだけ、体力が有り余ってるんだ?

「僕は平気じゃない。それに、月夜が、平気だって言っても、僕は心配だもん。討伐は万全の体調でして欲しい」

「そんな事言われても、今でさえ足りないのに・・・」

マジで?

絶倫すぎじゃない?

「でも、このままじゃ、僕が身体を壊すと思う。過労死って言葉、知ってる?」

「うっ、それを言われちゃうと、流石に強くは出れないよ。う”~、よしっ、葵ちゃんが、毎日触らせてくれるっていうなら、日をまたぐ前に、終わらせてもいいよ」

妥協、してくれたのか?

いや、どうなんだ?

一瞬、妥協してくれたようにもみえるけど、どっちもどっちのような・・・

僕的に、1日おきにオールナイトで挑まれるのと、毎日3~4時間挑まれるの、どっちがより負担が少ないのか、よく考えた方がいいのかも。











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