何で僕を?

大器晩成らしい

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休憩を入れて、気分もリフレッシュしたところで、また、元の道へと戻った。

少しでも慣れる様に、少しでも範囲が拡がる様にと、索敵を続けながら、植物採取にも励んだ。

そういえば、自分で薬って作れるのかな?

スキルとか持って無いと無理とか?

誰に聞けば分かるだろう?

やっぱ、シェル先生かなぁ?

確か、王室医薬師長だった筈。

あ~、でも、忙しいかなぁ・・・

「葵ちゃん、どうかした?」

「ん?ああ、ごめんなさい。薬草を見ていたら、自分で薬って作れるのかなぁって」

考え事をしていたら、いつの間にか、索敵が途切れていた。

ついでに歩くのも止まってたみたい。

月夜がいなかったら、危ないよね。

考え事は、安全が確認できる場所にいる時だけにしないと。

月夜にしっかりと手を繋ぎ直され、再び、引かれて歩く事に。

「う~、お世話をかけます」

「ん?気にしないで、目的の場所まで、後1kmもないし、この方が、俺も安心だからね。植物採取は、帰りにまたやろう」

「うん、分かった」

薬草とか、きのことか採取するのに、あっちふらふら、こっちふらふらしてたからね、月夜的にひやひやしてたのかも。

月夜に付いて、大人しく歩いてると、遠くからバキバキと枝とかの折れる音や、ドスドス歩く振動音が響いてきた。

僕の索敵に、引っ掛からない距離にいるのに、ここまで響くって・・・

「竜種って、どのくらいの大きさなの?」

「ピンキリかな。小さくて3m、大きくて胴体部分が10m、尻尾5m、計15mってとこかな?」

でかっ!

できれば、3mのがいい。

何と言っても、竜種は初めてだし。

「僕、足手纏いにならないかな?」

「大丈夫。鑑定をかけて、弱点を攻めていけば、十分に倒せるから。葵ちゃんは、竜種には近寄らないでいいから。結界を張るから、その中から、遠距離攻撃を仕掛けてくれる?葵ちゃんが、相手の気を逸らしてくれている間に、俺が、羽があるなら、羽から、尻尾、後ろ足、前足、首の順に、体力が0になって、倒せるまで、切り落としていくから」

「えっ、接近したら、危なくない?」

「竜種とは、何回も戦った事があるから大丈夫。それに、今回は葵ちゃんのサポートもあるし、いつもよりは簡単に倒せると思うよ」

簡単に倒せるって言っても、心配。

月夜に、竜種からの攻撃が向かないように、気合を入れて、攻撃しないと。

んっ、頑張ろう。






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